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モザイク (幻冬舎文庫 た 12-8) 文庫 – 2003/4/1
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- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2003/4/1
- ISBN-104344403525
- ISBN-13978-4344403529
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2003/4/1)
- 発売日 : 2003/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 332ページ
- ISBN-10 : 4344403525
- ISBN-13 : 978-4344403529
- Amazon 売れ筋ランキング: - 469,175位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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衝撃的な話である。いわゆる正常と異常の境界なんてなく、世間一般的に異常と見られる人だって一部の人、つまり、その人を理解できる人からすれば正常になる。
そんな視点で見れば、今の渋谷に集まる若い人たちは全員正常なのである。事件を起こそうがそこには本人なりの正常があり、それは誰にも判断できない。
電波やチェンメのくだりは読ませる。存在意義が謎の登場人物がいたり、最後のほうの展開はちょっと気に入らなかったが、十分に面白く読める範囲である。
携帯電話、電磁波、新興宗教、引きこもり、児童虐待など、現代の諸問題を強く意識しているが、どれも消化しきれていない。
何より、小説としての起伏に乏しく、読後のカタルシスも薄い。
作者がこの小説で描きたかった世界を評価しつつも、実際に描けた小説が頭でっかちで、描きたかった世界を十分に描けたとは言いがたい。
引きこもりの少年、正也の「移送」を引き受けたミミは、正也に対し不思議な共感を覚える。だが、正也は「渋谷の底が抜ける」という謎の言葉を残して失踪。正也を探すミミは、やがて渋谷の街で何かが起こりつつあることをつきとめ……。
面白いんだけど独善的って感じがする小説でした。
なんと言うか、設定がそういうものなのという形になっているので、そこを否定するともう読めないというか。
上手く言えないけれど、とても中高生好みのする小説な気がします。
要はここでメインとなっている「設定」を受け入れられるかどうかで読者がはっきりわかれるんじゃないでしょうか。
面白いんだけど、そこが残念でした。
あと、ラストに近づくにつれ、話が無茶苦茶になっていきます。
が、この無茶苦茶加減がいまひとつ。
いっそのこと、現実なんかすべて無視して、小説として超無茶苦茶にしてくれたほうがよかった気がしました。
ま、でも面白かったです。
さて,仲間由起江と,モザイクの主人公ミミがだぶってしまったのは僕だけだろうか。携帯電話、電磁波、引きこもり,新興宗教、と現代のオカルトをミミがさまよう。あっというまに読んでしまった。おもしろかった。
読んでいるうちに、段々不愉快になって、読了するのに苦労しました。あまりにも自分勝手な少年の発言と、それに同調するミミに呆れてしまいました。例をあげるとー
「誰も僕を理解してくれない」ーこんなせりふを電磁波の影響などと言わないように。電磁波があろうがなかろうが、何百年も前から、ちょっと生意気な思春期の少年が言ってきたせりふです。
「母親が俺の言葉をねじ曲げた。欲しいものがある時は、くださいと言わなければならなかった。俺は欲しいんだ。くださいじゃない」ーわたしも、小さな子供に「ください」と言うように教えてきました。社会生活の基本です。試みに、彼の言う通りにしてみましょうか。
「僕、ジュースが欲しい」
「ふーん」
END OF CONVERSATION
こうならないために、母親は、最小限の社会生活のマナー、つまりはサバイバルのテクニックを教えようとします。その両親をののしり、自分の部屋に閉じこもり、本は疲れるから読みたくなく、マンがとアニメに没頭し、犬や猫を捕まえて殺し、その舌を塩漬けにして保管する・・そういう少年を「繊細な心を持つ」「新しい情報社会のニュータイプ」「救世主」などと言われても納得できません。
この作家は何か勘違いしているように思います。コンピューターを持たなかった、たとえば奈良時代の人間は、情報量が少なかったと、そう思い込んでいるようですが、情報とは、コンピューターや携帯電話で伝えられるものばかりではありません。
著者の言う、「我々は世界の一部だ」「人間は感情の動物だ」「同じ波長を持つ人間と共振する」などは、目新しい思想どころか、きわめて当たり前のことと思います。
シャーマニズムに関心のある作家という評判で読んでみましたが、期待はずれでした。シャーマニズムは、わたしの理解する限り、こんなセンチメンタルな思想とは無縁のものです。
ソーシャルワーカーや、青少年カウンセラーなどには役に立つかもしれませんが、それ以外の方にはあまりお勧めできません。
完結編という割に世界観があいまい過ぎて分かったような分からないような消化不良の気分になる。
正也の放つ「渋谷の底が抜ける」という言葉には強い印象が持ててなかなか素敵でしたが、
正也の世界の真理を語るセリフのあたりは独善的過ぎてあまりリアリティも感じませんでした。
だってただ言ってることは「ある日ぼく分かっちゃった」だけですもん。
否定も肯定もできません。