鬱っぽくなった時にどう対処するか?専門家から「病気ですよ」と言われてホッとする(しなければいけないほどひどい?)時とそうでない場合があるだろう。鬱に対する備え方のアドバイス本はいろいろあるけれども、小さな鬱を通して自分を鍛えておくという視点はなかなか素晴らしい。ナルホドと思ったのは「ジャージで一日ゴロゴロしていいのは元気のいい人だけ」。目次を見ているだけでも楽しい(鬱っぽくなったらこの目次を眺めたい)。また、自分でもアッと思ったのは「鬱はうつる」ということ。感受性の強い人は注意したほうがいい、ということだが共感しやすい私は気をつけなければと思った。また、横井庄一さんの本を読んでみる、というのは今までの本には見なかったことでこれは参考になった。自分の内側から「腐ってる場合じゃない!」と思うのと、他人から説教で「自分だけが辛いと思うなよ」と言われるのでは大変な違いだ。早速、読んでみようと思った。
日垣さんは自分が鬱になっている時でさえ、鬱の原因などを分析して鬱と積極的に戦ったんだそうである。なかなかできることではないが、できる範囲で習いたいと思うし、自分で解決できる問題のエリアを広げておけるのは大事なことだと思った。何かというとすぐに「心のケア」が取り沙汰されるけれども、小さなトラブルには負けない自分を作ることの意味を考えさせられた本でもある。
鬱の真っ只中の人には薦められない。元気なうちに読んで心の準備をしておこう。
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折れそうな心の鍛え方 (幻冬舎新書) (幻冬舎新書 ひ 1-3) 新書 – 2009/9/28
日垣 隆
(著)
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- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/9/28
- ISBN-104344981456
- ISBN-13978-4344981454
この著者の人気タイトル
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/9/28)
- 発売日 : 2009/9/28
- 言語 : 日本語
- 新書 : 213ページ
- ISBN-10 : 4344981456
- ISBN-13 : 978-4344981454
- Amazon 売れ筋ランキング: - 971,200位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家・ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。大学卒業後、書店員、トラック配送員、TVレポーター、編集者など数々の職を経て、87年から執筆活動に入る。世界取材85カ国。『そして殺人者は野に放たれる』で新潮ドキュメント賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『楽しく稼ぐ本』(ISBN-10:4479303006)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽い読み物としては読みやすく、それなりには参考になると思います。
比較的常識的なことが書いてあるので特に違和感無く読めます。
心療内科的には、各個人によって状況が大きく異なると思いますので、内容的に有益であるとはいちがいに言えないと思います。
比較的常識的なことが書いてあるので特に違和感無く読めます。
心療内科的には、各個人によって状況が大きく異なると思いますので、内容的に有益であるとはいちがいに言えないと思います。
2009年10月13日に日本でレビュー済み
日垣さんは
折れてしまってから、この本を書いたようですが
できれば、元気なときから
準備をしておきましょう。
なるべく、あなたの気分が落ちる前に
読んでおいて
落ちたときに備えるのがいいと思います。
当然のことですが
すぐ効くものばかりではないので
書かれていることを実行するには
多少の準備がいるからです。
僕は
「グラン・トリノ」を
見ておこうと考えています
スマイルシグナル/僕の問題は誰かが解決している
折れてしまってから、この本を書いたようですが
できれば、元気なときから
準備をしておきましょう。
なるべく、あなたの気分が落ちる前に
読んでおいて
落ちたときに備えるのがいいと思います。
当然のことですが
すぐ効くものばかりではないので
