菅直人は総理失格か、合格か?
菅伸子は、とんでもない悪妻か、それとも賢夫人か?
その理性的評価を下す以前に、この本は、読む人の立ち位置や嗜好によって、
好き嫌いが分かれるだろう。
頭の固い男どもには不評かもしれない。だからおもしろい。
出版の目的は、菅総理を理解してもらおうということだと思うが、私は著者のほうに興味を持った。
よくぞここまで書いたものだ。
現総理にもかかわらず、夫婦の歴史や家族の物語を赤裸々に語っている。
そのいさぎよい心意気、快活さが、心地よい。
夫の長所・短所をのみ込み、厳しい時代状況を見据えながら、
夫とともに闘う同志的きずなが伝わる。
しかも楽しそうに。
第四章では政策にも多岐にわたって言及。
消費税問題に関わる個所で、はたと気づかされた。
【菅は「政権をとったら、とにかく金庫をみたい」と言っていました】
そうだ政権交代の意味はまさにここにあるのだ。
【…交代する時は、惨憺たる状態】
たしかに、マスコミや世間ではもう過去のことにされているが、
一年や二年でこの状態を修復するのは困難なのだ、と。
「完璧な人間なんて、ひとりもいない」
「完璧な人間なんて、おもしろくもおかしくもないからな」
というビリー・ワイルダーの言葉を思い出す。
この本は菅総理夫妻の毒と薬が表裏一体となって躍動する、じつに愉快な本。
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あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書) 新書 – 2010/7/21
菅 伸子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
2010年6月4日、夫・菅直人が第九十四代内閣総理大臣に選ばれた。総理大臣というと吉田茂や鳩山一郎のような風格漂う傑物を思い起こす私にとって、「本当に菅でいいのかしら」という思いが拭えない。しかしこんな大変な時期に自ら立候補したのだから、覚悟はできているのだろう。私も共に行くしかない――。四十年の結婚生活を通して、最も身近な夫人が菅直人という人間を語る。サラリーマンの息子で、市民運動経験を持ち、かつ非自民出身の総理の知られざる素顔。
(総理菅直人はこんな人!)
●情ではなくロジックで動く
●高邁な理想より現実路線
●思いついたら即、解決したい。だから、家でも常に誰かに電話
●「イラ菅」は前より控えめで大人になった
●関心のないことはまるで記憶しない。親戚の家族構成すらごちゃごちゃ
●仕事第一。セレモニーは嫌い
●振り付けられるのが苦手な即興演奏家タイプ
●他人が作った原稿を朗読するのがヘタ
●大好きな饅頭、大福をやめ、このごろは健康管理にも気をつけている
●口説き下手かも
(総理菅直人はこんな人!)
●情ではなくロジックで動く
●高邁な理想より現実路線
●思いついたら即、解決したい。だから、家でも常に誰かに電話
●「イラ菅」は前より控えめで大人になった
●関心のないことはまるで記憶しない。親戚の家族構成すらごちゃごちゃ
●仕事第一。セレモニーは嫌い
●振り付けられるのが苦手な即興演奏家タイプ
●他人が作った原稿を朗読するのがヘタ
●大好きな饅頭、大福をやめ、このごろは健康管理にも気をつけている
●口説き下手かも
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2010/7/21
- 寸法11 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104344981731
- ISBN-13978-4344981737
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2010/7/21)
- 発売日 : 2010/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 199ページ
- ISBN-10 : 4344981731
- ISBN-13 : 978-4344981737
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 845,651位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,051位幻冬舎新書
- - 125,698位ノンフィクション (本)
- - 218,808位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
菅直人の性格やふるまいをざっくばらんに書いている. たとえば,家族もふくめて親しいひとには電話で用件しかいわないこと,首相になってからもタグつきの服をきていたことがあること (それに注意するのは奥さんのやくわりじゃないの?!) など.
夫婦の会話もほとんどが政治の話題だというが,そういう話題のなかでひとつおもしろかったのは,民主党は枝野氏をはじめとする 40 〜 50 代が多いのにたいして自民党は 40 代がうすいという話だ. こういうおもしろいエピソードはほかにもいくつかあった. そういうところは菅直人本人が書いた本よりおもしろい.
