文庫本では持ち歩きは良いが、字が小さくてこの年になると、苦痛でしかない。ホントにワイド版は良い!
岩波さん、ワイド版復活してください!と頼みたい。仕方がないので、中古で我慢。
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原文対照現代語訳・道元禅師全集 第4巻 単行本 – 2009/3/1
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正法眼蔵 4
- 本の長さ275ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2009/3/1
- ISBN-104393150244
- ISBN-13978-4393150245
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登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2009/3/1)
- 発売日 : 2009/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 275ページ
- ISBN-10 : 4393150244
- ISBN-13 : 978-4393150245
- Amazon 売れ筋ランキング: - 711,747位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 169位正法眼蔵
- - 31,491位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2022年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『正法眼蔵』は道元上人自身の仏教信仰を表明した著作である。
特にこの十二巻本はシンプルな表現で書かれており、後代仏教徒の信仰を増長させてくれる。
本書はその十二巻本がメインになっている。
「供養諸仏」においては、「かくのごとくの供養、かならず誠心に修設すべし。諸仏かならず修しきたりましますところなり。その因縁、あまねく経律にあきらかなれども、なほ仏祖まのあたり正伝しきたりまします。執事服労の日月、すなわち供養の時節なり、形像舎利を安置し、供養礼拝し、塔廟をたて、支提をたてる儀則、ひとり仏祖の屋裡に正伝せり、仏祖の児孫にあらざれば正伝せず。またもし如法に正伝せざれば法儀相違す。法儀相違するがごときは供養まことならず。供養まことならざれば功徳おろそかなり。かならず如法供養の法、ならひ正伝すべし。」(本書253頁)と云っておられる。
「深信因果」や「三時業」においては、鳩摩羅多尊者の言葉を引いて「且く善悪の報に三時あり。凡そ人、但だ仁は夭に暴は寿く、逆は吉く義は凶なりとのみ見て、便ち因果を亡じ、罪福虚しと謂へり。殊に知らず、影響相随ひて毫釐も忒うこと靡きを。縦ひ百千万劫を経とも、亦磨滅せず。」(本書299頁)と云って、必ず善悪の報いがあることを信じて、仏教的善業を修めることを強調されている。
これは今日の仏教徒が仏像を安置し、焼香や礼拝・読経し、善業を修していることと変わりなく、過去から現在まで展転と修しているところの法式作法である。道元上人の説示を受けて、現代の仏教徒は卑屈になることなく引き続き供養礼拝読経をしていくことが仏教信仰であると強く思うことができるのである。
本書は文庫なので持ち運びにも便利で十二巻本『正法眼蔵』が一冊にまとまっているのでとても良い書籍である。
特にこの十二巻本はシンプルな表現で書かれており、後代仏教徒の信仰を増長させてくれる。
本書はその十二巻本がメインになっている。
「供養諸仏」においては、「かくのごとくの供養、かならず誠心に修設すべし。諸仏かならず修しきたりましますところなり。その因縁、あまねく経律にあきらかなれども、なほ仏祖まのあたり正伝しきたりまします。執事服労の日月、すなわち供養の時節なり、形像舎利を安置し、供養礼拝し、塔廟をたて、支提をたてる儀則、ひとり仏祖の屋裡に正伝せり、仏祖の児孫にあらざれば正伝せず。またもし如法に正伝せざれば法儀相違す。法儀相違するがごときは供養まことならず。供養まことならざれば功徳おろそかなり。かならず如法供養の法、ならひ正伝すべし。」(本書253頁)と云っておられる。
「深信因果」や「三時業」においては、鳩摩羅多尊者の言葉を引いて「且く善悪の報に三時あり。凡そ人、但だ仁は夭に暴は寿く、逆は吉く義は凶なりとのみ見て、便ち因果を亡じ、罪福虚しと謂へり。殊に知らず、影響相随ひて毫釐も忒うこと靡きを。縦ひ百千万劫を経とも、亦磨滅せず。」(本書299頁)と云って、必ず善悪の報いがあることを信じて、仏教的善業を修めることを強調されている。
これは今日の仏教徒が仏像を安置し、焼香や礼拝・読経し、善業を修していることと変わりなく、過去から現在まで展転と修しているところの法式作法である。道元上人の説示を受けて、現代の仏教徒は卑屈になることなく引き続き供養礼拝読経をしていくことが仏教信仰であると強く思うことができるのである。
本書は文庫なので持ち運びにも便利で十二巻本『正法眼蔵』が一冊にまとまっているのでとても良い書籍である。
2021年7月5日に日本でレビュー済み
生きてきた癖を修行(座禅)により削ぎ落とす。
事実を「事実」として見る。実体でなく「出来事」として見る。
凡人は、自我の被殻を纏っているので都合の良い世界しか見ていない。
つまり、成長段階で幾重にもわたる余計なものを纏ってしまった。
つまり、真の世界が見えていない。
座禅の修行とは、それを取り除く。
つまり、抽象的でない個々具体での我を削ぎ落とす。
道元禅師は、後世の人間に贈り物をした。
それが、この本である。
それが解るのは、コロナよりもっと酷い事態が起きた時であろう。
それは、全人類がそのことを体験するときであろう。
そして世界は、仏が仮象として顕れているものである。
(追記)
「而今」そして、「有時」。
「而今」とは、しかして今。
我をして過去、現在、未来を意識せしめるのは、いく千万なりとも今時なり(道元)
「有時」とは、有=時。
