難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことはより深く。
非常に良書だと思います。
アインシュタインは相対性理論を小学生が理解出来るように説明できたそうです。
この本の筆者も同様に、法律及び法律に関する歴史を深く理解し、13歳にも十二分に理解出来るレベルまでブレイクダウンしてくれてます。
お勧めです。
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13歳からの法学部入門 (幻冬舎新書 し 8-1) 新書 – 2010/5/27
荘司 雅彦
(著)
自由、ときどき正義。
武器は憲法と法律。
君が自由で安全な毎日を送れるのは法律があるからだ。では法律さえあれば正義は実現するのか?
君の自由と他人の自由が衝突したら、法律はどう調整するのか? 法律の歴史と仕組みをやさしく講義。
法律なんて堅苦しいし窮屈だし自分には関係ない……と思っていないだろうか?
しかし、もし法律がなかったら、殺人も泥棒もやり放題、借金だって踏み倒しまくりで、世の中はメチャクチャになってしまう。君が今、自由で安全な毎日を送れるのは、365日24時間体制で法律に守られているからなんだ。では法律さえあれば社会は安定し、正義は実現するのか?
君の自由と他人の自由が衝突したら、法律はどう調整するのか? 憲法・法律・裁判の歴史と仕組みを、身近な話題を交えてやさしく講義する。
武器は憲法と法律。
君が自由で安全な毎日を送れるのは法律があるからだ。では法律さえあれば正義は実現するのか?
君の自由と他人の自由が衝突したら、法律はどう調整するのか? 法律の歴史と仕組みをやさしく講義。
法律なんて堅苦しいし窮屈だし自分には関係ない……と思っていないだろうか?
しかし、もし法律がなかったら、殺人も泥棒もやり放題、借金だって踏み倒しまくりで、世の中はメチャクチャになってしまう。君が今、自由で安全な毎日を送れるのは、365日24時間体制で法律に守られているからなんだ。では法律さえあれば社会は安定し、正義は実現するのか?
君の自由と他人の自由が衝突したら、法律はどう調整するのか? 憲法・法律・裁判の歴史と仕組みを、身近な話題を交えてやさしく講義する。
- ISBN-104344981685
- ISBN-13978-4344981683
- 出版社幻冬舎
- 発売日2010/5/27
- 言語日本語
- 本の長さ209ページ
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商品の説明
著者について
1958年三重県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧日本長期信用銀行に入行。その後、野村證券投資信託を経て、88年司法試験合格。91年弁護士登録。平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員等を歴任。2008年~09年SBI大学院大学教授。コメンテイターとしてテレビ・ラジオにも多数出演。『反対尋問の手法に学ぶ嘘を見破る質問力』『六法で身につける荘司雅彦の法律力養成講座』(ともに日本実業出版社)、『中学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』(ともに講談社)等、著書多数。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2010/5/27)
- 発売日 : 2010/5/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 209ページ
- ISBN-10 : 4344981685
- ISBN-13 : 978-4344981683
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,781位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験 合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。2008年~09年までSBI大学院 大学教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『超合格法―最小の努力で結果を出す』(ISBN-10:4478014698)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
13歳の弁護士志望の娘にプレゼント。サクサクっと半分ほど読んだところで感想聞きました。
「わかりやすく書かれている。特に、法律用語の説明がわかりやすくて良い。面白い。」
とのことです。
「わかりやすく書かれている。特に、法律用語の説明がわかりやすくて良い。面白い。」
とのことです。
2019年1月27日に日本でレビュー済み
法曹の低年齢化、ということでしょうか。
『13歳からの法学部入門』とはちょっと驚きですね。
法学教育という視点で事態を捉えるならば、
元東大教官が書いた古典的名著『法と社会』(中公新書)や、
中央大学法学部編による『高校生からの法学入門』などがありますが、
前者は文化としての法という意識を皮切りに、社会化や社会統制(のちには社会統合)という視点で、
自然的な言語に発する法源が、人類の生活形態の変化(定住化など)とともに、
徐々に社会統合の手段として流用されてゆくすがたがきれいに描かれていて分かりやすく、
その一般性・抽象性からして大学初級者ぐらいにおすすめかと思います。
後者はその名のとおり、身近な法社会現象をもとに全12章で構成しているので、
