英語の勉強を最近しているので、
別にこんな参考書のまとめ本など読まなくとも
自分で買って読んでいけばいいとおもって毛嫌いしていましたが、
今まで考えてこなかった視点が得られるということを聞いたので
読んでみることにしました。
内容は大満足で、早く読んでおくべきだったかなと思いました。
そもそも英語の学習はどういう変遷を辿って今に至っているのか。
聞いて覚える
書いて覚える
カタカナで学習する
などなど英語の学習する方法は
時代によってどんどん変わっていっており
この流れを知ることで、
自分がどうやって勉強すればよいか、
本当に大事なことはなにかについて考えさせられました。
人それぞれのやり方があって
バックボーンが違うのに
自分はこれで学習したから
この方法さえやればよいとアドバイスするのは
いかにナンセンスなことか、思い知らされました。
英語について
行き詰まっている
どんだけ勉強しても点数が上がらないなど
悩みを抱えている方がいれば、一度よんでみると良いと思います。
自分にあった勉強方法について
考える良い機会になることは間違い無いです。
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英語ベストセラー本の研究 (幻冬舎新書 は 4-1) 新書 – 2008/5/29
晴山 陽一
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
戦後60年にわたるミリオンセラー級の英語学習本を徹底研究。それらのエッセンスを集約してみると、日本人の英語学習にもっとも必要なもの、足りないものが何であるのかが見えてくる!!
戦後日本のベストセラー史は英語学習本の歴史でもある。一九四五年、たった三カ月で三六〇万部も売れた『日米会話手帳』を嚆矢とし、その後、数多く刊行され大量に売れた「英語の本」は何を語っていたのか。それらを年代ごとに詳細に検証してみたところ、驚くべき法則が導き出されてくる。それはまさしく、英語が上達しない日本人の弱点に他ならなかった。そして、それらをさらに精査すると、日本人に必要な英語学習法の黄金律が見えてきた!
戦後日本のベストセラー史は英語学習本の歴史でもある。一九四五年、たった三カ月で三六〇万部も売れた『日米会話手帳』を嚆矢とし、その後、数多く刊行され大量に売れた「英語の本」は何を語っていたのか。それらを年代ごとに詳細に検証してみたところ、驚くべき法則が導き出されてくる。それはまさしく、英語が上達しない日本人の弱点に他ならなかった。そして、それらをさらに精査すると、日本人に必要な英語学習法の黄金律が見えてきた!
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2008/5/29
- ISBN-104344980824
- ISBN-13978-4344980822
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2008/5/29)
- 発売日 : 2008/5/29
- 言語 : 日本語
- 新書 : 235ページ
- ISBN-10 : 4344980824
- ISBN-13 : 978-4344980822
- Amazon 売れ筋ランキング: - 846,934位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロローグ 父の本棚
第1章 一九四〇年代 第一次英語ブームの時代―カオスから生まれた空前絶後のベストセラー
[『日米会話手帳』(360万部),『ジャック・アンド・ベティー』]
第2章 一九五〇年代 受験英語隆盛の時代―体系的な、あまりに体系的な
[佐々木高政『和文英訳の修業 4訂新版』,江川泰一郎『英文法解説』,朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』]
第3章 一九六〇年代 第二次英語ブームの時代―オリンピックから万博へ
[『アメリカ口語教本』,岩田一男『英語に強くなる本 改訂新版』(148万部),森一郎『試験にでる英単語』(1488万部),松本亨『英語で考える本』,鈴木長十・伊藤和夫(共著)『基本英文700選 』]
