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チベット密教の祖パドマサンバヴァの生涯 単行本 – 2000/7/1

4.5 5つ星のうち4.5 55個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

グル・リンポチェ(高貴なる師)として今なおチベット民衆が尊崇してやまない、伝説の大密教行者・パドマサンバヴァ。その不可思議な誕生から出家、修行、悟り、布教、調伏など、神秘と奇跡に満ちた波瀾の生涯を紹介する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 春秋社 (2000/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 197ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4393132793
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4393132791
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 55個の評価

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Walter Yeeling Evans Wentz
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目玉のテルトン(埋蔵経)とは、映画の夜な夜なペンギンにも出てくる目玉の意味がわかってくる。いろいろなところにおもしろさがかくされていて、何回も読まされる日本の古事記のような名著。特にダライラマに関心のある人や、チベット仏教を行じている人の必読書。ナムカイノルブの本やダライラマの瞑想入門も読まれるといいのでは?又広島の文殊菩薩のお寺デブンゴマン寺院もお勧めです。奈良と東京で仏教講座があります。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年4月4日に日本でレビュー済み
 この本は、チベットに現在見るような素晴らしい金剛乗仏教が花開く基礎を築き上げ、チベット人から「グル・リンポチェ(尊き師)」として、また「第二の仏陀」として、最も篤く信仰されているパドマサンバヴァ(蓮華生)の生涯を記した書である。しかし、パドマは、公式の歴史書ではサムエェ寺を建立した人物としてしか伝わっておらず、その生涯は主としてパドマを開祖とするチベット仏教ニンマ派に伝わる伝承による。この書も、ニンマ派に伝わるテルマ(埋蔵経)であって、パドマの主要な女弟子であるイシェーツォギャルによって著され、隠され、サンゲリンパなる人物によって発掘された書とされているものである。
 この書は、ピュタゴラスの「密語」、スーフィーの「喩え話」と同じく、インドの伝統で「sandhyabhasa(「日暮れの言葉」の意)」と呼ばれる謎めいた表現が用いられている。秘教を開示する書には、洋の東西を問わず必ず用いられているこの種の表現は、教えを顕すと同時に隠すためのものである。なぜ隠されるのか。イエス・キリストはかつてその使徒たちに言った「あなたがたは神の国の秘密が打ち明けられているが、外の人々には、すべてがたとえで示される。」(マタイ4-11)。
 この書の真の意味は、師から弟子に口伝で与えられるべきものなのである。
 
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月21日に日本でレビュー済み
クリシュナの行動を記録した神話的叙事詩『マハーバーラタ』(B.C.4~A.D.4世紀に成立)の著者とされるインド伝説の聖仙ヴィヤーサは、また、ヴェーダやプラーナの編者ともいわれる。そうしたプラーナの一つにクリシュナ伝説の集成である『バーガヴァタ・プラーナ』がある。このプラーナを読むと、クリシュナの伝説を仏教用語で書き換えたものが、仏教の『華厳経』や『法華経』になったように思われる。そして本書で描かれたパドマの修行物語は、『華厳経』に登場する善財童子が文殊師利菩薩に諭されて53人の善知識を歴訪する旅物語の密教版と言うべきものである。

本書(All Epitome of the Life and Teachings of Tibet's great Guru Padmasambhava in The Tibetan Book of the Great Liberation)の著者Walter Evans-Wentzは、『The Tibetan Book of the Dead』『Tibetan Yoga and Secret Doctrines』『Tibet's Great Yogi Milarep』などの著者でもあるが、仏教教義を理解しているとは思えない。

そこで、本書を少しでも役立てるために、幾つかのコメントを提供する。
【1】パドマは彼らの“意識原理(consciousness principles)”を解放し、地獄に落ちることのないようにした。(p.33)
<コメント>意識原理とは、ラマナ・マハルシの「真我」であり、釈尊の「涅槃」に相当する。正確に表現すれば、『欲界の痴である「三結」=「身見+疑惑+戒取」に覆われた意識原理を、「三結」の断によって解放し』となる。

【2】「時輪の占星術師」(p.36)
<コメント>二元性の凡夫は、欲界の無知の原因となる「三結」を断じて第一段階の聖者・預流になり、欲界との縁を作る「五下分結」を断じて第三段階の聖者・不還になる。不還に成ればブッダの境涯である非二元性を理解出来る。時間と空間は二元性の心から生まれる。非二元性の心には時間と空間が存在しない。以上は、釈尊の教法の真義である。ところが、小乗仏教(上座部仏教)や大乗仏教(密教も含む)は様々な言葉を定義して、釈尊の教法の真義を曖昧な霞で覆ってしまった。不還の境涯から阿羅漢(=第一段階のブッダ)の境涯への進化を論じるものが「時輪」の最終段階であるが、それを理解出来る者はほとんどいない。

【3】ゲティの教え(五時教)(p.47)
<コメント>これは、天台大師智顗(538~597年)の「五時教判」のことである。これを見れば、本書が智顗以降に著作されたことが分かる。

