アジア旅大好きの私の愛読書です。
アジアにはまって旅行したことのある人には身に覚えのあるエピソードに思わず笑ってしまったり、あの喧噪やいかがわしさ、アジアの街のもつ得体の知れないパワー、そして真の闇と静けさ、その空気感まで感じられることでしょう。
また絵がいいんです。
うらぶれた寂しさをともなったアジア旅独特の旅情を感じられる味のある絵です。
内容的にも短編小説集や旅行記に近くアニメや漫画が苦手で小説しか読まないという人や藤原信也さんなどの旅行記が好きな人にもきっと気に入ってもらえると思います。
なんとなくインドを旅行して出会った人、や日々の出来事(といってもインドなので一筋縄じゃいかないです。)を綴った短編集で気負いなく読めるし、何回か読み直してもそのつど面白く、そのうえ薄手で軽いのでアジア方面の旅のお供にもおすすめです。
最後におまけのように(そこだけ絵のタッチが違い、もっとデフォルメされたキャラクターになっている)おもしろ不思議な話が載っていってそれもまたいいですよ。
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インドにて (幻冬舎文庫 な 13-1) 文庫 – 2003/11/1
仲能 健児
(著)
誰もこれほどリアルにインドを描けなかった!!天国でもあり地獄でもある不可思議なインド旅行者の日常。あてどなく旅する深く重い静寂、物狂おしい夜を描ききった傑作漫画。
- 本の長さ165ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2003/11/1
- ISBN-104344404521
- ISBN-13978-4344404526
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2003/11/1)
- 発売日 : 2003/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 165ページ
- ISBN-10 : 4344404521
- ISBN-13 : 978-4344404526
- Amazon 売れ筋ランキング: - 942,060位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ、インドにひとが集まってくるのか?ガネーシャ、ガンジス川河畔での人々の暮らし、警察官の職務質問、泥棒、チャイなど、インドのリアルワールドが満載。。。この本を手に取った瞬間から、あなたが知らなかったリアルなインド旅行が始まります!けっこう笑えます。。。
2004年1月10日に日本でレビュー済み
のんびりとした線で描かれた、楽しいマンガである。
著者自身がインドを旅行して体験したことを漫画にしている。
とても良い漫画だ。
天国でもあり地獄でもある不可思議なインド。
あてどなく旅する深く重い静寂、物狂おしい夜。
インドが題材なら、日本人にとって興味深い話題には事欠かない。文章だって、とてもおもしろく読めたはずだ。
でも、絵があると、とてもリアルで、土ぼこりとか、煙とか、においとか、そういうものまで感じられたりする。
登場人物は、どの人も、生命力がおう盛だ。
一見すると、元気がないように見える人でも、実は生きるために、ポイントとなる瞬間には、おどろくべき生命力を発揮したりするのである。
そのあたりの、登場人物たちの表情の変化が楽しい。
さっきまで、死んでいた目が、急にきらきらと輝いたりする。
登場人物の表情が、とてもいい。
生き生きしているのだ。
どの登場人物も何とかして、お金を獲得し、なんとかして生きていこうともがいている。
特に気に入ったのは聖者と呼ばれる人たち。
観光用の聖者なんて傑作じゃないか。
本当は聖者なんかじゃなく、ただのおじさんなのだが、観光客を相手に、生活のために、聖者の格好をしている人たちなのだ。
登場人物ばかりでなく、登場する動物たちも元気である。
くどいが、インドという国は、神秘の国だということ、絵で再認識させてくれる傑作マンガである。
著者自身がインドを旅行して体験したことを漫画にしている。
とても良い漫画だ。
天国でもあり地獄でもある不可思議なインド。
あてどなく旅する深く重い静寂、物狂おしい夜。
インドが題材なら、日本人にとって興味深い話題には事欠かない。文章だって、とてもおもしろく読めたはずだ。
でも、絵があると、とてもリアルで、土ぼこりとか、煙とか、においとか、そういうものまで感じられたりする。
登場人物は、どの人も、生命力がおう盛だ。
一見すると、元気がないように見える人でも、実は生きるために、ポイントとなる瞬間には、おどろくべき生命力を発揮したりするのである。
そのあたりの、登場人物たちの表情の変化が楽しい。
さっきまで、死んでいた目が、急にきらきらと輝いたりする。
登場人物の表情が、とてもいい。
生き生きしているのだ。
どの登場人物も何とかして、お金を獲得し、なんとかして生きていこうともがいている。
特に気に入ったのは聖者と呼ばれる人たち。
観光用の聖者なんて傑作じゃないか。
本当は聖者なんかじゃなく、ただのおじさんなのだが、観光客を相手に、生活のために、聖者の格好をしている人たちなのだ。
登場人物ばかりでなく、登場する動物たちも元気である。
くどいが、インドという国は、神秘の国だということ、絵で再認識させてくれる傑作マンガである。
2009年2月5日に日本でレビュー済み
絵になるなインド人って。漫画に描かれているインドってバックパッカー的な1部分であるがインド全体のユル〜イとゆうか奥深さ、ダル〜イとゆうか過剰なインド人気質、ケム〜イというか神聖な喫煙を見事に表現していると思う。それにしてもインド人って絵になるな。強烈に個性的だからか。私はインドに行ってきてから、もうインドに行くものかと思った。しかし帰ってきてこの本を読むと妙にまた行きたくなった。噂のインド病に感染しちまったようだ。
2004年2月21日に日本でレビュー済み
実際、インドに行って、本書に描かれている内容と同じような体験をしたが、この漫画はインドの匂いを非常によくあらわしていると思う。よくありがちなように、マリファナ(ガンジャ)や売春などの珍奇なものにこだわって品性を下げることもなく、さりげなくバランスよく触れられているので読後感が心地よい。「ふと気を抜いた所」にインドがある。その、些細な瞬間をよくとらえていると思う。また、全体を貫いている著者の哲学がほんのりと伝わってくる。攻撃的でなく、すべてを受け入れる。そして、凡庸であってそれを楽しんでいる。前編を通じて精神の緊張を感じさせて、淀みがない。普段の生活は知らないが、この作品はそのような精神で真剣に書かれていると思う。よい作品を作り出す人に出会ったものだ。
2008年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これが全てではないという事を前提にしても、ゆる〜い内容は面白い。
疲れている時に読むと、フッと肩の力が抜けます。
人それぞれ、まったく違う感覚が押し寄せるインドという場所。
この漫画に描かれているインドも、また一つリアルなインドだと思います。
疲れている時に読むと、フッと肩の力が抜けます。
人それぞれ、まったく違う感覚が押し寄せるインドという場所。
この漫画に描かれているインドも、また一つリアルなインドだと思います。
2021年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インドに溶け込んだ唯一無二の作家による、個性あふれる漫画、そして旅行記、文化体験エッセイ。