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青空としてのわたし 単行本 – 2014/5/30

4.1 5つ星のうち4.1 89個の評価

どうしたら苦しみを手放すことができるのか。若い頃からその答えを仏教に求めて、厳しい修行で知られる安泰寺(曹洞宗)で出家。人里離れた寺で作務と坐禅 に励んだ。やがてアメリカでも仏教を教えるようになるが、苦しみと悩みは消えず、テーラワーダ仏教に出会って、ビルマの僧院で高僧の元に瞑想修行に挑ん だ。さらにチベット仏教も学んだ。そして掴んだ「青空としてわたし」。同じくアメリカで禅を教える藤田一照との共著「アップデートする仏教」(幻冬舎新書 /2013年9月刊)は、仏教界に大きな反響を呼び、宗派の垣根を越え、著者らを招いた勉強会が開かれ、苦しみをなんとかしたいとたくさんの人が集まっている。NHK教育テレビ「心の時代」にも出演。それらの盛り上がりに対応して、著者の全貌をまとめる。

商品の説明

著者について

やました・りょうどう/スダンマチャーラ比丘
1956年東京都生。鎌倉一法庵住職。東京外語大学仏語科卒業後、曹洞宗僧侶となる。1988年、アメリカのヴァレー禅堂で布教、のち京都曹洞禅センター、渓声禅堂にて坐禅指導を行う。2001年ミャンマーにて比丘となり、日本人として初めてパオ瞑想メソッドを終了。現在は鎌倉一法庵を拠点として、日本各地、インド、台湾、韓国などで坐禅瞑想指導を行う。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2014/5/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/5/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 229ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 434402589X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344025899
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 89個の評価

著者について

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山下 良道
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スダンマチャーラ比丘。1956年東京都生まれ。鎌倉一法庵住職。東京外語大学仏語科卒業後、曹洞宗僧侶となる。1988年、アメリカのヴァレー禅堂で布教、のち京都曹洞禅センター、渓声禅堂にて坐禅指導を行う。2001年ミャンマーのパオ森林僧院にてテーラワーダ比丘となり、日本人として初めてパオ瞑想メソッドを修了。現在は鎌倉一法庵を拠点として、日本各地、インド、台湾、韓国などで坐禅瞑想指導を行う。現在の立場は、大乗とテーラワーダを統合した「ワンダルマ仏教僧」

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
89グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月30日に日本でレビュー済み
幸せになりたい、そういつも思って、
大学受験、大学院受験、就職試験とこれまで未来に希望を持ちながら生きていきました。
自分はダメな人間だと思って努力すればどこかで誰かにきっと認められる。
努力すれば、人から尊敬される。

でも、どうにもこうにも途中で生きづらくて仕方なく引きこもりがちになった私。
現実が辛くて部屋に逃げたのに、逃げた先の部屋の中も辛い。逃げた弱い自分が辛い。

それでも救われたいと思いました。
「引き寄せの法則」「オポノポノ」「自律訓練法」「坐禅法」などの本を読んできました。
でもどうにもこうにも救われない。あまり変わらない。
「人と比べるな。」「過去を憂えるな、今を生きろ」「もっとポジティブになれ。」「色即是空空即是色」
「瞑想をしろ。」「成功をイメージしろ。」「貴方は何でもなれるんです。」「あらゆる人を愛しなさい。」
うるさい。わかってる。わかってるけど辛いんだ。変われないんだ。
現実はいつも辛いことで満ちている。お金も才能もない。努力もできない。ポンコツなダメな自分がそこにいる。
人はダメな私を馬鹿にする、自分もいい人になりたいけどずるくて弱くてどうしようもない。嫉妬はするし人の不幸が嬉しい。

何か試して良くなったと思っても、すぐにまた自信を失う出来事があるとひどく落ち込んで立ち上がれなくなる。

そのうち引きこもりから非行に走りました。でも非行に走る自分ですら嫌になる。何をしても、辛い。
もう海外にでも行こうかな、なんて思っていた日常で本屋でふとこの本を手に取りました。

