幼馴染ってこういう感じだろうなぁ、と思い
そこにもし恋愛感情が絡んだら、そしてそれが男性同士なら・・・、
きっとこんな風に言い出したくても言い出せない、
切ない感じだろうなぁ・・・と感情やエピソードがとてもリアルに感じました。
恋心に気づいていない郁弥の目線で語られるので
どれもお互いの負けん気で意地の張り合いのようにしか書かれていませんが
最後のケンカのきつかけになったサッカーの試合のことや
急な引っ越し等々・・・、早くから郁弥への気持ちを自覚していた皓の
その時々の想いを考えるとすごく切なくなってしまいました。
ようやく心を打ち明けられたので、この後のふたりも読んでみたいです。
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背中合わせでキスを (幻冬舎ルチル文庫) 文庫 – 2011/1/18
隣り同士の家に三日違いで生まれた都弥と皓。何かにつけて張り合いながら成長した二人が、大人になって偶然再会して……!?
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎コミックス
- 発売日2011/1/18
- ISBN-104344821378
- ISBN-13978-4344821378
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎コミックス (2011/1/18)
- 発売日 : 2011/1/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 287ページ
- ISBN-10 : 4344821378
- ISBN-13 : 978-4344821378
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お互い思いあってるのに擦れ違ってしまったり、再会した時には違う人が隣に居たり…切ないけどでも最後はハッピーエンド。そんなストーリーが好きなので、読み始めてから最後数十ページまで、ど真ん中だし幼馴染物だし星5つ!と、途中涙したりしながら思ってました。でも最後残すところ数十ページまさにクライマックスで一気に萎えてしまいました。
アレアレ?美優の元カレの拓巳が乗り込まなければ、皓は美優と結婚していた?郁弥も皓を略奪しにまで行った。けど、皓は??
ずっと郁弥が好きなことは色々なとこから伝わってきたけどやっぱり皓にも何かアクションを起こしてほしかった。佐久間に対するアクションでなく、結婚式に向ってる現実に対しての。
嘘ついてたけど佐久間の方がよっぽど郁弥に執着してた。
最後はハッピーエンドで、イラストやストーリーもとても素敵でしたが結婚式を普通に迎えていた皓にだけ残念でしたので…
アレアレ?美優の元カレの拓巳が乗り込まなければ、皓は美優と結婚していた?郁弥も皓を略奪しにまで行った。けど、皓は??
ずっと郁弥が好きなことは色々なとこから伝わってきたけどやっぱり皓にも何かアクションを起こしてほしかった。佐久間に対するアクションでなく、結婚式に向ってる現実に対しての。
嘘ついてたけど佐久間の方がよっぽど郁弥に執着してた。
最後はハッピーエンドで、イラストやストーリーもとても素敵でしたが結婚式を普通に迎えていた皓にだけ残念でしたので…
2012年7月13日に日本でレビュー済み
なんとも「幼馴染」というものに味がありました。
こういうふうに「幼馴染」を表現できるんだと、作者の感性のベクトルに脱帽です。
、
生まれも3日違い、お隣さんで中学まで一緒だった皓と郁哉は、何をやってもお互い負けるのがイヤで張り合って生きてきた。
でもあることがきっかけで大ゲンカ。その後皓は転勤する親についてあっけなく引っ越してしまい、音信不通となる。
そして10年以上経って、二人は再会。
本の表紙などのデザイナーとなった郁哉の仕事仲間の女性の婚約者がなんと弁護士になった皓だった。
……ということで、郁哉視点で話が進むわけですが、特筆すべきは「幼馴染」の関係の表現性。
雰囲気で語ってくるのです、この本は。
言葉は普通にありそうなセリフでも、行間の醸し出す雰囲気が、二人の関係の特別さを伝えてくる。
それはまだ好きだとか嫌いといった恋愛感情ではないのですが、その特別な相手という認識が、ふわりと恋愛感情に昇華してくる瞬間が、また言葉だけでなく雰囲気が表現されてるところがすごいです。
作者がそう意図したのかどうかは知りません。
たぶん、そんなこと考えてなかったと思います。でもだとしたら、天然で行間を作り出す才能にあっぱれ。
相手に負けたくはないけど、相手が別の誰かに騙されたりコケにされたりするのは心底許せない。
相手には自分が知らなくても幸せであってほしい。
相手に素直に言えないけれど、相手から託されたものは何があっても捨てられない。
素直じゃない。右と言われれば左を向いてしまうのに、すべての行動の裏には「愛情」がある。
相手への尊敬があり、唯一無二の絆がある。
それをまるっと一冊かけて読ませる秀逸作品でした。
「幼馴染」と「恋人」のはざまにあるような二人の関係、是非おススメの一冊です。
こういうふうに「幼馴染」を表現できるんだと、作者の感性のベクトルに脱帽です。
、
生まれも3日違い、お隣さんで中学まで一緒だった皓と郁哉は、何をやってもお互い負けるのがイヤで張り合って生きてきた。
でもあることがきっかけで大ゲンカ。その後皓は転勤する親についてあっけなく引っ越してしまい、音信不通となる。
そして10年以上経って、二人は再会。
本の表紙などのデザイナーとなった郁哉の仕事仲間の女性の婚約者がなんと弁護士になった皓だった。
……ということで、郁哉視点で話が進むわけですが、特筆すべきは「幼馴染」の関係の表現性。
雰囲気で語ってくるのです、この本は。
言葉は普通にありそうなセリフでも、行間の醸し出す雰囲気が、二人の関係の特別さを伝えてくる。
それはまだ好きだとか嫌いといった恋愛感情ではないのですが、その特別な相手という認識が、ふわりと恋愛感情に昇華してくる瞬間が、また言葉だけでなく雰囲気が表現されてるところがすごいです。
作者がそう意図したのかどうかは知りません。
たぶん、そんなこと考えてなかったと思います。でもだとしたら、天然で行間を作り出す才能にあっぱれ。
相手に負けたくはないけど、相手が別の誰かに騙されたりコケにされたりするのは心底許せない。
相手には自分が知らなくても幸せであってほしい。
相手に素直に言えないけれど、相手から託されたものは何があっても捨てられない。
素直じゃない。右と言われれば左を向いてしまうのに、すべての行動の裏には「愛情」がある。
相手への尊敬があり、唯一無二の絆がある。
それをまるっと一冊かけて読ませる秀逸作品でした。
「幼馴染」と「恋人」のはざまにあるような二人の関係、是非おススメの一冊です。
2011年1月21日に日本でレビュー済み
良かったです。
幼なじみモノは元々好きだけど、こういうカタチで萌えるとは思ってなかった。
幼なじみモノのパターンを踏襲しているはずなのに、書き方、エピソード、人物によって他より抜きんでている仕上がり。
じわじわとした柔らかい感動です。
「何かにつけて競い合う二人の幼なじみ」という部分を丁寧に描いているからこその感動でしょうね。
様々なエピソードが本当の男同士ならこんな感じだろうと読者に納得させるセンスが良い。
幼なじみでしか分かり合えない事柄を上手に表現されている。
そしてそこにノスタルジアな雰囲気を絡めてきているので、読み手としては一層気分が高揚するんですよ。
二人がする共通のスポーツ、サッカーでの出来事も良かったと思います。
そんなこんなで二人の子供の頃から学生時代は特に萌え萌えでたまらんかったです、いいとこついてくるなぁ。
大人になってからは、新しい登場人物も加わりちょっとした波乱をいくつかちりばめてドキドキさせてくれます。
