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ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書) 新書 – 2011/12/24
広木 隆
(著)
投資のプロと個人投資家の差なんて、あるようで実はない。
プロ顔負けの投資家になって、ストラテジストなんて要らない!
と言えるようになろう。
「株をやっているけれどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から決別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られているマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。
プロ顔負けの投資家になって、ストラテジストなんて要らない!
と言えるようになろう。
「株をやっているけれどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から決別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られているマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2011/12/24
- ISBN-104344992024
- ISBN-13978-4344992023
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商品の説明
著者について
1963年、東京生まれ。上智大学外国語学部卒業。87年大和証券に入社。その後、資産運用業界に転身し、国内系、外資系の運用会社を渡り歩き、株式投資の最前線に20年以上携わる。2010年9月より、マネックス証券チーフ・ストラテジスト。幅広い資産クラスの運用および長年のバイサイドの経験で培われた明快な投資戦略をユーモア交える語り口で綴られるストラテジー・レポートが好評。多くの個人投資家に支持されている。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2011/12/24)
- 発売日 : 2011/12/24
- 言語 : 日本語
- 新書 : 167ページ
- ISBN-10 : 4344992024
- ISBN-13 : 978-4344992023
- Amazon 売れ筋ランキング: - 471,787位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言われる通りで株式投資は自己責任、自己判断。でも筋が合いそうなアナリストの意見は興味が有ります。
2012年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は大和証券を皮切りに内外の投信運用会社を渡り歩き、現在マネックス証券のチーフ・ストラテジストだ。株式投資の入門書として評価できる。現代投資理論の基礎を踏まえながらも、株式投資に永年係って来た人間としてのうんちくというか、特有のセンスをきかして展開している点が共感を持ている。
ナシム・タレブの著書(「ブラックスワン」と「まぐれ」)を2回引用して「連中(ストラテジスト)は芸人に過ぎないのだ」「身も蓋もないが、ストラテジストは(私を含めて)みんな能力的には五十歩、百歩だろう。能力というのは相場の先行きを占う能力である。本当に相場を当てられるなら、ひとに教えたりしないで自分で相場をはる」と素直に言い切っているのも良い。
著者は長期&分散投資の原則を尊重しながらも、テキスト的な主張とはちょっと違う主張をしている。そりゃあそうだ。日本株を対象にする限り、過去20年間もテキスト的な長期分散投資をしていてもマイナスのリターンでしかない。
それでも2000年以降で東証の銘柄の48%はプラスのリターンだそうだ。どうやって自分のポートフォリオからマイナス銘柄を捨て、プラス銘柄を長期に保有するかが問題になる。著者はある程度多銘柄に分散投資する形でスタートし、ダメ銘柄は10%程度で損切りすることでポートフォリオから淘汰しなさいという。
う〜ん、それで本当にインデックスよりリターンが上がるかどうか、確証はない。著者も確証などは与えていない。しょせんやってみなければわからない不確実ゲームだと言う。その通りだね。
