真山仁作品の中では富永検事が好きなのですが、ここに登場する田嶋は同じくらい魅力的で
感情移入しながら読みました。
中国の原発建設に携わる日本人田嶋とその責任者である中国共産党のエリート登。
それぞれがいろんな試練に立ち向かいながら紅葉原発の運開を北京五輪開幕に合わせられるか、
をストーリーの本筋としているものの、私は映画fukushima50を見ているかのような臨場感で
読み進めました。いろいろな意味づけでこの本を語ることができますが、
私は単純に田嶋の魅力を知ってもらいたい気持ちが一番。
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ベイジン 上 (幻冬舎文庫 ま 18-1) 文庫 – 2010/4/1
真山 仁
(著)
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- 本の長さ401ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2010/4/1
- ISBN-104344414683
- ISBN-13978-4344414686
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対象商品: ベイジン 上 (幻冬舎文庫 ま 18-1)
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2010/4/1)
- 発売日 : 2010/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 401ページ
- ISBN-10 : 4344414683
- ISBN-13 : 978-4344414686
- Amazon 売れ筋ランキング: - 44,961位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 300位幻冬舎文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962(昭和37)年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004(平成16)年に企業買収の壮絶な舞台 裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。’07年、『ハゲタカ』『ハゲタカ2(「バイアウト」改題)』を原作としたNHK土曜ドラマが大きな話題を呼んだ。作 品の対象に徹底的に迫る取材力と緻密な文体を併せ持つ、新たな旗手として注目を集めている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 プライド (ISBN-13: 978-4103233213 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月28日に日本でレビュー済み
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2023年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国での汚職摘発、世界最大の原発開発をめぐるストーリー。
上下巻に分かれており、上巻は導入部。徐々に物語が盛り上がっていく。
中国人の名前は読みにくく、覚えづらいが中国における権力闘争や都市と農村出身者、男女の絡みが複雑に絡み面白さを増してくる。
下巻に期待したい。
上下巻に分かれており、上巻は導入部。徐々に物語が盛り上がっていく。
中国人の名前は読みにくく、覚えづらいが中国における権力闘争や都市と農村出身者、男女の絡みが複雑に絡み面白さを増してくる。
下巻に期待したい。
2011年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一箇所の原発の話をしており、この2冊のボリュームに膨らましているので、
寄り道は多くある本だと感じた。
寄り道は多くある本だと感じた。
2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メルトダウンに到る過程は、福島原発そのもの。
非常用ディーゼルエンジンの不作動の理由は違うけど・・・・・。
この作品は福島原発事故の3年前に書かれている。作者は、まさか、日本ではメルトダウンは
起きないと思っていただろう。
原発を続けていくのは無理。人間のやることに絶対はない。おまけに、日本では核のゴミの
処理法がない。地中深く埋めるといっても、それが地震で破壊されたらどうなる?
建設費、運転費用だけで原発は安いと言われているが、廃棄、核のゴミ処理まで考えたら、
安いなんてことはない。いい加減、原発はあきらめるべきだ。
非常用ディーゼルエンジンの不作動の理由は違うけど・・・・・。
この作品は福島原発事故の3年前に書かれている。作者は、まさか、日本ではメルトダウンは
起きないと思っていただろう。
原発を続けていくのは無理。人間のやることに絶対はない。おまけに、日本では核のゴミの
処理法がない。地中深く埋めるといっても、それが地震で破壊されたらどうなる?
建設費、運転費用だけで原発は安いと言われているが、廃棄、核のゴミ処理まで考えたら、
安いなんてことはない。いい加減、原発はあきらめるべきだ。
2019年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原発の建設を題材に中国の覇権主義、国内での特権階級の横暴、一方で、汚職の摘発の困難さ、上流階級への絶対服従など、平和が当然と感じている日本人では想像できないようなことが平然と行われる中国が現在も続いていうように思える。もし、中国で原発事故が起きればと考えると恐ろしくなる。
2017年5月14日に日本でレビュー済み
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どんな小説なのかと不安でしたが、最初からハラハラドキドキ!面白くてしかも為になる。
人物描写の描き方も深い!読んで良かった。
人物描写の描き方も深い!読んで良かった。
2019年1月28日に日本でレビュー済み
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この作者の作品の中でも秀逸かと思います。上下巻、一気に読みました。ただ、この作品だけではなく全体にいえることですが、妙なロマンスなど入れずに、硬派の小説に徹していただきたかった。男性の登場人物は悪役も含め、たいへんにリアリティがありますが、女性の登場人物は、類型的で、リアリティが感じられず、せっかくの、おそらく、丹念な取材に基づいた、作品そのもののリアリティを薄めてしまっています。惜しいです!!
2014年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻まで読み終えた感想ですけど、こんな終わり方ありなんですかね、の一言です。読んできた時間が無駄に感じられました。
途中惹きつけられたことはあったんですけどね。
途中惹きつけられたことはあったんですけどね。