学校で使用する検定教科書とか日本書紀とか古事記が、唯一 頭から正しいと信じ込まされる教育に浸っている人には受け入れ難い記述かも。
そもそも 古代からの神社の方式や生活習慣は、ユダヤを含む大陸からの影響が大であるとの認識を持てない人には、記述が???であろう。
それと、大事なのは、一つの現象を多角的に検討し、議論し、一定の方向付けを導き出すのが、学問的な思考。
そもそも日本の教育は 検定教科書が正しいとの前提・先入観で知識を押し付けるが、欧米の教育は、基礎的事実を その人なりに積み立て整理し、論理展開させる。だから、大陸の戦乱を逃れた移住民の集まりであるというのを先ず 理解しないとチンプンカンプンだろう。
秦氏・聖徳太子・蘇我氏・物部氏・藤原氏・葛城氏、そしてもちろん王族と皇族・・・みんな 宗教がらみ・政治がらみの大陸からの渡来人。 大陸での民族対立を そのまま日本で展開していると、理解していほしい。
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古代倭王の正体 海を越えてきた覇王たちの興亡 (祥伝社新書) 新書 – 2016/1/31
小林惠子
(著)
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- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2016/1/31
- 寸法11 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104396114567
- ISBN-13978-4396114565
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2016/1/31)
- 発売日 : 2016/1/31
- 言語 : 日本語
- 新書 : 333ページ
- ISBN-10 : 4396114567
- ISBN-13 : 978-4396114565
- 寸法 : 11 x 1.5 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 222,979位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを見て散々なことを書かれているので余計に興味がわいて購入しました。
実は50%弱までしか読んでないのでレビューを書くべき立場にすら立てないのですが、この50%しか読めなかったのも私のこの本に対する評価です。
現在ではほぼ否定されている「騎馬民族征服説」の立場をとる筆者がその膨大な知識を駆使して、主に中央アジアから中国を経由してきた渡来人たちが日本や朝鮮で王となった歴史が書かれています。無学な私にしてみれば様々な中国や朝鮮の古文献に精通した筆者はまさに知の巨人であるかのようですが、如何せん新書という限られた紙面の中に論を展開するにはあまりに字数が少なすぎた。
一つ一つの事象の説明が淡白すぎて納得行かないままそれを土台に次の論を展開するので、読み物として謎に迫るというワクワク感がなくて読むのが苦痛になってきたのです。もちろんその辺の知識が十分な方に向けて書かれているのだとしてこのタイトルです。
基本的には文献を紡ぎながら論を展開するスタイルですが、まだ「神々の指紋」や「衝突する宇宙」の方が荒唐無稽ながら文に説得力があった。これでは「ムー的」と評価されてしまうのは否めないが、ムーならプロレス的な面白さがあるのでムー的ですらないと思います。
ただ良著であるかどうかは別として壮大な大作のダイジェスト版な雰囲気はあり、もう少し年をとって見聞を深めたのちにもう一度最初から読んで見たいとは思わせるものです。名前の由来や部族のトーテムや王のレガリアの系譜で大陸の部族と日本の諸部族を結びつける試みはさらなる裏付けさえあれば、これはもしや・・・と思わせるところも多々あるので、一風変わった古代史の視点を探している方ならそれなりに価値があるものだと思います。それでこの星の数となりました。
実は50%弱までしか読んでないのでレビューを書くべき立場にすら立てないのですが、この50%しか読めなかったのも私のこの本に対する評価です。
現在ではほぼ否定されている「騎馬民族征服説」の立場をとる筆者がその膨大な知識を駆使して、主に中央アジアから中国を経由してきた渡来人たちが日本や朝鮮で王となった歴史が書かれています。無学な私にしてみれば様々な中国や朝鮮の古文献に精通した筆者はまさに知の巨人であるかのようですが、如何せん新書という限られた紙面の中に論を展開するにはあまりに字数が少なすぎた。