第4章 一九七〇年代 逡巡の時代―名人英語と受験英語の乖離
[国弘正雄『国弘流英語の話しかた』,中津燎子『なんで英語やるの』,伊藤和夫『英文解釈教室』(100万部)]
第5章 一九八〇年代 混迷の時代―ふたつのブレークダウン
[マーク・ピーターセン『日本人の英語』,『起きてから寝るまで 表現早引きハンドブック』]
第6章 一九九〇年代 英語本ブームの時代―英語バブルは止まらない
[鈴木陽一『Duo 3.0』,翼一郎『英会話とっさのひとこと辞典』,井上一馬『英語できますか?』,『これを英語で言えますか?』(90万部)]
第7章 二〇〇〇年代 第三次英語ブームの時代―一億総グローバル化時代のビッグ・ヒット
[国弘正雄・千田潤一(共著)『英会話・ぜったい・音読』,向山淳子・向山貴彦(共著)『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(150万部),野口悠紀夫『『超』英語法』]
第8章 究極の英語学習法―ブレークスルーへの突破口
エピローグ 最近気になること
はれやまよういちは1950年(東京都)生まれ。血液型はB型。妻子あり(御子息2人)。教育大学附属駒場高校卒。早大哲学科(ギリシャ哲学専攻)卒業後,出版社に入り,英語本を編集し,英語教材を開発。元ニュートン社ソフト開発部長。97年(47歳)に独立。初のTOEIC受験で740点取れたことを本にして出版するために退社したとあるが(『英単語速習術』185頁),出版するためには退社しなければならないのだろうか? 個人HP運営。BK1で著者名検索すると97冊が出た。著作プロデュース(最高時速は年間100冊以上)と著作冊数に関して,晴山に比肩する者を私は知らない。
本書は英語本ベストセラー史。『日米会話手帳』(360万部),『英語に強くなる本』(148万部),『試験にでる英単語』(1488万部),『英文解釈教室』(100万部),『これを英語で言えますか?』(90万部),『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(150万部)などが取り上げられている。書籍で見る日本人英語学習史。著者は,出版業界で年間100冊以上をプロデュースした実績がある。本書のような著作刊行に,私は彼以上に適任の著者を思いつかない。
(後続)(承前)
この販売部数で断トツの『シケタン』は別格として(受験生は藁にもすがる),『日米会話手帳』は刊行後のたった三ヶ月で360万部を売り上げたらしい。これは戦後直後の日本人のメンタリティを裏づけるものとして感涙を催すものだ。これだけ部数を伸ばせたということは,敗戦直後の日本人が訳も分からずマッカーサー様(GHQ様)のお話になる言葉を一刻も早く修得しなければならないという存亡の危機管に苛まれていたに違いない。
本書が呼ぶ三つの「英語ブーム」(「英語本ブーム」を含めてもよい)は,それぞれ「GHQの余波期」と「団塊世代の受験生時代」と「国民総英語学習者時代」になるだろう。表現上の平仄が合わないのはごめんなさい。「逡巡」「混迷」という区分名称もいまひとつ腑に落ちない。私はお世話にならなかったが,原仙作『英文標準問題精講』に言及がないことには違和感を感じた。
そもそも英語“教材”ではなく英語“本”にした理由は,岩田『英語に強くなる本』,松本『英語で考える本』,ピーターセン『日本人の英語』,井上『英語できますか?』などの一般啓蒙本を射程に入れたかったからだろう。すくなくとも,「ベストセラー史」を謳うなら,執筆時点での販売部数くらいは資料的価値として掲載すべきだっただろう(たぶん出せなかった理由があったはずだ)。さらに英語“学習”史であるのなら,このような啓蒙本以外にも,ニューホライズンとかサンシャインなどの教科書や参考書が入るだろう。もちろん,NHKの多様な英語講座にも,たとえばリンガフォンなどのオーディオ教材なども含まなければならない。英語本史の無視できない転換期は,CD付属本の一般化だ。森『試験単(しけたん)』でさえ最近のは付いている。大学入試にリスニングが導入された波及効果にほかならない。いまに,ネットと連動するヒット教材も出てくるだろう(もうあるのかな?)。
