評者は筑前人(福岡県西部)ですが、「ヨイショ句」を読んでニンマリ、「タブー句」ではマジむかつきました(笑)。
当たってます。
ということは、他県の分も信頼してよいのではないかと思います。
出張などで日本のあちこちに行かれることの多い方、きっと参考になります。
そして「県民性」に立脚した「ヨイショ」と「タブー」は、ただ読んでも面白いです。
日本は、とても多様な文化を持つ国だということが分かります。
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北海道から沖縄県まで日本全国「ヨイショ」のツボ (祥伝社新書139) 新書 – 2008/11/28
岩中 祥史
(著)
ホメられて気分を害する人なんて、いないですよね~。
支社から新しく赴任してきた上司をヨイショ。出張先のお客さんをヨイショ。
その夜、一杯呑み屋で会った地元の酔客もついでにヨイショ。
この本には、正しく「ホメちぎる」知恵が書かれています!
1.県別方式では混同されていた「真の地域性」がわかる本
県よりも、「旧国」や「藩」のほうが真の地域性を表していると言う人は多い。
たとえば、従来の愛知県人は、「尾張・西三河の人」と「東三河の人」に分かれるし、
福島県人は、「会津人」「中通りの人」「浜通りの人」に分かれる。
同じ県内で性質がまったく違うのである。
本書は、全国をあらたに59エリアに分類した。
2.47都道府県で、こんなに違う「ホメ言葉」
あなたは、旅先や出張先で出会う人たちと、いつも同じ調子で話してはいないだろうか?
たとえば、何気なく使っている『ここは、おしゃれな人が多いですねー』も、
その土地によっては、微妙にニュアンスを変化させホメなくてはならない。
プライドが高いゆえ、ストレートな物言いを素直に受け取ろうとしない
石川県・加賀エリアの人には、『さすが、違いますよね』。
隠していても、センスが自ずとにじみ出ているニュアンスを伝えよう。
一方、兵庫県・摂津エリアの人は、もっと圧倒的なホメ句でないと満足しない。
『本当にいいものを知っているという感じですね』……まさにホメ殺しだ。
これが、香川県に入るとどうか。
じつはこの県、<流行遅れの服を着ていても気にならない>と考える人の比率が
全国45位という、隠れオシャレ県だった。しかし一方で、目立つことを好まない気質。
そこで、『けっこうおしゃれな人が多いように感じました』と意外な驚きを装ったホメ言葉を。
これで十分喜んでくれる。
3.各エリアの《ヨイショ句》と《タブー句》を例示。
全国の県民性・地域性を見てきた著者が、
各エリアの住人・出身者の琴線にふれる《ヨイショ句》、
一方でふれてはいけない《タブー句》を計119フレーズ紹介。
これでその土地の人となりが手に取るようにわかる。
まさに「県民性」本の決定版。
愛媛県中部(中予エリア)の人への《ヨイショ句》
「この街に来ると、心がなんだかホッとしますね」
東京都(下町)の人への《ヨイショ句》
「本物の江戸っ子なんて、いまや“絶滅危惧種”ですね」
茨城県の人への《ヨイショ句》
「いまの時代、筋の通った考え方が大事ですよね」
埼玉県の人への《タブー句》
「買物はやっぱり池袋ですか?」
熊本県(越前エリア)の人への《タブー句》
「熊本といい、福岡といい、九州にはいいところがたくさんありますね」
新潟県の人への《タブー句》
「新潟では、“杉の木と男の子が育たない”って本当なんですか?」
一部をあげてみたが、なぜこのような《ヨイショ句》《タブー句》が成り立つのか、
興味のある方は本書をぜひ!
支社から新しく赴任してきた上司をヨイショ。出張先のお客さんをヨイショ。
その夜、一杯呑み屋で会った地元の酔客もついでにヨイショ。
この本には、正しく「ホメちぎる」知恵が書かれています!
1.県別方式では混同されていた「真の地域性」がわかる本
県よりも、「旧国」や「藩」のほうが真の地域性を表していると言う人は多い。
たとえば、従来の愛知県人は、「尾張・西三河の人」と「東三河の人」に分かれるし、
福島県人は、「会津人」「中通りの人」「浜通りの人」に分かれる。
同じ県内で性質がまったく違うのである。
本書は、全国をあらたに59エリアに分類した。
2.47都道府県で、こんなに違う「ホメ言葉」
あなたは、旅先や出張先で出会う人たちと、いつも同じ調子で話してはいないだろうか?
