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欲張りで懲りないアメリカ人 (祥伝社新書166) (祥伝社新書 166) 新書 – 2009/7/28

3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

「平気で嘘をつく」「けっして謝らない」「我慢をしない」-それが私の見たアメリカ人気質だ。在米24年、不動産投資家として、数々の物件を扱い、多くの人たちと仕事を通して接してきた。
「借りるほうも借りるほうなら、貸すほうも貸すほうである」、そこには、サギ、デタラメ、ウソが充満している。できるだけ、多くの人にマイホームを所有させようとした挙句、破産しても、1年後にはまたローンを組むことができるという、とんでもないことが横行した。彼らには、反省、我慢、恥ずかしい、などという観念はもちあわせていない。アメリカ型消費資本主義など、けっして真似してはいけない。
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商品の説明

著者からのコメント

世界経済を巻き込んだアメリカ発の金融危機。その発端となった不動産バブル崩壊、サブプライムローン問題。その後も、アメリカでは、金融危機に関し、とんでもない事実が次々に暴露され、かつ政府による公的資金の無駄遣いが続けられている。

アメリカのサブプライム問題や金融危機に関しては、日本でも多くの専門家や一般人がさまざまな分析を行い、行き過ぎた資本主義、米連邦政府の金利政策などが構造的、政策的要因として指摘されている。

私はアメリカで複数の賃貸物件を所有し、自己管理しており、日本在住の日本人が知り得もしないようなアメリカ庶民と日々、接触している。彼らを通じてアメリカ庶民の生身の生活を目のあたりにするうちに、なぜアメリカでサブプライム問題が起こったのか、社会的、文化的背景が見えてきた。

それは「身の丈以上の生活」「消費・借金中毒」「今、得すればいい、今が楽しければそれでいい」「悪いのは自分じゃない」「我慢はイヤ」などに特徴づけられる。こうしたアメリカ庶民の生活スタイル、考え方、価値観などからして、サブプライム問題は起こるべくして起こったといえるだろう。

本書では、不動産投資家としての私のバブル体験を交えながら、不動産投資現場から見たサブプライムローンのからくりを検証するとともに、大家業を通じて見た、サブプライム問題、金融危機を引き起こしたアメリカ人の思考体質を探った。

著者について

在米24年。大学卒業後、日米企業勤務を経て渡米。日本企業の米国現地法人立ち上げに携わる。МBA取得後、独立。2003年より不動産投資を開始、投資業・不動産経営を続けている。著書に『英語で意見を通すための論理トレーニング』『英文履歴書の書きかた』『面接の英語』『3行で伝わる英文ビジネスEメール』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2009/7/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396111665
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396111663
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

著者について

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有元 美津世
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大学卒業後、日米企業勤務を経て渡米。米企業勤務後、日本企業の米国現地法人立ち上げ。MBA取得後、独立。16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業。その後、投資家として活躍。在米27年。

20年以上の国際ビジネス経験を基に、「海外のビジネス現場で使われている生の表現」をモットーとし、教科書英語や日本語英語ではない国際舞台で通じる英語表現を紹介。言葉と文化は切り離せないので、できる限り文化背景も解説。

『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』(ジャパンタイムズ)『英語でもっとSNS! どんどん書き込む英語表現』(語研)新発売! 『図解 アメリカのソーシャルメディア・ビジネスのしくみ』(あさ出版刊) 『プレゼンの英語』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ) 好評発売中!

Twitter(英語) @TweetinEng グーグル+: 有元美津世  Facebookページ: 有元美津世

『英文履歴書の書き方Ver2.0』(17刷)(Ver1.0 23刷) 『面接の英語』『英文ビジネスeメール実例集 Ver.2.0』(ジャパンタイムズ)などロングセラー多数。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
10グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカの勉強になりました。
2009年10月8日に日本でレビュー済み
米国で働く身としてこれほど米国の悪辣さが実感できると思われる書は世にあまりなく、とてもexcitingな読書体験をさせて貰いました。そうかといって実例や実体験だけが示されている訳ではなく、日本にいる限りでは知ることのない様々なローン方式の違いが説明されており、如何に銀行や利害関係者が政府ぐるみで下層民を夢に酔わせながら、その背後から彼らのなけなしの(もともと無い)金を吸い尽くそうとしたか、そしてまた同じ過ちを繰り返そうとしているかについて此処では詳らかにされています。
意外であったのが、米国市民は日本人と同様にリストラのストレスを感じるという事と、戦前に育った世代が借金を好ましいものとみていなかった(つまり米国民も本来は正常な感覚の持ち主であった)という事の二つ。
憎まれっ子世にはばかる(強欲は善とする)一部の人が他の大多数を退けて支配するのが当たり前になり、それに気付けず反抗することのない市民は夢と自由で飼いならされるだけ。
これを読むと、このアメリカという国が本当に怖くなってきます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月17日に日本でレビュー済み
いったい何が彼らをここまで不誠実にしたのか???
時々思ってしまう。
本当によい人も多かったのに、一部感覚のおかしい連中が増えてきている。
私も長年アメリカに住んでいたのだが、飛行機の中でコーヒーを隣の30台くらいのビジネスマン風のお兄ちゃんにこぼされたことがある。
俺はいままでこんなドジをしたことが無かったのに、なんてこった。
自分のドジさ加減ばかり責めて、決して謝ろうとはしない。
おー、おれはなんてStupedなんだ。なんてこった。。。。。。

