若かりし頃の談志師匠の考えを読めて、面白かったです。
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現代落語論 (三一新書 507) 新書 – 1965/12/10
立川 談志
(著)
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落語家・立川談志師匠が1965年に初めて書き下ろした作品にして最高傑作のロングセラー!
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社三一書房
- 発売日1965/12/10
- ISBN-104380650073
- ISBN-13978-4380650079
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登録情報
- 出版社 : 三一書房; 第2版 (1965/12/10)
- 発売日 : 1965/12/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 280ページ
- ISBN-10 : 4380650073
- ISBN-13 : 978-4380650079
- Amazon 売れ筋ランキング: - 72,712位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1位三一新書
- - 5,913位エンターテイメント (本)
- - 12,479位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身、今まで落語に触れたことがなく、
これまでの談志さんはM-1審査員の談志さん、
くらいのイメージしかなかった。(危なっかしいことを言う恐いメガネの人)
松本人志「ビジュアルバム」を語る談志さんを見て、
本書に出会ったのが経緯である。
芸から落語、落語の歴史に通ずるもの、
談志さんがやってきたことを噛み砕くいていくと、
私自身、何か感動や喜びのような感覚、
「そういうことだったのか」といった発見を得ることができた。
芸の歴史の本質がひとつにつながるような感覚を味わえる本書は貴重である。
「落語とは”落ち”のある噺(はなし)」といった落語の説明から、
噺家になるまでのエピソード、麻雀屋、30円のライスカレー屋といった日常話など、
不完全な言葉の中に随伴する本質と業、リアリズムを口の中、胃の中に入れ、
一呼吸おいて消化する、観照する濃厚な書である。
-------------------------------------------------------------------
【落語いろいろ】
・「噺の空間」に「何」を入れるか
・泥棒は泥棒なりに、ケチはケチなりに
・芸の計算(笑いの分解、種類、逆算)より、できない芸人が愛される(ぬけがある芸人)?
・話し方遠近法、上下という話し方
・様々な人物の人情や風景(人間の真の素朴さ、四季の香り、皮肉とユーモア)
・演出力、描写、郷愁、写実、色彩(人情、風景)
・落げの演出法(おなじみのお笑いでございます)
・「噺に対する純粋性、師匠に遠く及ばない」
・噺家の体臭をいっしょに肌で感じる
・「私のようなやりかたが一人ぐらいいたって、かえって刺激になっていいじゃないかと自負している」
・西条凡児→普通の出来事を普通に喋る、センス
・鯛焼きに泣く
・矛盾に耐えてきた人
・イジられるチャンス
・お兄さん、なかなかいいよ、うまくなるよ→この言葉が忘れられない
・人がいいを分解=自分に対して都合がいい
・自分でしゃべって自分で受ける時がある
-------------------------------------------------------------------
1章 落語の観方聞き方
2章 真打になるということ
3章 昔の噺家・今の寄席
4章 観客・芸・人気ないしは笑いについて
5章 わたしの落語論
これまでの談志さんはM-1審査員の談志さん、
くらいのイメージしかなかった。(危なっかしいことを言う恐いメガネの人)
松本人志「ビジュアルバム」を語る談志さんを見て、
本書に出会ったのが経緯である。
芸から落語、落語の歴史に通ずるもの、
談志さんがやってきたことを噛み砕くいていくと、
私自身、何か感動や喜びのような感覚、
「そういうことだったのか」といった発見を得ることができた。
芸の歴史の本質がひとつにつながるような感覚を味わえる本書は貴重である。
「落語とは”落ち”のある噺(はなし)」といった落語の説明から、
噺家になるまでのエピソード、麻雀屋、30円のライスカレー屋といった日常話など、
不完全な言葉の中に随伴する本質と業、リアリズムを口の中、胃の中に入れ、
一呼吸おいて消化する、観照する濃厚な書である。
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【落語いろいろ】
・「噺の空間」に「何」を入れるか
・泥棒は泥棒なりに、ケチはケチなりに
・芸の計算(笑いの分解、種類、逆算)より、できない芸人が愛される(ぬけがある芸人)?
・話し方遠近法、上下という話し方
・様々な人物の人情や風景(人間の真の素朴さ、四季の香り、皮肉とユーモア)
・演出力、描写、郷愁、写実、色彩(人情、風景)
・落げの演出法(おなじみのお笑いでございます)
・「噺に対する純粋性、師匠に遠く及ばない」
・噺家の体臭をいっしょに肌で感じる
・「私のようなやりかたが一人ぐらいいたって、かえって刺激になっていいじゃないかと自負している」
・西条凡児→普通の出来事を普通に喋る、センス
・鯛焼きに泣く
・矛盾に耐えてきた人
・イジられるチャンス
・お兄さん、なかなかいいよ、うまくなるよ→この言葉が忘れられない
・人がいいを分解=自分に対して都合がいい
・自分でしゃべって自分で受ける時がある
-------------------------------------------------------------------
1章 落語の観方聞き方
2章 真打になるということ
3章 昔の噺家・今の寄席
4章 観客・芸・人気ないしは笑いについて
5章 わたしの落語論
2021年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで立川談志は破天荒な変なやつだと思ってた
これ読んだら師匠も人の子なんだなあと思える
たい焼きの話は印象に残っている
これ読んだら師匠も人の子なんだなあと思える
たい焼きの話は印象に残っている
2019年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1965年刊とのことだけど、今読んでもまったく色あせない面白さでした。
内容は、
その1:落語の観方、聞き方
その2:真打ちになるということ
その3:昔の噺家・今の噺家
その4:観客・芸・人気ないしは笑について
その5:わたしの落語論
となっていて、談志師匠のすごさを実感するとともに、
落語好きにとっての座右の書となる1冊だと思います。
内容は、
その1:落語の観方、聞き方
その2:真打ちになるということ
その3:昔の噺家・今の噺家
その4:観客・芸・人気ないしは笑について
その5:わたしの落語論
となっていて、談志師匠のすごさを実感するとともに、
落語好きにとっての座右の書となる1冊だと思います。
2015年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入した商品の全ての点において非常に満足しております(^^)/
2016年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某、若手噺家さんの書評を見て、飛びつきました。本質を突いた内容を面白く拝見しました。
2019年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
談志が好きなら4星以上だし
冷静に落語を分析したいなら3つ星くらいかな
オレは談志が好きだが
文章としては…なところもあるのでこの評価
冷静に落語を分析したいなら3つ星くらいかな
オレは談志が好きだが
文章としては…なところもあるのでこの評価
2013年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
才能があったがゆえに、葛藤があったのだろう。その辺が読み取れなかなか良かった。