その具体性からしてやはり高校生ぐらいにおすすめかと思います。
さて、そこで本書なのですが、中学生として学ぶべき社会科の知識を総動員すれば、
理解不可能ではないですが、やはり所々分からない箇所が出てきて当然かと思います。
というのは、中学生レベルだと岩波のジュニア新書程度のものは割と読めますが、
急に「法学部」といってもイメージが湧きにくく、しかも本書は浅く広く、といった感じなので、
余計に細部が分かりにくいかと思います。ならば思い切って対象年齢層を少し上げるか、
対象年齢層は留保してもっと身近で具体的な法社会現象に徹するか、でしょうね。
ところで、法学部についてですが、当方も受験生時代にいくつかの大学の法学部を受験し、
合格した記憶がありますが、法学部として身近なところでは、例えば教養としての概念法学や、
日本国憲法(教職必須科目でもある)、民法、刑法、教育基本法などでしょうか。
国際法もありますが、あまり実効性がないので、さほど身近な感じはしません。
当方は法学の階層構造に従って次のように区分します:
①教養としての概念法学(法の一般論で多少の法社会学や法哲学を含むもの)、
②専門の法学プロパー(民法、刑法など各種)
③学際的性格を帯びた法の周辺領域にある諸学(法社会学、法哲学、法制史など)。
そして、本書に戻りますが、仮に「13歳からの~」を強調する限りは、
むしろ③をベースに①を多少組み合わせる方法で論じられたらよいかと思います。
学問の低年齢化じたい悪いことではないので、将来目標の明瞭化という点でも、
本書の類書があるならば、まずは身近で具体的な法社会現象に注目させ、
法の社会的また教育的機能をある程度納得させたうえで、次に「法とは何ぞや」について、
多少説明を施して一定の一般化・抽象化を図ったうえで、さてでは具体的には、
こんな各種の法体系がありますよ、といった塩梅で憲法、民法、刑法その他のさわりぐらいまでを、
その共通する法の精神みたいなもの(いわゆるリーガルマインド)を理解させる方向で、
叙述をされてみては、と思います。多年家庭教師をしてきた者としての私見ですが、
いかがでしょうか。
因みに、仮に13歳からそうした読書をしておけば、高校生や大学生になってから、
法学部を選ぶかどうかは別としても、読書力をコアとした読解力が伸びることは請け合いです。
本書の趣旨を適宜読み替えるならば、むしろ『読書のすすめ』ではないでしょうか。
(ただし、本書一冊で法のすべてが分かるわけではありませんので、ご承知おきを)
『13歳からの法学部入門』とはちょっと驚きですね。
法学教育という視点で事態を捉えるならば、
元東大教官が書いた古典的名著『法と社会』(中公新書)や、
中央大学法学部編による『高校生からの法学入門』などがありますが、
前者は文化としての法という意識を皮切りに、社会化や社会統制(のちには社会統合)という視点で、
自然的な言語に発する法源が、人類の生活形態の変化(定住化など)とともに、
徐々に社会統合の手段として流用されてゆくすがたがきれいに描かれていて分かりやすく、
その一般性・抽象性からして大学初級者ぐらいにおすすめかと思います。
後者はその名のとおり、身近な法社会現象をもとに全12章で構成しているので、
その具体性からしてやはり高校生ぐらいにおすすめかと思います。
さて、そこで本書なのですが、中学生として学ぶべき社会科の知識を総動員すれば、
理解不可能ではないですが、やはり所々分からない箇所が出てきて当然かと思います。
というのは、中学生レベルだと岩波のジュニア新書程度のものは割と読めますが、
急に「法学部」といってもイメージが湧きにくく、しかも本書は浅く広く、といった感じなので、
余計に細部が分かりにくいかと思います。ならば思い切って対象年齢層を少し上げるか、
対象年齢層は留保してもっと身近で具体的な法社会現象に徹するか、でしょうね。
ところで、法学部についてですが、当方も受験生時代にいくつかの大学の法学部を受験し、
合格した記憶がありますが、法学部として身近なところでは、例えば教養としての概念法学や、
日本国憲法(教職必須科目でもある)、民法、刑法、教育基本法などでしょうか。
国際法もありますが、あまり実効性がないので、さほど身近な感じはしません。
当方は法学の階層構造に従って次のように区分します:
①教養としての概念法学(法の一般論で多少の法社会学や法哲学を含むもの)、
②専門の法学プロパー(民法、刑法など各種)
③学際的性格を帯びた法の周辺領域にある諸学(法社会学、法哲学、法制史など)。
そして、本書に戻りますが、仮に「13歳からの~」を強調する限りは、
むしろ③をベースに①を多少組み合わせる方法で論じられたらよいかと思います。
学問の低年齢化じたい悪いことではないので、将来目標の明瞭化という点でも、
本書の類書があるならば、まずは身近で具体的な法社会現象に注目させ、
法の社会的また教育的機能をある程度納得させたうえで、次に「法とは何ぞや」について、
多少説明を施して一定の一般化・抽象化を図ったうえで、さてでは具体的には、
こんな各種の法体系がありますよ、といった塩梅で憲法、民法、刑法その他のさわりぐらいまでを、
その共通する法の精神みたいなもの(いわゆるリーガルマインド)を理解させる方向で、
叙述をされてみては、と思います。多年家庭教師をしてきた者としての私見ですが、
いかがでしょうか。
因みに、仮に13歳からそうした読書をしておけば、高校生や大学生になってから、
法学部を選ぶかどうかは別としても、読書力をコアとした読解力が伸びることは請け合いです。
本書の趣旨を適宜読み替えるならば、むしろ『読書のすすめ』ではないでしょうか。
(ただし、本書一冊で法のすべてが分かるわけではありませんので、ご承知おきを)