一つ一つの事象の説明が淡白すぎて納得行かないままそれを土台に次の論を展開するので、読み物として謎に迫るというワクワク感がなくて読むのが苦痛になってきたのです。もちろんその辺の知識が十分な方に向けて書かれているのだとしてこのタイトルです。
基本的には文献を紡ぎながら論を展開するスタイルですが、まだ「神々の指紋」や「衝突する宇宙」の方が荒唐無稽ながら文に説得力があった。これでは「ムー的」と評価されてしまうのは否めないが、ムーならプロレス的な面白さがあるのでムー的ですらないと思います。
ただ良著であるかどうかは別として壮大な大作のダイジェスト版な雰囲気はあり、もう少し年をとって見聞を深めたのちにもう一度最初から読んで見たいとは思わせるものです。名前の由来や部族のトーテムや王のレガリアの系譜で大陸の部族と日本の諸部族を結びつける試みはさらなる裏付けさえあれば、これはもしや・・・と思わせるところも多々あるので、一風変わった古代史の視点を探している方ならそれなりに価値があるものだと思います。それでこの星の数となりました。
2016年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小林恵子さんの図書、面白いので古本ですが求めました。
提供日時も正確で、また古本の状態も極めて良好でした。
今後ともよろしく。
提供日時も正確で、また古本の状態も極めて良好でした。
今後ともよろしく。
2016年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「謎の4世紀」「3人の神武」を読んで後、仁徳天皇以降の時代を識りたいと購入しました。 3冊は中国や日本の文献をもとに、謎の卑弥呼の正体から、代々の天皇一族の繋がりまで著わしており、信憑性があると感じます。 子供時代に古事記を読んで雲の上のから人が下りて来るの意味がわからなかった頃と、今の自分と隔世の感です。 沢山の知られた登場人物が出てきて、日本人なら古代王とは誰しも関わりがあり、遠い先祖を偲ぶものです。
小林恵子著は、日本の史実として歴史書に認めたくない部分があります。でもこの本は、日本列島とアジアを一つとしての考えに至ります。 学習する価値ありました。
小林恵子著は、日本の史実として歴史書に認めたくない部分があります。でもこの本は、日本列島とアジアを一つとしての考えに至ります。 学習する価値ありました。
2016年2月28日に日本でレビュー済み
本書を一言で表すなら、学研のムー・スーパーミステリー・ブックスの類です。
本書は同じ祥伝社から出版された単行本『海を渡ってきた古代倭王 その正体と興亡』(2014年)に加筆と修正を施し、
新書として改めて刊行されたものです。
しかし、残念ながら本書の内容が捏造であることは全く変わっていません。
著者略歴の「『記紀』を偏重する日本史学会と一線を画し」という文句もウソです。
むしろ戦後の日本史学会では記紀が軽視されているのが実態です。
≪よほどの根拠がないかぎり恣意に原著を変更するのは危険である≫(25頁)
と言いながらも
≪あらゆる文献を読破して人に教えるのは学者であることは間違いない。
しかし歴史学でいえば、その得た知識を整理して一定の法則を見つけ、実際に見聞することができず、
史料にも残されなかった過去の事実を推量するのも学問である。
この推理力は文系・理系にかかわらず、新しい発見、見解に必須の条件である≫(9頁)
と「推量」「推理力」なる言い逃れで根拠なき思い込みによる牽強付会や妄想を正当化し、捏造に終始します。
≪エジプトの太陽神信仰が邪馬台国に何らかの形で伝わったと私は確信している。
卑弥呼は先に述べた(P28)ように日神だから、天照大神に投影されている。
さらに卑弥呼の国からクレタ島に絹が輸出された可能性がある。
ギリシアの女性は絹を購入するために万金を惜しまなかったといわれるが、
ギリシアの初期にはクレタ島を通じて奄美大島からもたらされる絹があった可能性がある。≫(33頁)
「私は確信している」「可能性がある」「可能性がある」のコンビネーションプレイでもはやカルト宗教です。
≪しかしエジプトのアテン信仰はアクエンアテン一代でたちまち廃絶し、太陽神を信仰するのは奄美大島のみになった。
しかも紀元前五~四世紀になると中国は春秋戦国時代に入り、
