自分がこの親だったらどうするか・・・
考えずにはいられなかった。
血のつながりは、全てなのか?
おっぱいあげて、一緒に寝て、一緒にごはん食べて
大切な大切な時期を一緒に過ごして
血がつながっていないからと
取り替えられるものなのか!?
正しいことをするのが
いつも子供にとって最善とは限らない。
そう思えた。
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貘の耳たぶ 単行本 – 2017/4/20
芦沢 央
(著)
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購入オプションとあわせ買い
あの子は、私の子だ。
血の繋がりなんて、
なんだというのだろう。
新生児を取り替えたのは、
出産直後の実の母親だった。
切なすぎる「事件」の慟哭の結末は……。
最注目の気鋭作家、渾身の書き下ろし!
帝王切開で出産した繭子は、あるアクシデントと異様な衝動に突き動かされ、新生児室の我が子を同じ日に生まれた隣のベッドの新生児と「取り替えて」しまう。取り替えた新生児は、母親学級で一緒だった郁絵が産んだ子だ。とんでもないことをしてしまった、正直に告白しなければ、いや、すぐに発覚するに違いない……、と逡巡するが、発覚することなく退院の日を迎える。そして、その子は「航太」と名付けられ、繭子の子として育っていく。罪の意識にとらわれながらも、育児に追われ、だんだん航太が愛しくなっていく繭子。やがて四年がたち、産院から繭子のもとに電話がかかってくる。
一方、郁絵は「璃空」と名付けた子を自分の子と疑わず、保育士の仕事を続けながらも、愛情深く育ててきた。しかし、突然、璃空は産院で「取り違え」られた子で、その相手は繭子の子だと知らされる。璃空と過ごした愛しい四年を思うと、郁絵は「血の繋がりがなんだというのだ」と思うのだが、周囲はだんだん「元に戻す」ほうへ話を進める。両家の食事会、バーベキュー、お泊まり……。郁絵の気持ちは揺らいでいく。
血の繋がりなんて、
なんだというのだろう。
新生児を取り替えたのは、
出産直後の実の母親だった。
切なすぎる「事件」の慟哭の結末は……。
最注目の気鋭作家、渾身の書き下ろし!
帝王切開で出産した繭子は、あるアクシデントと異様な衝動に突き動かされ、新生児室の我が子を同じ日に生まれた隣のベッドの新生児と「取り替えて」しまう。取り替えた新生児は、母親学級で一緒だった郁絵が産んだ子だ。とんでもないことをしてしまった、正直に告白しなければ、いや、すぐに発覚するに違いない……、と逡巡するが、発覚することなく退院の日を迎える。そして、その子は「航太」と名付けられ、繭子の子として育っていく。罪の意識にとらわれながらも、育児に追われ、だんだん航太が愛しくなっていく繭子。やがて四年がたち、産院から繭子のもとに電話がかかってくる。
一方、郁絵は「璃空」と名付けた子を自分の子と疑わず、保育士の仕事を続けながらも、愛情深く育ててきた。しかし、突然、璃空は産院で「取り違え」られた子で、その相手は繭子の子だと知らされる。璃空と過ごした愛しい四年を思うと、郁絵は「血の繋がりがなんだというのだ」と思うのだが、周囲はだんだん「元に戻す」ほうへ話を進める。両家の食事会、バーベキュー、お泊まり……。郁絵の気持ちは揺らいでいく。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2017/4/20
- 寸法19.6 x 13.5 x 2.7 cm
- ISBN-104344030990
- ISBN-13978-4344030992
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商品の説明
著者について
1984年東京生まれ。千葉大学文学部卒業。2012年「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。他の著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『許されようとは思いません』『雨利終活写真館』がある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/4/20)
- 発売日 : 2017/4/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 360ページ