何となく気づきました。
救われたいとの思いで色々試しても、救われたいと感じている「私」そのものを見なくては変わらないのではないか。
場所を変えてもメソッドを変えてもうまくいかない。努力してもうまくいかない。
救われたいと思う「私そのもの」に何かがあるんだ。

黒い雲を消そう消そうとしていたんですが、黒い雲も白い雲もあるのがお空だなあ、だた、空があるんだ。

空を知りつつも辛いこと、急に消えたりしないんです。お金が急に降ってくるわけでもない。
性格もそんなに大きく変わっていない。
でも、辛いことも悪いことも、良いことも、正しいことも、全部が空だって今は感じます。
全部ひっくるめて空で、私で、アナタで、弱さで強さだなあって。

以下に他によかった点を書きます。

1.語りかける言葉が非常にわかりやすい。
 仏教とか禅の本を読んでいると難解な言葉で次第によくわからなくなってきます。
でも、この本はきちんとこれまでの仏教の流れを説明した上で何がどう悪いの簡単に説明してくださるので心にすっとその考えが入ってきました。

2.瞑想が自分に合った
右の掌を内側から見て、身体を感じるって感覚が理解できました。
この瞑想は特別にどこかの山で修業する必要もないし、すぐに試せますしいいですね。

3.「青空」「雲」という言葉と表紙
 表紙の絵がすごくきれいですね。この表紙のおかげで気軽に手に取ることが出来ました。
青空と雲っていう比喩が非常にイメージがしやすい。あ、私は雲にばかり着目してたんだって気づけました。

4.仏教を本来の役割に戻していく
 仏教というと何となく非科学的で何も人の役に立たないものっていうイメージがありました。でも、その仏教をきちんと人の役に立つものにしようという心意気が素晴らしいと感じました。仏教を再び本来の役割に戻すことが出来るといいですよね。
109人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私たちの迷いや悩みは、すべて雲にある。
しかし、雲は私たちの本来の姿ではない。
雲の上にある青空こそ、私たちの本来の姿であると説く。
雲と青空と、イメージしやすい譬えなので、分かりやすい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本で、あるいはアジアなどに赴いて
真面目に、テーラワーダの瞑想に取り組んでいる現代日本人に最良の本!!

こまかいテクニックの問題ではなくて、
悟りに向かっているというか、
悟りと共にあることができてるのか、
今の自分の瞑想で良いのか。
読めば了解。

本当に実践をちゃんとしている人が、疑問に思うこと、
例えば、呼吸瞑想の難易度の高さとか、
慈悲の瞑想がなぜあんなに効果的なのか、
サティを入れて結局、一体なにを目指していけば良いのだろうか、
というような、本当に必ず自分の中に浮かんでくる考えが、
至極正当なものであったんだ、という確認ができた気がする。

あ、やっぱりこの方向性でよかったんだ、っていう論理的バックアップ。
いくつも道はあるし、それはそれでいいとして、目に見えない、瞑想実践の方向チェックだと思います。

パオ式瞑想を修了された、著者ならでは確信に満ちた内容。
そう、こういう内容の本を求めていたのです。
有難うございます。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても 分かりやすく なるほど と瞑想系が 超初心者の私にも 納得できることばで説明してくれる本です。
脱念やエゴは 流れ行く雲で 本当は いつでも 青空の私
力まなくても 瞑想できることを 教えてくれた本です。
上級者の方には また もっと 深く味わえる本だと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人に勧められて読みましたが、キリスト教などと比べての仏教の特殊さがわかりました。
ただ、「葬式仏教」は必ずしも悪くないとも思いました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が書いている瞑想の方法、例えば「右手を内側から観る」「自分の心を青空ととらえ、思考を雲ととらえる」といった内容は、多くの人が瞑想を進める上で役に立つものだと思います。ただ、この著者の言う仏教3.0というものの意義を感じることはできませんでした。

