タイトルがいいですよね。けっこうイタイところをつかれちゃっていると感じている人は多かったりして。
言いたいことは第8章「なぜイヌやネコでなければダメなのか」に集約されている感じ。
昔は《ペットはその家庭の子どもの希望で飼われることが多かったのだ。ところが今は、そもそも子どもの数じたいが少ないので、ペットは最初からその家で飼われていることが多い》(p.168)、《熱狂的なイヌ、ネコ好きの多くは「子どもがゼロかひとり」「子どもがふたり」が分水嶺で、「子どもが三人以上」には「何よりもイヌ、ネコ」という人はほとんどいない》(p.170)、《性別や年齢を感じさせないイヌやネコに同化するように遊んだり笑ったりしているうちに、自分から性愛的な要素がどんどん薄れていくのを感じる》(p.174)
個人的にはけっこう納得的。
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イヌネコにしか心を開けない人たち (幻冬舎新書 か 1-2) 新書 – 2008/1/1
香山 リカ
(著)
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- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2008/1/1
- ISBN-104344980697
- ISBN-13978-4344980693
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2008/1/1)
- 発売日 : 2008/1/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4344980697
- ISBN-13 : 978-4344980693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 889,559位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年札幌市生まれ。
東京医科大学卒業。精神科医として病院での診察に携わりながら、立教大学現代心理学部映像身体学科教授として教壇にも立つ。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を鋭く分析し、きめ細かな解決策を提示する。ほかにも、政治・社会批評、サブカルチャー批評、皇室問題から趣味のプロレスに関する批評まで、幅広いジャンルで活躍する。事務所では住み着いたノラ猫1匹、自宅では犬1匹と猫5匹と同居。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月5日に日本でレビュー済み
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2014年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
専門(精神科)外ですと香山さんの本は
やや突っ込みにかけ、
物足りなさを感じてしまうものが多いかな。
ただ、動物保護団体の功罪も書かれており
ちょっと意外でびっくりすることも書いてあり
それは参考のなりました。
やや突っ込みにかけ、
物足りなさを感じてしまうものが多いかな。
ただ、動物保護団体の功罪も書かれており
ちょっと意外でびっくりすることも書いてあり
それは参考のなりました。
2008年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神科医である香山リカ氏の著書。現在は空前のペットブームであり、室内で飼育するイヌ、ネコを家族同然のように考える人が多数いる。これらの人に対しての意見を、実例や参考図書を引用しながら述べた、エッセイ集と思われる。平易な文章で、数時間で読破可能。
著者の経歴とタイトルから予想される内容は『動物には心を開くが人には閉鎖的に振る舞う人について、精神医学的に解析する』ということではないかと思うのだが、読んでみると単なるエッセイ集にしか見えず、先の期待に関する情報はほとんどなかった。エッセイ集であれば、論旨の一貫性や整合性が重要であるが、本書では的をはずしている部分も多い。例えば、『これまで生きてこられたのはペットのおかげ』と言う人を『ペットが人間より大切』と認識している点などは的外れである。先のような人の多くは、人生で何度かの辛いときにペットが癒しになったという程度であり、自身の人生をないがしろにしてもペットを守るという意味とは異なる。また、高名な精神科医がペットに入れ込んでいる例を挙げて嘲笑しているが、そのような人が精神的に病んでいるわけでも何でもないことは、ペットを愛車など別の趣味に置き換えて考えればわかりそうなものである。もちろんペットが生物であるという特殊性は考慮すべきだ。本書で紹介している事例には『きちんと社会生活ができていてペットをこよなく愛している人』も多く、このような例はタイトルとはかけ離れていると思う。
