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スイートリトルライズ (幻冬舎文庫 え 4-2) 文庫 – 2006/8/1
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- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2006/8/1
- ISBN-104344408209
- ISBN-13978-4344408203
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2006/8/1)
- 発売日 : 2006/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 234ページ
- ISBN-10 : 4344408209
- ISBN-13 : 978-4344408203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,959位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年東京生まれ。1987年『草之丞の話』で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本 周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経 児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(1992年紫式部文学賞)、『ぼくの小鳥ちゃん』(1999年路傍の石文学賞)、『が らくた』(2007年島清恋愛文学賞)など作品多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 真昼なのに昏い部屋 (ISBN-13:978-4062161053)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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不倫と言う言葉は、瑠璃子と聡には少しそぐわないような気がします。春男のように奈落的に愛を求めていく不倫でもなく、しほのようにやけに明るい楽しさだけを追求していく不倫でもない。このそれぞれの不倫相手のキャラクターはよくありがちな不倫に思えます。しかし、瑠璃子と聡は、単純に、家庭外で恋に落ち、楽しんでしまった大人に思えます。「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに。」嘘をつくこと=ずるさととらえられがちですが、罪悪感をあまり感じさせない嘘の描写。瑠璃子と聡のぎこちなさそうな生活に違和感を感じさせなくておもしろいです。二人の関係はうすいガラスでできた玉のように何か攻めきれないものでそして守りたいものなんでしょうね。
だって見える。ただ優しいだけ(というか大して優しくもない)のヘタレ夫と計算無邪気女との間に子どもができて、ヘタレ夫は迷うことなく計算女とその子どもを選ぶ。何故なら彼は本気の恋をしているから。
そして、主人公夫婦は壊れる。
いくら不倫をしていても、妻はきちんと自分の居場所を決めていて、夫を捨てて不倫相手の元に走ることはない。
だけど夫は違う。無邪気な計算女に『本当の女性らしさ、少女のような心』を見出し(計算なのに!)、迷いながらも恋に落ちる。その瞬間から妻には無関心。社会的に自分の立場が危うくならない限り、妻が生きていようが死んでいようが知ったことじゃない。
いや、もしかしたら妻が何かの事故でこの世から去るようなことがあれば、このヘタレ夫は確実に喜ぶだろう。
なんと胸糞の悪い話でしょう。邪推ですが、江國さん、あまり幸せな結婚をしなかったように思えます。
未婚の人には結婚に対する絶望を与え、既婚者にはなんとも言えないイライラを与えるこの一冊。
きらきらひかる、の瑞々しさよ、いまや何処へ!
感動もしないし、夢をくれるわけでもないし、
読まなくても何の損もしない。
そういえば私も今日、嘘をついた…。大切なものを守るために。
大切な人がいる全ての人に読んでもらいたい本だ。
暮らしのパートナーがいるにもかかわらず、他の異性と恋仲に陥ってしまう...。ドラマティックな出来事が起こるわけでもなく、重いテーマを題材にしたわけでもないので、読みごたえを求める読者には不向きの作品でしょう。ただ、日常の中のちょっとした異変を淡々と描写した作品であるからこそ、だれでも少しは身に覚えのある「浮気心」と、それを克服しようとする心の葛藤に、共感や同情を覚えるところがあるでしょう。
江國香織さんの作品を読んだのはかなり久しぶりなので、他の作品との比較はできません。ただ、自分がたったいま体験したばかりのことをすぐに書き留めておいたメモを活用したかのような、細やかな情景描写は健在です。若しくは、感情豊かな女性は、実際に自分自身で体験しなくても、イメージを膨らませることによってこのような描写ができてしまうのかもしれません。
最後にもう一点、本作品を読み終えた後に皆さんのレヴューを読んで感じたことですが、この本は「浮気」経験者と未経験者で、読後感が大きく分かれる作品だと言えるでしょう。また、不倫断固反対論者のあなたが、図らずも他の異性と恋に陥ってしまったら、もういちどこの本を読み返してみるとよいでしょう。きっと心の琴線に触れる点が多くあると思います。
結婚すると、相方の色々なものが見えてきて、違和感を感じることが増えてきます。
心のすき間を埋めるために不倫に走るのも、理解はできます。(私は違いますが、、、)
最後が尻切れトンボになったので、その後二人がどうなったか気になりました。
瑠璃子とご主人、そしてその二人の恋人たち。4人の全員の気持ちがとても痛く胸にささります。結局のところ孤独がテーマなお話だと思いました。
江國さんの本はほとんど読んでいますが、中でもよいと思う一冊です。