友人に勧められて購入しました。
辞書みたいにブッ厚い本だったので、正直驚きました。
でも、文字も大きめで軽いので安心して下さい。
一見フィクションとも思えるタッチで書かれた「うつ病」状態の話なので、
いま現在「うつ病」の最中にいる方の中には、
抵抗感を感じる方もいるかも知れません。(私も読み始めは、そうでした。)
しかし明らかにこの本に書かれているのは、
辛い体験をし必死に「うつ病」から脱しようとした著者のノンフィクションもので、
気持ちにゆとりがある時に読むと、著者の本意が見えて来ます。
うつ病体験者でなければ、フィクションと思って読んでも良いでしょう。
うつ病経験者であるならば、心に余裕のある時に読む事をお勧めします。
どちらにせよ、「好き」「嫌い」の分かれる一冊だと思います。
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イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ 単行本 – 2006/3/1
素樹文生
(著)
1996年、『上海の西、デリーの東』。そして、2006年、全く新しい鬱——『心の旅』の物語。
鬱——それは、高校三年生の夏に、父の死とともにやってきた。“心の風邪”である鬱も、当時の「僕」には未知なる彼岸の地。大学受験も失敗し、深い無意識の闇の底で、発狂寸前の自我が見たものとは何か。彷徨いの街で出会う人々、そして、性への渇望。その先に見出した世界への「扉」とは何なのか……。癒しではなく“友”としての鬱をしなやかに綴る、鬱世代必携の書。
鬱——それは、高校三年生の夏に、父の死とともにやってきた。“心の風邪”である鬱も、当時の「僕」には未知なる彼岸の地。大学受験も失敗し、深い無意識の闇の底で、発狂寸前の自我が見たものとは何か。彷徨いの街で出会う人々、そして、性への渇望。その先に見出した世界への「扉」とは何なのか……。癒しではなく“友”としての鬱をしなやかに綴る、鬱世代必携の書。
- 本の長さ381ページ
- 言語日本語
- 出版社アメーバ・ブックス
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104344990269
- ISBN-13978-4344990265
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商品の説明
著者について
1964年ニューヨーク生まれ。広告代理店・出版社勤務を経て、`96年『上海の西、デリーの東』(新潮社/新潮文庫)でデビュー。主な著書に『旅々オートバイ』『クミコハウス』(ともに新潮文庫)、『ワンダラン!』(新潮社)、『ゆるゆる日記』(求龍堂)『愛のモンダイ』(メディアファクトリー)。小説作品に『回転木馬のデッド・ヒート RMX』『ストロベリーショート』(ともにメディアファクトリー)などがある。
登録情報
- 出版社 : アメーバ・ブックス (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 381ページ
- ISBN-10 : 4344990269
- ISBN-13 : 978-4344990265
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,510,375位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,319位ストレス・心の病気
- - 45,858位心理学 (本)
- - 132,091位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月5日に日本でレビュー済み
ここまで曝け出していいの?と勝手に心配してしまうくらい、正直に読者に向き合ってるのにまず、共感が持てました。もちろん鬱が主題ですが、原田さんの「19、20歳」に通づるような、誰もが一度は通過しないといけないしんどい時期を、誠実に鮮やかに描きだしています。是非、10代の人たちに読んでもらいたい作品だと、個人的に勝手に思ってます。この作品を読んだ前後に鈴木剛介さんの作品も読んでみると、不思議にシンクロしていて興味深いです。あと、脳科学に興味持ち出した方にも、一味違った入門書として読むのもいいのでは?
2014年6月17日に日本でレビュー済み
ようこそ鬱の世界へ。高卒後、はじめての鬱に見舞われた著者。発狂寸前、著者をこちら側へと導いてくれた存在は? 「ダイジョーブ」とその存在は言う。鬱でなくても、心が弱った時にその存在は誰をも救ってくれるだろう。