あと一歩、踏み込んだ二人を、克明に書いてもらえたら、私としてはうれしかったです。
ただ、一緒にベッドでセックスをした。
この先が割りとあっさりと書かれているので。
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出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる (幻冬舎アウトロー文庫) 文庫 – 2003/12/3
一條 和樹
(著)
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購入オプションとあわせ買い
株式投資にハマり、作った借金が1800万円。借金返済のため、始めた仕事が出張ホスト。夜になると、若い美女から老女まで、さまざまな女性に抱かれる日々。前代未聞、衝撃の告白記!
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2003/12/3
- ISBN-10434440470X
- ISBN-13978-4344404700
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2003/12/3)
- 発売日 : 2003/12/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 210ページ
- ISBN-10 : 434440470X
- ISBN-13 : 978-4344404700
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,034,819位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 439位幻冬舎アウトロー文庫
- - 501位性風俗
- - 19,766位社会学概論
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2014年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルが面白かったので、購入しました。ITバブルで借金(株で失敗)を抱えて、出張ホストをして返済する著者の体験記です。男性がこういった風俗記を書くのは少ないと思うので、非常に面白く読めました。
ベタな感想ですが、「世の中、いろんな女性がいるな」と思いました。そして、出張ホストを呼ぶ理由も、各者各様です。
寂しいから、それが理由で呼ぶ女性もいれば、快楽のために呼び人もいます。1晩45000円と決して安くないお金を払うわけですから、ノリのような感じでホストを呼ぶのは少ないみたいです。
どの女性も、抱えるモノがあって、それとうまく付き合わなければいけない、その処理が、やはり男性とは違うような気がします。男性の場合は主に性欲の処理ですが、女性の場合は、もっと不確かなモノへの処理のような気がします。
こういった職業、サービスは、これからも無くなりはしないでしょう。増えるかもしれません。
ベタな感想ですが、「世の中、いろんな女性がいるな」と思いました。そして、出張ホストを呼ぶ理由も、各者各様です。
寂しいから、それが理由で呼ぶ女性もいれば、快楽のために呼び人もいます。1晩45000円と決して安くないお金を払うわけですから、ノリのような感じでホストを呼ぶのは少ないみたいです。
どの女性も、抱えるモノがあって、それとうまく付き合わなければいけない、その処理が、やはり男性とは違うような気がします。男性の場合は主に性欲の処理ですが、女性の場合は、もっと不確かなモノへの処理のような気がします。
こういった職業、サービスは、これからも無くなりはしないでしょう。増えるかもしれません。
2012年7月14日に日本でレビュー済み
出張ホストを買う女性というと特殊な人々を想像してしまうが、
本書に登場する女性は普通の人ばかりである。
しかし、皆に共通しているのは心に傷や、満たされないものを感じている。
著者は客の部屋を訪ねる時の独特の気分は、いつになっても慣れないと言っている。
そのホストを迎える客の応対が人それぞれ違って面白い。
そして、こういう場だからこそ本音が漏れてくる。
やはり女性の心は繊細で、か弱いのだ。
非常に面白かったが、二時間もあれば全て読めてしまうので1400円は高い。
文庫のほうが買いだと思う。
本書に登場する女性は普通の人ばかりである。
しかし、皆に共通しているのは心に傷や、満たされないものを感じている。
著者は客の部屋を訪ねる時の独特の気分は、いつになっても慣れないと言っている。
そのホストを迎える客の応対が人それぞれ違って面白い。
そして、こういう場だからこそ本音が漏れてくる。
やはり女性の心は繊細で、か弱いのだ。
非常に面白かったが、二時間もあれば全て読めてしまうので1400円は高い。
文庫のほうが買いだと思う。
2011年11月27日に日本でレビュー済み
