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武田家滅亡に学ぶ事業承継 単行本 – 2006/6/1

3.9 5つ星のうち3.9 59個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2006/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 270ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344011880
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344011885
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 59個の評価

著者について

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北見 昌朗
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給与コンサルタント北見昌朗(きたみまさお)

 社会に出たのは昭和57年。経済記者として毎日、経営者に突撃取材。社長さんたちのド真剣な生き様に感銘を受け、自分も経営者になりたいと一念発起して独立したのが平成7年。以後、経営者に給与の払い方を提案しつつも、自分が職員の給与問題で四苦八苦。社長の孤独さ、辛さをまじまじと実感。負けてたまるかと、自分を叱咤激励! モットーは「社員あっての会社 会社あっての社長 社長あっての社員!」。 「愛知千年企業 江戸時代編 -幕末を生き抜いた名古屋商人に学ぶ-」(中日新聞社)など著書多数。社会保険労務士。名古屋市出身。昭和34年生まれ。㈱北見式賃金研究所 http://www.tingin.jp/ 

 歴史に学ぶ経営コンサルタント北見昌朗(きたみ・まさお)

 中学の担任が歴史の先生。弥生式土器が専門というだけに弥生時代は延々とー。授業は現代史まで届かず、受験には役立たなかったが歴史好きに。経営者となった今は「歴史に学ぶ経営」がテーマ。平成22年に執筆したのは「愛知 千年企業 江戸時代編」で、それに続く明治編、大正編と並んで3部作になる。災害や恐慌に打ち克ってきた名古屋商人のド根性ぶりを著す。中京財界史に挑戦した本は、昭和30年発売の「創意に生きる」(城山三郎氏)以来。桶狭間の合戦の武功にどんな恩賞が与えられたのかを調べた『織田信長の経営塾』(講談社)、『武田家滅亡に学ぶ事業承継』(幻冬舎)など著書多数。社会保険労務士。名古屋市出身。昭和34年生まれ。㈱北見式賃金研究所 http://www.tingin.jp/ 

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うんーん、いいですね。
おもしろい。
身近にもある〝お話〟、
考えちゃいますよ。
お仕事している方、いずれかの組織に入っていれば、
起こることです。
この頃では家督と事業は区別するのが当然のようですが、
これがなかなかに私情が入るんですね。
入れるとどうなるか、
原因と結果が。
企業は人、っていうのもよく聞く話ですが、
この場合の〝人〟ってどんな人なんでしょうね。
この当たりのお話もとても充実しています。
また、女性の気持ちを大切にしないと・・・、
肝に銘じて。

メモ
◎人材育成の要点は「仕事を与えること、手柄を立てさせること、
評価して褒美をとらせることP185
◎実際の経営は、経営者と従業員が心を一つにして一致団結するからできるのだP193
◎人のつかいようは、人をばつかわず、わざをつかうぞP180
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
武田家滅亡の原因は信玄が後継者への引継ぎに失敗したであると筆者が主張する。
その原因をわかりやすく挙げており説得力がある。
古来、武田家は信長の三段撃ちに象徴される戦で惨敗したのをきっかけに
滅びたと言われるが、この解釈は幼稚だと考え直すようになった。

信玄という人間は子供含め親族に対する愛情が欠落おり、
無機質な感情になっていたのではないだろうか。
実際に父親の信虎を追放したり、嫡男の義信を廃嫡にしている。
そして勝頼に対しても・・・

平安時代末期も源氏、平家が親族で殺し合いをしていたのと似ているように思う。
奇しくも武田家と同じ源氏の源頼朝も弟の義経や範頼、従兄弟の義仲、
叔父の行家を直接的・間接的に殺害するに至った。
平安時代から戦国時代に至るまで負の連鎖は止まらなかったということか。

昨今の日本でも親族で殺しあう事件が起こっているが、原因は武田家と同じ家庭不和である。
同じ失敗が時代を超えて現代でも繰り返されているようだ。
自分自身も下手するといつかやるかもしれない。
気持ちを引き締めなければいけない。

