これ読んでると、まあ、見事に、日本の歴史を動かしてきたのは、
ホモ・セクシャルな連帯意識と武士道という名のゲイ・スピリットであるということになるのだ。
誰でも知っているあの人もこの人も・・・みんなみんなホモということになっている。
まあ、精神的な意味も含めてではあるが、それは稀有なパターンで、むしろ、しっかりとしたゲイ・ネットワークを張り巡らしたものが天下を制してきた、といって過言ではないよう…だ。
信じがたいことだが、しょうがない。これだけ堂々と歌に日記に公文書にさえ、明に暗に記述が残っているのだから・・・
僧侶や公家や武士の嗜好や嗜み・・・くらいにしか認識していませんでしたが、
まさか、ゲイ・スピリットが強いほど、その絆が強く、戦や政治力にも強かった・・・というのには、驚きと共に感心すらしてしまった。
だって、たしかに、そう考えると腑に落ちてしまうのだから・・・
もし、男が、「この人のために死ねる」と思って闘うことがなかったら、たしかに、この世は違っていただろう・・・人間が突き動かされ、本当に命を賭けるのは、
漠然とした主義主張や国・・・なんてもんじゃなくて、結局は理想を体現してくれる「その人」のた・・・なんだから。
ドイツの民俗学者、フリードリヒ・クラウス って人は、日本が日清日露戦争に勝てたのは、兵士たちのホモ・セクシャルな人間関係に理由がある・・・と言ったそうですよ。
これを受けて、歴史学者氏家幹人氏は、このような兵士同士の愛の絆の強さこそが、清やロシアを相手に日本兵が勇敢に戦った最大の背景ではなかったか・・・と述べておられます。
それはもう、氏家著「武士道とエロス」も読まなくちゃね。(買ってはあるが)
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BL新日本史 単行本 – 2006/12/1
歴史の影にBLあり!? ヤマトタケルの時代にも、幕末志士の間にもあったひそかな秘密…。新しい観点からひもとく新日本史!
(イラスト:九州男児)
(イラスト:九州男児)
- 本の長さ140ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎コミックス
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104344808576
- ISBN-13978-4344808577
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎コミックス (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 140ページ
- ISBN-10 : 4344808576
- ISBN-13 : 978-4344808577
- Amazon 売れ筋ランキング: - 530,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,216位日本史一般の本
- カスタマーレビュー:
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2010年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店で「なんぞこれ」と思って凝視していたのですが、恥ずかしくてアマゾンで買いました。
・まさかヤマトタケルの時代から男色文化があった?
・アッーな内容の日記の原文大公開
・延暦寺では、修行より男色
などなど。
とりあえず、腐女子だとかそういうことは関係なく、面白いです。
ちなみに私はカップリングとかそういうことには全く興味ありませんが、とても楽しめました。
・まさかヤマトタケルの時代から男色文化があった?
・アッーな内容の日記の原文大公開
・延暦寺では、修行より男色
などなど。
とりあえず、腐女子だとかそういうことは関係なく、面白いです。
ちなみに私はカップリングとかそういうことには全く興味ありませんが、とても楽しめました。
2012年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に衆道を詳しく書いてはありません。
日本古来の衆道の主なエピソードと、こうだったらいいな?的な記載が混ざって書かれた物です。
気楽に読む雑学レベルの本です。
日本古来の衆道の主なエピソードと、こうだったらいいな?的な記載が混ざって書かれた物です。
気楽に読む雑学レベルの本です。
2008年8月23日に日本でレビュー済み
本当に日本は様々な価値観に寛容だったんですね欧米やアラブとは大違い!昔の日本人は本当に優しかったんですねだって今では平気で差別しますもんねえ
2007年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
石田三成の裏側を知りたくて、買いました
全体的には普通には習わない興味深い内容でしたし、衆道の歴史って意外と古い時代からあったことを知り、勉強になりました
しかし、先述の石田三成の個所で納得の行かないものもあります
と言うのは、関ヶ原は豊臣VS徳川ではないと思うからです
この著者は歴史上誰もが知っていないとおかしい関ヶ原を「秀吉の死後、豊臣と徳川の対立が深まった時」と書かれていましたが、対立そのものは関ヶ原以前からあったし、決定付けたのは大坂夏・冬の陣だと思うのですが・・・
関ヶ原時点で家康は会津(上杉)討伐を掲げているので、表立って豊臣の縮小は図ってません
豊臣が小大名に格下げされたのは関ヶ原後の話じゃないかと思うのですが、こんなとこに書くべきことではないと思いますけど、たまに間違えた歴史内容を平気で書かれる作家さんがいらっしゃるもので、恥を忍んで書きました
なんの参考にもならないレビューですみません
全体的には普通には習わない興味深い内容でしたし、衆道の歴史って意外と古い時代からあったことを知り、勉強になりました
しかし、先述の石田三成の個所で納得の行かないものもあります
と言うのは、関ヶ原は豊臣VS徳川ではないと思うからです
この著者は歴史上誰もが知っていないとおかしい関ヶ原を「秀吉の死後、豊臣と徳川の対立が深まった時」と書かれていましたが、対立そのものは関ヶ原以前からあったし、決定付けたのは大坂夏・冬の陣だと思うのですが・・・
関ヶ原時点で家康は会津(上杉)討伐を掲げているので、表立って豊臣の縮小は図ってません
豊臣が小大名に格下げされたのは関ヶ原後の話じゃないかと思うのですが、こんなとこに書くべきことではないと思いますけど、たまに間違えた歴史内容を平気で書かれる作家さんがいらっしゃるもので、恥を忍んで書きました
なんの参考にもならないレビューですみません
2007年2月4日に日本でレビュー済み
なんとな〜く、ボーイズラブと謳う割には表紙が意外にも硬派な感じがしたので購入しました。
思ったとおり書中にはコミックや小説に出てくる艶っぽいイラストはないものの、
つい「くすっ」と笑ってしまう可愛さを持ちながら、
上手い具合ににデフォルメされた歴史上の人物達が登場していました。
全体的な印象としては文字が中心の本です。
愛らしくも笑いをさそうイラストは本当に挿絵、といった程度。
マンガも1ページ分くらいのものが3つ4つぐらいです。
誰が同性愛者であって、誰を愛したのか――――
というカップリングを中心に見ていくのではなく、
あくまでもこの本はボーイズラブ文化視点で読み解く「日本史」、がテーマでした。
古代(飛鳥・奈良)のヤマトタケルから明治時代の大正デモクラシーまで、
網羅されている時代幅も随分と広いものです。
日本史もボーイズラブも知ってしまいたい、という非BL愛好者(非腐女子、ってやつですね)の方にも
充分通用するであろう清々しさ(開き直りに近い気もしますが)も良かったと思います。
ですが、ところどころ「ゲイ」を「ホモ」と呼んだりする部分もあり、
差別的な印象を受ける人もいるのではないかな・・・?と感じた節があるので☆はひとつ減らしておきます。
ただし娯楽で読むサブカル本としては良本ですよ!