7章の「現在の日本株は割安ではない」は現状分析として一考に値する。現在の日本株はPBRで1を割り、0.9程度であり、一見割安であることをを示している。
PBR=ROE×PERである。
従ってPERが趨勢的に一定ならば、ROEとPBRの間に相関関係がみられるはずだ。確かに米国ではそうなっている。ところが日本では1998年から現在までで見ると相関関係がほとんどない。これはROEを投資尺度として重視してこなかった日本の株式市場の特殊性だと解釈する。
ところが、日本でも2005年以降に限定すると相関関係が見られる。
これは日本でも投資家がROEの向上を要求する(でないと投資しない)方向に変化してきた結果だと解釈している。ところがそれでも日本企業のROEは米国のそれに比べると半分程度の低さに止まる。2000年代に入ってもPERが相対的に高かったので、PBRは1を割れなかったが、この趨勢的なROEの低さに加え、長期的な成長期待の低下と2008年リーマンショック後のリスク・プレミアムの上昇が加わった結果、PERが低下し、PBRの1割れを結果したのだと説明している。
なるほど、そうすると今後世界景気の回復が継続し、リスク・プレミアムの低下や足元の成長率が回復しても、日本株の低ROEが改善しない限り、日本株の大きな上昇は期待薄であるということになろうか。そうした大局的な判断を踏まえて、株式投資で長期、例えば10年で5%程度の年率リターンが実現できたら十分な成功だと言っている。そうだな。これが今次の危機後の投資の“new normal”だろうなと私も思う。
ナシム・タレブの著書(「ブラックスワン」と「まぐれ」)を2回引用して「連中(ストラテジスト)は芸人に過ぎないのだ」「身も蓋もないが、ストラテジストは(私を含めて)みんな能力的には五十歩、百歩だろう。能力というのは相場の先行きを占う能力である。本当に相場を当てられるなら、ひとに教えたりしないで自分で相場をはる」と素直に言い切っているのも良い。
著者は長期&分散投資の原則を尊重しながらも、テキスト的な主張とはちょっと違う主張をしている。そりゃあそうだ。日本株を対象にする限り、過去20年間もテキスト的な長期分散投資をしていてもマイナスのリターンでしかない。
それでも2000年以降で東証の銘柄の48%はプラスのリターンだそうだ。どうやって自分のポートフォリオからマイナス銘柄を捨て、プラス銘柄を長期に保有するかが問題になる。著者はある程度多銘柄に分散投資する形でスタートし、ダメ銘柄は10%程度で損切りすることでポートフォリオから淘汰しなさいという。
う〜ん、それで本当にインデックスよりリターンが上がるかどうか、確証はない。著者も確証などは与えていない。しょせんやってみなければわからない不確実ゲームだと言う。その通りだね。
7章の「現在の日本株は割安ではない」は現状分析として一考に値する。現在の日本株はPBRで1を割り、0.9程度であり、一見割安であることをを示している。
PBR=ROE×PERである。
従ってPERが趨勢的に一定ならば、ROEとPBRの間に相関関係がみられるはずだ。確かに米国ではそうなっている。ところが日本では1998年から現在までで見ると相関関係がほとんどない。これはROEを投資尺度として重視してこなかった日本の株式市場の特殊性だと解釈する。
ところが、日本でも2005年以降に限定すると相関関係が見られる。
これは日本でも投資家がROEの向上を要求する(でないと投資しない)方向に変化してきた結果だと解釈している。ところがそれでも日本企業のROEは米国のそれに比べると半分程度の低さに止まる。2000年代に入ってもPERが相対的に高かったので、PBRは1を割れなかったが、この趨勢的なROEの低さに加え、長期的な成長期待の低下と2008年リーマンショック後のリスク・プレミアムの上昇が加わった結果、PERが低下し、PBRの1割れを結果したのだと説明している。
なるほど、そうすると今後世界景気の回復が継続し、リスク・プレミアムの低下や足元の成長率が回復しても、日本株の低ROEが改善しない限り、日本株の大きな上昇は期待薄であるということになろうか。そうした大局的な判断を踏まえて、株式投資で長期、例えば10年で5%程度の年率リターンが実現できたら十分な成功だと言っている。そうだな。これが今次の危機後の投資の“new normal”だろうなと私も思う。
