当たり前のように言われている江戸時代の「鎖国」や「なになに藩」という言葉。それが江戸時代には、使われておらず、明治になって初めて作られたものだと、本書で知らされた。
江戸幕府を革命によって、覆した明治政府が作った言葉ならば、鎖国や幕藩体制というものは、なにやら通説と違う悪意が込められている可能性が高いのではないだろうか。
たとえば、鎖国は内地の産業を守るためのブロック経済だったとか、幕藩体制は、現代に先駆けた地方分権だったとか、前向きな見方をしなくてはいけないのでは。そんな思いを秋の夜更けにふけることができた一冊だった。
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大江戸の正体 単行本 – 2004/8/1
鈴木 理生
(著)
- 本の長さ297ページ
- 言語日本語
- 出版社三省堂
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104385360286
- ISBN-13978-4385360287
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
与力・同心と大縄拝領地、「三田村鳶魚十四変」、杭上家屋など、これまで取り上げられることのなかった視点から浮き彫りにする、「人とモノが行き交い、ありとあらゆる情報が駆けめぐる巨大市場」江戸の実像。
登録情報
- 出版社 : 三省堂 (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 297ページ
- ISBN-10 : 4385360286
- ISBN-13 : 978-4385360287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,730位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年11月2日に日本でレビュー済み
2010年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容についてはそれなりに目新しいものもありましたが…
基本、多少江戸について知識のある人なら知っているような内容です。
しかし内容以前に文章が下手で、構成も御世辞にもわかりやすいとは言えないです。
表現自体は難解ではないのですが、
「したがって」や「つまり」などでつなげて前の文章を受けたはずの文が
全く前の文章を受けた内容になっていなかったりするんです…。
何が「したがって」なんだか「つまり」なんだかわからず、
いきなり話の内容がずれた方向に行ってしまうので、
文章の流れと理解がそこでいちいち止まってしまい、
結果読み進めるのが非常に苦痛で、読みにくい文章になっています。
終始そんな文章で、しかもちょくちょく枝葉の知識を
入り込ませてくるので、いったい何がその章の本題なのか、
何が重要なのか、全体像がぼやけて見えてきません。
たまに入れてくる【ハローワーク】などの横文字やクイズなど、
読者の理解を得るための手法だと思って入れたのでしょうが、
正直、浮いている…筆者の自己満足としか思えませんでした。
江戸知識本と言った体裁のムック本ならありかもしれないのですが、
ハードカバーということもあり、しっかり一本太い筋の通った構成を
期待していたため、がっかりしました。
何より、読みにくさに疲れました…。
何冊も著作があっても、著名な出版社から出ていても、
こんな下手な文章ってあるんですね…。
基本、多少江戸について知識のある人なら知っているような内容です。
しかし内容以前に文章が下手で、構成も御世辞にもわかりやすいとは言えないです。
表現自体は難解ではないのですが、
「したがって」や「つまり」などでつなげて前の文章を受けたはずの文が
全く前の文章を受けた内容になっていなかったりするんです…。
何が「したがって」なんだか「つまり」なんだかわからず、
いきなり話の内容がずれた方向に行ってしまうので、
文章の流れと理解がそこでいちいち止まってしまい、
結果読み進めるのが非常に苦痛で、読みにくい文章になっています。
終始そんな文章で、しかもちょくちょく枝葉の知識を
入り込ませてくるので、いったい何がその章の本題なのか、
何が重要なのか、全体像がぼやけて見えてきません。
たまに入れてくる【ハローワーク】などの横文字やクイズなど、
読者の理解を得るための手法だと思って入れたのでしょうが、
正直、浮いている…筆者の自己満足としか思えませんでした。
江戸知識本と言った体裁のムック本ならありかもしれないのですが、
ハードカバーということもあり、しっかり一本太い筋の通った構成を
期待していたため、がっかりしました。
何より、読みにくさに疲れました…。
何冊も著作があっても、著名な出版社から出ていても、
こんな下手な文章ってあるんですね…。
2004年11月17日に日本でレビュー済み
知らない事実が沢山ありました。
宅地の割り当てが当時から武士には制度としてあったのだなと。
まさに都市計画。
こうした事実は意外に知れれていない。
当時の大消費地に成長できた所以がわかる。
宅地の割り当てが当時から武士には制度としてあったのだなと。
まさに都市計画。
こうした事実は意外に知れれていない。
当時の大消費地に成長できた所以がわかる。