実話をもとに書かれたビジネス小説。
ファシリテーションを学びたい人が手に取るであろう書籍。
だが、この本でファシリテーションの技術は、あまり学べない。
そういったことがあまり解説されていないからだ。
しかしその反面、ファシリテーションを勉強したいという意欲は、かなり高まるだろう。
それぞれ問題を抱える組織とそのコンサルタントの話で、
コンサルはファシリテーションを武器に介入していく。
かなりドロドロとした人のしがらみを扱っており、
読んでいてつらい部分もあるが、逆に目頭が熱くなるようなカタルシスもある。
また個々の技術の使いどころなども参考になるのではないかと思う。
読み物としても面白いし、これからファシリテーションについて学びたい人にもお奨め。
組織を何とかしたいと思う人に読んで欲しい。
きっと何かのきっかけになるに違いない一書です。
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ファシリテーター甦る組織 単行本 – 2009/2/27
芦崎 治
(著)
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- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎メディアコンサルティング
- 発売日2009/2/27
- ISBN-104344996674
- ISBN-13978-4344996670
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎メディアコンサルティング (2009/2/27)
- 発売日 : 2009/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 4344996674
- ISBN-13 : 978-4344996670
- Amazon 売れ筋ランキング: - 944,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,504位日本文学
- - 54,504位投資・金融・会社経営 (本)
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2009年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人が集まれば、会社以外でも組織が成立します。組織運営が問題を孕み進展しなくなったとき、
「仕組み」に目を向け改善しようとしますし、そのような方法論について書かれた書籍も多数。
さらに踏み込んで「コミュニケーション」に原因を求め改善方法を論じたものもあります。
それらどれもが、このような場合にこうすれば良いというノウハウについて書かれています。
ノウハウは限定された条件でしか有効ではありません。
「条件」は様々であり、したがってノウハウの限界に気づくべきです。
本書にノウハウはありません。ハーフフィクションという手法で書かれた本書は、
現実の組織が抱える問題を改善するための「ノウハウを越えた方法」を物語として提供しています。
「仕組み」に目を向け改善しようとしますし、そのような方法論について書かれた書籍も多数。
さらに踏み込んで「コミュニケーション」に原因を求め改善方法を論じたものもあります。
それらどれもが、このような場合にこうすれば良いというノウハウについて書かれています。
ノウハウは限定された条件でしか有効ではありません。
「条件」は様々であり、したがってノウハウの限界に気づくべきです。
本書にノウハウはありません。ハーフフィクションという手法で書かれた本書は、
現実の組織が抱える問題を改善するための「ノウハウを越えた方法」を物語として提供しています。
2016年3月23日に日本でレビュー済み
ファシリテーター。聞きなれないが一種の経営コンサルタントのようなものだろう。
企業の問題点を今までのテキスト、講義主体から離れ、ゲームやら対話、インタビューなど様々な取り組みで、社員、幹部、経営者に至るまで企業にあった改善策を導く。
作品ではいくつかの企業、NGOに独自の処方箋で取り組んでいく内容が紹介されているが、成果が全く分からないためこのやり方の評価ができない。
一般文学通算1615作品目の感想。2016/03/23 17:30
企業の問題点を今までのテキスト、講義主体から離れ、ゲームやら対話、インタビューなど様々な取り組みで、社員、幹部、経営者に至るまで企業にあった改善策を導く。
作品ではいくつかの企業、NGOに独自の処方箋で取り組んでいく内容が紹介されているが、成果が全く分からないためこのやり方の評価ができない。
一般文学通算1615作品目の感想。2016/03/23 17:30
2009年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わたし自身もコンサルタントですが、昨今は戦略策定の出来以上に、個人の意識変革が組織の変革・健全化には重要であることを、痛感しております。その意味でも、本書のモデルとなったピープルフォーカス・コンサルティング(PFC)には、日本におけるファシリテーションの草分けとして尊敬しております。
本書では、PFCが実際に取り組んだであろう、淀んだアパレル製造・文化の違うデパートの合併(西武・そごう?)エリート意識の高い大企業(三菱重工?)・NPOといったいろいろな組織でファシリテーションを活用するストーリーをイキイキと描いています。なかなかファシリテーションが「こうやって機能するんだよ」というのは伝わりにくいのですが、そこをうまく描いています。
読むと、やはり「組織は人(の意識)で変わる」と納得するのですが、その登場准物の中でも原田社長(PFCの黒田社長がモデルですよね)、魅力的です。
本書では、PFCが実際に取り組んだであろう、淀んだアパレル製造・文化の違うデパートの合併(西武・そごう?)エリート意識の高い大企業(三菱重工?)・NPOといったいろいろな組織でファシリテーションを活用するストーリーをイキイキと描いています。なかなかファシリテーションが「こうやって機能するんだよ」というのは伝わりにくいのですが、そこをうまく描いています。
読むと、やはり「組織は人(の意識)で変わる」と納得するのですが、その登場准物の中でも原田社長(PFCの黒田社長がモデルですよね)、魅力的です。
2010年1月16日に日本でレビュー済み
社内にファシリテーターが生まれ、自発的な風土改革が行われるまでを描く。視線はファシリテーションの教育やコンサルをする会社の従業員になっている。ハーフドキュメンタリーということで、実在のコンサル会社が手がけた事例を下敷きにしたフィクション。
ファシリテーション技法の詳細を知りたいなら別の本が良いと思う。ただし、大筋は本文中でも語られるし、図を使った解説は巻末にまとめて記載されている。社内改革は組織だけをいじっては駄目で、全員が自分の感情と向きあい、さらに他人・他組織と共感するプロセスが大事ということがよく分かる。ファシリテーション初心者の自分としては、十分な気づきや実行方法が得られた。
4社それぞれが様々な問題に直面しており、ファシリテーションにより社内が活性化する。さらにファシリテータとなった各社内の担当社員と、コンサル会社の担当も同時に成長していくというのがファシリテーションの醍醐味を伝えていて良い。
ファシリテーション技法の詳細を知りたいなら別の本が良いと思う。ただし、大筋は本文中でも語られるし、図を使った解説は巻末にまとめて記載されている。社内改革は組織だけをいじっては駄目で、全員が自分の感情と向きあい、さらに他人・他組織と共感するプロセスが大事ということがよく分かる。ファシリテーション初心者の自分としては、十分な気づきや実行方法が得られた。
4社それぞれが様々な問題に直面しており、ファシリテーションにより社内が活性化する。さらにファシリテータとなった各社内の担当社員と、コンサル会社の担当も同時に成長していくというのがファシリテーションの醍醐味を伝えていて良い。