- ISBN-10 : 4344030990
- ISBN-13 : 978-4344030992
- 寸法 : 19.6 x 13.5 x 2.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 944,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,449位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
繭子のダメな人間ぶりに不快感を感じ、なかなか読み進めなかった。陣痛の痛みに自然分娩から逃げて帝王切開で出産したり、赤ん坊の沐浴を絶対に無理と初めから諦めたり、どう考えても育児から逃げることばかり考える。取り替えが発覚しても言い出せず、それにより郁絵が苦しむのに同情してしまう。子供は親を選べない。だからこそ産んだ子に対する責任は重大だ、と感じさせる小説だった。不快な小説だったが、構成は良くできていた。
2018年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
途中から結末が解る内容です。読み終わって知り合いの年配の方に貸したら「字が読みづらいから無理」と言われた。老眼には辛い字みたいですね。
2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ「取り替えてしまった」のかという心理描写にはなから納得がいかないから、その後の葛藤や苦悶もそらぞらしい。なぜその期におよんで自分の「犯行」を告白するのかという心理描写も欠如しているからさらに納得がいかない。映画『そして父になる』のような設定だったらシンパシーを感じたかもしれないが。ヤンママのわがまま喜怒哀楽日記に付き合わされてしまったような違和感を抱いたまま読み終わりました。
2019年2月18日に日本でレビュー済み
最後の一行を読み終えるまで、子供の親として、どうすれば子供たちにとってそれが最善策なのか、考えさせられるストーリーでした。
残念ながら答えはでていません。
ですが、考え続ける事が最善であるようにも思います。
私自身、同じ年頃の子供を育てています。
子供は大人が思っている以上に心の中で色んな感情を持ち、身の回りの事態を理解し、それを全身で感じ取っている。
その事を表にアウトプットするには、まだ言葉が、表現法方が足りないでいる…泣いたり、拗ねたり、時には暴れたりして必死に周りに訴えようとしている。
この作品の子供についての描写の端々で、その事を思い知らされました。
普段育児をしていると、今、目の前のこの子がどんな事を考え、何を訴えているかと言うことを、つい疎かにしてしまっているように思いました。
心のどこかでは気付いていても、大人の都合でねじ伏せてしまう。
私には、皮肉にも子供をわざと取り違えさせた繭子こそが、実は、誰よりも我が子にとっての最善策を考え続けていたように思えてなりません。
もちろん、子供を故意に取り替えることは断じて許されることではありません。
でも、彼女の取った行動は、
「帝王切開で産んだ子と比べて、自然分娩で産んだ子供の方が、産まれてくるこの世界との出会い方が優れている」
という片寄った考え方に翻弄されたがため。
奇しくも同じ日に出産予定だった郁絵が、長引く陣痛の中で、自分を基準に物事を考え、繭子に対して(自然分娩できなくて)残念だったね、と声をかけるところから、全てが狂い始めるのですが、
残念な産み方をしてしまった我が子を、少しでも「健全に」育ててくれる親元に、と、考えてしまう繭子の発想は、歪んだ形ではあっても、それは愛に違いない、
そしてそんな普通では考えられないような心理状況になるのが、産前産後なのだなと…自分の出産時の事を思い出しても、そら恐ろしくなりました。
結果として産んでくれた母と、育ててくれた母と二度、別れることになった航太君を受け止め、育てていく事は郁絵にとって本当に難しいだろう、もし私が郁絵の立場ならどう向き合うのか…読後しばらくは頭が痺れたようにその事を考え続けました。
失うという罰、背負うという罰。
確かに現代ではあり得ない事件ですが、ベストセラーとなっている育児書を読むよりも子供について考えさせられるお話でした。
同年代の子供がいるこのタイミングで読了出来て良かったです。
