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茨の木 単行本 – 2008/5/19
さだ まさし
(著)
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- 本の長さ299ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2008/5/19
- ISBN-104344015010
- ISBN-13978-4344015012
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2008/5/19)
- 発売日 : 2008/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 299ページ
- ISBN-10 : 4344015010
- ISBN-13 : 978-4344015012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 946,686位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,546位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「小さな鳥のように真っ白い翼を広げ、遠く高い空を音もなく横切ってゆく飛行機が見えた。
重なるように白い月が既に東の青空の中に浮かんでいる。
池の向こう側から波紋がゆっくりと走ってくるのが見えた。
ふわり、と風が吹いた。」
私はさだまさしの文章が好きだ。
小難しい言葉も描写も見当たらない。とてもシンプルな表現で、綺麗な文章を紡いでいく。
その美しい文章は、水の流れのように心を流れてゆく。
さらさらと流れてゆくはずなのに、心のひだに触れ、心の奥からありとあらゆる感情が溢れ出てくる。
兄から譲られた父の形見であるヴァイオリン。
そのルーツを求めて旅をし、家族と過ごした日々に想いを馳せる。
喧嘩別れした父に、病を患った兄に、初恋の女性に、別れた妻に、自分の人生に、そして「生の意味」に想いを巡らせる。
「生きるということは、今生きている、という事実だけをいうのだろうか。
生きて死ぬことの先にあるものは、誰かの記憶の中に生き続けるということではないのか。」
本作品を読んで、家族や友人、自分の周囲の人と過ごす日々の大切さ、心をかわすことの大切さを思い出す。
重なるように白い月が既に東の青空の中に浮かんでいる。
池の向こう側から波紋がゆっくりと走ってくるのが見えた。
ふわり、と風が吹いた。」
私はさだまさしの文章が好きだ。
小難しい言葉も描写も見当たらない。とてもシンプルな表現で、綺麗な文章を紡いでいく。
その美しい文章は、水の流れのように心を流れてゆく。
さらさらと流れてゆくはずなのに、心のひだに触れ、心の奥からありとあらゆる感情が溢れ出てくる。
兄から譲られた父の形見であるヴァイオリン。
そのルーツを求めて旅をし、家族と過ごした日々に想いを馳せる。
喧嘩別れした父に、病を患った兄に、初恋の女性に、別れた妻に、自分の人生に、そして「生の意味」に想いを巡らせる。
「生きるということは、今生きている、という事実だけをいうのだろうか。
生きて死ぬことの先にあるものは、誰かの記憶の中に生き続けるということではないのか。」
本作品を読んで、家族や友人、自分の周囲の人と過ごす日々の大切さ、心をかわすことの大切さを思い出す。
2017年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今更ですが、面白かった。正直、さだまさしさんが書いていたなんて、知らなかった。すみません。
2020年7月10日に日本でレビュー済み
見てご覧あの茨の木を。
あんなに古くて貧しい木。
瘤だらけの節だらけの
葉もない棘もない
哀れで惨めな茨の木。
・・・
ああ、なんてすてきな色なのでしょう!
