「ここは退屈迎えに来て」が好きすぎて購入したんですけど、同じくらい面白かったです。
とくに、途中に、ものすごい爽やかな一遍があって、ずっと印象に残ってます。
「孤高のギャル小松さん」ってタイトルです。
同級生からは、近寄りがたいギャルだと思われてるけど、じつはすごく純真な女子の話です。読んでると勇気が出てきました。
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さみしくなったら名前を呼んで 単行本 – 2014/9/18
山内 マリコ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
いつになれば、私は完成するんだろう。
踊る十四歳、孤高のギャル、謎めいた夫妻、故郷を置いてきた女……
律儀に生きる孤独な人々の美しさをすくうショートストーリーズ
<書き下ろし3編を含む、11編を収録した短編小説集>
たった一つのアクションで、世界が変わることを期待して、その期待は何度も何度も裏切られた。
数え切れないくらいのシチュエーションで、あたしはこの日常からするりと脱出できる日を夢見た。
一足飛びで大人になれる日を。心から自由な気持ちを味わえる日を。
(「走っても走ってもあたしまだ十四歳」より)
ケイコは努力の人だ。
語学も猛勉強の末ものにしたし、大失敗を繰り返して自分に似合う髪型やファッションに辿り着いた。
そうやって誰からも素敵なひとと思われるようになったいまでも、
ケイコはまだどこかに、おぼつかない少女の気持ちを残している。
(「ケイコは都会の女」より)
わたしたちはなにも知らない方がいいし、なにも出来ない方がいいのかもしれない。
古来言われているように、可愛くて少しおバカさんくらいが、楽に生きられるというのは真実なんだろう。
加賀美の娘にちらりと目をやって、そんなことを思う。
そして加賀美は、手遅れになる少し手前で軌道修正できた、わたしの姿みたいだ。
(「遊びの時間はすぐ終わる」より)
踊る十四歳、孤高のギャル、謎めいた夫妻、故郷を置いてきた女……
律儀に生きる孤独な人々の美しさをすくうショートストーリーズ
<書き下ろし3編を含む、11編を収録した短編小説集>
たった一つのアクションで、世界が変わることを期待して、その期待は何度も何度も裏切られた。
数え切れないくらいのシチュエーションで、あたしはこの日常からするりと脱出できる日を夢見た。
一足飛びで大人になれる日を。心から自由な気持ちを味わえる日を。
(「走っても走ってもあたしまだ十四歳」より)
ケイコは努力の人だ。
語学も猛勉強の末ものにしたし、大失敗を繰り返して自分に似合う髪型やファッションに辿り着いた。
そうやって誰からも素敵なひとと思われるようになったいまでも、
ケイコはまだどこかに、おぼつかない少女の気持ちを残している。
(「ケイコは都会の女」より)
わたしたちはなにも知らない方がいいし、なにも出来ない方がいいのかもしれない。
古来言われているように、可愛くて少しおバカさんくらいが、楽に生きられるというのは真実なんだろう。
加賀美の娘にちらりと目をやって、そんなことを思う。
そして加賀美は、手遅れになる少し手前で軌道修正できた、わたしの姿みたいだ。
(「遊びの時間はすぐ終わる」より)
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/9/18
- ISBN-104344026330
- ISBN-13978-4344026339
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商品の説明
著者について
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)でデビュー。近刊に長編小説『アズミ・ハルコは行方不明』(幻冬舎)がある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/9/18)
- 発売日 : 2014/9/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4344026330
- ISBN-13 : 978-4344026339
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,016,463位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,180位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女の子、もしくはもうすっかり大人な元女の子の気持ちを書かせたら、山内さんはピカイチだと思う。彼女が書く小説の主人公は、ほとんどが地方暮らし、もしくは地方から東京に出てきている。私は東京育ちなので、普通に考えたら状況が違いすぎてわからない、となりそうなのだが、実にわかる。不思議なほどに。昔懐かしいエピソードと、イマドキのの話題のバランスも良い。欲を言えば、短編ではなく長編でのめり込みたい。山内さん、もっと長編をお願いします。
2019年6月16日に日本でレビュー済み
都会に憧れる田舎の少女を書かせたら
作者の右に出るものはそうはいないだろう(たぶん)
でも、一冊の本としてみたらそうでもない。
才能を生かしきれてねえ
作者の右に出るものはそうはいないだろう(たぶん)
でも、一冊の本としてみたらそうでもない。
才能を生かしきれてねえ
2014年11月29日に日本でレビュー済み
山内さんの作品はどれも読ませて頂いていますが、
どの作品にも地方出身の作者ならではの地方を思う気持ち、そしてそこで生きて行く女性の
閉塞感というものが感じられます。
11の短編からなっている今回の作品の中での最後の「遊びの時間はすぐ終わる」
で描かれている地方の女性同士の友情関係、心情、ショッピングセンターの様子なども見事に
描かれており、とても共感できました。
地方に住む女友達にお土産のお菓子を選ぶ所など、主人公の都会と地方どちらにも馴染めない心情を
上手に表現していると思いました。
平和で退屈な日常の中で時々考えてしまうような事が軽い文体の中にも繊細に表現されており
これからの作品にも期待したいです。
どの作品にも地方出身の作者ならではの地方を思う気持ち、そしてそこで生きて行く女性の
閉塞感というものが感じられます。
11の短編からなっている今回の作品の中での最後の「遊びの時間はすぐ終わる」
で描かれている地方の女性同士の友情関係、心情、ショッピングセンターの様子なども見事に
描かれており、とても共感できました。
地方に住む女友達にお土産のお菓子を選ぶ所など、主人公の都会と地方どちらにも馴染めない心情を
上手に表現していると思いました。
平和で退屈な日常の中で時々考えてしまうような事が軽い文体の中にも繊細に表現されており
これからの作品にも期待したいです。