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もっと、わたしを (幻冬舎文庫 た 31-1) 文庫 – 2006/8/5

4.3 5つ星のうち4.3 14個の評価

いけないあなた,ノー・プロブレム,なりゆきくん,愛はちょっとだけ 他
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2006/8/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 338ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344408292
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344408296
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 14個の評価

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平 安寿子
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めてこの方の本を読みましたが、この話はなかなか面白く読めました。
少し前に恩田陸さんのドミノを読んだのですがちょっと似てる気がしました。
5編からなるお話なんですがそれぞれ登場人物がなんらかの関わりがあり、前の話に出てきた人がちょこっと話に登場してきたりで面白いです。
こういう話の繋がり方は次のページにめくる速度を早めますね。
ただはじめの話は語り口調がどことなくイライラさせる感じがあり、数ページ読んだところで読むのをやめたくなりました。
次の話もこういう書き方なら読まずに本を閉じようと思ったんですが次以降は普通だったのでよかったです。
内容は面白かったんですが、一話目の書き方がどうも私には合わなかったので★4つ
2011年11月13日に日本でレビュー済み
あったかかったー。

最初の一作ではそこまで?と思った男性の魅力がわかったり、
女性との結末がわかったり。
ある作品ではほとんどかするだけだった登場人物が、
がっつり主役を張っていてしかも、ちょっときゅんとさせられたり。

この人の作品はたまらなく優しい。
本当の意味で等身大。
しかも恥ずかしいくらいあけっぴろげ。
いい話ばっかりだなぁ。

あたしが一番好きだったのは、最初の作品で出て来たシロウの友達と、
2作目でちらっと出て来た人たちがからむ、なりゆきまかせの男性を主人公にした作品。
最後、ちょっと泣きそうになった。
日々何気なくすれ違う人たちにも、こーんな素敵な話があるんだったら素敵!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5人の主人公が関わりあうリレー小説。この方の作品を読むのは初めてでしたが面白く他の作品も読みたくなりました。
2007年7月16日に日本でレビュー済み
なぜかもててしまったブサイク男、イケメンがあだになった男、性格のわるい人にほれた男、顔やスタイルをコンプレックスにしている美女、そして涙を武器に生きてきた女性の五人を、若干登場人物の重複があるリレー形式で綴った「ぶっちゃけ恋愛小説」。ロマンチシズムいっさいなし、醜い本音をユーモアに描く。彼彼女の結末はさんざんなようでいて平凡なようでもある。読後はフッと気持ちが軽くなるようで不思議とすがすがしい。やっぱりそれはウソのない人間の姿を描いているからだと思う。
2006年9月8日に日本でレビュー済み
すごく面白い。

どの主人公も自分の表層にあるものをしっかりと自覚し、

そしてそれを自分の武器にしている。

それを一瞬恥じつつも

結局それをもういちど武器にして

社会で成りあがろうとしていく。

普通こんなキャラが出てくれば、嫌味だけしか出てこないものだけど、

どのキャラも嫌なやつそうに見えるけど

よく見るとどこにでもいて、

もしかしたら自分もそうなんじゃないか、と思わせられます。

その辺が上手いなぁ〜と感じました。

愛らしいんですよ、結局。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月3日に日本でレビュー済み
人からなんと言われようと、不器用にしか生きられない人がいる。

優柔不断な人もいる。うらやましがられる容姿が、逆にコンプレックス

になっている人もいる。そんな人たちが織りなす人間模様。笑いあり

涙あり怒りあり。「もっと、わたしを」・・・。そのあとに続く言葉は

千差万別だけれど、彼らは、自分らしく生きるための何かをつかんだに

違いない。それぞれのラストに、それぞれの笑顔が見える気がした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年4月5日に日本でレビュー済み
短編かと思っていたらちょっとずつつながっていた。
特別な驚きや感動はないけど、安心して読める一冊。
2004年6月1日に日本でレビュー済み
 世の中には「あいつ何考えて生きてんだろう?」「あの二人どうして付き合ってるんだろう?」と素朴な疑問を抱かせる人間やカップルがいる。本書は、そうした“ちょっと疑問な”男女5人をそれぞれの話の主人公とした連作短編である。5つの短編の登場人物や舞台は少しずつ重なっていて、ひとつの日常世界を形作っている。つまり決して“疑問な”男女をピックアップした訳ではなく、意外にわれわれの日常生活を切り取れば“疑問な”人間、カップルが当たり前に存在するのである。人から見ればあなただってそうかもしれない。
 優柔不断男、自己チュー男、なりゆき男、美形貧乏くじ女、媚びまくり女...こうした主人公と付き合う相手や友人達も“ちょっと疑問な”人たちばかり。読み始めは、あまりにステレオタイプな人物像と、コメディ過ぎるシチュエーションにちょっと辟易するかもしれない。でも読み進めていくと、それぞれの主人公が表層に纏う“疑問な”人物像は自覚的な戦略であり、人との付き合いは打算であることが透けて見えてくる。そしてこの小説が面白いのは、そうした戦略や打算に主人公が一度は疑問を持ち、ご破算にした上で、結局は戦略や打算を必然的なもの、自らの生き方として積極的に選び取っていく、その姿にある。この二段構えが、「?(疑問符)」の人間を「!(感嘆符)」の人間に変換している。深く、ポジティブな小説である。
 5つの短編は作品によって出来に多少バラツキが見られる。やはり女性を主人公としたものが良く書けていると思った。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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