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33個めの石 傷ついた現代のための哲学 単行本 – 2009/2/17

4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

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購入オプションとあわせ買い

とまどいながら、歩き続ける。

自殺、死刑制度、脳科学、環境問題、宗教の功罪、ジェンダー。

現代の「痛みと希望」について思索した、魂のしずくのようなエッセイ。







2007年、米国・バージニア工科大学で銃乱射事件が起きた。

キャンパスには犠牲者を悼む32個の石が置かれたが、人知れず石を加えた学生がいた。


33個めの石。それは自殺した犯人の追悼である。

石はだれかに持ち去られた。

学生はふたたび石を置いた。それもまた、持ち去られた。

すると、別のだれかが新しい石を置いた。

――私たちにとっての33個めの石とは?





それはたしかに短い期間の出来事ではあったけれども、

その事実を知った多くの人々の心を打ち、

社会の片隅で大きな声をあげることのできない

傷ついた人々をそっと力づけた。

敵と味方の対立を無効化し、

「やられたらやり返してやる」という

報復の連鎖を超越していく物語であるとも言える。(本文より)



引き返せない現実を前に、

いつのまにか傷ついてしまった私たちに、

今、いちばん必要なこと。
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商品の説明

著者について

森岡正博:
1958年生まれ。哲学者。大阪府立大学人間社会学部教授。人間学・現代倫理学などを担当。研究テーマは、生命学・哲学・科学論。従来の客観的な学問の枠組を超えて、自らを棚上げすることなく果敢かつオリジナルな思索を展開、人文学の領域を大きく押し広げる。著書に、『無痛文明論』『生命学をひらく』(以上、トランスビュー)、『生命観を問いなおす』『感じない男』(以上、ちくま新書)、『意識通信』(ちくま学芸文庫)、『自分と向き合う「知」の方法』(ちくま文庫)、『宗教なき時代を生きるために』(法藏館)、『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリー)ほか。編著に『思想の身体 性の巻』(春秋社)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 春秋社 (2009/2/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/2/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4393332911
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4393332917
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月23日に日本でレビュー済み
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人は規律正しく生きていくことができるのか。否、時折私たちは間違いを犯す。自省し謝り改心していこうと努める。そして周囲はその過ちを許すことが大切であると筆者森岡正博は述べる。そこに宗教は介在しなくてもよい、怒りや苛立ち、憎しみがもたらす排除や復讐には平穏は訪れない、負の感情がエスカレートして分断や衝突といった人びとの摩擦による疲弊が繰り返される惨状でしかない。本当に人を慈しむ行為は他者から偽善と罵られても一向に構わず、その偽善をとどのつまり自身の為に行動しよう。情けは人の為ならず。
2019年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「無痛文明」でこの著者を知りました。この著者が書いた、アメリカの銃乱射後の反応をテーマにしたエッセイということで期待して読みましたが、どれもこれも触りだけというか、自分のための忘備録みたいな感じで、あまり深くまでは掘り下げられていません。そういう軽い読み物を求めている人にはいいと思いますが、私はもう少し少ないテーマでいいので、深く掘り下げたものを期待していたので星3つとしました。
2009年6月29日に日本でレビュー済み
読めば読むほど好きだ。結婚して欲しいわ。

「自分のことを棚上げしない」というスタンスがいい。
私も常に感じてることだけど、一般人はまだしも、
学者で自論と自分の立場を切り離せていない人がとても多い。(著者によれば、大学ではむしろ「切り離すな」と言われるんだそうだが)
研究者の議論はスポーツじゃない。
私はこっちのチーム、あなたはそっちのチーム、正々堂々戦いましょう、では意味がない。
どんな本も、自分の属するカテゴリーを擁護する偏った記述を発見した途端に読む気が失せる。
最近ブームの脳科学者も、一昨年亡くなった心理学者も同じ。

この本はとても繊細で優しい視点で書かれている。
どうも物事を知れば知るほど、ラディカルな思想からは遠ざかっていくみたいで、早急に結論が欲しい若者には「生ぬるい」と思われがちだ。
私は、手っ取り早く行動に出て後で後悔するより、ぐるぐると気を揉んでいる方がずっとハードでクールだと思うよ。

