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豚インフルエンザの真実: 人間とパンデミックの果てなき戦い (幻冬舎新書 と 2-1) 新書 – 2009/6/1
外岡 立人
(著)
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/6/1
- ISBN-104344981286
- ISBN-13978-4344981287
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/6/1)
- 発売日 : 2009/6/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4344981286
- ISBN-13 : 978-4344981287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,314,473位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,186位幻冬舎新書
- - 157,590位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
右にも左にもぶれることがない、今現在のインフルエンザ渦に惑わされてない最良の書籍です。これから、もしかしたら起きるかもしれない、起きるであろう真のインフルエンザ渦に備え、一読をお勧めします。一般人の目線に立ってくれた書籍です。どう受け取るかは個々人の責任です。人に頼らず、自分ができることを時間があるうちにしておこうと思います。
2009年6月24日に日本でレビュー済み
インターネット上の情報を紡ぎ合わせて自分の考えを持つには
鋭い頭脳のみならず強い頭が必要だ。
まず情報の取捨選択、外国語の翻訳、そして情報の意味づけ
膨大な作業の結果の一部が活字化されたのが本書だ。
各自が本書を読み込んで自分の態度を決める材料にする。
書かれたことをすべて正しいと思い込むことや他の誰かの意見と違うと
批判するのは禁物だろう。
根拠を探り自分の価値観・知識あるいは常識に照らす作業が必要。
鋭い指摘に同感する前にここ数年かけてネット上に集積した著者の
記事をまずざっと眺めることをお勧めする。[...]
鋭い頭脳のみならず強い頭が必要だ。
まず情報の取捨選択、外国語の翻訳、そして情報の意味づけ
膨大な作業の結果の一部が活字化されたのが本書だ。
各自が本書を読み込んで自分の態度を決める材料にする。
書かれたことをすべて正しいと思い込むことや他の誰かの意見と違うと
批判するのは禁物だろう。
根拠を探り自分の価値観・知識あるいは常識に照らす作業が必要。
鋭い指摘に同感する前にここ数年かけてネット上に集積した著者の
記事をまずざっと眺めることをお勧めする。[...]
2009年7月14日に日本でレビュー済み
著者の「新型インフルエンザ海外直近情報集」における社会的ご貢献には、その労力からして感謝申し上げますし、今後も継続して頂ければと存じます。
しかし、著者は公衆衛生学的に多様な御見識をお持ちであるにもかかわらず、この著書においては、一方的な視点でのみ論評していることが腑に落ちません。
たとえば、外岡氏がブログで紹介しているアメリカCDCの「市民のマスク使用に関する暫定的ガイドライン」では、市中でマスクは必要ないと言っているだけではなく、妊婦や高度肥満者、糖尿病、気管支喘息患者などのハイリスク群には感染の危険が高い場所ではfacemasks or respiratorの装着を推奨しているにもかかわらず、この著書では強調されていません。
また、著者が保健所長をされていた小樽市保健所のホームページにある平成18年10月20日発行の「完全なる新型インフルエンザ対策に向かって」では「インフルエンザ蔓延状態下での生活における注意」として「外出時には出来るだけマスクを着用する」と記載されています。
このように著者もご存知の医学的常識である、感染リスクが高い場所ではマスクを正しく使用し着用する必要性について、なぜ「豚インフルエンザの真実」では触れていないのでしょうか?
感染制御や院内感染予防の専門家は、誰も「手洗い、咳エチケット」だけで飛沫感染が予防できるとは考えていません。だからこそ、アメリカCDCも上述の如くハイリスク患者群には高機能マスクの使用を推奨しているのです。もちろん、日本においても同様に、正しい院内感染対策を行っている医療機関では、すべての病院で飛沫感染予防にサージカルマスク(高機能マスク)を使用しています。
これからインフルエンザ蔓延期になると、ハイリスク群の人々は「手洗い、咳エチケット」だけでは自分の生命を守ることが困難になります。
このような一方的な視点でセンセーショナルに発刊することを目指して編纂した幻冬舎は、正しい医学知識を世に伝える社会的責任を認識して、今後は注釈を追加して販売すべきです。でなければ、これから蔓延期を迎えた時、この本を読んだハイリスク群の人々が「手洗い、咳エチケット」を信じて高機能マスクを備蓄していないとしたら・・・・・ハイリスク群の人々は、本当のパニックに陥ります。
しかし、著者は公衆衛生学的に多様な御見識をお持ちであるにもかかわらず、この著書においては、一方的な視点でのみ論評していることが腑に落ちません。
たとえば、外岡氏がブログで紹介しているアメリカCDCの「市民のマスク使用に関する暫定的ガイドライン」では、市中でマスクは必要ないと言っているだけではなく、妊婦や高度肥満者、糖尿病、気管支喘息患者などのハイリスク群には感染の危険が高い場所ではfacemasks or respiratorの装着を推奨しているにもかかわらず、この著書では強調されていません。
また、著者が保健所長をされていた小樽市保健所のホームページにある平成18年10月20日発行の「完全なる新型インフルエンザ対策に向かって」では「インフルエンザ蔓延状態下での生活における注意」として「外出時には出来るだけマスクを着用する」と記載されています。
このように著者もご存知の医学的常識である、感染リスクが高い場所ではマスクを正しく使用し着用する必要性について、なぜ「豚インフルエンザの真実」では触れていないのでしょうか?
