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案外、買い物好き 単行本 – 2007/11/22

4.3 5つ星のうち4.3 14個の評価

村上龍が世界各都市で、新宿で、買い物をする。

イタリア・ミラノで購入した葉巻のためのいろいろな道具、シャツにネクタイ――。インターネットで買いたいもの――。村上龍が購入したものをエッセイで綴る。世界各都市で購入した日常品から嗜好品まで一つひとつに思いを馳せながら、氏の視点で世界を、日本を見つめる。

・ブルーのシャツ―ミラノ・ローマ(イタリア)・パリ(フランス)
・ショートパンツとTシャツとゴムぞうり―マウイ(アメリカ)
・ピアッジオの自転車バイク―ペルージャ(イタリア)
・ドライブインのサラミ―ペルージャ~フィレンツェ(イタリア)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2007/11/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 201ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344014170
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344014176
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 14個の評価

著者について

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村上 龍
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1952年長崎県生まれ。

七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズエッセイ「すべての男は消耗品である」にあるようなブレナイ、
一貫性があり迫力のある文体とメッセージとは違い、非常に穏やかで軽やか
なエッセイである。中田英寿→イタリア→スーツ、ジャケット、パンツを
まとめ買いする買い物エッセイは楽しめる内容です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買い物に対する欲求というより『欲望』をテーマにしたエッセイ。
あまりにも軽いエッセイなので、★を5つつけるわけにはいかなかったけど、かなり面白い。

「半島を出よ」やJMMの愛読者には違和感があるかもしれないが、
この本のような「欲望に全面的に従順な生き方」が村上龍の最大の魅力だと私は思っている。
「内臓を甘やかさないことにしている」(消耗品Vol.?)という名言を久しぶりに思い出した。

この本を海外のお買い物ガイドとして利用することは、全くお勧めしない。決して賢いお買物の仕方ではないから。
でも、だからこそ、龍さん、素敵。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モノに対する愛着とか知識がなく、薄口でした。コレクター気質とかとかからは正反対の感覚です。でもそれがいいのかもしれませんが。買物が好きというより、買物をしているご自分がお好きなのかと。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「半島を出よ」ファンにとっては、この本の「穴が空いているセーター」を読むと、何とも感無量な気分を味わうはずだ。そして、この秀逸な科学論文と人類を救う詩を足して2で割ったような小説を書き、一方で、3000ユーロのシャツ代請求額に「ぼられている」かもしれないと思いつつそれを聞きただせないまま震える手でクレジットカードを差し出す村上龍という人が大好きだ、と思ってしまう。村上作品を読むと作品毎に必ず鮮明に印象に残るモノがある。この本では、ペルージャの骨董市で買ったというブローチだ。今は村上氏の仕事机の上に置かれているというそのブローチ、いつか見てみたいなあ。あと、150ユーロの特別扱いのTシャツは、「買い物の神」に見放されないようにするためにも、一枚くらいは読者プレゼントにすべきと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
龍ちゃんも年とっちまったなあ。また、KYOKOみたいな映画でもとって気合入れてくださいな。すっかりエチュタブリッチュメントだね。中上の「枯木灘」を超えるような作品を書いてくれよー。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年3月3日に日本でレビュー済み
憧れの海外各国での、著者の大人買いのエッセイがとても楽しい。
「GRAN」に掲載されていたもの+書き下ろし。
イラストも可愛いし、著者が心から買い物を楽しんでいる姿が目に浮かんで、すごく微笑ましかった。
サッカーの中田選手がイタリア・リーグに移籍した事がきっかけで、著者のイタリアでの買い物熱が始まったらしい。
イタリアの男性は、特に「シャツ」にこだわるそうだ。
しかも長袖のブルーのシャツ。
その理由も書かれていて、納得できた。
ミラノ・ローマ・フィレンツェなど、シャツを数十枚、Tシャツも靴も・・・
読んでいるだけでなんとなく楽しい気分にさせてくれる。
イタリアだけではなく、パリ、ドイツ、キューバ各国の買い物、有名ブランド以外にも、「通」のブランドが出てくるので、お洒落好きな方に、おすすめしたいエッセイ。
買い物は「性的欲求」にも似た回路をもつという点が、的確な表現だと思った。
また、日本ではネットショッピングのヘビー・ユーザーであることも明かしていた。
今後、著者が買ったシャツを着用して司会をしているTV番組を、観る時の楽しみが一つ増えた様な気がする。
2008年4月27日に日本でレビュー済み
○読み始めたきっかけ

 村上龍の経済関係の書籍が好きでよく読みます。小説はテイストが合わないので
苦手です。以前、講演会で本人を見る機会があったのですが、その時に物事を率直
に言う姿勢に好感が持てました。

○心に残る言葉

・長袖の青いシャツが、お洒落の基本・・・私も休日用のシャツが欲しくなりました。

p.91 小物や置物が、単に装飾のためでなく旅の記憶を喚起することに初めて気がついた。

p.191 真に裕福なアメリカ人は、インターネットなどやりたがらないものらしい
(マウイにて)。

○どんな人に読んでもらいたいか。

 まさに「大人買い」の極致でしょう。欲しかったら、値段にかかわらず買うという
姿勢。買う店を決めて、そこで集中して買うというのはいいですね。私も気に入った
ブランドやシャツなどは複数の色を同時に買うこともあります。

 日曜日の午後にお風呂に入りながら、窓を開けてお気に入りの音楽をかけてのんび
り読むのに適した本です。読みながら世界各地で大人買いをしている気分を味わえます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年5月29日に日本でレビュー済み
他のレビュアの方も仰っている通り
「案外」どころか「相当」買い物好き、ということが分かります。

作家による買い物エッセイでは林真理子さん、森瑤子さんなど
あげられると思いますが、林さんよりは森さんに近い印象。
とんでもない大人買い、とんでもない量を買い、
とんでもない金額を払っている。
林さんのエッセイではそこに食傷、辟易してしまったのだけれど、
不思議と龍さんのエッセイではそれは感じません。
なぜでしょう?

値段が分からないまま買って「このTシャツが1枚 ○○円?」なんてやっている。
ま、私じゃやらないし、出来ないな、と思わせられる買い物を
読む分には楽しいです。

サッカーや中田英寿さんの話題がたくさん出てきますが、
そのへんは不調法であまり分かりませんでした。
女性よりは男性が読んだ方が楽しめると思います。
女性の私でも十分楽しめましたが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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