不良、というのが、やっぱり合わないな、と。思いました。でもその世界は憧れを持てます。不良あるあるで普通のことだと思いますが、主役と言ってもいい、アイドル顔の不良が、友達とあう直前まで彼女とまぐわっていて、ま〇この臭いがまだする、と語る、そして捨てる。主人公信濃川が、その彼女の後釜に座ろうとする。普通の不良とかでない人はその展開に屈辱を感じるのですが、そうした爛れた仲間内(信濃川を作者に近い存在とすれば貴種流離譚ですけど)という普通の感覚なのでしょう。で、そのアイドル顔の不良が信濃川におごってやるといって食ってから金がないといい、そしてやけくそに大量に友達を呼び出して、ファミレスで食いまくり、最後は信濃川の家庭で払った。これを食い物にされるといって、こっちならもう、一生そいつと同じ空気を吸うのも嫌だと普通の感覚ではなるのですが(数多く不良の家族が信濃川家に挨拶に来た形跡なし)本人、気にもしていない。(鷹揚なとこが魅力。そんなとこで詰まってても小説進まないけど)主人公の人格が最悪だ。と昔の少年サンデーの競馬漫画でありましたが、思うのは、別にまんが、小説の主人公が人格者である必要なく、かえってそうしたストイシズムが強すぎる方が作品に柔軟性なくなり、あとで、本人品川がいじめを受けていたみたいな描写があり、トオクカラ小説読むとまさにそうなのですが、この小説は、本人がそうではない、と心の底から強い気持ちで肯定を続けている、強い小説です。自分がドロップ作者ならそのアイドル顔の不良のことで文句を言い続ける。そんなのでは楽しくないし、品川先生は上手に人生を肯定し、強く生きるすべみたいなものを得ようとしていて。とても感銘受けます。その辺の強いヤンキーが周りには随分ガサツに移って、アイドル顔にされたことを屈辱にも思わないから、他人にけっこううかつなことをしたりして、評判悪かったりしたんだと思います。
でも心は美しいんですよ。
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ドロップ (幻冬舎よしもと文庫) (幻冬舎よしもと文庫 1-1) 文庫 – 2009/3/11
品川 ヒロシ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
不良漫画に憧れ柄の悪い学校に転校したヒロシ。彼はその中学最強の達也たちにビビりながらも達者な口でワルの仲間入りをするが……。ベストセラーとなった青春小説の金字塔! 2009年3月幻冬舎よしもと文庫新刊
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/3/11
- ISBN-104344412729
- ISBN-13978-4344412729
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/3/11)
- 発売日 : 2009/3/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 302ページ
- ISBN-10 : 4344412729
- ISBN-13 : 978-4344412729
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,076,301位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都出身。1995年に庄司智春とともにお笑いコンビ・品川庄司を結成。現在、テレビを中心にラジオ、舞台などで活躍中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『品川トラベラー』(ISBN-10:4847019105)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月31日に日本でレビュー済み
幻冬舎よしもと文庫なるものが存在することをはじめて知った。数年前 お笑いの方が次々と自分の経験に基づく出版していた流れの一環か?