書かれていることを実行するには
多少の準備がいるからです。
僕は
「グラン・トリノ」を
見ておこうと考えています
スマイルシグナル/僕の問題は誰かが解決している
2009年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分には合わない人や物事(仕事など)を切り捨ててという考え方に疑問を持った。
結局は自己中心的に苦手(嫌い)な物は避け、都合のいい部分だけを拾って生きていこうということなのだろうか…
もう少し周囲との共存方法が必要なのでは?と感じた。この著者と同じ考え方をする人が増える事が、かえって不安になる作品だった。
結局は自己中心的に苦手(嫌い)な物は避け、都合のいい部分だけを拾って生きていこうということなのだろうか…
もう少し周囲との共存方法が必要なのでは?と感じた。この著者と同じ考え方をする人が増える事が、かえって不安になる作品だった。
2015年9月11日に日本でレビュー済み
本書は、医学的見解はほとんどない。日垣氏の独断で「うつ」への対処法を述べる。日垣氏も「うつ」に罹患した(体感した)経験があり、その時に様々な「うつ」に関する本を読んだ上で、自分がどのような心持つだったのか、どのようにして気持ちが上向きになったのかを吐露する。
「うつ」だと思う人は、専門書やハウツー本ではなく、こういった共感を生む本を読んだ方が効果がある…のかもしれない。
内容は、とてもライトでほとんど印象に残っていない…「テレビを無駄につけない」というのは一理あるかなぁと思いました。
あと、巻末に日垣氏が選ぶ、心がスッとなる、泣ける映画30本が載っている。これが中々よい。何本も「観たい映画リスト」にも加えた。
『「王様のブランチ」のブックガイド200』 (小学館101新書)的な内容で、自分は元来人のレビューを読むのが好きなのかもしれない…。
この巻末特集が、自分には本書のメインだったかもしれません(笑)。
著者:日垣隆(長野県生まれ。作家、ジャーナリスト)
発行:2009.9.30 第1刷
読了:2015年/111冊(09月/07冊)★3.1
「うつ」だと思う人は、専門書やハウツー本ではなく、こういった共感を生む本を読んだ方が効果がある…のかもしれない。
内容は、とてもライトでほとんど印象に残っていない…「テレビを無駄につけない」というのは一理あるかなぁと思いました。
あと、巻末に日垣氏が選ぶ、心がスッとなる、泣ける映画30本が載っている。これが中々よい。何本も「観たい映画リスト」にも加えた。
『「王様のブランチ」のブックガイド200』 (小学館101新書)的な内容で、自分は元来人のレビューを読むのが好きなのかもしれない…。
この巻末特集が、自分には本書のメインだったかもしれません(笑)。
著者:日垣隆(長野県生まれ。作家、ジャーナリスト)
発行:2009.9.30 第1刷
読了:2015年/111冊(09月/07冊)★3.1
2010年7月30日に日本でレビュー済み
絶賛です。
著者は、ご自分がウツになった時の事、そしてウツに対する対処法やその時に感じた事を正直に語ってくれています。
そして、このような本にありがちな、悲壮感や説教くささが微塵もありません。
一番、気にいったところは、「トゲつきのままサボテンを食べる民族」の比喩です。(読まないと意味不明ですね。)
著者はバラバラになったご自分の心をジグゾーパズルのように一つ一つつなぎ合わせて、そして、とても強い心を手に入れられたのではないのでしょうか。
人生の先輩として崇めたいと思います。
著者は、ご自分がウツになった時の事、そしてウツに対する対処法やその時に感じた事を正直に語ってくれています。
そして、このような本にありがちな、悲壮感や説教くささが微塵もありません。
一番、気にいったところは、「トゲつきのままサボテンを食べる民族」の比喩です。(読まないと意味不明ですね。)
著者はバラバラになったご自分の心をジグゾーパズルのように一つ一つつなぎ合わせて、そして、とても強い心を手に入れられたのではないのでしょうか。
人生の先輩として崇めたいと思います。
2009年11月8日に日本でレビュー済み
鬱な人、元気の無い人、引きこもりの人を見ると、ジャージのまま髪もぼさぼさで、ひげを伸ばしている方を見ます。
気分が落ち込んで元気が無いときは、自分の身の回りに構っていられなくなります。
身の周りを整理整頓する事、自分の身支度をキチンとすること、心が折れてくると出来なくなってきます。
自分で自分の身の回りの事が出来なくなったときにどうしたらいいのか。
