不謹慎ながら・・・とても良い本だと思いました。
こういう本を探していたのです。
実のところ、僕自身、二ヶ月前位から、鬱的な状態に陥り、リスト・カットなどを始めたり、一日中(死にたい・・・)と考え続けたり・・・と、散々な精神状態にいました。
まるで、頭に石が詰まったかのようで、悪い思考しか浮かばず、ひとりでいると、理由も無く涙が滲んできたり・・・このままだと、本当に死ぬ・・・!
そう危機感を抱いた僕は、二週間前に精神科に行きました。
薬を投与され、今までの鬱状態がまるで嘘の様に治りました。(僕は、薬が効きやすい体質だったのでしょうか?)
そして、冷静になってみると、なぜあそこまで(死にたい)としか、考えられなかったか、自分でも分からないのです。
そう・・・こういう(死にたい)という精神状態だと、思考が視野狭窄に陥ってしまうのです。
だから、本書などを読む時、精神的に余裕がある状態だと、自殺した若者五人の心理が理解しずらいのです。
もっと別の解決策は無かったのか!?
と、他人は痛烈に感じるのです。
・・・ですが、僕自身、あそこまでの状態を味わってしまうと、彼らの解決法が分からなくもないのです。
そういう状態の時は、「死」しか見えてないのです。
そして、また、(嫌だ、死にたくない!)という感情面の矛盾に板ばさみになっているのです。
あくまでも、僕の経験から言わせてもらいます。
餅は餅屋に・・・では、ありませんが、そういう時は、お金をもらっている「プロ」の人に頼るのが一番です。
勿論、家族、友人、恋人に打ち明けて解決するなら、それに越したことはありませんが、それすら無理なら、病院に行きましょう!
周りからの励ましの言葉・・・、確かに解決策の一つかもしれませんが、所詮は言葉です。
言葉で解決すらなら、こんなに苦しんでいません。
風邪で寝込んでいる人に「頑張れ、頑張れ」も良いですが、まず、薬を与えてあげましょう。
そして、それが精神を病んだのであれば、それも同様に抗鬱剤等の薬を投与すべきです。
少なくとも、自分はそれで解決しました。
そんな簡単なことで、済むのなら、一人で悩んでいないで、病院に行って下さい。
僕はそれを痛感しました。
問題なのは、一人で抱え込み、解決しようとしてしまう、強すぎる責任感なのです。
だから、お願いです、本書の五人の様に、「死」を選ばないで下さい。
死んじゃ駄目だよ!!
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遺書: 5人の若者が残した最期の言葉 (幻冬舎文庫 は 12-1) 文庫 – 2004/7/1
Verb
(著)
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購入オプションとあわせ買い
彼らはなぜ死を選んだのか?5人の若者の葛藤を描き、いじめや鬱による自殺の真実に迫る。前向きに生きる遺族への取材も新たに収録。生きることの大切さを伝える完全ノンフィクション。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104344405420
- ISBN-13978-4344405424
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2004/7/1)
- 発売日 : 2004/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 231ページ
- ISBN-10 : 4344405420
- ISBN-13 : 978-4344405424
- Amazon 売れ筋ランキング: - 285,486位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,034位教育学 (本)
- - 1,429位幻冬舎文庫
- - 3,109位その他の語学・教育関連書籍
- カスタマーレビュー:
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2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の言葉を述べるにはまだまだ、若いですよ。
もっと生きていたかったでしょう。
遺書なんか書かせちゃダメでしょう。
どうにかなりませんかね・・・
もっと生きていたかったでしょう。
遺書なんか書かせちゃダメでしょう。
どうにかなりませんかね・・・
2017年8月21日に日本でレビュー済み