奄美大島の最大の貿易相手国である江南も騒乱の時代に入った。
その結果、邪馬台国の海洋貿易も衰退したらしい≫(33~34頁)
「らしい」です。因みに、著者は邪馬台国奄美大島説を唱えています。
≪紀元前六六〇年は『記紀』にいう神武元年である。神武元年とキュロス元年の年代が一致しているのは偶然ではない。
(中略)そして『書紀』が神武の即位を紀元前六六〇年にしているところからみて、
遠祖の大夏の休氏は秘かにキュロスの末裔をもって任じていたらしいことがわかる≫(278頁)
「らしいことがわかる」そうです。しかも、記紀の記述に依拠した妄想です。
因みに、著者は天皇家のルーツを大夏の「休密」(休密翕侯)の末裔と妄想しています。
≪倭国を離れて、さして戦闘もなく新羅王になった真興王は、軍組織をサーサーン朝方式に変えた。
サーサーン朝はアナーヒターという女神が主神だったせいか、おそらく巫女の少女を中心にして編隊を組んだ。
真興王もサーサーン朝方式に倣って少女を中心にして隊をつくり、忠誠を誓わせた。
儒教の君臣の関係とはまったく違った発想といえよう。しかし、新羅の場合は少女を巡って兵士同士が争う問題が起きた。
そこで美男の兵士に代わらせ、花郎(ファラン)と呼んだ≫(300頁)
妄想によるファンタジーです。
著者は祥伝社新書の案内で「古代史研究家」と紹介されていますが、
もちろん著者は学者ではありませんので、このような場合は「作家」とするのが昨今の常識です。
≪太平洋戦争が終わった昭和二〇年代の前半、考古学の江上波夫氏が騎馬民族征服王朝説を世に発表された。(中略)
私はこの江上氏の説を歴史学から証明しようと今まで試みてきた。いわば私の説は江上説の歴史版ともいえる≫(4頁)
と「はじめに」の冒頭で語られていることから分かるように、
騎馬民族征服王朝説はとっくに科学的に否定されているので浮説を通そうとすると捏造にはしるしかないのです。
本書は同じ祥伝社から出版された単行本『海を渡ってきた古代倭王 その正体と興亡』(2014年)に加筆と修正を施し、
新書として改めて刊行されたものです。
しかし、残念ながら本書の内容が捏造であることは全く変わっていません。
著者略歴の「『記紀』を偏重する日本史学会と一線を画し」という文句もウソです。
むしろ戦後の日本史学会では記紀が軽視されているのが実態です。
≪よほどの根拠がないかぎり恣意に原著を変更するのは危険である≫(25頁)
と言いながらも
≪あらゆる文献を読破して人に教えるのは学者であることは間違いない。
しかし歴史学でいえば、その得た知識を整理して一定の法則を見つけ、実際に見聞することができず、
史料にも残されなかった過去の事実を推量するのも学問である。
この推理力は文系・理系にかかわらず、新しい発見、見解に必須の条件である≫(9頁)
と「推量」「推理力」なる言い逃れで根拠なき思い込みによる牽強付会や妄想を正当化し、捏造に終始します。
≪エジプトの太陽神信仰が邪馬台国に何らかの形で伝わったと私は確信している。
卑弥呼は先に述べた(P28)ように日神だから、天照大神に投影されている。
さらに卑弥呼の国からクレタ島に絹が輸出された可能性がある。
ギリシアの女性は絹を購入するために万金を惜しまなかったといわれるが、
ギリシアの初期にはクレタ島を通じて奄美大島からもたらされる絹があった可能性がある。≫(33頁)
「私は確信している」「可能性がある」「可能性がある」のコンビネーションプレイでもはやカルト宗教です。
≪しかしエジプトのアテン信仰はアクエンアテン一代でたちまち廃絶し、太陽神を信仰するのは奄美大島のみになった。
しかも紀元前五~四世紀になると中国は春秋戦国時代に入り、
奄美大島の最大の貿易相手国である江南も騒乱の時代に入った。
その結果、邪馬台国の海洋貿易も衰退したらしい≫(33~34頁)
「らしい」です。因みに、著者は邪馬台国奄美大島説を唱えています。
≪紀元前六六〇年は『記紀』にいう神武元年である。神武元年とキュロス元年の年代が一致しているのは偶然ではない。
(中略)そして『書紀』が神武の即位を紀元前六六〇年にしているところからみて、
遠祖の大夏の休氏は秘かにキュロスの末裔をもって任じていたらしいことがわかる≫(278頁)
「らしいことがわかる」そうです。しかも、記紀の記述に依拠した妄想です。
因みに、著者は天皇家のルーツを大夏の「休密」(休密翕侯)の末裔と妄想しています。
≪倭国を離れて、さして戦闘もなく新羅王になった真興王は、軍組織をサーサーン朝方式に変えた。