2012年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「投資(個人レベルで)」というものを
頭で考えている時期だったら、
『儲かる方法が少ししか載っていないじゃないか!』
と、他の方よろしく負け惜しみの一つも出てきそうなものですが
ある程度身体で覚えた段階でしたら、
どんどん文章が吸い込まれてきて、
うならざるを得ません。
本業では、素人に、プロと同じレベルの情報を提供するよう
努めてくださっているそうです。
頭で考えている時期だったら、
『儲かる方法が少ししか載っていないじゃないか!』
と、他の方よろしく負け惜しみの一つも出てきそうなものですが
ある程度身体で覚えた段階でしたら、
どんどん文章が吸い込まれてきて、
うならざるを得ません。
本業では、素人に、プロと同じレベルの情報を提供するよう
努めてくださっているそうです。
2012年1月31日に日本でレビュー済み
自分の意見は正しいけど、市場はそう動かない場合も多く、
自分の意見は正しいけど、投資家は損をするということを
書いている本。
プロとして結果責任を堂々と放棄している時点
で読んでいて吐き気がしました。
自分の意見は正しいけど、投資家は損をするということを
書いている本。
プロとして結果責任を堂々と放棄している時点
で読んでいて吐き気がしました。
2012年2月4日に日本でレビュー済み
この本は主に日本の個別企業の株に投資する人を対象に書かれているようで、その限りではいいこと書いていると思う。
でも本書の中にもたびたび出てくる、マルキールとか内藤さんの推す長期分散投資と比べてどっちがいいのかはこの本読むだけでははっきりしない。そこのところどうなんでしょ広木さん。結局個別株の売買が好きという人向けなのかな。
でも本書の中にもたびたび出てくる、マルキールとか内藤さんの推す長期分散投資と比べてどっちがいいのかはこの本読むだけでははっきりしない。そこのところどうなんでしょ広木さん。結局個別株の売買が好きという人向けなのかな。
2012年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本で書かれていることは、オーソドックスな内容である。日本株のROEの低さを指摘し、旧来の右肩上がりの相場の
常識であるPBRが1倍を割ったら「買い」であるということが、いまさらながら間違いであることを素人にわかりやすく
説明してくれている。これは、日本の個人株主はリタイヤーしたときに、株主になることが多いことを考えると、これからリタイヤー
する人は、右肩上がりの相場しか知らない人が投資をするのだから、充分注意すべきである。
日本の株式は割安でない。これは正しい。では、どうすればこの右肩上がりでない株式相場で、素人が益をだすことが
できるのか?
筆者は、ロスカット・ルールを厳格に実行して、残ったポートホリオで5〜7%をたたきだせと薦めるが・・・。
あまりお勧めできない。筆者も多分それを承知で、ストラテジスト・トークをおこなっているのだろう。
だから「ストラテジストにさよならを・・・」。(これなんかのパクリですか。)といっているのかな?
ただ、ロスカットを厳密にすることの重要性は、どんな投資にも重要なことである。
しかし、その重要なことすら、あたまでわかっても実行するのはどれほど難しいかはD・カーネマン論文の骨子である。
要は体で覚え込まなくてはならないのだ、プロでさえナカナカ、難しいのだから。
この点をもうすこし、例をあげて説明する必要があったと、読後に感じた本である。
常識であるPBRが1倍を割ったら「買い」であるということが、いまさらながら間違いであることを素人にわかりやすく
説明してくれている。これは、日本の個人株主はリタイヤーしたときに、株主になることが多いことを考えると、これからリタイヤー
する人は、右肩上がりの相場しか知らない人が投資をするのだから、充分注意すべきである。
日本の株式は割安でない。これは正しい。では、どうすればこの右肩上がりでない株式相場で、素人が益をだすことが
できるのか?
筆者は、ロスカット・ルールを厳格に実行して、残ったポートホリオで5〜7%をたたきだせと薦めるが・・・。
あまりお勧めできない。筆者も多分それを承知で、ストラテジスト・トークをおこなっているのだろう。
だから「ストラテジストにさよならを・・・」。(これなんかのパクリですか。)といっているのかな?
