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神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1) 単行本 – 2008/12/25
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- 本の長さ386ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2008/12/25
- 寸法19.6 x 13.5 x 2.5 cm
- ISBN-104393332881
- ISBN-13978-4393332887
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商品の説明
著者からのコメント
一途になるために、先になったり後になったりしながら、相反するものをあえて持ち込んでくる。このとき、日本独特のインターフェースやフィルタリングがはたらくんです。そして、そのフィルターの境界性にこそ日本が立ち上がっていくことがあるんです。
これが私が考えている「方法日本」です。
フィルターが独自なので、サブジェクトはいくらでも多様になっていきます。ですから、日本というものはつねにたくさんあると考えるべきなんです......。[本文より]
出版社からのコメント
http://www.shunjusha.co.jp/renjuku/index.html
レビュー
著者について
登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2008/12/25)
- 発売日 : 2008/12/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 386ページ
- ISBN-10 : 4393332881
- ISBN-13 : 978-4393332887
- 寸法 : 19.6 x 13.5 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 54位社会学の論文・講演集
- - 151位日本論
- - 3,121位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
1944年、京都市生まれ。早稲田大学仏文科出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1971年に 伝説の雑誌『遊』を創刊。日本文化、経済文化、デザイン、文字文化、生命科学など多方面の研究成果を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。日本文化 研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し、私塾「連塾」を中心に独自の日本論を展開。一方、2000年にはウェブ上でイシス編集学校と壮大なブッ クナビゲーション「千夜千冊」をスタート(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦 (ISBN-13: 978-4120041327 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「方法日本」、すなわち日本を学問的に主題陳述するのではなく、日本の本来と将来とつなげるために、歴史の過去と現在をできるかぎり現存するような、音や画像や映像による案内を重視した、とのことである。内容はこれも著者の解説では「第一講:日本という方法」で屋根の形と西田幾太郎と紀貫之とを相互同時に語り(この講では「てりむくり」という様式の説明に学んだ)、「第二講:神話の結び目」では能舞台での椎名林檎の歌から始めて、日本神話のデュアル・スタンダードを扱い(この講では、物語の関係力としての「結び目」の説明が印象的だった)、「第三講:仏教にひそむ謎」ではアメリカで発表したコンピュータ・ソフトの紹介をしながら宮澤賢治は法華経にのめりこんでいった経緯、そして日本仏教の入口の紹介となっている(この講では「華厳の思想」と格闘した)。と、このように記述してもよくわからないかもしれない。
要約はむずかしいが、少しでも整理すると、メインテーマは日本を主語にして語るのではなく、日本が持っている物事の見方、とらえ方を 「方法日本」という視点から編集しなおそうというものである。方法日本にかかわるキーワード(方法のコンセプト)は 太字のゴシック体で表記されている。例えば、ソロイ、アワセ、キソイ、絶対矛盾的自己同一、 ムスビ、もどき、逆旅、無常、山川草木悉皆成仏、面影、花鳥風月、本地垂迹、顕密体制、数奇、有職故実、六道輪廻、一切皆苦、練供養・・・・などなど。
このキーワードが100ほどあるという。日本が外来文化にどう対処し、どのように仏教を受け入れ、 またどのように神話を作り上げていったのかを語りながら 「方法日本」を具体的に示している。歴史の中の「結び目」に関する論述も面白いし、ためになる。「記紀伝承による日本神話パンテオン構造」(pp.154-155)は、日本の神話の世界を図示したもので貴重。
ところで、この「方法日本」を身につけるのは至難のワザ。正剛さんの博学ぶりと、編集能力の凄さに圧倒された。そしてこの方法的なアプローチが習得できないと日本がわからないとなると、少々絶望的な気持ちになるのはわたしひとりであろうか。
日本を主題にして語るのではなくて
日本が持っている物事の見方、とらえ方を
「方法日本」としてすくい上げていく。
方法日本にかかわるキーワードを本書では
太字のゴシック体で表記。
例えば、ソロイ、アワセ、キソイ、絶対矛盾的自己同一、
ムスビ、もどき・・・・などなど。
日本が外来文化にどう対処し、どのように仏教を受け入れ、
またどのように神話を作り上げていったのかを語りながら
「日本という方法」を浮き彫りにしていきます。
最も興味を引かれたのは、歴史の中の「結び目」に関する箇所。
藤原不比等以降、藤原氏が朝廷で絶大な権力を握っていくのに
反比例して追い落とされていった忌部氏が、伊勢の祭祀権を
奪取すべく、そもそも論を語るエピソードなど。
「連塾」というライブでは参考資料として配布されたであろう
「千夜千冊」は一部しか掲載されていないのが少し残念。
紀伊国屋書店本店のレジ奥の棚に置かれている『千夜千冊』が
気になって仕方ありません。
本書では、全8講のうちの第3講までが掲載されている。
第1講:日本という方法
第2講:神話の結び目
第3講:仏教にひそむ謎
最初の講義テーマである、「方法」に注目する編集者としての視点は、非常に鋭く、的を得ているように思う。
日本はもともと「知の構造」には関心がなく、方法によって知を凌駕してきたとでもいうべきなのです。日本は方法が知なんです。「知の構造」ではなくて、「方法の知」なんです。(引用)
第2講の「結び目」という鍵語もお気に入りで、日本らしさをうまく表現しているように感じる。
問題は何が唯一の事実かではなくて、何を結び目とする日本であろうとするのか、ということなのです。(引用)
第3講では、大乗仏教のキーコンセプトである「縁起」「空」についても触れられており、個人的に興味深く読んだ。
全体を通して、印象的で的確なキーワード設定が際立っており、独自の日本論をじっくりと味わうことができる。
読ませる!!
特別、従来からの氏の主張に進化はないが、表現の深化は著しい!!
『花鳥風月の科学』や『日本という方法』からの主張が、具体的、特に視覚的な構成の妙で(流石、編集工学者!!)今まで、なんとなくだった理解がなるほど!!…と深まること請け合いだ。
アワセ、キソイ…ウツロイの哲学もこの本だけで、粗方、分かるようになっている。
仏教の縁起、空の理解に於いては、私の考えと異なるが(それと、いまだに小乗というのは古い、いずれ千夜千冊でスマナサーラやテーラワーダ系の本も取り上げてほしい)、それを差し引いても、充分五つ☆や!!
講義のボードの感じも臨場感があって良いね!
二巻、三巻も購入決定!
期待してますよ!
だけでも、買う価値あり!
いままで、日本の神話が好きな人もそうでない人も、日本神話の一連の流れをつかんでいる人は少ないのではないでしょうか?
もちろん、有名な話を個別には、知っていると思いますが。
この図では、日本神話の一連の流れを、それぞれの神がもつストーリー毎に囲い、物語の順序を方向で示しています。
腑に落ちた!!
しかし、何でこんな簡単なことを、学校は教えてくれなかったんだ。怒。
もちろんセイゴーさんの編集術によってわかりやすくなっているんだろうけどね。
この神様図だけでなく、日本という国にいて、”正しい”と思ったり発言したりするのに、ためらいを覚える人に本書をオススメします。
和魂洋才、漢字を真名(まな)といいかなを仮の名(かな)という、不思議な国日本。
この絶対矛盾的自己同一性は、入れ子状態の相互補完だよなー、なんて思ってたけど、
セイゴーさんは、たらこスパゲッティーは刻みのりをかけて箸で食うのがうまい、という日本人がもつ方法で説明します。
ナルホド。
記紀伝承による日本神話神統系譜(パンテオン)構造だけでも読むに値する。