2012年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイケル・サンデル教授の授業をNHKで放送した「ハーバード白熱教室」が人気を博し、「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」も政治哲学という難解な分野にもかかわらず大ヒットを記録した。現代を生きる人間にとって「正義」について考える必要性に多くの関心を持っていることが伺える。
今回紹介するこの本は法律に関してわかりやすく解説され、法律とはきっても切り離せない「正義」に関しても、上記の本よりは、関連するところも含め、非常に簡易に説明されている。たとえ話もタイトルどおり中学生程の年齢でも身近な例を多用しているのですんなり読み進められ、法の知識より、むしろ法をイメージする力が身につくはずだ。
『法律は、個人の生命や身体や財産や、人間として最低限度の生活を守るために、国民が国家と契約を結んで定めたルールでもある。』
(中略)
『しかし、法律は、一度決めたら、後は放っておけばいいというものじゃない。ぼくたちは絶え間ない努力によって法律が実現しようとした価値を守り、よりよい社会をつくるために発展させていかなければならない。』
著者が求めるのは、法律の知識を詰め込むことより、法律を意識し考え続けることだ。いたってシンプルなことかもしれないが、本書を読み進めれば日常がいかに法に囲まれているか、そしてどうしてそれを守らなければならないと改めて思い起こさせられる。
法律の先人達が辿ってきた歴史も、現在の憲法や法律を考える上で欠かせないので、ザッと振り返りたい時に非常に便利だ。また、法文の読み方や各国の憲法の特徴なども紹介されている。少々小難しいが、法文にも形式的な書き方があることや、法律は憲法よりも下位に位置づけられ、憲法を越えることは許されないという当たり前のことかもしれないが再認識させられた。それだけに、憲法改正という問題は人ごとではすまされないという危機意識も芽生えるだろう。
やはり、最後のこの一文は引用させていただきたい(某有名ブロガーの方も引用されてましたが・・・)
『それに、制度は一度できたからといって、永遠に存続させなければならないものじゃない。一個人の基本的人権を尊重するという理念に照らしつつ、柔軟に取り込んでいくべきか、改善していくべきか、場合によっては制度そのものを廃止するべきか、議論し、検討を重ねていけばいい。それこそが、これから大人になる君たちに課せられた役割だ。』
著者から読者(特に若い子供達)へ法とは何かを考えて欲しい思いがひしひしと伝わってくる。法律は答えではない。だからこそ、そこから新たに生じる問題に立ち向かっていくためにも、まずは本書からスタートを切ってもらいたい。
今回紹介するこの本は法律に関してわかりやすく解説され、法律とはきっても切り離せない「正義」に関しても、上記の本よりは、関連するところも含め、非常に簡易に説明されている。たとえ話もタイトルどおり中学生程の年齢でも身近な例を多用しているのですんなり読み進められ、法の知識より、むしろ法をイメージする力が身につくはずだ。
『法律は、個人の生命や身体や財産や、人間として最低限度の生活を守るために、国民が国家と契約を結んで定めたルールでもある。』
(中略)
『しかし、法律は、一度決めたら、後は放っておけばいいというものじゃない。ぼくたちは絶え間ない努力によって法律が実現しようとした価値を守り、よりよい社会をつくるために発展させていかなければならない。』
著者が求めるのは、法律の知識を詰め込むことより、法律を意識し考え続けることだ。いたってシンプルなことかもしれないが、本書を読み進めれば日常がいかに法に囲まれているか、そしてどうしてそれを守らなければならないと改めて思い起こさせられる。
法律の先人達が辿ってきた歴史も、現在の憲法や法律を考える上で欠かせないので、ザッと振り返りたい時に非常に便利だ。また、法文の読み方や各国の憲法の特徴なども紹介されている。少々小難しいが、法文にも形式的な書き方があることや、法律は憲法よりも下位に位置づけられ、憲法を越えることは許されないという当たり前のことかもしれないが再認識させられた。それだけに、憲法改正という問題は人ごとではすまされないという危機意識も芽生えるだろう。
やはり、最後のこの一文は引用させていただきたい(某有名ブロガーの方も引用されてましたが・・・)
『それに、制度は一度できたからといって、永遠に存続させなければならないものじゃない。一個人の基本的人権を尊重するという理念に照らしつつ、柔軟に取り込んでいくべきか、改善していくべきか、場合によっては制度そのものを廃止するべきか、議論し、検討を重ねていけばいい。それこそが、これから大人になる君たちに課せられた役割だ。』
著者から読者(特に若い子供達)へ法とは何かを考えて欲しい思いがひしひしと伝わってくる。法律は答えではない。だからこそ、そこから新たに生じる問題に立ち向かっていくためにも、まずは本書からスタートを切ってもらいたい。
2021年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こいつの話はいつも自己陶酔型で、読んでいて不快になる。
2017年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レポートを書くにあたってとてもわかりやすく参考になりました。
2019年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい!大人が読んでも、なるほどと納得し、学ぶところが多い良書
2014年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
thank you for sending me this wonderful book