以上のように、本書では著者の主観で多くが語られており、実際の医学的な見解や客観的な情報はほとんどない。また、主張の根拠も身近な例を挙げただけで学術的な意味はない。最終的にも結論がうまくまとまっていないように感じる。読者は著者の肩書きを信用して購入するのだから、医師であり教授でもある著者は最低限のマナーとして、論理的な論旨の展開や、主張に必要なデータの提示方法などを学んでから書を制作すべきと思う。主張には正しいと思われるものも多く、読んで毒になるような内容はないため、評価としては厳しいかもしれない。しかし、信憑性の低い意見を鵜呑みにしてしまう読者もいるのだから、他人にお金を払わせて読むよう勧めるほどの価値があるとは思えず星2つとした。
著者の経歴とタイトルから予想される内容は『動物には心を開くが人には閉鎖的に振る舞う人について、精神医学的に解析する』ということではないかと思うのだが、読んでみると単なるエッセイ集にしか見えず、先の期待に関する情報はほとんどなかった。エッセイ集であれば、論旨の一貫性や整合性が重要であるが、本書では的をはずしている部分も多い。例えば、『これまで生きてこられたのはペットのおかげ』と言う人を『ペットが人間より大切』と認識している点などは的外れである。先のような人の多くは、人生で何度かの辛いときにペットが癒しになったという程度であり、自身の人生をないがしろにしてもペットを守るという意味とは異なる。また、高名な精神科医がペットに入れ込んでいる例を挙げて嘲笑しているが、そのような人が精神的に病んでいるわけでも何でもないことは、ペットを愛車など別の趣味に置き換えて考えればわかりそうなものである。もちろんペットが生物であるという特殊性は考慮すべきだ。本書で紹介している事例には『きちんと社会生活ができていてペットをこよなく愛している人』も多く、このような例はタイトルとはかけ離れていると思う。
以上のように、本書では著者の主観で多くが語られており、実際の医学的な見解や客観的な情報はほとんどない。また、主張の根拠も身近な例を挙げただけで学術的な意味はない。最終的にも結論がうまくまとまっていないように感じる。読者は著者の肩書きを信用して購入するのだから、医師であり教授でもある著者は最低限のマナーとして、論理的な論旨の展開や、主張に必要なデータの提示方法などを学んでから書を制作すべきと思う。主張には正しいと思われるものも多く、読んで毒になるような内容はないため、評価としては厳しいかもしれない。しかし、信憑性の低い意見を鵜呑みにしてしまう読者もいるのだから、他人にお金を払わせて読むよう勧めるほどの価値があるとは思えず星2つとした。
2012年6月6日に日本でレビュー済み
タイトルは「イヌネコにしか心を開けない人たち」となっていますが、内容は幅広くイルカ療法、動物愛護団体、ウサギまで。視野の広さは素晴らしい。
精神科医として診てきた患者の具体的症例は、あえて取り上げられているくらいですから過激な部類であることは百も承知で、客観性の欠如というより、「へぇ、そんな症例もあるんだ」ていどに楽しんで読めます。
香山氏の著作は学問的分析を求めるのではなく、(面白いと言えば失礼かもしれませんが)興味深いリアルな症例を知る機会と思えばよいのでしょうか。
精神科医として診てきた患者の具体的症例は、あえて取り上げられているくらいですから過激な部類であることは百も承知で、客観性の欠如というより、「へぇ、そんな症例もあるんだ」ていどに楽しんで読めます。
香山氏の著作は学問的分析を求めるのではなく、(面白いと言えば失礼かもしれませんが)興味深いリアルな症例を知る機会と思えばよいのでしょうか。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
文中、中野孝次氏の「ハラスのいた日々」について、70ページから78ページにかけて9ページもかけて考察されています(全体で189ページですからその約5パーセントです)。そして171ページを見ると、「中野孝次氏の家庭も、イヌを飼い出したのは子どもたちが独立して、再び夫婦ふたりきりの生活を始めてからのようだ」とありますが、中野孝次氏のご家庭が子どもに恵まれなかったことは、「ハラスのいた日々」を一度でも読んだことのあればすぐわかることです。考察の対象となる本を一度も読まずに、新書とはいえご自分の考察を世間に向けて発表されるのはいかがなものでしょうか。
蛇足ですが、29ページにおいて、
「生死に関わる恐ろしい体験」にさらされると、脳内ではアドレナリンを中心とした化学伝達物質が多量に分泌され・・・
とありますが、恐怖体験時に脳内で主として分泌されるのはアドレナリンではなくて「ノルアドレナリン」です。(アドレナリンは、主として腎臓の上にある副腎髄質という場所から分泌されます)
蛇足ですが、29ページにおいて、
「生死に関わる恐ろしい体験」にさらされると、脳内ではアドレナリンを中心とした化学伝達物質が多量に分泌され・・・
とありますが、恐怖体験時に脳内で主として分泌されるのはアドレナリンではなくて「ノルアドレナリン」です。(アドレナリンは、主として腎臓の上にある副腎髄質という場所から分泌されます)
2008年2月21日に日本でレビュー済み
エッセイ集に近いので読む前にご注意を
著者は子供がいない
じゃあ自分の事を?