著者は,国弘正雄氏や松本亨氏などに深い敬意を抱いている。私も同感だ。戦後のろくすっぽ教材もない時代に,暗中模索で手探りで英語力を培っていった旺盛な知識欲・向上欲を前に敬意を抱けない輩は地獄に堕ちろ(だからと言って,この御二人の現人神の英語運用育成能力以外の点に批判を断行するのに吝かではないぞ,俺は)。
(2091字)
第1章 一九四〇年代 第一次英語ブームの時代―カオスから生まれた空前絶後のベストセラー
[『日米会話手帳』(360万部),『ジャック・アンド・ベティー』]
第2章 一九五〇年代 受験英語隆盛の時代―体系的な、あまりに体系的な
[佐々木高政『和文英訳の修業 4訂新版』,江川泰一郎『英文法解説』,朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』]
第3章 一九六〇年代 第二次英語ブームの時代―オリンピックから万博へ
[『アメリカ口語教本』,岩田一男『英語に強くなる本 改訂新版』(148万部),森一郎『試験にでる英単語』(1488万部),松本亨『英語で考える本』,鈴木長十・伊藤和夫(共著)『基本英文700選 』]
第4章 一九七〇年代 逡巡の時代―名人英語と受験英語の乖離
[国弘正雄『国弘流英語の話しかた』,中津燎子『なんで英語やるの』,伊藤和夫『英文解釈教室』(100万部)]
第5章 一九八〇年代 混迷の時代―ふたつのブレークダウン
[マーク・ピーターセン『日本人の英語』,『起きてから寝るまで 表現早引きハンドブック』]
第6章 一九九〇年代 英語本ブームの時代―英語バブルは止まらない
[鈴木陽一『Duo 3.0』,翼一郎『英会話とっさのひとこと辞典』,井上一馬『英語できますか?』,『これを英語で言えますか?』(90万部)]
第7章 二〇〇〇年代 第三次英語ブームの時代―一億総グローバル化時代のビッグ・ヒット
[国弘正雄・千田潤一(共著)『英会話・ぜったい・音読』,向山淳子・向山貴彦(共著)『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(150万部),野口悠紀夫『『超』英語法』]
第8章 究極の英語学習法―ブレークスルーへの突破口
エピローグ 最近気になること
はれやまよういちは1950年(東京都)生まれ。血液型はB型。妻子あり(御子息2人)。教育大学附属駒場高校卒。早大哲学科(ギリシャ哲学専攻)卒業後,出版社に入り,英語本を編集し,英語教材を開発。元ニュートン社ソフト開発部長。97年(47歳)に独立。初のTOEIC受験で740点取れたことを本にして出版するために退社したとあるが(『英単語速習術』185頁),出版するためには退社しなければならないのだろうか? 個人HP運営。BK1で著者名検索すると97冊が出た。著作プロデュース(最高時速は年間100冊以上)と著作冊数に関して,晴山に比肩する者を私は知らない。
本書は英語本ベストセラー史。『日米会話手帳』(360万部),『英語に強くなる本』(148万部),『試験にでる英単語』(1488万部),『英文解釈教室』(100万部),『これを英語で言えますか?』(90万部),『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(150万部)などが取り上げられている。書籍で見る日本人英語学習史。著者は,出版業界で年間100冊以上をプロデュースした実績がある。本書のような著作刊行に,私は彼以上に適任の著者を思いつかない。
(後続)(承前)
この販売部数で断トツの『シケタン』は別格として(受験生は藁にもすがる),『日米会話手帳』は刊行後のたった三ヶ月で360万部を売り上げたらしい。これは戦後直後の日本人のメンタリティを裏づけるものとして感涙を催すものだ。これだけ部数を伸ばせたということは,敗戦直後の日本人が訳も分からずマッカーサー様(GHQ様)のお話になる言葉を一刻も早く修得しなければならないという存亡の危機管に苛まれていたに違いない。