ただ、ロスカットを厳密にすることの重要性は、どんな投資にも重要なことである。
しかし、その重要なことすら、あたまでわかっても実行するのはどれほど難しいかはD・カーネマン論文の骨子である。
要は体で覚え込まなくてはならないのだ、プロでさえナカナカ、難しいのだから。
この点をもうすこし、例をあげて説明する必要があったと、読後に感じた本である。
2012年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人投資家向けに書かれた投資本としては、間違いなく過去最高のものであろう(プロのファンドマネージャーやアナリストも一読の価値がある)。
投資に対する経験の深い方であれば(特にマネックス証券のWebに掲載されている同氏のストラテジーコメントに目を通している方)真新しい内容は少ないかもしれない。しかし、首尾一貫して分かりやすく整理されたこの本を読むことによって新たな気づきや改めて思い起こされることが多いに違いない。
長期投資に対する解釈は、様々あるがただ買った銘柄を長く保有することではなく、長期に得られると考えられるリターンを求めて日々学習・研鑽することであるという姿勢には大いに共感できる。ドルコスト平均法(=積み立て)はコツコツではない、と断じていることにも拍手を贈りたくなる。
ただし、一点だけ気になったのが、ロスカットを行いながら含み益のある銘柄を残すという投資方法についてである。損失を最小限にとどめる投資方法として紹介されている。成長企業はある時点では大きく値上がりし、その反動として大きく下落もする。一旦売却をしてしまった銘柄を買い戻すということについては本書では全く触れていなかったが、一度は売却したものを再度見直して再度買うという作業は多くの個人投資家にとって心理的ハードルが高いと思われる。この点については機会があればtwitterなどで聞いてみたい。
この本を読んで読者の意見はいろいろと分かれるかもしれないが、内容が半分も分からないという方は投資を止めれれることをお奨めしたい。
投資に対する経験の深い方であれば(特にマネックス証券のWebに掲載されている同氏のストラテジーコメントに目を通している方)真新しい内容は少ないかもしれない。しかし、首尾一貫して分かりやすく整理されたこの本を読むことによって新たな気づきや改めて思い起こされることが多いに違いない。
長期投資に対する解釈は、様々あるがただ買った銘柄を長く保有することではなく、長期に得られると考えられるリターンを求めて日々学習・研鑽することであるという姿勢には大いに共感できる。ドルコスト平均法(=積み立て)はコツコツではない、と断じていることにも拍手を贈りたくなる。
ただし、一点だけ気になったのが、ロスカットを行いながら含み益のある銘柄を残すという投資方法についてである。損失を最小限にとどめる投資方法として紹介されている。成長企業はある時点では大きく値上がりし、その反動として大きく下落もする。一旦売却をしてしまった銘柄を買い戻すということについては本書では全く触れていなかったが、一度は売却したものを再度見直して再度買うという作業は多くの個人投資家にとって心理的ハードルが高いと思われる。この点については機会があればtwitterなどで聞いてみたい。
この本を読んで読者の意見はいろいろと分かれるかもしれないが、内容が半分も分からないという方は投資を止めれれることをお奨めしたい。
2013年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の様な素人にも読みやすい本だと思います。計算式も難解ではないですし、ただ
PBR<1の場合、バリュー投資の本だと、株価はそのうち解散価値までは上がるので
買いだと記載されているのですが、この本では日本の株価は割安ではなくてただ安いだけ、
だから、PBR<1の株価は上がらず、ずっとそのままどころか、該当企業は赤字に
転落すると市場は予測していると喝破しています。
でもPBR<1だけでそう言い切れるのか、他の指標との組み合わせって
考えなくてもいいのか、疑問に思いました。
こう書く事に著者にメリットがある様には思えないし(私に見抜く力がないだけかもしれませんが)
PBR<1の場合、バリュー投資の本だと、株価はそのうち解散価値までは上がるので
買いだと記載されているのですが、この本では日本の株価は割安ではなくてただ安いだけ、
だから、PBR<1の株価は上がらず、ずっとそのままどころか、該当企業は赤字に
転落すると市場は予測していると喝破しています。
でもPBR<1だけでそう言い切れるのか、他の指標との組み合わせって
考えなくてもいいのか、疑問に思いました。
こう書く事に著者にメリットがある様には思えないし(私に見抜く力がないだけかもしれませんが)