家族とどう接したらいいのか。
「ここしばらく元気が無い」と医者に行ってしまうと「うつ」と診察されて薬を出されてしまいます。
折れた心を鍛えるために日垣さんが実際に行った事が書かれています。
心の元気な方も折れる前に読まれる事をお勧めします。
気分が落ち込んで元気が無いときは、自分の身の回りに構っていられなくなります。
身の周りを整理整頓する事、自分の身支度をキチンとすること、心が折れてくると出来なくなってきます。
自分で自分の身の回りの事が出来なくなったときにどうしたらいいのか。
家族とどう接したらいいのか。
「ここしばらく元気が無い」と医者に行ってしまうと「うつ」と診察されて薬を出されてしまいます。
折れた心を鍛えるために日垣さんが実際に行った事が書かれています。
心の元気な方も折れる前に読まれる事をお勧めします。
2013年5月28日に日本でレビュー済み
本書は、「25年ぶりに鬱になりかけた」という著者ご自身の経験に基
づき、鬱にならない、なっても鬱に克つための、折れそうな心の鍛え方
を、50項目にわたって紹介したものである。また本書のスタンスは、
鬱病の領域までは踏み込まず、あくまで鬱になりかけた状態を、自分
の力で治すためには、という視点で書かれたものである。
本書で扱われている内容は、主として、鬱状態かどうか、あるいは、
鬱になりやすいかどうかを診断する「勝手に自己診断」編、心が重た
い状態を改善するための「ガス抜き」編と「応急処置」編、そして、
日頃から心を鍛えるための「日々、鍛えてみよう」編の4項目につい
てである。これらの内容について、それぞれ2〜3ページずつ区切ら
れた全部で50のアドバイスが書かれた形式をとっている。
一読して、心に響く項目を取り入れていけば、鬱にならないための、
あるいは鬱になった後の心の持ち方としてのヒントを得ることができ
るだろう。
しかし、気になる点も散見される。まず、著者は鬱(心の病気)に関
して(医学的には)素人である。しかも、(こういったら失礼かもし
れないが)鬱に「なりかけた」だけである。重い鬱から克服したご経験
を語るわけでもなく、医学的見地から述べるわけでもない本書の意義
は、果たしてどこにあるのだろうか。実際、内容にも目新しいことは
特にない。作家とはいえ、鬱で本当に悩んでいる方が手に取るかもし
れない種類の本を書くにあたって、やや軽薄な印象を受ける。
また、最後の第5章(60ページ分程度)は、映画評論家でもない著者
の泣ける映画の紹介であり、これは、本書の内容との直接的因果性も
低く、ページを埋めるためのものではないかと訝しく考えさせてしま
うものである。
総じていえば、あくまで作家の書いた心の鍛え方に関する書籍であり、
内容的には、専門性も体験性もあまり感じられないのが残念であった。
づき、鬱にならない、なっても鬱に克つための、折れそうな心の鍛え方
を、50項目にわたって紹介したものである。また本書のスタンスは、
鬱病の領域までは踏み込まず、あくまで鬱になりかけた状態を、自分
の力で治すためには、という視点で書かれたものである。
本書で扱われている内容は、主として、鬱状態かどうか、あるいは、
鬱になりやすいかどうかを診断する「勝手に自己診断」編、心が重た
い状態を改善するための「ガス抜き」編と「応急処置」編、そして、
日頃から心を鍛えるための「日々、鍛えてみよう」編の4項目につい
てである。これらの内容について、それぞれ2〜3ページずつ区切ら
れた全部で50のアドバイスが書かれた形式をとっている。
一読して、心に響く項目を取り入れていけば、鬱にならないための、
あるいは鬱になった後の心の持ち方としてのヒントを得ることができ
るだろう。
しかし、気になる点も散見される。まず、著者は鬱(心の病気)に関
して(医学的には)素人である。しかも、(こういったら失礼かもし
れないが)鬱に「なりかけた」だけである。重い鬱から克服したご経験
を語るわけでもなく、医学的見地から述べるわけでもない本書の意義
は、果たしてどこにあるのだろうか。実際、内容にも目新しいことは
特にない。作家とはいえ、鬱で本当に悩んでいる方が手に取るかもし
れない種類の本を書くにあたって、やや軽薄な印象を受ける。
また、最後の第5章(60ページ分程度)は、映画評論家でもない著者
の泣ける映画の紹介であり、これは、本書の内容との直接的因果性も
低く、ページを埋めるためのものではないかと訝しく考えさせてしま
うものである。
総じていえば、あくまで作家の書いた心の鍛え方に関する書籍であり、
内容的には、専門性も体験性もあまり感じられないのが残念であった。