本書が呼ぶ三つの「英語ブーム」(「英語本ブーム」を含めてもよい)は,それぞれ「GHQの余波期」と「団塊世代の受験生時代」と「国民総英語学習者時代」になるだろう。表現上の平仄が合わないのはごめんなさい。「逡巡」「混迷」という区分名称もいまひとつ腑に落ちない。私はお世話にならなかったが,原仙作『英文標準問題精講』に言及がないことには違和感を感じた。
そもそも英語“教材”ではなく英語“本”にした理由は,岩田『英語に強くなる本』,松本『英語で考える本』,ピーターセン『日本人の英語』,井上『英語できますか?』などの一般啓蒙本を射程に入れたかったからだろう。すくなくとも,「ベストセラー史」を謳うなら,執筆時点での販売部数くらいは資料的価値として掲載すべきだっただろう(たぶん出せなかった理由があったはずだ)。さらに英語“学習”史であるのなら,このような啓蒙本以外にも,ニューホライズンとかサンシャインなどの教科書や参考書が入るだろう。もちろん,NHKの多様な英語講座にも,たとえばリンガフォンなどのオーディオ教材なども含まなければならない。英語本史の無視できない転換期は,CD付属本の一般化だ。森『試験単(しけたん)』でさえ最近のは付いている。大学入試にリスニングが導入された波及効果にほかならない。いまに,ネットと連動するヒット教材も出てくるだろう(もうあるのかな?)。
著者は,国弘正雄氏や松本亨氏などに深い敬意を抱いている。私も同感だ。戦後のろくすっぽ教材もない時代に,暗中模索で手探りで英語力を培っていった旺盛な知識欲・向上欲を前に敬意を抱けない輩は地獄に堕ちろ(だからと言って,この御二人の現人神の英語運用育成能力以外の点に批判を断行するのに吝かではないぞ,俺は)。
(2091字)
2009年4月21日に日本でレビュー済み
本書で例示されている本で、自分で読んだことがあるものに丸(O)してみます。
(1) 1940年代
O「日米会話手帳」
「ジャック・アンド・ベティー」
(2) 1950年代
「和文英訳の修業 4訂新版」
O「英文法解説」
「英文をいかに読むか」
(3) 1960年代
O「アメリカ口語教本・入門用(最新改訂版),(初級用) ,(中級用),(上級用)」
O「英語に強くなる本 改訂新版―教室では学べない秘法の公開」(カッパ・ブックス)
O「試験にでる英単語」
「英語で考える本」
O「基本英文700選 」
(4) 1970年代
「国弘流英語の話しかた」
「なんで英語やるの」
「英文解釈教室」
(5) 1980年代
「日本人の英語 (岩波新書)」
「起きてから寝るまで表現早引きハンドブック」
(6) 1990年代
「Duo 3.0」
O「英会話とっさのひとこと辞典」
「英語できますか?―究極の学習法 (新潮選書)」
「これを英語で言えますか?―学校で教えてくれない身近な英単語 」(講談社)
(7) 2000年代
「英会話・ぜったい・音読 【標準編】-頭の中に英語回路を作る本」
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」
「 「超」英語法」 (講談社)
半分以上読んだら、具体的なレビューを書きます。
書籍のリンクは別途作成します。
(1) 1940年代
O「日米会話手帳」
「ジャック・アンド・ベティー」
(2) 1950年代
「和文英訳の修業 4訂新版」
O「英文法解説」
「英文をいかに読むか」
(3) 1960年代
O「アメリカ口語教本・入門用(最新改訂版),(初級用) ,(中級用),(上級用)」
O「英語に強くなる本 改訂新版―教室では学べない秘法の公開」(カッパ・ブックス)
O「試験にでる英単語」
「英語で考える本」
O「基本英文700選 」
(4) 1970年代
「国弘流英語の話しかた」
「なんで英語やるの」
「英文解釈教室」
(5) 1980年代
「日本人の英語 (岩波新書)」
「起きてから寝るまで表現早引きハンドブック」
(6) 1990年代
「Duo 3.0」
O「英会話とっさのひとこと辞典」
「英語できますか?―究極の学習法 (新潮選書)」
「これを英語で言えますか?―学校で教えてくれない身近な英単語 」(講談社)
(7) 2000年代
「英会話・ぜったい・音読 【標準編】-頭の中に英語回路を作る本」
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」