日本の禅宗もテーラワーダも、アプローチの方法が違うだけで、拠り所にするものと目指すものは同じだと考えます。拠り所にするのはブッダの教え、目指すものは悟りです。テーラワーダの明快さは、多くの人を救うことができるアプローチ方法です。禅宗の、戒律を守り食事や生活リズムが調えられた環境は、集中を高め修行を進めるためのアプローチ方法です。どちらにも良い点があり、また人によって合う方法を選べばよいと思います。

それぞれを1.0、2.0、3.0と呼ぶことに、どんな意味があるのでしょうか?私には、「3.0が一番新しくて素晴らしいんだ!」とエゴをむき出しにして叫んでいるように感じられました。自分のやり方を信じているのであれば、それをただ伝えていけばいいのではないでしょうか。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで大乗仏教に感じていた違和感が晴れました。
ただし、「青空」については大して紙数が割かれていない上、
今となっては良書が他に沢山あるので、あまり役に立ちませんでした。
また、曹洞宗のサンガとしての復活など、諦めるべきと思います。
著者には自分のメソッドをきちんと本にしてもらいたい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NHKの「こころの時代」をたまたま拝見したのがきっかけでした。私はヨーガ講師をしておりまして、忘れもしないその日は朝から3レッスン全て違う会場で、という超多忙な日で、次のレッスンまで昼休みに帰宅して、たまたま点けたテレビの中で著者の山下良道さんが話している内容は、なんと私がヨーガを通して勉強してきたことそのままでした。山下先生はアシュターンガ・ヨーガの後半のサンヤマ(ダーラナ、ディヤーナ、サマーディという瞑想のプロセス)に相当する段階をミャンマーで実際に体験されて、その体験をテレビの中で惜し気もなく話していました。テレビの向こうで、聖典に書かれているようなことを自分の体験として話しているのです。ワタシはびっくりしてしまってもう興奮状態、「この人に会いにいかなければ…!」と、とりあえず番組は録画して、「出会うべきものに出会ってしまったかも」という興奮をかかえつつも幸福感に包まれながらその日を終え、翌月には職場の仲間にお願いして休みをもらい、山下先生の主催する接心(座禅合宿)に参加させて頂きました。ちょうど本腰入れて瞑想を始めた時期で、瞑想合宿を考えていた折も折のことです。

この本は、今まで取り沙汰されなかった「瞑想する主体」についての驚くべき話や、瞑想についてご自身の失敗体験をも惜しみなく語ることで、陥りやすい落とし穴についても具体的に書かれています。
また、私もかねがね気になっていた、最近はヨーガセラピーにおいてもよく耳にするようになった「マインドフルネス」ということについても分かりやすく説いています。
そして、ミャンマーでの修行を終え、日本に戻られるまで世界の聖地を巡礼して旅を続けるくだりには、こころが(いのちが)震えます。

是非、読んでいただきたいです。特にヨーガ関係の方は驚きと「喜び」(ヨーガの神髄ですね)をもって読むことが出来ると思います。さらに、山下先生の説く「青空」に出会ってからというもの、ヨーガの聖典がおもしろいように理解出来るようになりました。今まで手に取ろうとも思わなかったバガヴァット・ギーターも「青空」の視点で読み解くことができます。ヨーガ・スートラもハタヨーガ・プラディーピカーも、般若心経すらもグっと身近なものとなりました。全て「青空」で繋がっているのがわかります。こんなあたりまえでいて、かけがえもないことを本当の意味で教えてくれる指導者に出会えた幸運に深く感謝します。

余談ですが、山下先生は驚異的なスケジュールをこなしてらっしゃるように見えまして、なぜあんなことが可能なのだろうか。おそらく常人には想像も出来ないような平常心、あるいは次元の違う心のありかたをしているのではないかと、そこには「マインドフルネス」とういものがあるんだろうなと考えました。そう考えただけで私の仕事の質が一変した一瞬がありました。それまで、早く終わらせることばかり考えてその仕事に取り組んでましたが、早く終わらせた先にいったいなにがあるのかと。少しばかり早く帰宅した先に何かあるのかと。目の前の仕事が突然愛しく感じられ、仕事が「楽しむ」ことに変わった一瞬でした。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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