仏教の理解を進める為には必携の一冊であると言えます。
宗教というのは用語の定義を曖昧にして自分にとって都合の良いデマを流す道具になりがちです。
一セクトの自称出家の教祖の見解よりも仏典に直に当たること、様々な学者のテキストを読むこと、仏教要語の定義をはっきりさせることが肝要です。
例えばスマナサーラの釈迦はパーリ語を語ったという主張。そんな嘘はこの本のパーリ語の項を読めば立ち所にデマだとわかるでしょう。
苫米地英人が一時、主張した釈迦は輪廻を否定したという言説。この本の輪廻の項を読めば立ち所に違うとわかるでしょう。
後は原始仏典を直接、見て確かめたらいい。文献学的に古層の経典は輪廻を否定しているからと自説の補強に使う輩も存在しますが。
宗教というのは必ず、それを商いとする人間や言論の道具とする人間のバイアスが掛かっています。
オウム真理教の元信者がオウムを麻原教と呼んでいますが仏教はスマナサーラ教、宮崎哲弥教、大川隆法教と百花繚乱の様相を呈しています。
特定個人のマイ仏教ではなく仏教そのものに対する理解を進める為の必携の一冊であると言えます。
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仏教要語の基礎知識 単行本 – 2006/1/1
水野 弘元
(著)
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仏教理解に必須の基本要語約2000を系統的かつ平易に解明し,辞典としての用途にも適うように配慮された,現代人のニーズに応える基本図書。
・版型:四六
・ISBNコード:9784393106044
・出版年月日:2006/01/10
・版型:四六
・ISBNコード:9784393106044
・出版年月日:2006/01/10
- ISBN-104393106040
- ISBN-13978-4393106044
- 出版社春秋社
- 発売日2006/1/1
- 言語日本語
- 本の長さ283ページ
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登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2006/1/1)
- 発売日 : 2006/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 283ページ
- ISBN-10 : 4393106040
- ISBN-13 : 978-4393106044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 209,933位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年1月30日に日本でレビュー済み
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仏教を“難しいもの”にしてしまっている要因は複数あるが,そのうちの一つとして用語が特殊な上に高度に専門化されてしまっているための難解さもあろう.その難解は仏教が敬遠されてしまう要因となっており,また仏教初学者が最初に当たる壁の一つとも言えるだろう.
本書は仏教理解に必要かつ重要な用語(要語)を,とても分かりやすく説明・解説してくれている.実にありがたい.専門家が本書を読んでどのように考えるかは知らないが,初学者にとっては最初の壁を克服するための極めて有用な手段になるだろう.
今から仏教について真剣に学んでみたいと思っている方に推奨します.更に言えば,他の類似書を手にする前に本書を手にすることをお勧めします.
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2014年11月14日に日本でレビュー済み
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満足です。
とてもわかりやすく、いつも持ち歩いています。。。。
とてもわかりやすく、いつも持ち歩いています。。。。
2013年8月11日に日本でレビュー済み
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仏教の思想という側面を見た場合、思想とは「概念することである」(すこしおかしな日本語であるが)と考えて、アプローチすることができるだろう。概念あるいは用語(著者は署名を「要語」としておられるが)のネットワークを骨子とすることで、仏教に通底する基本的な思想を知ることができる良書。30ページに渡る索引もついている。活字やレイアウトにも工夫がなされ、非常に読みやすい。版型もコンパクトであり、装丁も軽量なので、持ち運びも楽。いくつかの大学で学部一年生の「仏教概論」と言われるような講義の参考書として推薦されているようで、単に辞書的に定義が網羅されているというよりも「なお仏教は霊魂を説くのか否定するのかということがある。外教が説くような常住の実体としての霊魂は仏教ではこれを説かないが、人格としての主体として業を保持している霊魂は三世を通じて存在するものとして、これを認めている。それは不生不滅ではなく、輪廻の主体として、業や経験に従って常に変化しつつ連続する有為法である。唯識法相の学説で阿頼耶識といわれるものもこれに他ならない。」(p.154)のような記述に見られるように読んで面白い、読ませる、内容となっている。
