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山岡鉄舟 (禅ライブラリー) 単行本 – 2008/7/1
大森 曹玄
(著)
剣・禅・書の達人であり、江戸城無血開城の実現に奔走した幕末の偉人山岡鉄舟。明治維新後も多くの人々に影響を与えたその思想と生涯を余すところなく描く。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104393147103
- ISBN-13978-4393147108
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登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4393147103
- ISBN-13 : 978-4393147108
- Amazon 売れ筋ランキング: - 296,039位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,386位宗教 (本)
- - 57,483位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国志で言えば関羽のような、男らしく強く、情熱的なサムライ。こんな人がつい150年前までいたんですね。ファンになりました。面白かったです。
2016年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鉄舟という人はとても生真面目な人だったことが分かりました。
しかし、著者の書き方に一部違和感を覚えました。勝つぁん、こと勝海舟と比べて鉄舟の方が上だとか言っているのですが、
どっちが上か下かという見方がそもそも下らないし、書き手の品格を疑いました。ましてや禅仏教を教える立場の人ですから尚更です。
著者の思い入れの強さは解りますが、とても残念な気持ちになりました。もっとしっかりしてほしいと思った次第です。
しかし、著者の書き方に一部違和感を覚えました。勝つぁん、こと勝海舟と比べて鉄舟の方が上だとか言っているのですが、
どっちが上か下かという見方がそもそも下らないし、書き手の品格を疑いました。ましてや禅仏教を教える立場の人ですから尚更です。
著者の思い入れの強さは解りますが、とても残念な気持ちになりました。もっとしっかりしてほしいと思った次第です。
2012年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳しく知る機会に出会え山岡鉄舟の全てが理解できました。今の混沌とした時代にこそ鉄舟のような政治家が求められているのでは?
2014年6月22日に日本でレビュー済み
【内容(ネタバレ禁止!)】
剣、禅、書を極めたといわれる文武両道の達人、また至誠の人、純情の人として愛されたその人柄、実はそれだけではなく江戸無血開城という、世界史にも稀有な対話による革命という偉業の下地を作ったのがこの人、という底知れぬスケールの偉人伝にして、名著!
【ささった言葉】
・「鉄舟は馬鹿正直ものだ。しかし馬鹿もあれくらいの馬鹿になるとちがうところがあるよ(勝海舟)」
・山岡鉄舟は、維新史の群星の中で静かに光る見事な日本人の典型である。武士道と禅と儒学の渾然たる大和の中に、庶民の生活と良心と正気を身につけて、如何なる不正にも如何なる時流にも流されなかった(山岡壮八)
【教訓】
「命もいらぬ、名もいらぬ、こういった人物は始末に困る。が、こういう人物なしでは、天下の大事は成し遂げられない(西郷隆盛)」
「下駄はビッコで着物はボロで、心錦の山岡鉄舟」
素晴らしいです。人として。こういう人物に成れるのであれば、今すぐ死んでも悔いはありません。
剣、禅、書を極めたといわれる文武両道の達人、また至誠の人、純情の人として愛されたその人柄、実はそれだけではなく江戸無血開城という、世界史にも稀有な対話による革命という偉業の下地を作ったのがこの人、という底知れぬスケールの偉人伝にして、名著!
【ささった言葉】
・「鉄舟は馬鹿正直ものだ。しかし馬鹿もあれくらいの馬鹿になるとちがうところがあるよ(勝海舟)」
・山岡鉄舟は、維新史の群星の中で静かに光る見事な日本人の典型である。武士道と禅と儒学の渾然たる大和の中に、庶民の生活と良心と正気を身につけて、如何なる不正にも如何なる時流にも流されなかった(山岡壮八)
【教訓】
「命もいらぬ、名もいらぬ、こういった人物は始末に困る。が、こういう人物なしでは、天下の大事は成し遂げられない(西郷隆盛)」
「下駄はビッコで着物はボロで、心錦の山岡鉄舟」
素晴らしいです。人として。こういう人物に成れるのであれば、今すぐ死んでも悔いはありません。
2002年7月11日に日本でレビュー済み
剣術と書、禅に優れた巨漢、山岡鉄舟を全て網羅している。
勝海舟が江戸で西郷隆盛と会見する前、静岡まで単独で官軍の陣へ出向いて西郷に江戸総攻撃を思いとどまらせる。これを読んでみると「勝海舟が功績を独り占め?」という思いが否めない。山岡が居なかったら勝海舟は西郷に貫録負けし、江戸は救われなかったかもしれない。
禅にかけては自問自答し、維新後は日帰りで東京から竜沢寺(三島)まで徒歩で通うほど熱心に学ぶ。
剣は無刀流を作る。書に優れていて、今も多くが残る。古道具屋で鉄舟が自分の書の贋作を見つけ、「俺より上手い」とそれを買い取ったエピソードも残っている。
勝海舟が江戸で西郷隆盛と会見する前、静岡まで単独で官軍の陣へ出向いて西郷に江戸総攻撃を思いとどまらせる。これを読んでみると「勝海舟が功績を独り占め?」という思いが否めない。山岡が居なかったら勝海舟は西郷に貫録負けし、江戸は救われなかったかもしれない。
禅にかけては自問自答し、維新後は日帰りで東京から竜沢寺(三島)まで徒歩で通うほど熱心に学ぶ。
剣は無刀流を作る。書に優れていて、今も多くが残る。古道具屋で鉄舟が自分の書の贋作を見つけ、「俺より上手い」とそれを買い取ったエピソードも残っている。