感染制御や院内感染予防の専門家は、誰も「手洗い、咳エチケット」だけで飛沫感染が予防できるとは考えていません。だからこそ、アメリカCDCも上述の如くハイリスク患者群には高機能マスクの使用を推奨しているのです。もちろん、日本においても同様に、正しい院内感染対策を行っている医療機関では、すべての病院で飛沫感染予防にサージカルマスク(高機能マスク)を使用しています。
これからインフルエンザ蔓延期になると、ハイリスク群の人々は「手洗い、咳エチケット」だけでは自分の生命を守ることが困難になります。
このような一方的な視点でセンセーショナルに発刊することを目指して編纂した幻冬舎は、正しい医学知識を世に伝える社会的責任を認識して、今後は注釈を追加して販売すべきです。でなければ、これから蔓延期を迎えた時、この本を読んだハイリスク群の人々が「手洗い、咳エチケット」を信じて高機能マスクを備蓄していないとしたら・・・・・ハイリスク群の人々は、本当のパニックに陥ります。
2009年7月26日に日本でレビュー済み
本書は今般のH1N1新型Fluについて克明な記録と思ったから一歩遅れて読んだ。期待のH1N1Swine Fluは、第1章のドキュメンタリー風4・5月の推移と自身の日記等の記述。そして第4章の日本政府や日本人の対応不備への舌鋒鋭い記述だ。第2章は歴史上のパンデミック、第3章は本来本命のH5N1鳥FluとSARSの説明で、本書中身合計177ページ。そもそも今般Phase6にまでなったH1N1以外の、本命H5N1型、20世紀3回のパンデミック、以前から中国、アジア諸国に蔓延する鳥Fluについては、既に「新型インフルエンザ日本を襲う!」(大西正夫著)、「NHKスペシャル最強ウイルス」(NHK)、「新型インフルエンザから家庭を守る18の方法」(大槻公一著)、「ウイルスパニック」(皆川正夫著)、「H5N1型ウイルス襲来」(岡田晴恵著)に詳しい。今更に外岡先生から聞くまでもない。すると第1章と第4章だけでよい。タイトルからすればSwine Flu、ヒト同士感染の今般の新型H1N1について詳細を読みたかった。しかし今回の対応について、政府を叱る、国民を愚弄する、欧米に比べて日本はダメの繰返しではいかがなものだろう。「うがいは無意味、マスクの目的がわかっていない、発症時のなすべき意識が乏しい、地域社会での義務の社会通念がない、衛生道徳がなってない、自己本位の発想のみ・・・」とこんなに責められては読み難い。感染者に医学的根拠無くバッシングした国民に先生はお怒りだが、当該時に渡航?本人は感染に注意した?能天気だったのでは?我々は迷惑、とお返ししたい。カナダ在住邦人から外岡先生宛のメールを基に、「マスクして入店したら強盗と間違われてポリスが呼ばれるだろう」と断定する。入れるエリアで挙動不審でなければそんなことはない。今般のパンデミックはこれから本格的な来襲への対応を教えてくれたと私は考える。外岡先生にはnegative指摘ばかりではなく、中央にどしどしpositive提言し先生の言う日本人のダメなところを改善して欲しい。
2009年6月22日に日本でレビュー済み
豚インフルとして騒がれた新A H1N1のこれまでの経緯や、パンデミックの歴史、これまで騒がれていたトリインフルH5N1の真実、日本の課題が、コンパクトにまとめられておりパンデミック対策の核心に迫った貴重な書。筆者は、新型インフルエンザ研究の第一人者で、最近ではマスコミにもたびたび登場しているが、海外の情報源を幅広く活用しているだけあって、日本のマスコミではなかなか理解できない、パンデミック対策の本質が理解できる。
書かれている、日本の現状に対する警鐘は無視できない内容だ。
書かれている、日本の現状に対する警鐘は無視できない内容だ。
2009年6月24日に日本でレビュー済み
まずは著者のサイトに行ってみて欲しい。