出張ホストという意外な仕事の実態のため、最初はそれなりに興味深く読めたが、もう少し踏み込んでほしかった。著者が出張ホストになり、それをずっと続けている理由が最後まで曖昧なのも消化不良。それぞれのエピソードにももう少し変化があると思ったが、そうでもなかった。
2010年7月16日に日本でレビュー済み
何気にタイトルが気になり読んでみた。いろんな愛の形があり、勉強になった。出張ホストと言う仕事は結構大変である。母親のような女性やカップルや、処女やソープ嬢や実に様々なお客様に尽くさなければならないなんて。やっぱりすごいと思った。
2004年6月11日に日本でレビュー済み
「お客さんはどんな女の人なの?」「どんなことやらされるの?」「で、けっきょくオイシイ仕事なの?」といったぐあいに、出張ホストの方と話す機会があれば、会話(?)は尽きなそう。そして著者も、その「夜のオシゴト」の詳細を、事細かに教えてくれる。ぜんぶで19人の女たちの、19の容姿、19の人柄、19のプレイ内容は、本当に多様で面白い。処女から、夫の目の前でのセックスまで、「わけあって出張ホストの仕事をやろうか迷ってるんだけど」なんて人には、大助かりの一冊だろう。たぶん。
1ケースが、だいたい10ページ前後という読み易さも嬉しい。でも、なにより、著者の姿勢に好感が持てる。本書の中で著者が思ったことの描写、それは「借金生活しんどいなあ」なんてことだけではない。お客さんを前にしたとき、かわいいか、かわいくないか、なのだ。かわいくなかった場合、著者はトークを盛り上げ、ベッドの時間をなるべく短くしようと躍起になる。そして、かわいかった場合は、こともあろうに恋心の片鱗を見せたりする。男として当然の行動原理だと分かっているけど、それが出張ホストの口から出ると、なんだか安堵の溜息のようなものが口から出る。こうしてできあがる出張ホストの人間像は、想像もつかない苦労人というよりも、自分とたいして変わらない、そのへんの男の部分が浮き彫りになり、親近感を覚えるものとなるのだ。不謹慎だろうか。どれだけ親しみやすいと感じても、著者自身は笑えない状況にいる。本書の最後でも、一晩45000円で男を買う女性と、ビニール傘とのコントラストが、言いようのない、都市の苦労に塗れた哀愁を漂わせる。でもビニール傘の哀愁なんて誰しもが味わったこと。やっぱり僕はこの著者を、苦労人としていたわるのではなく、なんてことない、ただの隣人として迎えたいと思った。
1ケースが、だいたい10ページ前後という読み易さも嬉しい。でも、なにより、著者の姿勢に好感が持てる。本書の中で著者が思ったことの描写、それは「借金生活しんどいなあ」なんてことだけではない。お客さんを前にしたとき、かわいいか、かわいくないか、なのだ。かわいくなかった場合、著者はトークを盛り上げ、ベッドの時間をなるべく短くしようと躍起になる。そして、かわいかった場合は、こともあろうに恋心の片鱗を見せたりする。男として当然の行動原理だと分かっているけど、それが出張ホストの口から出ると、なんだか安堵の溜息のようなものが口から出る。こうしてできあがる出張ホストの人間像は、想像もつかない苦労人というよりも、自分とたいして変わらない、そのへんの男の部分が浮き彫りになり、親近感を覚えるものとなるのだ。不謹慎だろうか。どれだけ親しみやすいと感じても、著者自身は笑えない状況にいる。本書の最後でも、一晩45000円で男を買う女性と、ビニール傘とのコントラストが、言いようのない、都市の苦労に塗れた哀愁を漂わせる。でもビニール傘の哀愁なんて誰しもが味わったこと。やっぱり僕はこの著者を、苦労人としていたわるのではなく、なんてことない、ただの隣人として迎えたいと思った。
2004年2月4日に日本でレビュー済み
タイトルはいかがわしいのですが、思いのほか、真面目に書かれた本でした。著者は、株で借金を作ったため、昼間は普通の勤めをする傍ら夜は出張ホストをはじめたと書かれています。彼を呼んだ女性達とのエピソードが綴られています。出張ホストを呼ぶ女性達が殆ど「普通」の女性達であることに興味が湧きました。世の中には、孤独を感じている女性達がたくさんいるんですね。かつては、男が女遊びをして憂さを晴らすだけだったのですが、今では女性の立場で実行する女性が増えているんですね。読み終えて何か寂しくなうような感じです。
2003年3月24日に日本でレビュー済み
出張ホストの主人公が出会う登場人物達とのやり取りを
通じて、人は独りでは生きられない寂しい生き物なのだ、
と読者は実感するだろう。
読み易いが故にとてもシンプルに心に響く作品に仕上って
いると思う。
凹んでいる心にフッと温かいものがこみ上げてくる。
そんな作品。
通じて、人は独りでは生きられない寂しい生き物なのだ、
と読者は実感するだろう。
読み易いが故にとてもシンプルに心に響く作品に仕上って
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そんな作品。