【4】「何を見ても欲するな、欲するな、すなわち欲するな。欲せ、すなわち欲せ。…中略… 欲望と救済は同時に存在する。空性、すなわち空性。非空性、すなわち非空性。」(p.56)
「仏陀と仏陀でない者との相違は存在しない。」(p.56~57)
<コメント>これは「禅」の公案に似た表現を用いている。この表現で何を伝えようとしているのか?
これは釈尊が二仙人から学んだ「無所有処定」と「非想非非想処定」を論じているのである。前者は、客体は無所(空)であり、主体(私)がそれを認識していること(これを観の瞑想と呼ぶ)を意味し、後者は客体が空(非想)であり主体(私)も空(非想とは異なるので非非想)とする立場(これを止の瞑想と呼ぶ)を意味する。つまり、止観の瞑想を説いている、釈尊は止観の瞑想の限界を見抜いて、八正道や四念処などの菩提分法の修行を指導した。

【5】究極の真理〔勝義諦〕を説いても役に立たないと考え、仮設的な世俗の真理〔世俗諦〕を伝えることにした。(p.57)
<コメント>釈尊の「四聖諦」のうち、万人に共通な「苦諦」と「滅諦」が「勝義諦」であり、各人毎に異なる「集諦」と「道諦」が「世俗諦」である。従って、究極の真理よりも仮設的な世俗の真理こそが、釈尊の転法輪の極意なのである。
また、釈尊の説いた「法(ダルマ)」には四つの意味がある。「自然(五蘊・十二処・十八界など)」と「自然の法則(四聖諦・縁起の法など)」が勝義諦であり、「自然の法則に則った義務(菩提分法)」と「義務実践で得られる結果(四沙門果)」が世俗諦である。

以上を理解しながら読み進めば、本書は充分に修行に役立つ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パドマサンバヴァは
日本における真言密教の祖 空海
のチベット版って感じなのだろうが

空海の場合
伝説部分を一切無視しても
歴然と残る
本物・実際に在った出来事・書物…などが
数多く在るが、

この本での「パドマサンバヴァ」は
全く
 
 ≪≪ 神話・伝説の域を脱してい無い ≫≫

しかも
余りにも現実離れし過ぎで
読んでいて敬虔な気持ちには
一切
なら無い。

ページ:157〜184 原註は
カナリ確り書かれていて
読み応えはあったかな?

☆2つにした。

例えば本文↓

「パドマは、(狭量で、宗教に対し敵意を持っている)その王たちのところへ行き、
不信心な王とその臣下たち全員の肉体を奪い取った。 …略… その肉を喰らい、
血を啜った。」

「パドマはつがいの鷹に姿を変え、巣を作り、その中に卵を生んだ。」



などなど

まったく呆れてしまい、
信心の起りようも無かった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Graham Murphy
5つ星のうち4.0 Gem
2022年11月29日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
The introduction by Donald Lopez was the worst part of the book. He obviously criticizes Evans-Wentz out of some kind of inferiority complex and as a way of seeming more informed and intelligent than him. The second Original foreword is by the famous Swiss Psychologist Carl Jung and then a very lengthy but interesting introduction by Wentz. Overall a book not to be read lightly or only once.
Doug_Clulow
5つ星のうち5.0 Know my mind on this one.
2012年3月15日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
I have always enjoyed reading Evans Wentz publications, and this one did not disappoint. Plenty of psychological commentary by Jung keeps the esoteric interpretation well to the fore, something which I feel makes it easier for Westerners to cope with the devotional aspects of such texts.

There are probably many paths to the truth. The offerings in "The Great Liberation" contain a path which is rich in the wealth of imagery and symbolism yet somehow free from the spiritual materialism which often taints "Best Practice" teachings.

If you liked "Monkey Magic", you will adore the multiplicity of yarns about the life of Padma Sambhava. The Chinese appropriation of Tibet has caused much much misery and suffering. It seems somehow criminal that we in the West may now benefit from the scattering of Tibetan refugees by having access to such wonderful teachings, even as laymen (and in English too).

For anyone with even a smattering of interest in Tibetan Buddhist teachings and mythology, I believe ownership of this book will enrich his or her life tremendously.
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Dimitar Atanasov
5つ星のうち4.0 Very good read
2017年3月29日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
The book is in perfect condition, quite interesting. Little remark on the font - it might be my eyes are deteriorating, but on occasions it blurs the text - think it is due to the font size and boldness(do not have this issue with other books, but with this)
Saltydog
5つ星のうち5.0 **____Shine on Brightly___**
2013年11月14日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
this is one of the premier "books"ever put on paper. It is a powerful guidebook for the way to reach deep down into the primordial "oneness"from which all comes,stays,and goes,all of which is an illusion we fall into. This ancient text,along with the Tibetan Book of the Dead(Bardo Thosgrol) will very quickly tell one "what is happening".These texts along with"right living",show the way Home.We can all do with these books,available at Amazon.com at great prices!Get them Now...it is never too late to shine.Tibetan Buddhism will literally open your eyes."To the Divine Body of Truth,the incomprehensible Boundless Light."
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Stacey
5つ星のうち5.0 5 Stars
2014年6月12日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
This book is the best I have ever read on Buddhism. The Psychological Commentary, by Dr. C.G.Jung is outstanding.
P.S If you haven't tried reading your books on Kindle as yet give it a go with this one. I just tried it and I'm hooked.
SH
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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