2011年1月9日に日本でレビュー済み
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本書は駒澤大学仏教学部の1年次必修科目『仏教概論』の教科書であり、同大総長で、パーリ仏教研究の第一人者である著者によって執筆されたものです。1972年に初版を刊行して以降、約40年間の長きに渡り教科書として使用されています。
仏教を初めて本格的に学ぶ大学生のために作成されたものですので、仏教の教義と重要単語を基礎から順番に学ぶことができます。
難点は、大学の講義の教科書ですので、教員がその場にいて教えるために作られていますので、初学者の方にとっては一人では読みこなし辛いことです。
一人でお読みになる方は、読んで分からなかった箇所を、その都度お近くの僧侶にお尋ねすることをお薦めします。
仏教を初めて本格的に学ぶ大学生のために作成されたものですので、仏教の教義と重要単語を基礎から順番に学ぶことができます。
難点は、大学の講義の教科書ですので、教員がその場にいて教えるために作られていますので、初学者の方にとっては一人では読みこなし辛いことです。
一人でお読みになる方は、読んで分からなかった箇所を、その都度お近くの僧侶にお尋ねすることをお薦めします。
2005年9月25日に日本でレビュー済み
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仏教を勉強しだして、ちっとも分からなかった全体が正に本書で霧が晴れたようになった。これまでも解説書の類や、仏教用語の辞典的解説書には目を通したが、他書が木々の説明に終始し、森の体系を分かりやすく説明している類書が少ない中では白眉である。仏教の定義から始まり、三宝、三科、三法印、縁起、四諦、修道、煩悩と続く。クロス張りのハードカバーでこのお値段も○過去20年で20刷以上もあることから良書であることが想像出来よう。本書の読破後は、各経典を読んでもかなり全体における位置づけが把握しやすいと思います。感謝感謝
2012年11月17日に日本でレビュー済み
40年ほど前、インド哲学を専攻するにつけ、神田の専門店でふと手に取ったのがこの本でした。直感的に良書と感じ、買い求め、独習に使いました。次に姉妹書の「仏教の基礎知識」も買い、独習しました。その後の大学の講義が物足りないほどの高い知識を得ることができたことを覚えています。そして引退後再びこの本を手にして、最初にこれらの本と出合えたその僥倖に改めて何かの縁を感じざるを得ません。私にとって「永遠の教科書」と今でも感じております。学生のみならず、一般の読者にとってもこの2冊で仏教知識は十分身につくと思います。
2007年11月28日に日本でレビュー済み
本書は、仏教の基本的な教理を平明に解説しようとしたものである。著者のはしがきを読む限り、新たな「仏教カテキズム」を作成したい、という想いがあったように思われる。そしてその試みは、相当に成功していると思われる。
仏教そのものの定義から始まり、三宝(仏法僧)、三科(五蘊十二処十八界)、三or四法印、縁起、四諦、修道論、煩悩論と、仏教を理解する上で必須のコンセプトをほぼ網羅している。初期仏教及びアビダルマ・アビダンマについての該博な知識に裏打ちされた信頼に足る記述である。また、分量は少ないものの、個々の項目について大乗仏教からの新たなコンセプトの提示がある場合、それらも取り上げられている。
広く仏教を学ぼうとする者が座右に置けば、仏教教理の初歩的な参考書として必ず重宝する一冊である。仏教特有の難読漢語にはほぼ振り仮名が振られてある点も初心者には助かるだろう。索引も充実しており、簡単な「仏教教理辞典」としても機能する。一読を強く勧める次第である。
仏教そのものの定義から始まり、三宝(仏法僧)、三科(五蘊十二処十八界)、三or四法印、縁起、四諦、修道論、煩悩論と、仏教を理解する上で必須のコンセプトをほぼ網羅している。初期仏教及びアビダルマ・アビダンマについての該博な知識に裏打ちされた信頼に足る記述である。また、分量は少ないものの、個々の項目について大乗仏教からの新たなコンセプトの提示がある場合、それらも取り上げられている。
広く仏教を学ぼうとする者が座右に置けば、仏教教理の初歩的な参考書として必ず重宝する一冊である。仏教特有の難読漢語にはほぼ振り仮名が振られてある点も初心者には助かるだろう。索引も充実しており、簡単な「仏教教理辞典」としても機能する。一読を強く勧める次第である。