想定読者は経営者層であるが、
家庭を持つ方、持ちたいと思っている方にも読んで損はしないだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単なる歴史の読み物ではなく、企業の事業承継の在り方にまで踏み込んで書いていて、大半の中小企業にも当てはまる内容で非常に面白かったです。事業を受ける側に焦点が行きがちですが、渡す側にも留意点があるというのは意外に盲点でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の発想が面白い。戦国時代の武将と現在の会社経営について比較し、警鐘を鳴らしている。歴史は繰り返され、人もまた変わらないのだと実感しました。後継者問題で悩む前にこの1冊を読めば道筋がはっきり分かるのではないでしょうか。『織田信長の経営塾』『豊臣秀吉の経営塾』も分かりやすく、読む価値あり!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月19日に日本でレビュー済み
 武田信玄は戦国大名として強大な勢力を誇りましたが、後継者の武田勝頼の時代に武田氏は滅亡してしまいました。

 従来は、偉大な先代の教えを守らなかった武田勝頼に責任がある、という評価が一般的でしたが、本書では、「信玄に7割、勝頼に3割の非」と、後継者対策をおろそかにした信玄の責任を追求しています。

 戦国大名の跡継ぎ問題というのは、骨肉の争いに発展します。

 信玄自身が父の信虎と対立し、クーデターを起こして当主となった過去を持っています。信玄は、後継者として育成していた武田義信とも対立し、幽閉の末、義信を自害させました。

 しかたなく、母方の姓を名乗っていた側室の子、諏訪勝頼を武田勝頼と改名させましたが、権限委譲が不完全だったため、勝頼は古参幹部に囲まれてつらい立場にたたされました。

 自分の存在感を増そうとして、勝頼は信玄の遺言に背いて外征に打って出るようになり、長篠の合戦で大敗を喫してしまいます。長篠の合戦の7年後、家臣の裏切り、逃亡の末、とうとう勝頼、長男信勝が自刃し、武田家は滅亡しました。

 著者は信玄の犯した失敗を5箇条にわたって指摘します。

 他にも、「継がせる側のための十の教訓」、「継ぐ側のための十の教訓」など、武田家の悲劇から数々の教訓をすくいあげ、中小企業経営者が心すべき戒めとして提示しています。

 内容もさることながら、私が感心したのは、本書が「事業承継塾」講座の実況中継として書かれていることです。

 長篠の古戦場跡地で開講したこの講座は、なんと、講師に武田家の筆頭家臣だった山県昌景を招きました。

 「拙者が山県昌景だ」と講師が登場したときには、つい笑っちゃいましたが、武田信玄、勝頼の相克を証言するには、これほどの適任者はいません。

 読み物として工夫してあり、最後まで興味深く読むことができました。

 歴史好きの方にもお薦めです。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年7月2日に日本でレビュー済み
 武田家の滅亡は、現代のオーナー企業に事業継承という点で、大いに教訓になると思う。私も含めて、継承の問題は、日本の企業にとって古くて、新しい問題だ。どの会社も、少なからずゴタゴタがある。親と子、兄弟、と、いとまがない。それを、「継がせる側」と、「継ぐ側」の両方からの視点で書かれているのはありがたい。特に、継がせる側に大いに問題があるというのは、大変参考になった。心したい。

 多くの、オナー企業にとって、転ばぬ先の杖となると確信した。

 
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月1日に日本でレビュー済み
「武田家をつぶしたのは無能な後継者勝頼」

この定説を覆す筆者の主張は、

「武田家をつぶしたのは信玄の継承策の失敗」

一理は認められるが、少々斜に構えて見えるこの異説を、

経営コンサルタントの北見氏は丁寧な時代考証を時系列順に提示しながら、

現代にも通じる表現で説得力のある解説を加えていく。

中でも、北条、今川、伊達、織田、上杉の家督継承策との比較は、

大変興味深いものである。

そして結局、

「事業継承は、継ぐ側よりも、継がせる側の方に問題がある場合が多い」

という筆者の主張に、すっかりうなずかされてしまう。

事業継承を課題として認識される経営関係の方々、

または歴史好きの方々、そしてその両方の方に特におすすめである。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年7月22日に日本でレビュー済み
これから大河ドラマにもなる「武田信玄」の生涯を分かり易く、私が読んだ中では最も分かり易くダイジェストに紹介してくれています。

大河ドラマの公開を前に良きガイドブックとなるであろうと考えます。

私が最も惹かれたのは終章の「オーナー会社の事業承継の条件」です。

戦後の悪しき民主、平等教育の中、大切な財産を子孫に継承していくという、

極めて根源的な問題に真剣に向かい合うべき、との主張と捉えました。

日々事業主と向かい合う社労士としての作者の真摯な姿勢が伺えます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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