まー読んでもらえばわかりますが首を傾げるところも多々ありますが
心のプロが見た「ペット最高」の人たちの観察には興味があったので
それなりに堪能しました
一気に読める読みやすさと異なことを言うな
と思っても不快に思わせない書き方は彼女の技です
昔はよく情操教育のためのペットでしたが時代も変わりましたね
それと
動物を愛護する為の団体が
団体を維持する為の動物愛護になっている為のおかしな構図にもメス
犬を食う国がパンダをもつ唯一の国という奇異な偶然にはノータッチ(笑)
著者は子供がいない
じゃあ自分の事を?
まー読んでもらえばわかりますが首を傾げるところも多々ありますが
心のプロが見た「ペット最高」の人たちの観察には興味があったので
それなりに堪能しました
一気に読める読みやすさと異なことを言うな
と思っても不快に思わせない書き方は彼女の技です
昔はよく情操教育のためのペットでしたが時代も変わりましたね
それと
動物を愛護する為の団体が
団体を維持する為の動物愛護になっている為のおかしな構図にもメス
犬を食う国がパンダをもつ唯一の国という奇異な偶然にはノータッチ(笑)
2008年3月2日に日本でレビュー済み
ペットを飼っている女性は結婚願望が低いというニュース記事がありました。
ペットを飼っていない私としては、そんなものだろうかという気持ちで、本書を読みました。
「心にゆとり」のある人がペットを飼うのではなく、「心にすきま」のある人がペットを飼っている場合が多いということに、説得力を感じました。
満たされない心を動物で埋めようとしているので、「動物のための愛護」ではなく、「自分のための愛護」になっているようです。
夫よりもペットが大事になっていくという心理には、恐ろしささえ感じてしまいました。
ペットを飼っている人には、身に覚えのあることもあるのでしょうか。
ペットを飼っていない私には、「へぇ〜〜」と気分と、「やはり」という気持ちがありました。
ペットを飼っていない私としては、そんなものだろうかという気持ちで、本書を読みました。
「心にゆとり」のある人がペットを飼うのではなく、「心にすきま」のある人がペットを飼っている場合が多いということに、説得力を感じました。
満たされない心を動物で埋めようとしているので、「動物のための愛護」ではなく、「自分のための愛護」になっているようです。
夫よりもペットが大事になっていくという心理には、恐ろしささえ感じてしまいました。
ペットを飼っている人には、身に覚えのあることもあるのでしょうか。
ペットを飼っていない私には、「へぇ〜〜」と気分と、「やはり」という気持ちがありました。
2008年2月5日に日本でレビュー済み
精神科医が現在の人とペットの関係を学問的にどう捉えているかを知りたく購入しました。
が、内容として学問的な考察はほぼ皆無で、著者自身の経験に基づくペット論でしかありませんでした。
また、著者自身の体験や仕事上の理由からか、ペットを飼育することのネガティブな面ばかりが述べられており、
客観性、中立性に欠けると思います。
ペットと人の関係であれば、「あなたがペットと生きる理由」のほうが勉強になります。
とは言え、著者の動物に囲まれて育った環境やペット観にとっても共感は出来ますが。。。
本書の内容に星2つ、著者の動物好きに星1つ、計星3つ。
が、内容として学問的な考察はほぼ皆無で、著者自身の経験に基づくペット論でしかありませんでした。
また、著者自身の体験や仕事上の理由からか、ペットを飼育することのネガティブな面ばかりが述べられており、
客観性、中立性に欠けると思います。
ペットと人の関係であれば、「あなたがペットと生きる理由」のほうが勉強になります。
とは言え、著者の動物に囲まれて育った環境やペット観にとっても共感は出来ますが。。。
本書の内容に星2つ、著者の動物好きに星1つ、計星3つ。