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最初から最後のページを読み終えるまで胸が苦しくなりました。
他の方も書いておられましたが、生々しいものです。
自ら命をたつことを決めた彼らがどれだけ辛くて苦しかったか、とてもよくわかりました。
他の方も書いておられましたが、生々しいものです。
自ら命をたつことを決めた彼らがどれだけ辛くて苦しかったか、とてもよくわかりました。
2009年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誤解のある言い方をすれば、
自殺者の心情を深く楽しみたい自分には合わなかった。
本人を取りまく家族との絆を紹介するような本です。
しかも、取り上げてる5人のうち、4人が10代。
それも13歳とか14歳とか19歳とか。
こんな年齢の自殺者は、
自殺までの心情があまりに単純で未熟なケースが多くてあまり趣向に合いませんでした。
親や教師の傘の下で日常の多くを左右され、
金銭的な自由も持ちませんから、
結構あっさり死を選びます。
一人25歳がいますが、これも鬱病患者で参考になりません。
この病気は突発的に死を選んだりするので、不可解さが残るだけです。
最期までの心情が、他人には読めない。
「若者」というのはわかってたものの、
もう少し自殺者の心情を深く、メインにして欲しかったというのが個人的感想。
できれば、成人の健常者が死を選ぶまでの経緯を読みたかったです。
まったく参考にならないレビューでしょうけどすみません。
ただ、子を持つ親の人には良書だと思います。
いかに、子供の事を全て知るのは困難だというのが教訓として伝わる内容だから。
自殺者の心情を深く楽しみたい自分には合わなかった。
本人を取りまく家族との絆を紹介するような本です。
しかも、取り上げてる5人のうち、4人が10代。
それも13歳とか14歳とか19歳とか。
こんな年齢の自殺者は、
自殺までの心情があまりに単純で未熟なケースが多くてあまり趣向に合いませんでした。
親や教師の傘の下で日常の多くを左右され、
金銭的な自由も持ちませんから、
結構あっさり死を選びます。
一人25歳がいますが、これも鬱病患者で参考になりません。
この病気は突発的に死を選んだりするので、不可解さが残るだけです。
最期までの心情が、他人には読めない。
「若者」というのはわかってたものの、
もう少し自殺者の心情を深く、メインにして欲しかったというのが個人的感想。
できれば、成人の健常者が死を選ぶまでの経緯を読みたかったです。
まったく参考にならないレビューでしょうけどすみません。
ただ、子を持つ親の人には良書だと思います。
いかに、子供の事を全て知るのは困難だというのが教訓として伝わる内容だから。
2009年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここに掲載されている自殺者達は、確実に家族に愛されている。
私にとっては、それ自体が羨ましい環境だ。
私は、幼い頃から両親と姉に蔑まれ、痛めつけられる日常を送っている中で、
更に学校でも虐めに遭っていた。
先生も含め、クラス全体に虐められていた事もあった。
そんな時期に私を支えていたのは、自分自身の未来への期待だけだった。
『大人になったら何かいい事があるはずだ!!』
そして、今日まで生きて来ている。
この本に書かれている5人は、家族に愛されてるがゆえに死を選んだ気がして仕方ない。
とっても語弊がある言い方なのは分かっているけれど、
愛し愛されている家族の尊厳を守るために死を選んだのではないかと考えてしまう。
これが解決策とは思わないけれど、自分の未来へ期待し、愛してくれている家族の為にも、
自殺だけは避けて欲しいと切に祈ります。
私にとっては、それ自体が羨ましい環境だ。
私は、幼い頃から両親と姉に蔑まれ、痛めつけられる日常を送っている中で、
更に学校でも虐めに遭っていた。
先生も含め、クラス全体に虐められていた事もあった。
そんな時期に私を支えていたのは、自分自身の未来への期待だけだった。
『大人になったら何かいい事があるはずだ!!』
そして、今日まで生きて来ている。
この本に書かれている5人は、家族に愛されてるがゆえに死を選んだ気がして仕方ない。
とっても語弊がある言い方なのは分かっているけれど、
愛し愛されている家族の尊厳を守るために死を選んだのではないかと考えてしまう。
これが解決策とは思わないけれど、自分の未来へ期待し、愛してくれている家族の為にも、