オリーブグリーン、輝く深い紅、
穂先の形、枝の形、星形の花、
緑に赤の真珠色……
この、ワーズワースの「茨の木」という詩の日本語訳が誰の翻訳なのかは知りませんが、
とても心に残る名訳だと思いました。
この詩のふるさと、そして、高校時代の初恋の記憶をたどって、また、父親の形見のヴァイオリンを造った職人を探して、主人公・真二はスコットランドへの旅に出ます。真二は、バツイチでもうすぐ50歳になる中年。福岡市早良区の酒屋の次男坊として生まれ、ヴァイオリンとも他の楽器とも縁のない生活をしてきました。でも、父はその昔、ヴァイオリニストになりたいという夢を持っていたそうです。
この本を読んで、スコティッシュ・フィドルと呼ばれるヴァイオリンがあることを初めて知りました。
あの『大草原の小さな家』のお父さん(チャールズ)が軽快に、ときおり悲しげに弾いていたフィドルも、たぶん、そのスコティッシュ・フィドルでしょう。だって、チャールズの父は移民だったのですから。
なんでも、スコットランドの港町グラスゴーには造船が盛んな時代があり、船乗りたちがよく集まっていたそうです。そして、船出してからの長い心寂しい時間を少しでも明るく過ごすために、船乗りたちはフィドルを弾いていたとか。・・・こういうことからして、ロマンを感じます。
そのうえ、イングランド北部の湖水地方にたたずむ、素敵なオウナーが営むB&B。
ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターのことなどなど、まるで英国を旅行している気分になれました。
こういう、ゆったりとした贅沢な旅行を一度はしてみたいものだと思いました。
それにしても、さださんの文筆力は相変わらず素晴らしいです。
特に、博多弁も正確に書けていることに脱帽しました。長崎弁とは微妙に違う方言を、見事に再現なさっていて心底感服いたしました。(私は、長崎出身の福岡人です)
あんなに古くて貧しい木。
瘤だらけの節だらけの
葉もない棘もない
哀れで惨めな茨の木。
・・・
ああ、なんてすてきな色なのでしょう!
オリーブグリーン、輝く深い紅、
穂先の形、枝の形、星形の花、
緑に赤の真珠色……
この、ワーズワースの「茨の木」という詩の日本語訳が誰の翻訳なのかは知りませんが、
とても心に残る名訳だと思いました。
この詩のふるさと、そして、高校時代の初恋の記憶をたどって、また、父親の形見のヴァイオリンを造った職人を探して、主人公・真二はスコットランドへの旅に出ます。真二は、バツイチでもうすぐ50歳になる中年。福岡市早良区の酒屋の次男坊として生まれ、ヴァイオリンとも他の楽器とも縁のない生活をしてきました。でも、父はその昔、ヴァイオリニストになりたいという夢を持っていたそうです。
この本を読んで、スコティッシュ・フィドルと呼ばれるヴァイオリンがあることを初めて知りました。
あの『大草原の小さな家』のお父さん(チャールズ)が軽快に、ときおり悲しげに弾いていたフィドルも、たぶん、そのスコティッシュ・フィドルでしょう。だって、チャールズの父は移民だったのですから。
なんでも、スコットランドの港町グラスゴーには造船が盛んな時代があり、船乗りたちがよく集まっていたそうです。そして、船出してからの長い心寂しい時間を少しでも明るく過ごすために、船乗りたちはフィドルを弾いていたとか。・・・こういうことからして、ロマンを感じます。
そのうえ、イングランド北部の湖水地方にたたずむ、素敵なオウナーが営むB&B。
ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターのことなどなど、まるで英国を旅行している気分になれました。
こういう、ゆったりとした贅沢な旅行を一度はしてみたいものだと思いました。
それにしても、さださんの文筆力は相変わらず素晴らしいです。
特に、博多弁も正確に書けていることに脱帽しました。長崎弁とは微妙に違う方言を、見事に再現なさっていて心底感服いたしました。(私は、長崎出身の福岡人です)
2013年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さだまさしさんがNHKの番組、”心の旅”での訪れたグラスゴーへの旅を膨らませて書かれた小説です。バイオリン作者が生きていたスコットランドまでの旅が車での移動で、そこで書かれる景色やBBの様子などが懐かしく思えもしましたが、ちょっぴりサスペンスもあったりして、まあ面白い展開でした。
2013年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さだまさしは音楽では知っていましたが、本がこんなに面白いとは
思いませんでした。他のも読んでみたいです。
思いませんでした。他のも読んでみたいです。
2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思っていたよりきれいな状態で満足しました。価格も大満足しました
2011年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、日本人が忘れかけている、礼節や節度が
美しくまもられている本です。
恋愛表現が奥ゆかしくて実に美しい。
美しくまもられている本です。
恋愛表現が奥ゆかしくて実に美しい。