中盤すぎまで、ケンカ ヨタ話が続き、さすが漫才台本みたいにテンポよく読み進められ楽しいのだが、最終的にどういうオチに持っていくのか?、主題はなにか?が気になったが、すべては、最終コーナーの兄貴分的存在とのエピソードへのフリとなっている構成であります。
似たか寄ったかの文化だった私には、内容について特に下品とは思わず、陰性執拗な潜む匿名不良よりはマシだと思います。将来への見通しも判断力もなく ただ不安。信頼できる理解者・誘導者に出会える確立は低く。既存価値観の大人たちは自分の価値観を押し付け窮屈でいらつく。社会のパラダイムから落ちこぼれた反抗期の不良中学生が、「強い」価値観に走る気持ちはよくわかる。勇気・友情・勝利をモットーとする漫画誌JのD作やK作やアクションタレントJの作品はのエンターテーメント類を読む読力はあるが、万引きや窃盗等の社会性を逸脱する罪悪感を芽生えさせる力には至らない状況や、感情の起伏が激しく、妙に人情味があり律儀な面も見せる人物設定は、実際の自分の友人に照らし合わせて、共感できる。
ドロップみたな、生活をしている若者には、いかにすばらしい人と若いうちに出会えるかが勝負ダヨ!といいたいし見つけてもらいたい。
中盤すぎまで、ケンカ ヨタ話が続き、さすが漫才台本みたいにテンポよく読み進められ楽しいのだが、最終的にどういうオチに持っていくのか?、主題はなにか?が気になったが、すべては、最終コーナーの兄貴分的存在とのエピソードへのフリとなっている構成であります。
似たか寄ったかの文化だった私には、内容について特に下品とは思わず、陰性執拗な潜む匿名不良よりはマシだと思います。将来への見通しも判断力もなく ただ不安。信頼できる理解者・誘導者に出会える確立は低く。既存価値観の大人たちは自分の価値観を押し付け窮屈でいらつく。社会のパラダイムから落ちこぼれた反抗期の不良中学生が、「強い」価値観に走る気持ちはよくわかる。勇気・友情・勝利をモットーとする漫画誌JのD作やK作やアクションタレントJの作品はのエンターテーメント類を読む読力はあるが、万引きや窃盗等の社会性を逸脱する罪悪感を芽生えさせる力には至らない状況や、感情の起伏が激しく、妙に人情味があり律儀な面も見せる人物設定は、実際の自分の友人に照らし合わせて、共感できる。
ドロップみたな、生活をしている若者には、いかにすばらしい人と若いうちに出会えるかが勝負ダヨ!といいたいし見つけてもらいたい。
2009年5月5日に日本でレビュー済み
あぁ、これは男性が書いたんだなぁと、
読み始めの数分で納得させられてしまう作品。
どこまで本当かは分かりませんが、読みやすく面白い作品であると思います。
文学的なレベルを求めてしまうと、そこは見劣りしますが、
主人公がおくっている人生観は、魅力的です。
・・・・他人に迷惑をかけまくっているという点では、社会的に認められないのかもしれませんが・・・・。
男性ならば誰もがもっている「欲」を素直に描ききっている、
素直に出し切っている作品だと思います。
不良同士で喧嘩しているうちは、誰にも迷惑をかけないからいい。
しかし、一般人に迷惑をかけることは決して許されない。
・・・という、作品の最後の方の刑事の台詞が印象的でした。
この作品の筆者である品川ヒロシの「素直さ」「勇気」に賞賛をおくりたい作品です。
読み始めの数分で納得させられてしまう作品。
どこまで本当かは分かりませんが、読みやすく面白い作品であると思います。
文学的なレベルを求めてしまうと、そこは見劣りしますが、
主人公がおくっている人生観は、魅力的です。
・・・・他人に迷惑をかけまくっているという点では、社会的に認められないのかもしれませんが・・・・。
男性ならば誰もがもっている「欲」を素直に描ききっている、
素直に出し切っている作品だと思います。
不良同士で喧嘩しているうちは、誰にも迷惑をかけないからいい。
しかし、一般人に迷惑をかけることは決して許されない。
・・・という、作品の最後の方の刑事の台詞が印象的でした。
この作品の筆者である品川ヒロシの「素直さ」「勇気」に賞賛をおくりたい作品です。
2009年4月27日に日本でレビュー済み
元々は秋田書店のコミック版「ドロップ」から入ったので、原作を読みながらも登場人物は全てマンガのキャラ顔に置き換えられました(笑)
「小説」として読むと文章の拙さなどは感じられますが、それを越えるように内容は面白かったです。