自殺だけは避けて欲しいと切に祈ります。
2011年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に、レビューを書いていいものかどうか分かりません。
鬱の症状が少し重くなった為、本書で何かを見つけることが出来たらと思い読みました。
最終的に思ったのは、やはりこの様な本を作るというのは難しい事なのだなという事です。
本書を作ろうと立ち上がったチーム、verbがやろうとした事は、とても価値ある事だと思います。
けれど、この本だけでは真実が中々見えないというのが事実です。どのケースにおいても全容が分からない為、
煮え切らない、もどかしい思いが残りました。
自殺という理由で警察はほとんど動かない、学校側はただひた隠しにする、自殺の経緯や当人の事を語るのは
誰よりもの味方である親なわけですから、客観的に見ることなど不可能なのでしょう。
制作側も亡くなった当人、家族への配慮が一番になければならないのでどことなく文に遠慮が見えてしまいます。
ただしだからといってこの本に対する不平不満など誰が言えるのか。
私はこの本を通して、自殺という形で亡くなった他人の、自殺の様子、遺書、友人関係、そして遺族を、覗き見ている
様なものなのです。
遺族は一体何故、この本に載せることを承諾したのか、何を解って欲しいのか、それを受け止めようとして初めて、
この本に価値が生まれるのだと思います。
ただ一つ、自殺をしてしまったら家族に一生の苦しみと後悔を与えてしまう、その事だけははっきりと伝わりました。
鬱の症状が少し重くなった為、本書で何かを見つけることが出来たらと思い読みました。
最終的に思ったのは、やはりこの様な本を作るというのは難しい事なのだなという事です。
本書を作ろうと立ち上がったチーム、verbがやろうとした事は、とても価値ある事だと思います。
けれど、この本だけでは真実が中々見えないというのが事実です。どのケースにおいても全容が分からない為、
煮え切らない、もどかしい思いが残りました。
自殺という理由で警察はほとんど動かない、学校側はただひた隠しにする、自殺の経緯や当人の事を語るのは
誰よりもの味方である親なわけですから、客観的に見ることなど不可能なのでしょう。
制作側も亡くなった当人、家族への配慮が一番になければならないのでどことなく文に遠慮が見えてしまいます。
ただしだからといってこの本に対する不平不満など誰が言えるのか。
私はこの本を通して、自殺という形で亡くなった他人の、自殺の様子、遺書、友人関係、そして遺族を、覗き見ている
様なものなのです。
遺族は一体何故、この本に載せることを承諾したのか、何を解って欲しいのか、それを受け止めようとして初めて、
この本に価値が生まれるのだと思います。
ただ一つ、自殺をしてしまったら家族に一生の苦しみと後悔を与えてしまう、その事だけははっきりと伝わりました。
2013年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容については、亡くなられた方の遺書に関してはとても生々しいものでした。
遺族からの亡くなった方へのメッセージとライターの描かれた自死を選ぶまでの部分が、なんというかドラマのようでノンフィクションでありながら「綺麗に見せよう」とするフィクション感が感じられたのが残念です。
遺族からの亡くなった方へのメッセージとライターの描かれた自死を選ぶまでの部分が、なんというかドラマのようでノンフィクションでありながら「綺麗に見せよう」とするフィクション感が感じられたのが残念です。
2014年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子の居る親として、もしも子供が学校と言う集団の和から零れた時、きっと自尊心の芽生えた子から親に伝えてはくれないのだろうな…と、私はその小さな変化に気付いてやれるか不安で購入した本でした。親と言うのは子が苦痛を感じるのなら学校なんてどうでもいいのです。社会に出る日の為に学びたいならば、転校だって、フリースクールだって、通信だって何だって方法はあるのですからね。死を選択するくらいなら親に「行きたくない」その一言を伝えて欲しいのです。でも、それすらできないくらい当人は追い詰められて行くのでしょうね。やはり、些細な変化に私達から気付けないとならないのでしょう。平静を装おう我が子から気付く…それはとてもとても難しい事だと思います。大切な我が子を守りきれなかった親子さんや家族の方の悲しみが、ここには言葉では語り尽くせないほど詰まっていました。