思ったとおり書中にはコミックや小説に出てくる艶っぽいイラストはないものの、
つい「くすっ」と笑ってしまう可愛さを持ちながら、
上手い具合ににデフォルメされた歴史上の人物達が登場していました。
全体的な印象としては文字が中心の本です。
愛らしくも笑いをさそうイラストは本当に挿絵、といった程度。
マンガも1ページ分くらいのものが3つ4つぐらいです。
誰が同性愛者であって、誰を愛したのか――――
というカップリングを中心に見ていくのではなく、
あくまでもこの本はボーイズラブ文化視点で読み解く「日本史」、がテーマでした。
古代(飛鳥・奈良)のヤマトタケルから明治時代の大正デモクラシーまで、
網羅されている時代幅も随分と広いものです。
日本史もボーイズラブも知ってしまいたい、という非BL愛好者(非腐女子、ってやつですね)の方にも
充分通用するであろう清々しさ(開き直りに近い気もしますが)も良かったと思います。
ですが、ところどころ「ゲイ」を「ホモ」と呼んだりする部分もあり、
差別的な印象を受ける人もいるのではないかな・・・?と感じた節があるので☆はひとつ減らしておきます。
ただし娯楽で読むサブカル本としては良本ですよ!
2009年3月13日に日本でレビュー済み
軽くスラスラ読めます。
かなり簡単に書いているし、イラストもあるので読みやすいです。
入門編といったところでしょうか。これを機に色々本を読み進めました。
詳しく知りたいという方にはおすすめしません。
かなり簡単に書いているし、イラストもあるので読みやすいです。
入門編といったところでしょうか。これを機に色々本を読み進めました。
詳しく知りたいという方にはおすすめしません。
2007年1月6日に日本でレビュー済み
BL視点からの古文(日本の歴史)を読むと言った方が良いかもしれませんね。日本の歴史を読むに離せないものはBOYS LOVEということが納得できる一冊です。
日本史ではBOYS LOVEというものが普通であり、また政治にも一般民衆にも、武士にもBOYSLOVEは古来から明治まで浸透していたことが、この一冊で分かります。そして、何時何処で、BOYSLOVEというものが「低俗」になったか?ということも書かれています(大正デモクラシーにより、キリスト教の思想が入ってきて、『GAY=低俗』となったということが書かれていますが)。また、日本史で自分が疑問に思ったことや、日本史の辻褄が合わないなどの思った時には、この一冊は効果を発揮すると思います。
本書の中身ですが、漫画がもう少し多彩に有ってほしかったです。そういうことで、☆を一つ減らしました。改善点としては、それぞれ、一ページにの文章があると同時に、漫画も一ページという具合で(左右対称のような感じで)。しかし、数ページの漫画しかありませんが、非常にユーモアで笑わしてくれる部分があるので、一度、YAOIの人や日本の歴史をもっと詳しく知りたい方にはお勧めの本です。YAOIは好きだが、日本史嫌いだった女性にも必見の一冊かもしれませんね(^^)。日本史の謎が見えてくると思います。
※少々、発言禁止用語が幾つか見られますが、ボーダーラインを超えるかどうかの瀬戸際発言が見られます。そういうのも含めて、どうぞ読んで見てください。
日本史ではBOYS LOVEというものが普通であり、また政治にも一般民衆にも、武士にもBOYSLOVEは古来から明治まで浸透していたことが、この一冊で分かります。そして、何時何処で、BOYSLOVEというものが「低俗」になったか?ということも書かれています(大正デモクラシーにより、キリスト教の思想が入ってきて、『GAY=低俗』となったということが書かれていますが)。また、日本史で自分が疑問に思ったことや、日本史の辻褄が合わないなどの思った時には、この一冊は効果を発揮すると思います。
本書の中身ですが、漫画がもう少し多彩に有ってほしかったです。そういうことで、☆を一つ減らしました。改善点としては、それぞれ、一ページにの文章があると同時に、漫画も一ページという具合で(左右対称のような感じで)。しかし、数ページの漫画しかありませんが、非常にユーモアで笑わしてくれる部分があるので、一度、YAOIの人や日本の歴史をもっと詳しく知りたい方にはお勧めの本です。YAOIは好きだが、日本史嫌いだった女性にも必見の一冊かもしれませんね(^^)。日本史の謎が見えてくると思います。
※少々、発言禁止用語が幾つか見られますが、ボーダーラインを超えるかどうかの瀬戸際発言が見られます。そういうのも含めて、どうぞ読んで見てください。