特に、ずっと寂しいのを我慢していた璃空が郁絵の顔をみた瞬間に口をへの字に曲げて泣き出した時、抱き締めるよりも先にスマホのシャッターを押していた郁絵の行動は、身に覚えがありすぎて背筋が寒くなりました。
この本を読んで、もっと子供の気持ちになって考えよう、接しようと思いました。
残念ながら答えはでていません。
ですが、考え続ける事が最善であるようにも思います。
私自身、同じ年頃の子供を育てています。
子供は大人が思っている以上に心の中で色んな感情を持ち、身の回りの事態を理解し、それを全身で感じ取っている。
その事を表にアウトプットするには、まだ言葉が、表現法方が足りないでいる…泣いたり、拗ねたり、時には暴れたりして必死に周りに訴えようとしている。
この作品の子供についての描写の端々で、その事を思い知らされました。
普段育児をしていると、今、目の前のこの子がどんな事を考え、何を訴えているかと言うことを、つい疎かにしてしまっているように思いました。
心のどこかでは気付いていても、大人の都合でねじ伏せてしまう。
私には、皮肉にも子供をわざと取り違えさせた繭子こそが、実は、誰よりも我が子にとっての最善策を考え続けていたように思えてなりません。
もちろん、子供を故意に取り替えることは断じて許されることではありません。
でも、彼女の取った行動は、
「帝王切開で産んだ子と比べて、自然分娩で産んだ子供の方が、産まれてくるこの世界との出会い方が優れている」
という片寄った考え方に翻弄されたがため。
奇しくも同じ日に出産予定だった郁絵が、長引く陣痛の中で、自分を基準に物事を考え、繭子に対して(自然分娩できなくて)残念だったね、と声をかけるところから、全てが狂い始めるのですが、
残念な産み方をしてしまった我が子を、少しでも「健全に」育ててくれる親元に、と、考えてしまう繭子の発想は、歪んだ形ではあっても、それは愛に違いない、
そしてそんな普通では考えられないような心理状況になるのが、産前産後なのだなと…自分の出産時の事を思い出しても、そら恐ろしくなりました。
結果として産んでくれた母と、育ててくれた母と二度、別れることになった航太君を受け止め、育てていく事は郁絵にとって本当に難しいだろう、もし私が郁絵の立場ならどう向き合うのか…読後しばらくは頭が痺れたようにその事を考え続けました。
失うという罰、背負うという罰。
確かに現代ではあり得ない事件ですが、ベストセラーとなっている育児書を読むよりも子供について考えさせられるお話でした。
同年代の子供がいるこのタイミングで読了出来て良かったです。
特に、ずっと寂しいのを我慢していた璃空が郁絵の顔をみた瞬間に口をへの字に曲げて泣き出した時、抱き締めるよりも先にスマホのシャッターを押していた郁絵の行動は、身に覚えがありすぎて背筋が寒くなりました。
この本を読んで、もっと子供の気持ちになって考えよう、接しようと思いました。
2017年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
孫の誕生がこの本と重なった為興味がありどんな結果になるのかと推理しつつ読み進めました。
2021年9月7日に日本でレビュー済み
子を持つ親としては、なんとも耐え難いストーリーである。
よくそこに手を伸ばしたものだと思っては見たものの
面白く読んでしまった自分自身に、「それでいいのか」
とつい突っ込みを入れてしまった。
読み終えた余韻で、巻末の解説を読むと、ストーリー以上に
感動が味わえます。
よくそこに手を伸ばしたものだと思っては見たものの
面白く読んでしまった自分自身に、「それでいいのか」
とつい突っ込みを入れてしまった。
読み終えた余韻で、巻末の解説を読むと、ストーリー以上に
感動が味わえます。
2017年8月20日に日本でレビュー済み
陰鬱なテーマを扱っていたり、醜い心理描写が続く小説を好んで読む自分だが、この小説はそもそも繭子が新生児を取り替えた動機が弱すぎて全く共感できなかった。
何でも産後鬱や家庭環境のせいにすれば読者を納得させられるかというと、そういうものでもない。
途中で読むのをやめて、結末だけ読んで読了。
時間は限られており、もっと面白い本もたくさんあるので。
何でも産後鬱や家庭環境のせいにすれば読者を納得させられるかというと、そういうものでもない。
途中で読むのをやめて、結末だけ読んで読了。
時間は限られており、もっと面白い本もたくさんあるので。