また人間としてまだ幼いヒロシを導く存在であるヒデ君の言葉は「大人」の押しつけがましく、どこか強制的である「指導」ではなく、幼い立場を見渡せるようになった「子供に最も近しい大人」の言葉としてヒロシに大切なことを気づかせてくれます。
自分はすっかり登場人物たちよりも年を取っていますが、文中に見せる言葉の大切さや、人としての行動の責任、そして「現実」に起こる暴力の生々しさと、その「痛み」を知る・知らされる事に、作中と同年代の子・勿論それ以外の大人にも読んで、じっくり考えてみて欲しいと思いました。(自分も色々思い返すことがありました)
単なるお笑い芸人の自伝小説+αと思っていましたが、軽く侮っていました。
コミック版とは違った視点で、文字だけだからこそ伝わってくる「言葉の重み」を感じられると思います。
最後に…。
でも過ぎたイタズラだな〜とか「品川悪ッ!」と思ったのも事実です(;'∀`)ゝ”
「小説」として読むと文章の拙さなどは感じられますが、それを越えるように内容は面白かったです。
また人間としてまだ幼いヒロシを導く存在であるヒデ君の言葉は「大人」の押しつけがましく、どこか強制的である「指導」ではなく、幼い立場を見渡せるようになった「子供に最も近しい大人」の言葉としてヒロシに大切なことを気づかせてくれます。
自分はすっかり登場人物たちよりも年を取っていますが、文中に見せる言葉の大切さや、人としての行動の責任、そして「現実」に起こる暴力の生々しさと、その「痛み」を知る・知らされる事に、作中と同年代の子・勿論それ以外の大人にも読んで、じっくり考えてみて欲しいと思いました。(自分も色々思い返すことがありました)
単なるお笑い芸人の自伝小説+αと思っていましたが、軽く侮っていました。
コミック版とは違った視点で、文字だけだからこそ伝わってくる「言葉の重み」を感じられると思います。
最後に…。
でも過ぎたイタズラだな〜とか「品川悪ッ!」と思ったのも事実です(;'∀`)ゝ”
2009年3月30日に日本でレビュー済み
ほんとに下ネタ連発。犯罪行為連発。な作品です。けれど主人公たちがバカすぎて笑えますね。「不良」というものを漠然としか知らなかった私も少し不良の世界を覗き見した感じがして楽しかったです。ただロマンチックなシーンでも著者の顔がちらちらしてあまり入り込めなかったかな笑。あと、どこまで本当か分かりませんが主人公たちの行為により迷惑を被った人も相当いるでしょうね…。そう思うと手放しに高評価はできないっす。けれど友情、恋愛、成長など、青春に欠かせないエッセンスがたっぷり味わえます。マンガみたいなテンポの良さで一気に読めるので読書初心者にはお勧めかも。
2009年3月29日に日本でレビュー済み
劇場で絶賛上映中の作品の文庫小説版です。
手より口の方が達者,大口叩く割には逃げ腰,勉強はしない。
そんなあまり誉められたところのない主人公ヒロシ(品川)の
一挙一動に,なぜか興味が尽きることが無かったです。
その他登場人物も皆個性的で愛すべき奴ばかり。。
思春期特有のささくれた感情とかを,
包み隠さずさらけ出した心意気にあっ晴れ…!
ただ相当犯罪まがいのことをやってるので,
これがもとに立件されでもしたら。。
まぁ,フィクションも混じってるそうなんで大丈夫か。笑
全体的に下ネタ連発,かつ粗野な文章だったりしますが,
不良物語だったから良しなのかな??
でも,思ってたより友情・恋愛・離別…etc,
いろんな要素が詰まってて満足でした。
あとはもっと深く心情を描ききってくれてれば文句無しだったかと。。
手より口の方が達者,大口叩く割には逃げ腰,勉強はしない。
そんなあまり誉められたところのない主人公ヒロシ(品川)の
一挙一動に,なぜか興味が尽きることが無かったです。
その他登場人物も皆個性的で愛すべき奴ばかり。。
思春期特有のささくれた感情とかを,
包み隠さずさらけ出した心意気にあっ晴れ…!
ただ相当犯罪まがいのことをやってるので,
これがもとに立件されでもしたら。。
まぁ,フィクションも混じってるそうなんで大丈夫か。笑
全体的に下ネタ連発,かつ粗野な文章だったりしますが,
不良物語だったから良しなのかな??
でも,思ってたより友情・恋愛・離別…etc,
いろんな要素が詰まってて満足でした。
あとはもっと深く心情を描ききってくれてれば文句無しだったかと。。