サーサーン朝はアナーヒターという女神が主神だったせいか、おそらく巫女の少女を中心にして編隊を組んだ。
真興王もサーサーン朝方式に倣って少女を中心にして隊をつくり、忠誠を誓わせた。
儒教の君臣の関係とはまったく違った発想といえよう。しかし、新羅の場合は少女を巡って兵士同士が争う問題が起きた。
そこで美男の兵士に代わらせ、花郎(ファラン)と呼んだ≫(300頁)
妄想によるファンタジーです。
著者は祥伝社新書の案内で「古代史研究家」と紹介されていますが、
もちろん著者は学者ではありませんので、このような場合は「作家」とするのが昨今の常識です。
≪太平洋戦争が終わった昭和二〇年代の前半、考古学の江上波夫氏が騎馬民族征服王朝説を世に発表された。(中略)
私はこの江上氏の説を歴史学から証明しようと今まで試みてきた。いわば私の説は江上説の歴史版ともいえる≫(4頁)
と「はじめに」の冒頭で語られていることから分かるように、
騎馬民族征服王朝説はとっくに科学的に否定されているので浮説を通そうとすると捏造にはしるしかないのです。
2016年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小林惠子先生は長年オリジナルの仮説を発表されていることでリスペクトしており、この本の内容も部分的な真実は含んでいると考えているが、
この本については、文章が急に飛躍するのでわかりにくく、内容そのものの理解が難しいのが残念でした。
これは作者の責任というよりも編集者や出版社の責任だと思います。
小林惠子先生の業績自体は、尊敬しています。
この本については、文章が急に飛躍するのでわかりにくく、内容そのものの理解が難しいのが残念でした。
これは作者の責任というよりも編集者や出版社の責任だと思います。
小林惠子先生の業績自体は、尊敬しています。
2016年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校・大学の教養部で学習した歴史とは異なった解釈をしているので、最初は結構疑問を持ちながら読んでいました。しかし古代の倭国を海洋民族と騎馬民族の融合構造体と仮定して読んでゆくと、この小林恵子史観も現実味を帯び考えられました。時代はかなり異なるのですが、イギリスのウイリアム征服王後のフランス領土・イギリス領土とその領主達との関係に類似しており、とても面白く読ませていただきました。ただし大学受験を控えた受験生は受験問題・解答との差異に注意して読んだほうが安全だと思います。歴史学会にもこのような衝撃論文があってもよいと考えました。古事記・日本書紀の著者たちは当時の現実を伝聞して知っていながら、国家成立根本作成のために創作したのでしょうね?!
2021年8月11日に日本でレビュー済み
「日出国の天子・・・・」
この一文は隋書に書かれており、日本書記・古事記の解釈云々では訂正しようのない事実。
「日本」という国号は天智天皇以来ですが、「国民国家」としての日本は聖徳太子のこの書によって
国際的に認められたのです。
このことを何としても無かったことにしたい。
この情念が詰まったのがこの本です。
他のレビューでもありますが、隋書には書を読んだ煬帝は極めて不機嫌になったと書かれてます。
これは明らかに日本と中国を対等の国家としてかかれた書を、聖徳太子が送ったことを示しています。
聖徳太子は「皇族」であり、神話の時代にその起源をもつ一族です。
この聖徳太子を抹殺すること。
これがマルクス歴史学派(戦後の日本歴史学の主流)の大きな目的の一つであり、
例えこじつけでも、なんちゃってでも言い続ける。
気を付けて読まなければいけません。
この一文は隋書に書かれており、日本書記・古事記の解釈云々では訂正しようのない事実。
「日本」という国号は天智天皇以来ですが、「国民国家」としての日本は聖徳太子のこの書によって
国際的に認められたのです。
このことを何としても無かったことにしたい。
この情念が詰まったのがこの本です。
他のレビューでもありますが、隋書には書を読んだ煬帝は極めて不機嫌になったと書かれてます。
これは明らかに日本と中国を対等の国家としてかかれた書を、聖徳太子が送ったことを示しています。
聖徳太子は「皇族」であり、神話の時代にその起源をもつ一族です。
この聖徳太子を抹殺すること。
これがマルクス歴史学派(戦後の日本歴史学の主流)の大きな目的の一つであり、
例えこじつけでも、なんちゃってでも言い続ける。
気を付けて読まなければいけません。