夫婦の会話もほとんどが政治の話題だというが,そういう話題のなかでひとつおもしろかったのは,民主党は枝野氏をはじめとする 40 〜 50 代が多いのにたいして自民党は 40 代がうすいという話だ. こういうおもしろいエピソードはほかにもいくつかあった. そういうところは菅直人本人が書いた本よりおもしろい.
2011年7月1日に日本でレビュー済み
「私を納得させられない政策は、有権者も理解しない」
とは著者の言葉。
現総理の妻による著書。
夫婦の日常会話をそのまま持ってきたというこの書名には、正直 意図的なものも感じました。
読んでみると、そこに記されていたのは、40年間連れ添った配偶者の視点で眺める、いち政治家の歩む道程。
サラリーマン、市民運動、非自民党…
知られている過去が、知られざる側面から描かれるという、興味深い仕上がりになっていました。
本書は「菅直人」という個人の人間味に重点が置かれています。
吉祥寺の二階建ての借家住まい
生協の宅配サービスの利用者
夫婦で居酒屋で飲む習慣
実は文化人類学でいう「交叉いとこ婚」
息子は2人とも不登校だった etc.
おそらく政治には直接関係ない話ですが、人間性を物語るエピソードは単純に楽しめました。
誰かが日本の総理になります。
その瞬間から、配偶者という存在は「日本一うるさい有権者」になるのは必至。
そこで冒頭に引用した言葉。
本書では、現総理の妻による代表質問という体裁もあります。
しかしそれよりも、夫婦という因果な鏡で写し出された素顔の「菅直人」の方に興味を覚えました。
いろいろあった夫婦生活。
これからもいろいろあるのだろう。
「首相夫人」になったのも、そのいろいろの1つに過ぎない。
著者からは、そんな夫婦生活の熟練者による余裕すら感じます。
「日本一うるさい有権者」とは、「日本一頼りになる支持者」でもある。
そこには、一朝一夕では得ることもできない支持基盤の強さがありました。
とは著者の言葉。
現総理の妻による著書。
夫婦の日常会話をそのまま持ってきたというこの書名には、正直 意図的なものも感じました。
読んでみると、そこに記されていたのは、40年間連れ添った配偶者の視点で眺める、いち政治家の歩む道程。
サラリーマン、市民運動、非自民党…
知られている過去が、知られざる側面から描かれるという、興味深い仕上がりになっていました。
本書は「菅直人」という個人の人間味に重点が置かれています。
吉祥寺の二階建ての借家住まい
生協の宅配サービスの利用者
夫婦で居酒屋で飲む習慣
実は文化人類学でいう「交叉いとこ婚」
息子は2人とも不登校だった etc.
おそらく政治には直接関係ない話ですが、人間性を物語るエピソードは単純に楽しめました。
誰かが日本の総理になります。
その瞬間から、配偶者という存在は「日本一うるさい有権者」になるのは必至。
そこで冒頭に引用した言葉。
本書では、現総理の妻による代表質問という体裁もあります。
しかしそれよりも、夫婦という因果な鏡で写し出された素顔の「菅直人」の方に興味を覚えました。
いろいろあった夫婦生活。
これからもいろいろあるのだろう。
「首相夫人」になったのも、そのいろいろの1つに過ぎない。
著者からは、そんな夫婦生活の熟練者による余裕すら感じます。
「日本一うるさい有権者」とは、「日本一頼りになる支持者」でもある。
そこには、一朝一夕では得ることもできない支持基盤の強さがありました。
2021年5月9日に日本でレビュー済み
菅違いだった…現首相では無かった。
ゴーストライターや万歳本では? という疑いはあるんですが、
それを吹き飛ばして十分面白いわ、政策や政党を置いといて、一読をお勧めします。
従妹同士婚にして姉さん女房ですか。
家庭内野党の表現も、どういう事かよくわかりました。曰く、姉さん女房に政治家になるなんて一言も言ってないのに政治家になって、よくわからない活動をしていて、それで政策をぶとうとか? まずは私を説得して見なさい、私にすら説明できない様なら、到底、日本国民に説明するとか無理よ?、
って、かなり盛大に吹き出しました。
あと、コメントにもあるけど…そうか、年代別で考えたら、そういうのもあるのか…自民党で薄い層があって、そこをどうするのか、という見方もあるのね。