たとえば、何気なく使っている『ここは、おしゃれな人が多いですねー』も、
その土地によっては、微妙にニュアンスを変化させホメなくてはならない。
プライドが高いゆえ、ストレートな物言いを素直に受け取ろうとしない
石川県・加賀エリアの人には、『さすが、違いますよね』。
隠していても、センスが自ずとにじみ出ているニュアンスを伝えよう。
一方、兵庫県・摂津エリアの人は、もっと圧倒的なホメ句でないと満足しない。
『本当にいいものを知っているという感じですね』……まさにホメ殺しだ。
これが、香川県に入るとどうか。
じつはこの県、<流行遅れの服を着ていても気にならない>と考える人の比率が
全国45位という、隠れオシャレ県だった。しかし一方で、目立つことを好まない気質。
そこで、『けっこうおしゃれな人が多いように感じました』と意外な驚きを装ったホメ言葉を。
これで十分喜んでくれる。
3.各エリアの《ヨイショ句》と《タブー句》を例示。
全国の県民性・地域性を見てきた著者が、
各エリアの住人・出身者の琴線にふれる《ヨイショ句》、
一方でふれてはいけない《タブー句》を計119フレーズ紹介。
これでその土地の人となりが手に取るようにわかる。
まさに「県民性」本の決定版。
愛媛県中部(中予エリア)の人への《ヨイショ句》
「この街に来ると、心がなんだかホッとしますね」
東京都(下町)の人への《ヨイショ句》
「本物の江戸っ子なんて、いまや“絶滅危惧種”ですね」
茨城県の人への《ヨイショ句》
「いまの時代、筋の通った考え方が大事ですよね」
埼玉県の人への《タブー句》
「買物はやっぱり池袋ですか?」
熊本県(越前エリア)の人への《タブー句》
「熊本といい、福岡といい、九州にはいいところがたくさんありますね」
新潟県の人への《タブー句》
「新潟では、“杉の木と男の子が育たない”って本当なんですか?」
一部をあげてみたが、なぜこのような《ヨイショ句》《タブー句》が成り立つのか、
興味のある方は本書をぜひ!
- 本の長さ275ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2008/11/28
- ISBN-104396111398
- ISBN-13978-4396111397
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商品の説明
著者について
岩中祥史 いわなか・よしふみ
1950年、三重県志摩市生まれ。少年時代を主に名古屋で過ごす。
東京大学文学部卒業後、出版社勤務を経て独立。エディットハウスを設立。
『名古屋の謎だぎゃあ』『名古屋学』などの著書により、名古屋評論の先鞭をつけたのち、
対象を全国に広げる。日本中を訪ね歩き、その経験をまとめた著書に、
『出身県でわかる人の性格』『都市の通信簿』『県民性仕事術』『博多学』
『不思議の国の信州人』(共著)などがある。
1950年、三重県志摩市生まれ。少年時代を主に名古屋で過ごす。
東京大学文学部卒業後、出版社勤務を経て独立。エディットハウスを設立。
『名古屋の謎だぎゃあ』『名古屋学』などの著書により、名古屋評論の先鞭をつけたのち、
対象を全国に広げる。日本中を訪ね歩き、その経験をまとめた著書に、
『出身県でわかる人の性格』『都市の通信簿』『県民性仕事術』『博多学』
『不思議の国の信州人』(共著)などがある。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2008/11/28)
- 発売日 : 2008/11/28
- 言語 : 日本語
- 新書 : 275ページ
- ISBN-10 : 4396111398
- ISBN-13 : 978-4396111397
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,729位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月31日に日本でレビュー済み
タイトルが面白そうだったので購入して読んでみましたが、
期待ほどではありませんでした。遊び本ではありますが。
内容はどれも著者の独断と偏見に満ちています。そもそも
住んでいる地域で人の性格を画一化できるほど単純では
ない筈ですし、東北人だからどうの、東京の人はこういう
性格が多いというのも明らかに言い過ぎです。
私はかつて金沢に住んでいたことがありますが、石川県人
の性格を表す「加賀乞食」にはまったく納得できません。
妙に都会人振って、プライドが高いのは確かですが、いい
たいことがあっても主張すべきことがあっても、それに
よって自分の立場が不利になると思うと黙ってしまうという
人の良さなど絶対にありませんでした。
閉鎖的でよそ者を容易には受け付け入れない性格は確かですが、
人々が総じておっとりしている、誰とも穏やかに交流できると
いうのは大いに疑問に思います。
結局、昔ほど地域格差はなくなっているということでしょうか。
どの道、どこへ行ってもいい人はいい人ですし、感じの悪い人
もどこにでもいる。出身地がどこだからどうだとか互いにいた
ずらな先入観は持たない方が無難だと思います。
期待ほどではありませんでした。遊び本ではありますが。
内容はどれも著者の独断と偏見に満ちています。そもそも
住んでいる地域で人の性格を画一化できるほど単純では
ない筈ですし、東北人だからどうの、東京の人はこういう
性格が多いというのも明らかに言い過ぎです。
私はかつて金沢に住んでいたことがありますが、石川県人
の性格を表す「加賀乞食」にはまったく納得できません。
妙に都会人振って、プライドが高いのは確かですが、いい
たいことがあっても主張すべきことがあっても、それに
よって自分の立場が不利になると思うと黙ってしまうという
人の良さなど絶対にありませんでした。
閉鎖的でよそ者を容易には受け付け入れない性格は確かですが、
人々が総じておっとりしている、誰とも穏やかに交流できると
いうのは大いに疑問に思います。
結局、昔ほど地域格差はなくなっているということでしょうか。
どの道、どこへ行ってもいい人はいい人ですし、感じの悪い人
もどこにでもいる。出身地がどこだからどうだとか互いにいた
ずらな先入観は持たない方が無難だと思います。
2019年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それぞれ都道府県の方々の感じ方の違いがよくわかりました。