国内状況のみならず、入手し易いとは言い難い海外における状況も整理されており参考になる。
報道が一気に沈静化し、情報入手に困っている現在とても助かっている。
本書はサイトに掲載された情報を元に、6月上旬までの状況及び考えうる国家レベル対策から個人でも可能な対策がより解りやすく記述されている。
国内状況のみならず、入手し易いとは言い難い海外における状況も整理されており参考になる。
報道が一気に沈静化し、情報入手に困っている現在とても助かっている。
本書はサイトに掲載された情報を元に、6月上旬までの状況及び考えうる国家レベル対策から個人でも可能な対策がより解りやすく記述されている。
2009年6月25日に日本でレビュー済み
物事が動いていて、しかもこの先どういう方向に転がるかわからない、という状況の中で事実を篩い分けて課題を明らかにする、というのは結構勇気のいる作業です。この本には、まさにその勇気のいる作業内容がまとめられています。マスメディアに振り回されずに自分の頭で判断していくためには、どの辺の情報に着目しておくといいのか、ということを整理することができます。
「今すぐ白黒はっきりした答えが欲しい」という方には向かないかもしれません。自分で考えたい人には有用な情報が満載の内容です。
「おわりに」を読むだけでも、インフルエンザ騒動への印象が大きく変わってくるはずです。
「今すぐ白黒はっきりした答えが欲しい」という方には向かないかもしれません。自分で考えたい人には有用な情報が満載の内容です。
「おわりに」を読むだけでも、インフルエンザ騒動への印象が大きく変わってくるはずです。
2009年7月12日に日本でレビュー済み
早くから新型インフルエンザのリスクに着目し、政府や行政が怠ってきた情報発信を個人で実行しつづけてきた著者の姿勢には敬服している。
著者の主張は、今回の新型インフルについては、騒ぐほどのものではないことと、本当の脅威は鳥インフルだ、ということらしい。
必要な知識がまとまっているという点では評価が高い。
しかし、やや日本政府やマスコミ、そして、過剰反応した日本国民に対する軽蔑の表情が見えるのが不快である。
早くから警告を発してきた著者としては、政府やマスコミ、国民が慌てふためいているのを見て、「何をいまさら」ともどかしさを感じているのだろう。
マスクしたがる日本人を自己本位と評したり、日本政府の過剰反応を穴だらけと断じたり、マスコミ記者が何も知らないと決めつけたりする。
「それに引き替え外国では・・・」とお決まりの展開である。
しかし、アメリカ、カナダ、イギリスで、感染拡大が止まらず、死亡者も出し続けている現実を見た時、はたして日本人の国民性は軽蔑すべきものか。
未知の災害に対して関係者全員が試行錯誤をしながら全力で当たっているときに、「自分だけは初めからわかっていた」かの論調は不要ではないだろうか。
著者の主張は、今回の新型インフルについては、騒ぐほどのものではないことと、本当の脅威は鳥インフルだ、ということらしい。
必要な知識がまとまっているという点では評価が高い。
しかし、やや日本政府やマスコミ、そして、過剰反応した日本国民に対する軽蔑の表情が見えるのが不快である。
早くから警告を発してきた著者としては、政府やマスコミ、国民が慌てふためいているのを見て、「何をいまさら」ともどかしさを感じているのだろう。
マスクしたがる日本人を自己本位と評したり、日本政府の過剰反応を穴だらけと断じたり、マスコミ記者が何も知らないと決めつけたりする。
「それに引き替え外国では・・・」とお決まりの展開である。
しかし、アメリカ、カナダ、イギリスで、感染拡大が止まらず、死亡者も出し続けている現実を見た時、はたして日本人の国民性は軽蔑すべきものか。
未知の災害に対して関係者全員が試行錯誤をしながら全力で当たっているときに、「自分だけは初めからわかっていた」かの論調は不要ではないだろうか。