予想はしてなかったと思うが、ポエム大臣があらららら、って感じだし。五輪の大臣も、大臣ですか?って感じだし…
ゴーストライターや万歳本では? という疑いはあるんですが、
それを吹き飛ばして十分面白いわ、政策や政党を置いといて、一読をお勧めします。
従妹同士婚にして姉さん女房ですか。
家庭内野党の表現も、どういう事かよくわかりました。曰く、姉さん女房に政治家になるなんて一言も言ってないのに政治家になって、よくわからない活動をしていて、それで政策をぶとうとか? まずは私を説得して見なさい、私にすら説明できない様なら、到底、日本国民に説明するとか無理よ?、
って、かなり盛大に吹き出しました。
あと、コメントにもあるけど…そうか、年代別で考えたら、そういうのもあるのか…自民党で薄い層があって、そこをどうするのか、という見方もあるのね。
予想はしてなかったと思うが、ポエム大臣があらららら、って感じだし。五輪の大臣も、大臣ですか?って感じだし…
2010年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、素直にメチャクチャ面白いです。特に筆が立つひとではないようだけど、逆に「猛烈主婦」目線でみた政治、というのが上手く書けている気がします。
とはいっても猛女として知られたこの方のこと。長男(源太郎氏)が不登校になった理由というのが、「試験で95点取ったら、『何故100点取らないか!!』」
とぶん殴ったというあたり、肝が冷えます。そりゃ、不登校にもなるわけだ。
それをフォローしたのが菅直人氏なんだけど、ナンと、『放置したら殺し合いしかねない。危機管理!!』って言って、平気で国会内まで連れ歩き、議員会館
で私設秘書紛いの共同生活、というあたり、やはり普通じゃない。連れ歩かれた本人も、普段から「家庭内政治論争」観てるから不思議に思わなかったよう
だけど、二男も不登校になったら、伸子夫人も「二回目は別に驚かない」って、学校に電話一本、「先生のせいじゃありませんから。行く気になったら行か
せます」、であとは放し飼い。後年、この二男が、「ウチの一族で、『選挙に出てないマトモな人間』は、僕とお母さんだけだね」って、真顔で言ったとか。
とにかく、二章と三章を上手く切りだして、育児書として出版すると、かなりイケるのではないか、という気がします。菅直人というと、庶民派と思われ
がちですが、イトコの夫人を含めて、親の代から実は政治家一家だった、とか、この妻にしてこの夫あり、というか。「バル菅」とまで言われる現実主義の
由来も、年金問題で伸子夫人自身が「ブチ切れて」死にかけた、というエピソードも、見どころ満載です。
四章はあまりいただけません。ただ、『自民党は40〜50歳代の層が薄い。派閥には功罪あったが、政治家の育成機関としては有効だった』というのは、
最近の自民党自身(若年層、老年層共)からも意見が出ているとおり。やはり、生来の「政治的主婦」なんですね。
とはいっても猛女として知られたこの方のこと。長男(源太郎氏)が不登校になった理由というのが、「試験で95点取ったら、『何故100点取らないか!!』」
とぶん殴ったというあたり、肝が冷えます。そりゃ、不登校にもなるわけだ。
それをフォローしたのが菅直人氏なんだけど、ナンと、『放置したら殺し合いしかねない。危機管理!!』って言って、平気で国会内まで連れ歩き、議員会館
で私設秘書紛いの共同生活、というあたり、やはり普通じゃない。連れ歩かれた本人も、普段から「家庭内政治論争」観てるから不思議に思わなかったよう
だけど、二男も不登校になったら、伸子夫人も「二回目は別に驚かない」って、学校に電話一本、「先生のせいじゃありませんから。行く気になったら行か
せます」、であとは放し飼い。後年、この二男が、「ウチの一族で、『選挙に出てないマトモな人間』は、僕とお母さんだけだね」って、真顔で言ったとか。
とにかく、二章と三章を上手く切りだして、育児書として出版すると、かなりイケるのではないか、という気がします。菅直人というと、庶民派と思われ
がちですが、イトコの夫人を含めて、親の代から実は政治家一家だった、とか、この妻にしてこの夫あり、というか。「バル菅」とまで言われる現実主義の
