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壊れるもの (幻冬舎文庫 ふ 12-3) 文庫 – 2008/2/1

3.7 5つ星のうち3.7 39個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2008/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 292ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344410939
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344410930
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 39個の評価

著者について

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福澤 徹三
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1962年、福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆。著書に『灰色の犬』『群青の魚』(光文社文庫)『そのひと皿にめぐりあうとき』(光文社)、『黒い百物語』『怖の日常』『忌談』(角川ホラー文庫)、『作家ごはん』(講談社文庫)『羊の国のイリヤ』(小学館文庫)、『死に金』『おれたちに偏差値はない』(文春文庫)など多数。『東京難民』(光文社文庫)は映画化、『白日の鴉』(光文社文庫)はテレビドラマ化、『侠飯』『Iターン』(文春文庫)はテレビドラマ化・コミック化された。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
39グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 当たり前な生活が、続くとは限らない。そして、自分達の生活基盤は、意外と脆い。
この『壊れるもの』を読むと、安定っていったい何なのか考えさせられます。

 大手企業=安定な人生、と考える人は、2014年の現在、あまりいませんが、何かの食い違いで、
ズルズルと、今までの人生が崩れていく例は、現実社会には、いやというほどあります。

 男性、40歳、大手企業、核家族と、ステレオタイプなキーワードを持っているのが、この小説の主人公です。

その主人公が、ほんの些細な「間違い」から、だんだんと、狂っていく様を実に見事に描いています。

 私も勤め人ですが、この小説を読むと、ゾッとしてしまいます。
なぜなら、この小説の起こっていることは、誰にも起こりるからです。
自分達の日常の「当たり前」は、自分が思っているほど「壊れやすい」
これを作者は言いたいのではないかと思います。

 じゃあ、どうするの?って、話しになりますが、この小説には、希望的観測は、書かれていません。
結局は、安定なんて、幻想なんだよと、作者はいいたいのだと思います。
それを、ココロの底から納得して、本当に自分で考えられる生き方、
したたかに、そして、他人に優しく、、、自分にとっては、この小説は、非常にためになりました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月5日に日本でレビュー済み
物語の終盤までのは、主人公の日常生活や過去が主だが、その描写がリアル過ぎて、ホラーである事を忘れてしまいそうだったが、物語のクライマックスでの畳みかけてくる様な怒涛の展開で、一気に「ホラー」としての怖さが…。
現実と夢が交錯し、何が現実で、何が夢であるのか…或は全てが夢の中なのか、錯乱していく恐怖。
終盤までに描かれていた日常生活がリアルだったからこそ、全てが崩れ去っていくクライマックスの恐怖が増幅されている。
お勧めです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんどん壊れていく様子はよくわかりましたが、前半はサラリーマンの愚痴が多く、後半はいつ面白くなるのか期待していたのですが呆気なく終わってしまった感じが拭えませんでした。謎が多く解決されないまま不完全燃焼・・・とまさにこれが作者の意図なのでしょうか・・・
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わざわざサイコホラーに持ち込まなくても、もっと面白い展開が出来たんじゃないか?
サラリーマンの悲哀を切々と描き、それはそれで結構読ませるのだから
終盤になってそういうオチのつけ方はないだろうと嘆息した。
この作家はきっと違うジャンルで成功すると信じる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無駄な捻りや形容表現の無い、実に間接でスッキリした文章と、内容の面白さに、スラスラと最後まで読み易く、満足しています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月17日に日本でレビュー済み
神経が参ってる方が読むとまずい事になるかもしれません。
主人公とは立場も年令も、性別さえ違うのに、いつの間にか同じ痛み匂い苦悩焦燥暗闇を味わわされていました。
筆者の圧倒的な筆力にはいつも驚かされます。

救いようの無い暗さ。
ひたすら真の暗闇に向かって落ちてゆくような感覚。
暗い、暗い、とにかく暗い。しかし、だからこそ現実の自分自身に希望を持たずにいられない、読後に感じたうっすらとした幸福感は何なんでしょう?
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年8月30日に日本でレビュー済み
1冊に充満するオヤジ
読むと年齢は42歳ぐらいなんだけど、50代の男性みたい
忙しさを全ての理由にして20年間生きてきた男が主人公
無理して購入したマイホームが地元の人が厭味嫌う場所だった
近所の人が少しずつ引越してゆくのと同時に
主人公の職場も上司と折り合いが悪くなり
家庭にも安らぎはない
少しずつ転落してゆく主人公
どうも共感できないのは女からすると「俺は外でこんなに辛抱してるんだ」って
恩着せがましいうざさが鼻につく主人公だからかも
自業自得と割り切れて恐くもなんともない
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「再生ボタン」「怪をきく日々」と読んで来たがこれは社会的な部分が多い。サラリーマンストーリーにホラー要素が鍵のように存在してる。
これを読んで霊的には怖くはならないが何か堕ちていく怖さは伝わる。
福澤作品のいいところは
リアリティであると思う 現実離れした作品の中に
リアリティが存在している所が怖さを引き立てている。
何となく大学生がよむといい気がする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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