多彩な内容はひとことでは紹介できない。
簡単に、解説を加えることも、はばかられるほどの内容密度の濃さ。
日本という方法で日本を、現代を解釈し紹介し脈絡を立てる。
例;カラス族の方法ー川久保玲
「おもかげ」を装う服とは誰のデザインか?
”笑ってもっとベイビー 無邪気にオン・マイ・マインド”
フィルタリングされる外来文化から
”『いき』の構造の九鬼周造”
異質との出会い。
連塾講義は、方法日本IIIにいたるまで、快走している。
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侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力 (連塾 方法日本) 単行本 – 2009/12/24
松岡 正剛
(著)
こんな話が聞きたかった!
日本のアートに切り込む、連続講義『連塾』第二弾。日本はどのようにデザインされ、記録・記憶されてきたのか。「何もない」ことに美を見出した“水墨山水”の下地を解きほぐし、「枯れ」・「衰え」を愛でる“侘び・寂び”を明らかにする。「あはれ」「やつし」「おもかげ」「うつつ」など、日本をひもとくキーワードが、枯山水からイッセイ・ミヤケにいたる「引き算の美」を導き出す。
日本美術の見方が変わる、“見えないもの”を“魅せる”秘密とは?
日本のアートに切り込む、連続講義『連塾』第二弾。日本はどのようにデザインされ、記録・記憶されてきたのか。「何もない」ことに美を見出した“水墨山水”の下地を解きほぐし、「枯れ」・「衰え」を愛でる“侘び・寂び”を明らかにする。「あはれ」「やつし」「おもかげ」「うつつ」など、日本をひもとくキーワードが、枯山水からイッセイ・ミヤケにいたる「引き算の美」を導き出す。
日本美術の見方が変わる、“見えないもの”を“魅せる”秘密とは?
- 本の長さ471ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2009/12/24
- 寸法13.7 x 2.8 x 19.5 cm
- ISBN-104393332970
- ISBN-13978-4393332979
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商品の説明
著者について
松岡正剛(まつおかせいごう)1944年、京都生まれ。早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、現在、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に多数たずさわる。
おもな著書に『空海の夢』『17歳のための世界と日本の見方』『誰も知らない世界と日本のまちがい』『連塾 方法日本I 神仏たちの秘密』(春秋社)、『フラジャイル』『日本数寄』『山水思想』『日本流』(ちくま学芸文庫)、『遊学』『花鳥風月の科学』『ルナティックス』(中公文庫)、『日本という方法』(NHKブックス)』、『松岡正剛千夜千冊(全7巻)』(求龍堂)、『白川静-漢字の世界観』(平凡社)、『多読術』(ちくまプリマー新書)、『NARASIA―日本と東アジアの潮流』(丸善)ほか多数。近年、書画の個展も行っている。俳号は「玄月」。
「松岡正剛の千夜千冊」更新中
http://www.honza.jp
おもな著書に『空海の夢』『17歳のための世界と日本の見方』『誰も知らない世界と日本のまちがい』『連塾 方法日本I 神仏たちの秘密』(春秋社)、『フラジャイル』『日本数寄』『山水思想』『日本流』(ちくま学芸文庫)、『遊学』『花鳥風月の科学』『ルナティックス』(中公文庫)、『日本という方法』(NHKブックス)』、『松岡正剛千夜千冊(全7巻)』(求龍堂)、『白川静-漢字の世界観』(平凡社)、『多読術』(ちくまプリマー新書)、『NARASIA―日本と東アジアの潮流』(丸善)ほか多数。近年、書画の個展も行っている。俳号は「玄月」。
「松岡正剛の千夜千冊」更新中
http://www.honza.jp
登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2009/12/24)
- 発売日 : 2009/12/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 471ページ
- ISBN-10 : 4393332970
- ISBN-13 : 978-4393332979
- 寸法 : 13.7 x 2.8 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,872位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1944年、京都市生まれ。早稲田大学仏文科出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1971年に 伝説の雑誌『遊』を創刊。日本文化、経済文化、デザイン、文字文化、生命科学など多方面の研究成果を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。日本文化 研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し、私塾「連塾」を中心に独自の日本論を展開。一方、2000年にはウェブ上でイシス編集学校と壮大なブッ クナビゲーション「千夜千冊」をスタート(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦 (ISBN-13: 978-4120041327 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、その副題からもわかるように、日本独特の鍵語をテーマに、日本という方法について論じられている。
方法というのは「関係の発見」であるということ、相互関係をおこしていくことこそが方法である(抜粋)
編集とは情報を「関係」させること(抜粋)
上記のように、「関係性」に日本という方法を見ようとする論点は、非常に興味深い。
白紙ももやうのうちなれば、心にてふさぐべし(抜粋)
日本で育まれた「余白や間を重視する文化感覚」に着目し、独自の視点から切り込んでいるところも注目したい。
方法というのは「関係の発見」であるということ、相互関係をおこしていくことこそが方法である(抜粋)
編集とは情報を「関係」させること(抜粋)
上記のように、「関係性」に日本という方法を見ようとする論点は、非常に興味深い。
白紙ももやうのうちなれば、心にてふさぐべし(抜粋)
日本で育まれた「余白や間を重視する文化感覚」に着目し、独自の視点から切り込んでいるところも注目したい。
2011年2月4日に日本でレビュー済み
「知の遊び」を極める松岡正剛氏が胃癌から復活して語る秀逸な日本文化論。氏が選び出したアーティストやクリエイターを通してウツ・ウツツのような両極作用を組み合わせてきた「方法としての日本」を語ります。
残念なことに、鍵となる作品のカラー図版がないので理解が進まないことです。インターネットで作品を検索しながら、「アートにひそむ負の想像力」を理解しようとする日々が続いてようやく読み終わりました。氏が紹介する本物にふれなければ、読者の望みは完結しないのですが、★五つとしたのは、「日本という方法」が失われつつある現代日本において、普通の日常では味わえない、深い「知の遊び」に誘う類まれな本と思われるからです。
残念なことに、鍵となる作品のカラー図版がないので理解が進まないことです。インターネットで作品を検索しながら、「アートにひそむ負の想像力」を理解しようとする日々が続いてようやく読み終わりました。氏が紹介する本物にふれなければ、読者の望みは完結しないのですが、★五つとしたのは、「日本という方法」が失われつつある現代日本において、普通の日常では味わえない、深い「知の遊び」に誘う類まれな本と思われるからです。