ただ、「自殺について」の章で、「絶望によって自殺する人が大半」とあったが、怒りの表現として自殺する人も多い。
それも絶望が発端ではあるけれど別物だと思う。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月20日に日本でレビュー済み
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哲学とは言葉で考えるものだと思っていた。イメージや音のようなことばでないものを考えて、最後に言葉になるのが、作者の哲学であった。
2021年10月23日に日本でレビュー済み
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2009年に出版された単行本の文庫です(文庫化は2016年)。
人生や差別、殺人や中絶についての著者の哲学エッセイです。SF(近未来?)的な事が書かれており、エッセイにしてはなかなか読みごたえのある内容でした。

今世界ではびこっている戦争や社会の分断について、「やられたらやり返せ」「目には目を」という考えではなく、「許し(赦し)」が大事なのではないか、という観点が著者の主張です。

かなり難しい問題だとは思います。
「許す」と一言いっても、それは同時に、相手がこちらに対して「申し訳ないことをした」という気持ちがあって初めて成立するものだからです。こちらが一方的に許したとしても、相手の中に申し訳ない事をしたという気持ちが無ければ、全くもって問題の解決にはなりません。

著者の考えはまだまだ希望観測的な域を出ていませんが、世の中に蔓延する「報復の連鎖」を断ち切るための、良い一石になったのではないかと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月23日に日本でレビュー済み
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タイトルの33個目の石はアメリカの大学での銃乱射事件の犯人のために置かれた慰霊の石のこと、というので興味がわき、また、哲学者であり、「脳死」にも見識の深い先生のエッセイというのもあって購入しました。エッセイ集なので軽く読めるかんじですが、中身は深い。特に中絶問題を授業で説いていた時のエピソードにまつわる先生の気づきには、私もハッとさせられました。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月8日に日本でレビュー済み
 軽く読めるが大切なテーマを考える哲学エッセイ。思考停止ではだめ、ちゃんと考えなくちゃいかないと気づかせてもらえます。
「「いろんな考え方があるとはいっても、やはりどこかに本物の正しい考え方や、唯一の真理があるのではないか」という内なる声を、けっして甘く見てはいけない。そしてこの声こそが、哲学というものを立ち上げる巨大な原動力なのである。」(p189)
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月6日に日本でレビュー済み
文庫版『33個目の石』は、

・ 2007年1月15日〜12月24日にかけて『労働新聞』に掲載された連載「無痛文明に生きる」を基にした第I章
・ 単行本のために書き下ろされた第II章
・ 2012年3から2016年3月にかけて『高知新聞』に掲載された記事を基にした第III章

の3つの章で構成されている。本書のタイトルは、2007年4月16日に米国のバージニア工科大学で韓国系の学生により32人の学生・教員が射殺された事件の後、犠牲者追悼のために置かれた石が32個ではなく、加害者のための「33個目」の石がとある人物によって置かれていたことにちなんでいる。

本書の背後に流れているのは、許し(赦し)の大きなテーマである。しかし、実際に本暑中ではもっと多岐にわたったテーマについて軽快に語られている。例えば、著者のライフワークとも言える「痛み(そして、無痛)」のテーマも興味深く語られている。軽快というのは、どのテーマも見開き2ページ内で簡潔に語られている、ということである。軽快だが前後のつながりはきちんと保たれており、超短編の連作映画を見ているような錯覚を覚える。どのような内容であるかは実際に読んでいただきたいが、私自身としては著者に同意できる部分もあれば全く同意できない部分もあり、様々であった。エッセイという小著であれば思考を徹底できないので仕方ないし、そもそも、日頃から著者のTwitterをフォローしているが、同意でき兼ねる意見が多いなとも感じている。しかし、重要なのは著者の意見そのものではないし、著者の意見を盲信することでもない。重要なのは、自分の頭であらゆることを考え抜いていくことである。

本書を読みながら、私は色々なことを考えた。これは著者の意見に完全に同意出来ないからこそであったし、自分の頭で色々なことを考えるように促されているようにも感じたからである。見開き2ページで1つのテーマを語るスタイルの簡潔さ・軽快さは様々な読者の想像をかきたてるし、豊富な余白は読者が自分で考えたことをメモする場として使いやすい。そういう本書の作りも、読者に思考することを促してくれる。

著者は本書195ページで哲学の今日的意義を、「成熟社会の相対主義に何度も何度も疑問を投げかけ、どうすれば唯一の真理に近づけるのかというプロセスを素手で模索するところにのみある」と主張している。本書が「魂のしずくのような柔らかな哲学エッセイ」であることを踏まえるならば、本書の意義は読者が「唯一の真理に近づくプロセスを素手で模索する」ための手助けをすることにほかならない。そして、それはとても素晴らしく成功している。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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