「 「超」英語法」 (講談社)
半分以上読んだら、具体的なレビューを書きます。
書籍のリンクは別途作成します。
2008年6月26日に日本でレビュー済み
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著者は本書を1.売れた理由と、2.究極の学習法の意図で書いたと述べている。英語学習のやり方の流行を年代別に述べていく。売れた理由となる記述部分の引用が多く適切にあるため、未読本でも片鱗がうかがえる内容となっていて面白い。
学習のやり方(DO動詞)がず〜とっ述べられているのだが、本書から受け取ったメッセージは「学習者のあり方(BE動詞)」だった。どのような気持ちや姿勢で英語と対峙するのか、読者それぞれのあり方が心の中に浮かんでくるのではないだろうか。とても触発される内容だと思う。
内容は興味深く面白いのだが、文章表現がイマイチな印象を抱いた。ベストセラーからの引用部分は、当然ながら切れ味があり、訴えかけてくる文章や表現である。著者が記述した部分とどうしても比較せざる得ない状況となるので、そう感じてしまうのかもしれない。
ちょっと難癖を付けるような指摘を書いてしまったが、日本での英語学習者全てにお薦めできるのではないかと思う。
学習のやり方(DO動詞)がず〜とっ述べられているのだが、本書から受け取ったメッセージは「学習者のあり方(BE動詞)」だった。どのような気持ちや姿勢で英語と対峙するのか、読者それぞれのあり方が心の中に浮かんでくるのではないだろうか。とても触発される内容だと思う。
内容は興味深く面白いのだが、文章表現がイマイチな印象を抱いた。ベストセラーからの引用部分は、当然ながら切れ味があり、訴えかけてくる文章や表現である。著者が記述した部分とどうしても比較せざる得ない状況となるので、そう感じてしまうのかもしれない。
ちょっと難癖を付けるような指摘を書いてしまったが、日本での英語学習者全てにお薦めできるのではないかと思う。
2008年6月16日に日本でレビュー済み
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戦後すぐから近年に至るまでの英語学習本のベストセラーの中から、著者が特に共感したものを中心に内容とその意義を紹介し、最後にはまとめて「理想の学習法」らしきものを提示した本。全体的に、國弘正雄氏への傾倒が見て取れる。本の内容紹介が中心なので、やや「人のふんどしで相撲を取っている」感じもある。
最終的な結論は、常識的に考えてこういうところに落ち着くだろうなという予想通り。但し、著者自身も認めているとおり、これに科学的な裏付けがあるわけではない。また、これは本書には書いてないが、そうしたベストセラー本がどの程度効果があったのか検証されているわけではないので(やりたくても無理だが)、色々な本を見た結果だからといって全幅の信頼が置けるわけではない。あくまでも「もう一つの提言」が出てきたという受け止め方がいいと思う。
一つ残念なのが、終章の「最近気になること」で展開される、「高所からものをいうような書名の本」を出している大学教授に向けた批判だ。「世間に議論を吹っかける前に、まず“専門家”同士でよく話し合ってもらいたいと思う」というのは不当な要求だろう。専門家には結論が出てから本を出せと言う一方で、そうでない人々がほとんどの場合に個人的な体験のみに基づいて(場合によってはそれにさえ基づかずに)本を出していることについて不問に付すというのはどう見ても公平を欠く。これのせいで、読後感はかなり悪かった。
最終的な結論は、常識的に考えてこういうところに落ち着くだろうなという予想通り。但し、著者自身も認めているとおり、これに科学的な裏付けがあるわけではない。また、これは本書には書いてないが、そうしたベストセラー本がどの程度効果があったのか検証されているわけではないので(やりたくても無理だが)、色々な本を見た結果だからといって全幅の信頼が置けるわけではない。あくまでも「もう一つの提言」が出てきたという受け止め方がいいと思う。