由来も、年金問題で伸子夫人自身が「ブチ切れて」死にかけた、というエピソードも、見どころ満載です。
四章はあまりいただけません。ただ、『自民党は40〜50歳代の層が薄い。派閥には功罪あったが、政治家の育成機関としては有効だった』というのは、
最近の自民党自身(若年層、老年層共)からも意見が出ているとおり。やはり、生来の「政治的主婦」なんですね。
2011年6月8日に日本でレビュー済み
本書の題名の答えが、「国民全体を不幸に陥れる」である事は今では周知の通りであり、本書もそれを予知する形で身内批判した物かと思ったら、真逆の内容だった。題名に騙された感がある。また、口語体の文章からして自筆ではなく、著者が語った内容を誰かが聞き書きして纏めた印象を受けたが、それを隠している意図も理解出来ない(そうした形式の書は主に著名人を対象として数多く存在するし、少しも恥かしい事ではない)。
本文中では、「管は政治家に向いている」とか「突発的な事態への対応能力がある」とか事実と乖離した事を述べていたり、「イラ管」の弁明があったりと身内批判どころか身内賛美に終始している。お笑い草である。夫婦揃っての茶番劇。似た者夫婦なのであろう。唯一、管が市民運動をしていた昔から総理の座に執念を燃やしていた事が真実味を持って伝わって来る点に皮肉を感じた。
本文中では、「管は政治家に向いている」とか「突発的な事態への対応能力がある」とか事実と乖離した事を述べていたり、「イラ管」の弁明があったりと身内批判どころか身内賛美に終始している。お笑い草である。夫婦揃っての茶番劇。似た者夫婦なのであろう。唯一、管が市民運動をしていた昔から総理の座に執念を燃やしていた事が真実味を持って伝わって来る点に皮肉を感じた。
2011年1月4日に日本でレビュー済み
菅総理の奥様が書いた菅総理の私生活から政治遍歴についての本。
菅政権下での参院選を考えて、書かれた本と思われる。
そのためか、市民運動家(アンチ天皇、アンチ保守)らしいところを補修すべく書かれたと思われる。
菅総理の家系が後醍醐天皇とつながりがあることなどを紹介している。
しかし、この本を読んでも、菅直人という人に魅力を感じない。
運動一筋で、悪い意味で、庶民的でない人間性がわかりすぎるからだろう。
アンチ国家の運動家が、国家の指導者になるという笑えない生き方を実践するその不可思議さがこの本にもほんのりと現れていると思う。
菅政権下での参院選を考えて、書かれた本と思われる。
そのためか、市民運動家(アンチ天皇、アンチ保守)らしいところを補修すべく書かれたと思われる。
菅総理の家系が後醍醐天皇とつながりがあることなどを紹介している。
しかし、この本を読んでも、菅直人という人に魅力を感じない。
運動一筋で、悪い意味で、庶民的でない人間性がわかりすぎるからだろう。
アンチ国家の運動家が、国家の指導者になるという笑えない生き方を実践するその不可思議さがこの本にもほんのりと現れていると思う。
2010年10月22日に日本でレビュー済み
本のタイトルだけを見れば、ものすごく興味深く感じられますが、内容は
著者が、【まえがき】で述べられている通り、総理である「菅 直人氏」が
どんな人間で、これまで何をしてきたかのかなどと、菅家の家族の間で何が
あったかなど、もろもろのことが書かれています。
したがって、本のタイトルを主体に考えれば、本書は期待外れとなります。
しかしながら、政治家夫人として、鍛えられているだけに、本の内容そのものは、
ある程度、評価できます。
また、第4章の「代表質問」の項目は、総理と一体となった夫人の考え方である
だけに、余分(付けたし)となった内容と言えるのではないかと考えます。
著者が、【まえがき】で述べられている通り、総理である「菅 直人氏」が
どんな人間で、これまで何をしてきたかのかなどと、菅家の家族の間で何が
あったかなど、もろもろのことが書かれています。
したがって、本のタイトルを主体に考えれば、本書は期待外れとなります。
しかしながら、政治家夫人として、鍛えられているだけに、本の内容そのものは、
ある程度、評価できます。
また、第4章の「代表質問」の項目は、総理と一体となった夫人の考え方である
だけに、余分(付けたし)となった内容と言えるのではないかと考えます。