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砂上のファンファーレ 単行本 – 2011/3/1

4.5 5つ星のうち4.5 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2011/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 434401961X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344019614
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 7個の評価

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早見 和真
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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7グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年2月3日に日本でレビュー済み
家族。
うまくいくとは限らない。
むしろ、うまくいかない部分の方が多いのではないでしょうか?
そんな人生の中、一生懸命生きる事の意義を示してくれているようで、好感をもちました。
2011年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デビュー作から始まり、著者の本はすべて読んできました。
前2作も好きでしたが、これほど一気に最終章まで走りきったことはなかったです。
本当に面白かったです。そして心にザラッとした何かが残りました。
250頁程度の本の中に一つの世界が収まり、さらに何かを尋ねてきます。

4人の家族、そしてその配偶者たちの物語です。
「認知症」が疑われた母の病気を縦軸に、それぞれの家族が抱える思いが横軸に織り込まれます。
私に文才がないため、何を書いても「普通」の家族小説のような説明になってしまいますが、
普通の家族小説ではないと思います。
あえて言うなら、散々書かれてきた家族の一つ先の新しい形なのではないかと思います。
当然のものとして核家族があるけど、その上で紡がれる絆の物語。
本当に文才がありませんが、そう思いました。

昨夜、ある本のレビューで(小説が手に付かなかった時期に読んで良かった本)と書きましたが、
これもまたそういう小説だと思います。強引に物語の世界に引き込んでくれ、最後まで離してくれません。
3作目まで読んできて、私ははじめてこの著者のファンだと認識しました。
この時期にこの本を読めて本当に良かったです。本当に面白かった。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身につまされること多数、涙こらえる場面も幾度か。将来が怖くなって、次男に萌えて、最後は笑顔
普段感想書かないけど、一気に読み終えものすごい良かった
強くない父、物わかりのよくない母、しっかり者が裏目に出てる兄、普通の甘ったれじゃない次男、太った嫁
みんな新しかったし、リアルだたなあ
惜しいのは表紙。連休ということで友人のすすめで読んだが、暗いよ。しばらく読むのが億劫だったよ
でもいい本に巡り会えて感謝感謝 次の本に期待して星4つ!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月20日に日本でレビュー済み
良かったです。
最初は、あまり期待せず読み始めたのですが、途中でやめることができず、深夜までかかって一気に読んでしまいました。。。

章ごとに、母親、長男、次男、父親、(長男・次男の妻)の視点から語られる形式をとっているため、登場人物が、家族の目を通して語られる印象と、本人の語りによって受ける印象と微妙に違うところが、さらに感動を深めているような、素敵な手法です。

私の母と同年代と思われる母親の章は、とても身につまされました。痴呆ではないけれど、同じような症状に襲われた恐怖。そして、自分のことではなく、残される家族のことを心配するくだり、、、

さらに、次男の意外な家族への思い、長男の成長、長男嫁の母親の言葉、、、感動ポイントは、いろいろな所にちりばめられており、中盤からは、ティッシュが手放せませんでした。。

惜しむべきは、別の方も書いておられましたが、表紙の絵がもったいない。。。本作のイメージを壊しているような印象を受けました。

とはいえ、内容はすがすがしいほどの大団円。この本に出会えてよかったです!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年4月20日に日本でレビュー済み
「家族小説」なんて数多くあるけど、これは一味違った。
単なるエンタメ小説には落ち着かず、かといって説教くさくもない。
読みだすとページをめくる手は止まらなくなる上、本を閉じると色々考えさせられる。
「家族とは何か」という問いの答えが、小難しい言葉で語られるのではなく、
あくまで家族同士の会話の中に存在しているのがいい。

処女作「ひゃくはち」はストレートな青春エンタメ小説、二作目「スリーピングブッダ」は人が生きる意味を考えさせてくれたが若干難しい。
「砂上のファンファーレ」は前二作のいい部分を混ぜてさらに練り上げたような作品で、エンタメ要素は失わせないまま
時代性・社会性が取り入れられていて、著者の円熟味が増してきた気がする。
次回作も楽しみ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月21日に日本でレビュー済み
母親の病気をきっかけに家族のあり方を見つめ直すことになった一家の物語。

おもしろかった。死が隣り合わせの病気の話が描かれているにも関わらず、暗い感じがなくところどころに笑える場面があるので、さくっと読めるし読後感もよかった。

また、今までばらばらだった家族が、母親の病気をきっかけに少しずつ絆を取り戻していく展開や、家族を想いやる真っ直ぐな気持ちに感動させられることが多かった。個人的には、「生きていて幸せだったか」という問いに対する母親の回答が好きだった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート