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すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書) (幻冬舎新書 ひ 1-1) 新書 – 2006/11/30

日垣 隆 (著)
3.2 5つ星のうち3.2 27個の評価
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  1. 本の長さ
    212ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    幻冬舎
  4. 発売日
    2006/11/30
  5. ISBN-10
    4344980131
  6. ISBN-13
    978-4344980136
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2006/11/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/11/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 212ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344980131
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344980136
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 27個の評価

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日垣 隆

日垣 隆

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作家・ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。大学卒業後、書店員、トラック配送員、TVレポーター、編集者など数々の職を経て、87年から執筆活動に入る。世界取材85カ国。『そして殺人者は野に放たれる』で新潮ドキュメント賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『楽しく稼ぐ本』(ISBN-10:4479303006)が刊行された当時に掲載されていたものです)

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上位レビュー、対象国： 日本

いじさまっくす
5つ星のうち2.0 画龍点晴を欠く作品。
2007年2月28日に日本でレビュー済み
まさに、画龍点晴を欠く作品。
基本的には、文章の歯切れもよくわかりやすいので読みやすいです。
読むのに時間は、かからないでしょう。
出だしは、なかなかいい印象でしたが、他のレビュアー同様
2章の悪文例を出すあたりから、これはむしろ個人攻撃では？と
勘違いしてしまいそうになりました。
わざわざ、ここまで具体的に名指ししなくてもと、ちょっと引きました。
まともなことも書いてあるのでとても惜しいです。
ということで、総合的には、あまりお勧めはできないかな。。。
文章術の本は、もっといい本が出ていますし。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
watanabe8760
5つ星のうち3.0 現実問題として書くために
2007年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルにもあるように、書いて「稼ぐため」の方法論が綴られた一冊です。
この「稼ぐため」というのがこの本のミソで、現実問題として書いてお金を発生させるための生々しい技術や考察がメインになっています。
やはり稼ぐためにはきれいごとばかり言っているわけにはいかず、人目を惹くために泥臭いことをやらなければなりません。
目が冴えるようなアイデアというよりは、より多くの人に受け入れてもらうための初歩的・基本的テクニックの徹底に重点を置いています。
そういうある種の厳しさの中で生きてきた著者の文章は、少しギラギラしていて、人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。
感情的にならずに、一つの世界観を勉強するつもりで読むのがよいと思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
きち
5つ星のうち1.0 看板に偽りあり
2009年10月28日に日本でレビュー済み
この本を読んでも、文章ですぐに稼げるようにはなりません。
作者は攻撃的な評論をすることで有名なので、この本の書き方はあなたに不快感を与えるかもしれません。
２，３の文章を書く上で広く有用な示唆を含んでいます。

この本にある方法論に沿ったレビューを作成すると、以上のようになります。

文章でお金を稼ぐためには、
1.編集者への人脈を構成すること
2.人に読みたいと思わせる文章を書くために、長期の訓練や学習が必要なこと
3.無報酬で良文を提供するアマチュアなどのライバルに負けない付加価値があること
が必要であり、それらは一朝一夕に成るものではない。
と著述されています。
思い立ってこの本を読んだからといって、すぐに稼げるわけではないのです。もちろん。

著者は攻撃的な評論をすることで有名です。
本書でもその芸風がいかんなく発揮されています。
しかし、文章における技巧上の問題点を指摘し改善案を提示するにとどまらず、作文者の人格や経歴まで否定してしまうことは良い文章を書くための指南書という趣旨を大きく逸脱していると思われます。

本書を読むことは、全くの徒労ではありません。
いくつかの広く有用な示唆を含んでいます。
1.文章を書くときには、読み手を想定して書くこと（誰がどうして読むのか）
2.結論を明確にし、結論に至る最低３つの理由を提示する。
3.むやみに人を貶めると、なにより自身の卑しさが目立つ。
78人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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な
5つ星のうち4.0 賛否両論、レビューが荒れていますが。。。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
読了：201６年０５１冊（６月８冊）★3.7
2006/11/30　日垣 隆 (著)

結論から言うと「すぐに稼げる」は嘘ですね…。才能や人脈があれば可能、ということか。まぁ題名は編集者がつけたのかもしれませんが。

本書のどのレビューも荒れていて、それを読むのもちょっと楽しかったりしますが、確かに後読感はあまりよくありません。文章のノウハウ的な内容もありますが、それはこの類の本にはよく書かれている内容です。
他の本の批判や、自慢ととれる部分が目立つのが評価の悪い原因なのかも。私はその歯切れの良さみたいなものが、面白くもありましたが。

ちなみに、本のレビューを読むのが好きな私にとって、巻末の必読書３３冊が面白かったです。誰かに何かを勧めるのは難しく、言い方一つで印象も大きく変わります。これから文章を書くのにも、本を選ぶにも参考にはなりました。（自書があったのは、少し分噴飯でしたが…）
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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懸垂百回
5つ星のうち5.0 ブーメランのように鋭く斬り込む快著
2011年9月5日に日本でレビュー済み
著者は，『 裁判官に気をつけろ！ 』，『 そして殺人者は野に放たれる 』，『 秘密とウソと報道 』，『 世間のウソ 』，『 情報への作法 』などで知られる，著名な自称ジャーナリストである。本書は，「書いて稼ぐ」という観点から論じられた，新しいタイプの文章読本だ。

第1章の「これだけは気をつけたい基本の基」（pp.37-43）という項では，次のような作法が示される。

「(4)誤字が生まれる法則
〔略〕文章のメインテーマである固有名詞を間違えるのはかなり恥ずかしい。『ハリーポッター』と書くべきところを，『ハリポッター』なんて2回も3回も間違えていたら致命的ですよね。
〔略〕
(5)引用は一字一句正確に
　文献から引用をするときには，カギカッコの形を「　」から『　』に替えないほうが良いと思います。〔略〕たった1つの句読点を打ち間違えてもいけません。とにかく引用は正確に行いましょう。
　ちなみに私は，引用をするときに「　」ではなく《　》でくくるようにしています」（pp.39-41）

「ハリーポッター」というのは，J・K・ローリング作『 ハリー・ポッターと賢者の石 』などに登場する主人公の少年「ハリー・ポッター」のことだ。それはともかく，他の文献からの引用に対する著者のストイックな姿勢は，高く評価されてしかるべきだ。

通常，専門的な学術誌などにおいては，引用の作法もきっちり決まっており，引用元を明示しない論文は，それだけで論文とみなされなくなる。これに対して，著者のフィールドである一般書の分野では，引用のルールは不明確で典拠すら示されないことも多く，しかも改竄や捏造がバレても回収騒ぎになったりはしない。私などは，べつに「　」が『　』に替わっても構わないと思うし，横書きの文章では，読みやすさを優先して漢数字を算用数字に改めているが，どうやら著者は，形式と一貫性をかなり重視する立場のようだ。たしかに，著者のスタイルは，本書に限らずどの本でも，余所から文章を引っ張ってきて意味不明の茶々を入れる，という芸風であり，そうであれば引用の正確さは本全体の評価を左右する生命線となる。

しかし，それでも魔が差したりついウッカリといった事態も生じうる。この場合はどうすべきか？

「謝罪をするときには，(1)謝罪の言葉，(2)その理由（反省），(3)償い（穴埋め）の3つができているかどうかを念頭に置いて対処していかなければなりません」（p.62）

ネットを利用しての，個人による情報発信が常態となりつつある現代では，大手出版社といえども，“売れればいい”とばかりに商品（本）の粗製濫造に走って，内容の正確性については知らんぷりを決め込む，という手法は通用しにくくなっている。著者のように，明確で厳格なルールを提示する姿勢に，心からの敬意を表したい。

余談だけど，《 》って，ブーメランに似てるよね。

※2011/9/6追記：表記のおかしかった箇所を修正しました。なお，引用文中の(1)などの数字は，原文では丸囲みの数字です。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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chi
5つ星のうち2.0 タイトルが秀逸。でもタイトルだけ？？
2007年3月19日に日本でレビュー済み
タイトルで衝動買いしてしまいました。今流行の新書は値段が手軽ということもあって、ネットで吟味せずについつい買ってしまうというカモを多数生み出していますね。

内容に関するレビューは厳しいご意見をお書きの他の方にお譲りいたしますが、一言だけ。

著者には、他人の文章の批判や著書の宣伝と思われてしまっていることで、本著が、「すぐに」どころか、「稼げる文章」ですら、既になくなっていることをご理解頂きたいものです。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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mbookdiary
5つ星のうち3.0 売文家の方法論
2006年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「私にとって文章は、お金を払って読んでもらうという以外の意味をもっていません。（あとがきより）」という著者がその方法論を語る。接続詞「〜で」「〜が」は出来るだけ使わないほうがいい。読者に立ち止まってもらいたいときには文章の中で疑問を投げかける。最低3種類の読者を想定するなど具体的なヒントが多数ある。タイトルどおりすぐに稼げるかどうかは疑問。よりよい文章が書けるように最低1万時間努力を継続することが出来ればお金をもらえるようになるということかもしれない。「稼げる」文章を書く際の基本と心構えを書いた本。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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be3osaka
5つ星のうち3.0 エッセイとして読む
2020年4月4日に日本でレビュー済み
本書は文章術というよりも、文章術エッセイとして読むとおもしろいでしょう。その理由は、雑学的知識が豊富なことと、体系性が物足りないからです。
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