現実的な事もスパイスとしては良い結果にもつながっているし。
私の個人的なツボとしては、受けの強気で負けず嫌いなところが意外にはまってしまいました。
他にも、落ち着いた攻めが普段とは違って、受けが絡む事には動揺を隠せないところとか。
モーソーが止まりません(笑)
ストーリー中、所々で行動の意味や事態の予測が出来てしまうところなどはありますが、それも安心材料と思う程度。
ただ、最後の方、結婚式の結末のつけかたが私にとっては納得しづらかったです。
すごく良い作品だと思うので☆は悩みますが、あくまでも二人の恋愛に重点をおくなら☆5つ。
納得できるかどうかというストーリー重視なら☆4.8。
でも、萌えパワーが強い作品でしたので☆5つにしました。
幼なじみものが好物の方にはうってつけの作品だと思います。
幼なじみモノは元々好きだけど、こういうカタチで萌えるとは思ってなかった。
幼なじみモノのパターンを踏襲しているはずなのに、書き方、エピソード、人物によって他より抜きんでている仕上がり。
じわじわとした柔らかい感動です。
「何かにつけて競い合う二人の幼なじみ」という部分を丁寧に描いているからこその感動でしょうね。
様々なエピソードが本当の男同士ならこんな感じだろうと読者に納得させるセンスが良い。
幼なじみでしか分かり合えない事柄を上手に表現されている。
そしてそこにノスタルジアな雰囲気を絡めてきているので、読み手としては一層気分が高揚するんですよ。
二人がする共通のスポーツ、サッカーでの出来事も良かったと思います。
そんなこんなで二人の子供の頃から学生時代は特に萌え萌えでたまらんかったです、いいとこついてくるなぁ。
大人になってからは、新しい登場人物も加わりちょっとした波乱をいくつかちりばめてドキドキさせてくれます。
現実的な事もスパイスとしては良い結果にもつながっているし。
私の個人的なツボとしては、受けの強気で負けず嫌いなところが意外にはまってしまいました。
他にも、落ち着いた攻めが普段とは違って、受けが絡む事には動揺を隠せないところとか。
モーソーが止まりません(笑)
ストーリー中、所々で行動の意味や事態の予測が出来てしまうところなどはありますが、それも安心材料と思う程度。
ただ、最後の方、結婚式の結末のつけかたが私にとっては納得しづらかったです。
すごく良い作品だと思うので☆は悩みますが、あくまでも二人の恋愛に重点をおくなら☆5つ。
納得できるかどうかというストーリー重視なら☆4.8。
でも、萌えパワーが強い作品でしたので☆5つにしました。
幼なじみものが好物の方にはうってつけの作品だと思います。
2011年1月18日に日本でレビュー済み
失礼ながら今までこの方の作品は何作か読みましたが記憶に残る作品
はありません。いつも惜しい佳作というイメージでしたが
この作品は記憶に残る素敵な作品でした。
幼馴染みモノは数あれど甘くもなくザラっとした苦みを含みつつちょっぴりベタだけどもロマンチックな演出にホロっときました。
教会に恋人をさらいに行くのは「卒業」でしたか忘れましたが
中学生の頃に一緒に見た映画になぞらえて(受)が(攻)が結婚する
式場へと向かうところはキュンキュンきました。結果、良いオチが待って
いて結ばれるのですが取って付けた
様な都合の良さではなく、これがベストだいう素敵な
終わりになってました。
はありません。いつも惜しい佳作というイメージでしたが
この作品は記憶に残る素敵な作品でした。
幼馴染みモノは数あれど甘くもなくザラっとした苦みを含みつつちょっぴりベタだけどもロマンチックな演出にホロっときました。
教会に恋人をさらいに行くのは「卒業」でしたか忘れましたが
中学生の頃に一緒に見た映画になぞらえて(受)が(攻)が結婚する
式場へと向かうところはキュンキュンきました。結果、良いオチが待って
いて結ばれるのですが取って付けた
様な都合の良さではなく、これがベストだいう素敵な
終わりになってました。