本来、経過する時間はない。それは、後付けの概念である。
「有時」を生きるのが正法眼蔵の教えである。
そこに、「死」の存在はない。
客観的世界はない。人間だけが持つ妄想である。
それは、自然科学に於ける世界に過ぎない。
事実を「事実」として見る。実体でなく「出来事」として見る。
凡人は、自我の被殻を纏っているので都合の良い世界しか見ていない。
つまり、成長段階で幾重にもわたる余計なものを纏ってしまった。
つまり、真の世界が見えていない。
座禅の修行とは、それを取り除く。
つまり、抽象的でない個々具体での我を削ぎ落とす。
道元禅師は、後世の人間に贈り物をした。
それが、この本である。
それが解るのは、コロナよりもっと酷い事態が起きた時であろう。
それは、全人類がそのことを体験するときであろう。
そして世界は、仏が仮象として顕れているものである。
(追記)
「而今」そして、「有時」。
「而今」とは、しかして今。
我をして過去、現在、未来を意識せしめるのは、いく千万なりとも今時なり(道元)
「有時」とは、有=時。
本来、経過する時間はない。それは、後付けの概念である。
「有時」を生きるのが正法眼蔵の教えである。
そこに、「死」の存在はない。
客観的世界はない。人間だけが持つ妄想である。
それは、自然科学に於ける世界に過ぎない。
2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は難しいですが、少し読んだ感想は道元禅師の息づかいみたいなものが感じられて禅師を感じようと思っています。禅師は真面目に真剣に書いたものだと思うので、取り組むのに価値はあると思っています。 硲
2010年8月23日に日本でレビュー済み
6年近くかかって読了しました。
むかしは、大型の巻数の多いものしかなくて、文庫本でここまでやってもらえると、本当にありがたいものです。
いまPR誌の「本」で連載がありますから、若いひとたちは、現代の感覚で道元研究がどこまでいっているのか、おおよその見当はつけることができるはずです。
ひまがなければ、「有時」だけでも読むとよいです。
あらたにコトバをつむぐ、という面と所懐を述べるという面とありますから、現代にいきる者にも充分に参考になる姿勢です。
むかしは、大型の巻数の多いものしかなくて、文庫本でここまでやってもらえると、本当にありがたいものです。
いまPR誌の「本」で連載がありますから、若いひとたちは、現代の感覚で道元研究がどこまでいっているのか、おおよその見当はつけることができるはずです。
ひまがなければ、「有時」だけでも読むとよいです。
あらたにコトバをつむぐ、という面と所懐を述べるという面とありますから、現代にいきる者にも充分に参考になる姿勢です。
2020年3月28日に日本でレビュー済み
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岩波文庫から出ている正法眼蔵は全四巻です。(一)から(三)までは新品がありますが、(四)に限ってはもうずっと長い間、古書でしか入手できないようです。
(四)では正法眼蔵の定番である七十五巻本の最後の3巻と十二巻本、さらに七十五巻本、十二巻本になく六十巻本などに収録されている「四摂法」「唯仏与仏」など5巻が付巻として加えられています。
正法眼蔵のひとつの読み方として、末木文美士氏や本書の解説を書かれている水野弥穂子氏は、十二巻本→七十五巻本という読み方を示唆しています。
これは道元禅師が晩年、正法眼蔵全百巻を構想し、その巻頭に配すべき巻として十二巻本を書かれた、という経緯によるものです。もっとも十二巻本は禅師の入滅とともに未完となってしまいましたが。
どのような読み方をするにせよ、すでに(四)は新品での入手が難しくなりつつあるようで、状態の良いものを求めるならお早目に。わたし自身はほとんど未使用の古書を買いましたが、奥付を見ると1993年第1刷とありました。正法眼蔵のような本は、(一)、(ニ)くらいまではなんとか売れるものの(四)となるとまったく売れないのかもしれません。
(四)では正法眼蔵の定番である七十五巻本の最後の3巻と十二巻本、さらに七十五巻本、十二巻本になく六十巻本などに収録されている「四摂法」「唯仏与仏」など5巻が付巻として加えられています。
正法眼蔵のひとつの読み方として、末木文美士氏や本書の解説を書かれている水野弥穂子氏は、十二巻本→七十五巻本という読み方を示唆しています。
これは道元禅師が晩年、正法眼蔵全百巻を構想し、その巻頭に配すべき巻として十二巻本を書かれた、という経緯によるものです。もっとも十二巻本は禅師の入滅とともに未完となってしまいましたが。
どのような読み方をするにせよ、すでに(四)は新品での入手が難しくなりつつあるようで、状態の良いものを求めるならお早目に。わたし自身はほとんど未使用の古書を買いましたが、奥付を見ると1993年第1刷とありました。正法眼蔵のような本は、(一)、(ニ)くらいまではなんとか売れるものの(四)となるとまったく売れないのかもしれません。
2018年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全4巻を読み終わって、難解の書と言われているが、正法眼蔵は水野博士の解説にあるように「釈尊から菩提達磨を経て伝わった正伝の仏法であり、その正体は正伝の座禅であった」とまとめられる。そして、正伝の仏法は、現成公案の巻に凝縮されている。他のレビューアーの方も書かれているが、現成公案は、世界は一つのいのち(仏性)であり、全てはそのいのちの現れであり、そのままで完璧である(一切衆生、悉有仏性)、とまとめられる(この内容は、座禅により見性体験した時に通常把握するものである)。また、随所に、釈尊からの正伝であるという道元禅師の気概が現れており(良寛禅師は読みながら落涙したという)、存在論、時間論も含まれた世界に誇れる哲学・仏教書として圧倒される。本来、100巻が予定されていた未完の大著であるが、残りの8巻がどのような内容かを考えると興味が尽きない。例えば、エックハルト・トールの「ニューアース」には、意識の必要な進化が示されているが、正伝の座禅が広まった後の状態、意識の進化的な内容が含まれるかなど、今後も考えを深めていきたい。