世界中さがしてもこんな国民はアメリカ人だけだろう。
ヨーロッパ人だって、南米人、アジア人だって、まずはあやまるだろう。
昔はこんな国ではなかったはずだと思っていたのだが、クリーニング代だせ!と言おうかと思ったが、しまいにはあほらしくなって、そんな気もうせてしまった。

本当によい人もいるんだけどね、変なのが増えてくるとおかしくなるんだろうね。
2009年8月1日に日本でレビュー済み
中身はアメリカで日本人社会から離れて暮らしていかなければいけない日本人にとっては全て昔から伝えられていた話ばかりで、目新しさはありません。著者によるとこれは1980年以降顕著になってきた現象だそうですが、はたしてそうなのでしょうか。「借金漬け、我慢をしない、金銭感覚がない」といわれてしまえばその通りなのですが、金銭感覚を働かして、借金をしないで身の丈以上の生活をしないで我慢をした挙句に待っているのが、荒っぽい金融業者が富を独占するアメリカ独特の格差社会の厳しさだとすれば、そんなものはアメリカ人が望むアメリカンドリームではないというのが本音なのでしょう。「今日よりは明日がよくなる、人間の悪は除去できる、そして全ての問題は金とスペースで解決可能だという進歩幻想」が社会の末端に下りてくるとこのような矛盾した腐臭を放つことになるといういい見本です。そうこんな原理社会をモデルにしてはいけないのです。あくまでも「特殊な社会実験のモルモット」として距離を置いて眺めていればいいのです。ところがこのような社会の末端に触れることもない脳天気なアマちゃんが推進したのが小泉改革だったわけで、日本も同じような腐臭を放ち始めるようになったというのは至極当然の話ですかね。普通長く欧米に過した日本女性がそのホストカントリーに向ける眼差しさは強迫観念にとらわれた「礼賛」に特徴付けられるケースが多いのですが、この著者の視角は異例ですね。だってこんな社会に住み続けて、不動産投資というanimal spiritの前線にいるわけですから。ところで、中国と美国の違いって本質的な部分であるんでしょうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月28日に日本でレビュー済み
2年前、有元氏が帰国された際にお会いする機会があり、会話の中で「帰国するたびに思うことがあるのだけど。なんだか日本がだんだんアメリカっぽくなってきた気がする」とおっしゃったことを今でも覚えている。そのときは単純に「感覚的なこと」でしか処理しきれていなかったのだが、今回の著書を読んで確信することができた。
タイトルは過激だが、これは金融危機を発端に翻弄される人間の自我を鋭く突いた書である。しかし著者は現在の市場や経済を否定しているのではなく、古きよき時代を提唱しているものでもない。
経済成長の裏側に潜む、借金まみれ=「欲張りで懲りない」アメリカ人の実態をこのように丸裸にすることで、日本人に地に足をつけた行動、つまり自己責任のあり方を問うているのではないだろうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月1日に日本でレビュー済み
この本は一気に読ませるPUSH力があります。
アメリカ人と仕事する機会が多々あるのですが、これまで「なぜ?」と思っていたことに解答を得たような気がします。
ただ私の世代(1970年代生まれ)以降にはアメリカナイズされた金銭感覚の人が増えているように思います。「アメリカ人は見栄っ張りだなぁ」とか「彼らは欲が深いなぁ」とか言ってる場合ではなく、自分たちのことを見つめなおさなければならないのだろうと再認識させられました。日本政府もアメリカの政治のやり方に影響を受けているので、最後に頼れるのは自己判断力です。誰のせいにでもできませんから、しっかり知識、良識は身に付けたいものです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月12日に日本でレビュー済み
著者は米国在住25年で、しかも賃貸経営という日本人には稀なビジネスを営んでいるだけあって、今まで耳することのなかった庶民のリアルな生活を知ることができます。話には聞いているけれど、本当にアメリカ人って貯金ができないの?なぜ金利の高いサブプライムローンを借りてまで、家を購入する人がいるの?こういう疑問を一度でも持ったことのある人にぜひお薦めです。
2009年8月12日に日本でレビュー済み
サブプライムローンが破綻してから、日本ではいろいろなメディアを通してアメリカ社会に温存する様々な問題点が伝えらてきたが、そんな社会の中で、ごく普通のアメリカ人はいったいどのような生活を送っているのだろうか?そんな疑問にこの著書はズバリ答えてくれる。大家さんといった立場からでしか知り得ない様々な情報を通して伝えられるアメリカンライフは、まさに驚愕である。今の経済不況はこのような生活を続けてきた当然の結果なのではないかとさえ思ってしまう。アメリカの金融政策についても、難しい経済書とは違い、分かり易く解説されており、身近な人々の生活を通し、より興味深く理解することができる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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