一つ残念なのが、終章の「最近気になること」で展開される、「高所からものをいうような書名の本」を出している大学教授に向けた批判だ。「世間に議論を吹っかける前に、まず“専門家”同士でよく話し合ってもらいたいと思う」というのは不当な要求だろう。専門家には結論が出てから本を出せと言う一方で、そうでない人々がほとんどの場合に個人的な体験のみに基づいて(場合によってはそれにさえ基づかずに)本を出していることについて不問に付すというのはどう見ても公平を欠く。これのせいで、読後感はかなり悪かった。
2008年10月28日に日本でレビュー済み
歴代ベストセラー本の簡単な紹介本だと思って、息抜きに読んでみようかな、ぐらいのつもりで図書館で借りてきて、返却三日前に、そういえば借りてたな、と思ってぼちぼち読み始めたのですが・・・これが面白かった。一気に読んでしまいました。
内容はベストセラー本の単なる紹介ではなく、著者がそれらをタネにして、理想的な学習法とはどんなものかを考察していく、という内容になっている。斯くして導かれた数々の原則は、私自身の経験と当てはめてみたとき、自分の長所と短所をもろに言い当てており、感心するばかりである。(個人的に特に感心したのは、「理解はスタート地点に過ぎない」ということ。)
一つ不満があったのは、日本の義務教育の場では、英語のアルファベット(エィビースィーぢゃないですよ、今では「フォニックス」などという無駄な命名で呼ばれているアレにletterを当てはめた、変異体を含む表記システムのことです)が、全く教えられていない、という格差促進の差別政策について、結局触れずじまいだったことでしょうか。
しかし、教材企画者の著者として悲しいのは、ここまで書いてしまったら、ある程度心得のある人なら自分で教材をえらび、場合によっては自作することも可能になってしまう、ということでしょうね。
でも、自分が業界に身を置きながら、「なんとなく英検準一級を取ろうとするくらいなら、別のことをしたほうがいい」とか「誰もあなたの英語学習に期待などしていない」といってしまえる著者は、誠実な人ではあると思う。
(ちなみに、本書で触れられている「パターンプラクティス」ですが、最近ではクリストファ・バーナード氏が、「言語のタテ軸とヨコ軸」という言い方こそ違えど、著書などで推奨しています。)
追記:LHCさんのレビューを見て気になり、終章であげられている大津氏の『英語学習7つの誤解』などを読んでみて、LHCさんに同感した次第である。大津著は学習者というよりも教育者向けの本で、読書案内もしている良書である。
内容はベストセラー本の単なる紹介ではなく、著者がそれらをタネにして、理想的な学習法とはどんなものかを考察していく、という内容になっている。斯くして導かれた数々の原則は、私自身の経験と当てはめてみたとき、自分の長所と短所をもろに言い当てており、感心するばかりである。(個人的に特に感心したのは、「理解はスタート地点に過ぎない」ということ。)
一つ不満があったのは、日本の義務教育の場では、英語のアルファベット(エィビースィーぢゃないですよ、今では「フォニックス」などという無駄な命名で呼ばれているアレにletterを当てはめた、変異体を含む表記システムのことです)が、全く教えられていない、という格差促進の差別政策について、結局触れずじまいだったことでしょうか。
しかし、教材企画者の著者として悲しいのは、ここまで書いてしまったら、ある程度心得のある人なら自分で教材をえらび、場合によっては自作することも可能になってしまう、ということでしょうね。
でも、自分が業界に身を置きながら、「なんとなく英検準一級を取ろうとするくらいなら、別のことをしたほうがいい」とか「誰もあなたの英語学習に期待などしていない」といってしまえる著者は、誠実な人ではあると思う。
(ちなみに、本書で触れられている「パターンプラクティス」ですが、最近ではクリストファ・バーナード氏が、「言語のタテ軸とヨコ軸」という言い方こそ違えど、著書などで推奨しています。)
追記:LHCさんのレビューを見て気になり、終章であげられている大津氏の『英語学習7つの誤解』などを読んでみて、LHCさんに同感した次第である。大津著は学習者というよりも教育者向けの本で、読書案内もしている良書である。