犬の気持ちを真摯に理解しようという姿勢は大変にすばらしい。
カーミングシグナルを使って犬と「会話」しようと試みている点も、彼女の独創ではなく、ノルウェーのドッグトレーナーであるトゥーリッド・ルーガスの発案ではあるにせよ、評価できる。
ただし、西暦2000年を境に批判が噴出した「パックリーダー論」に依拠しながら、常に飼い主がリーダーであれと主張している点は、現在の動物行動学の水準からして問題である。
著者と同門の先輩動物行動学研究者は、飼い主は犬にとってリーダーやボスではなく、母親のような存在に近いことをすでに認めており、国際的にもその考え方にシフトしている。
この本のタイトルは、犬の気持ちに寄り添おうという姿勢を連想させられるが、実際はリーダーの命令に服従させようとするものだ。
同書に見られる矛盾した態度は、とりもなおさず、過渡期にある動物行動学の現状をあらわすものであると言えよう。
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いぬのきもち (幻冬舎文庫 犬 10-1) 文庫 – 2006/8/1
高倉 はるか
(著)
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2006/8/1
- ISBN-104344408365
- ISBN-13978-4344408364
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2006/8/1)
- 発売日 : 2006/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 213ページ
- ISBN-10 : 4344408365
- ISBN-13 : 978-4344408364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,690,002位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
率直な感想、意外と面白くなかったです。
何がって?
内容が乏しいような感じがしたのは私だけかな?
何がって?
内容が乏しいような感じがしたのは私だけかな?
2013年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著と読みたいときに友達になれるような省冊子です
読み終えた気持ちとして、よい犬と出会えるとおもいます
読み終えた気持ちとして、よい犬と出会えるとおもいます
2006年11月19日に日本でレビュー済み
◆ お互いにわかってスッキリ ◆
今まで、いろいろな「犬の気持ち」が書かれた本を読んできましたが、
この本は、犬と一緒に読む本。
散歩の時や一緒に寝るとき、食事の時など、愛犬ナナ(メスのトイ・
マンチェスターテリアとチワワのミックス)といるときには、いつでも
この「いぬのきもち」を持ち歩いています。
ナナと一緒に暮らすようになって、もうすぐ4年。24時間、一緒にいるので、
彼女のほとんどのボディーサインをわかっていたつもりですが、、。
新鮮な気持ちで、「いぬのきもち」を読んでみると、勘違いしていたこともわかり、
ナナのサインの意味(謎?)がわかってスッキリ。
おかげさまで、すぐにナナの仕草やリアクションに対応できるようになったり、
さらにナナとの会話が増えました。
ナナは、仕事も貯金もないのに、毎日、明るく、楽しく、健気に生きているので、
大好きです。私が疲れているときには体を寄り添ってきて、介抱してくれたり、
1日1個しかない、大切なおやつのクッキーを私に運んできてくれたりします。
高倉はるかさん、ステキな本を書いて下さり、ありがとうございました。
どうぞ、がんばってください!マウイ島から応援しています。
今まで、いろいろな「犬の気持ち」が書かれた本を読んできましたが、
この本は、犬と一緒に読む本。
散歩の時や一緒に寝るとき、食事の時など、愛犬ナナ(メスのトイ・
マンチェスターテリアとチワワのミックス)といるときには、いつでも
この「いぬのきもち」を持ち歩いています。
ナナと一緒に暮らすようになって、もうすぐ4年。24時間、一緒にいるので、
彼女のほとんどのボディーサインをわかっていたつもりですが、、。
新鮮な気持ちで、「いぬのきもち」を読んでみると、勘違いしていたこともわかり、
ナナのサインの意味(謎?)がわかってスッキリ。
おかげさまで、すぐにナナの仕草やリアクションに対応できるようになったり、
さらにナナとの会話が増えました。
ナナは、仕事も貯金もないのに、毎日、明るく、楽しく、健気に生きているので、
大好きです。私が疲れているときには体を寄り添ってきて、介抱してくれたり、
1日1個しかない、大切なおやつのクッキーを私に運んできてくれたりします。
高倉はるかさん、ステキな本を書いて下さり、ありがとうございました。
どうぞ、がんばってください!マウイ島から応援しています。