三流時計メーカーに勤めるデブOLの真也子は、突然、幹部の思いつきだけで始まった「女性だけのプロジェクトチーム」のリーダーにされてしまう。
はじめは乗り気でなかった真也子だが、次第に5人のメンバーをまとめていき、ついには困難を乗り越えてプロジェクトを成功させる。
本書は、いわゆるプロジェクト成功秘話モノで、「趣向」は主役にデブキャラを据えたところ。
真也子は「明るいデブ」で、得意技は祖母から教わった料理。料理に限らず、困ったときには祖母が頼りだ。
その真也子のデブ描写が生々しくて面白い。
デブにとって、階段、梅雨、湿気、畳といった言葉には、デブでない人とは違った意味があるらしい。
デブが生きている地球は、デブでない人の生きている地球とは違う星なのだ。
今でこそ、その星で明るく生きている真也子だが、子どもの頃にはやはりいじめられた。
その彼女がいじめを乗り越えられたのも、やはり祖母のおかげだった。
本書は、もちろん、真也子が祖母に大成功を報告するところで終わる。
気に入っているのは、真也子たちが一度も涙を見せなかったことだ、どんなに嬉しいときにも。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,540¥1,540 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,540¥1,540 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥5¥5 税込
配送料 ¥310 5月30日-6月1日にお届け
発送元: ブックパーク 販売者: ブックパーク
¥5¥5 税込
配送料 ¥310 5月30日-6月1日にお届け
発送元: ブックパーク
販売者: ブックパーク
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ハタラクオトメ 単行本 – 2011/4/1
桂 望実
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,540","priceAmount":1540.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,540","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2BQTC%2F3JCz9n6W%2B%2FZ8o6YgUOJqEhK71kD50FqmwVMhRVI4ol0b%2B4EM8Pjg7SSSsLzJtQNixGYc%2B8ebREJX0QcOkMGyUQrBdG3LvQtwQH%2BikZq4dhkXkqH6Iiy92P0rBa7wtZNVW3PogE%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥5","priceAmount":5.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"5","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2BQTC%2F3JCz9n6W%2B%2FZ8o6YgUOJqEhK71kDDD6D%2FtAGhWAe%2FD%2BYI07p38Wl83UOETXeU6LRVOyFxSh%2F9ITtIZ21dsQyGuMogYfDh%2ByKU72COj9LzrjRqSG7M2w1agACeVNO1lNB7AkbAd%2BWbkO%2FNxSo%2B4Wds%2FvDNm6XkLHNnjCKE0Cok7NUZh0pOQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2011/4/1
- ISBN-104344019660
- ISBN-13978-4344019669
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2011/4/1)
- 発売日 : 2011/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 324ページ
- ISBN-10 : 4344019660
- ISBN-13 : 978-4344019669
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,960,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も主人公ほどではないけどデブ。梅雨時、夏はつらい。ちなみに私がデブになったのはここ2,3年でそれまで痩せていた。痩せている時も暑いのは苦手だったけどデブになってから汗が大量にでるでる!(笑)
私と主人公の違いは主人公はみんなに愛されてる事、まわりにいい理解者がたくさんいる事(もちろん努力してるからだよね)
これからもがんばれ!!
私と主人公の違いは主人公はみんなに愛されてる事、まわりにいい理解者がたくさんいる事(もちろん努力してるからだよね)
これからもがんばれ!!
2018年9月21日に日本でレビュー済み
体重100キロという巨漢のOLが主人公のお仕事小説。
斜陽気味の時計メーカーで会社から与えられたミッションは、女性目線で新しい製品を企画すること。個性豊かなOLたちが主人公を中心に奮闘する。
ストーリーはありがちだが、仲間同士の軋轢といったそれほど大きな出来事がなく、淡々とラストまでいってしまった印象だ。
主人公の度々の自嘲気味なおデブいじりにはゲンナリ。まぁ、これがないと弱みを強みにをスローガンにして、素人チームは頑張れないわけんだが。
女子たちの姿に元気をもらえ・・・るほでどもない不発弾。
斜陽気味の時計メーカーで会社から与えられたミッションは、女性目線で新しい製品を企画すること。個性豊かなOLたちが主人公を中心に奮闘する。
ストーリーはありがちだが、仲間同士の軋轢といったそれほど大きな出来事がなく、淡々とラストまでいってしまった印象だ。
主人公の度々の自嘲気味なおデブいじりにはゲンナリ。まぁ、これがないと弱みを強みにをスローガンにして、素人チームは頑張れないわけんだが。
女子たちの姿に元気をもらえ・・・るほでどもない不発弾。
2014年12月21日に日本でレビュー済み
桂望実さんは好きな作家なのに、本作はとても残念。
まず、主人公がステレオタイプすぎる。
デブはみんな食べることが大好きで、明るく世話好きで人気者?
やたらと同僚たちに手料理を振る舞って元気づける場面が多く、辟易した。
それと、人事課の彼女が商品企画に関わることでやりがいを
見出すという筋書きも、ありきたりでがっかり。
結局、やりがいのある仕事・おもしろい仕事って
クリエイテイブな会社の花形事業?
それより、人事や総務といった裏方的な仕事にやりがいを見出したOLが
改革を起こすというストーリーならおもしろかったと思う。
まず、主人公がステレオタイプすぎる。
デブはみんな食べることが大好きで、明るく世話好きで人気者?
やたらと同僚たちに手料理を振る舞って元気づける場面が多く、辟易した。
それと、人事課の彼女が商品企画に関わることでやりがいを
見出すという筋書きも、ありきたりでがっかり。
結局、やりがいのある仕事・おもしろい仕事って
クリエイテイブな会社の花形事業?
それより、人事や総務といった裏方的な仕事にやりがいを見出したOLが
改革を起こすというストーリーならおもしろかったと思う。
2015年6月25日に日本でレビュー済み
時計製造会社に勤める自称「ごっつぁん」のデブOLが
ある日女性だけの時計企画チームのリーダーに選ばれて、
奮闘するという物語。
でもこの主人公のデブ、読者に笑いを提供しているだけであって、
デブである必然性はないと思う。
良く書けているとは思うが、
面白いかというとフツーな感じ。
ある日女性だけの時計企画チームのリーダーに選ばれて、
奮闘するという物語。
でもこの主人公のデブ、読者に笑いを提供しているだけであって、
デブである必然性はないと思う。
良く書けているとは思うが、
面白いかというとフツーな感じ。