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世界から戦争がなくならない本当の理由 (祥伝社新書) 新書 – 2019/8/1
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74年前の8月15日に終戦を迎えた日本は、今日まで他国と戦火を交えることなく、「平和国家」の道を歩んで きた。
しかし、この74年間、朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、中東……世界では絶えず戦争やテロが起き、多くの犠牲が払われた。
アメリカ本土も「9.11」というテロに見舞われた。現在も紛争と緊張状態が各地で続いている。
なぜ、戦争はなくならないのか? 「戦争のない世界」は訪れるのか
「過去から学び、反省をして、現在と未来に活かせる教訓を引き出すことが必要」と説く著者は、本書で日本と世界の戦後を振り返り、読者とともに「戦争の教訓」を探してゆく。
戦後70年の2015年に刊行された同名書籍を大幅に加筆・修正。以下のような新規内容も盛り込んだ。
・アメリカでオバマからトランプに政権交代。トランプはシリア爆撃を断行
・韓国では大統領が朴槿恵から文在寅に。大法院で、日本企業に対していわゆる「徴用工」への賠償判決
・日本で2015年9月、集団的自衛権の行使容認を柱とした安全保障関連法が成立
・戦後70年の「安倍談話」に韓国、中国とも批判的対応
・沖縄の米軍基地移転問題。県民投票で反対多数(2019年2月)にもかかわらず、辺野古への埋め立て工事 が続く
・ロシアとの対立が続くウクライナで新大統領が誕生(2019年4月)
・国際社会に背を向けて、アメリカ(トランプ大統領)は米大使館をエルサレムに移転(2018年5月)
〝池上彰の戦争論〟の決定版!
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2019/8/1
- 寸法10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104396115784
- ISBN-13978-4396115784
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商品の説明
著者について
1950年長野県生まれ。ジャーナリスト。慶応義塾大学経済学部卒業後、73年NHKに入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。
94年より11年間、NHK『週刊こどもニュース』でお父さん役をつとめ、わかりやすい解説が話題に。
2005年にNHKを退社し、フリージャーナリストとして多方面で活躍。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、16年4月より名城大学教授、東工大特命教授
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2019/8/1)
- 発売日 : 2019/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4396115784
- ISBN-13 : 978-4396115784
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 309,174位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 274位祥伝社新書
- - 2,176位外交・国際関係 (本)
- - 59,413位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池上彰の知らないと恥をかく世界の大問題37 イラスト図解版 (ISBN-13: 978-4047318229 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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別に世界が気になるとか、内容に興味があったからではありません。
ただ、池上彰さんの解説力に魅了されました。
普段気にはなっていたことや、誤った知識を正す為の良い本でした。
こんなことを言える人間ではないですが、知識を伝える書籍は多々あれど、ここまで読者を引き込ませる書籍はなかなかないかと…。
新書としては好きなタイプの本です。
戦後の現代史の概要が知れてよかった。
終戦から戦後処理の流れが解説されます。
東京裁判の違法性等を論じた本はあり、この本でも論じられます。
この本でのポイントは
「日本人が主体的に戦後処理を行わなかったこと」です。
言われてみれば、自主的に外国にした事があったかと言われると、
出てきませんね。国の基本的なシステムについても同様。
国全体でも、個別の戦闘でも「なぜ負けたのか」を論じない、
という体質は、改善していくべきだと思います。
ただ、個人的には「外圧でしか変われない国」ではなく、
「外圧で表面だけ変えた」という方がしっくり来るようにも思いました。
【第2章・アメリカ帝国の興亡】
超大国として第一次世界大戦以後世界をリードしてきたアメリカですが、
ライバル・ソ連や、その後の中東問題において、強国の立場が揺らぎます。
アメリカが、どのような動機で、ベトナム戦争~イラク戦争を戦い、
どこで躓いたのかが解説されます。
「敗戦国の方が歴史に学ぶ」と言いますが、どうやらアメリカは、
敗戦から学んでも喉元過ぎれば熱さを忘れるようです。
ヒラリーさんやトランプさんにも、歴史を学んで動いてほしいです。
【第3章・冷戦終結とその作用】
キューバ危機という単語は、中学校の歴史教科書でも習いましたが、
後から判明したことなどを踏まえて「どのくらいの危機だったのか」を
知ることができます。
また、冷戦終結後、労働力や経済がどのように影響したのか、
あるいはこれから影響するのかも、分かりやすく解説されています。
【第4章・戦争報道のポピュリズム】
「命中した映像しか公開されませんから」
この言葉は印象的であり、今後世界の動きを見るうえでも重要でしょう。
朝日新聞の件は、今で言う
「ポピュリズム(合理性よりも、一般人多数のウケを狙う)」ですね。
日露戦争の時は暴れる民衆を抑え込んでいたので、
日中戦争以降は新聞社と政府合わせて、情けなく感じます。
それらも踏まえて、「民衆に信じ込ませる」ことの危険性を感じます。
アメリカのベトナムでの失敗例が紹介されますが、
イラク戦争ではネットの普及で上手く経験が生かされなかったようですね。
その辺は、ロシアの方が上手いと思います。(上手いのが素晴らしいかは別)
【第5章・新しい冷戦構造】
第一次世界大戦から、冷戦の流れが紹介されます。
「最後の授業」の美談に隠された歴史なども踏まえられています。
マーシャルプランの有効性やアメリカ視点での利点は面白いです。
NATOとワルシャワ条約機構の対比も、興味深い話ですが、
結局のところ冷戦が終わるまでは、ソ連本人も含めて共産主義に
振り回されていたんじゃないかとも思えました。
一方、ヒトラーの政策については、自動車・道路産業等に力を入れていた
ことについては触れられておらず、後の記述では絶対悪扱いなので、
このポイントは意図してバイアスをかけているのではないかと思います。
【第六章・果てしない民族対立】
旧約聖書の時代から対立しているユダヤとアラブ。
元々仲が悪いのもありますが、最近では石油も絡んで複雑化しています。
しかし、第一次世界大戦前など、バランスをとっている時期もあったので、
やはりイギリスの三枚舌外交の罪は重いと考えられます。
ざっくりとではありますが、ほかの地域のテロリストの行動などや
イスラム世界における過激派とそれ以外の対比を踏まえ、
今に至るパレスチナ問題が解説されます。
【第7章・アジアとアフリカの実像】
日本では、知っているようで知らないアフリカ・アジア。
主にアンゴラ、ソマリア、カンボジアについて解説されます。
アフリカでは、西欧列強に散々引っ掻き回された後、
さらに冷戦でも引っ掻き回される歴史です。
「ソマリアの海賊」等も、出てきた時期や経緯を知ることができました。
カンボジアは、例よってポル・ポトとCIA。
歴史を学ばないポル・ポトはどうしようもないとして、
彼を生み出してなお、ビンラディンを生み出したCIAにも、
歴史を学んでほしいと思いました。
本書は、戦争が発生する理由を「反省の無さ」に起因するものだとして、現代で起きた様々な戦争に関わった国々が、どうして戦争を起こしてしまったのかを振り返って「反省」の必要性を説いています。これは、日本だけに適応されるものではなく、主として第二次世界大戦後に様々な戦争・紛争を起こしてきた「連合国」に対し、更に強く反省を求めています。
【内容】
冒頭で、広島平和記念公園にある「過ちは繰り返しませんから」という言葉の「主語の無さ」を指摘し、日本人が本当に先の戦争を反省してきたかについて疑問を投げかけています。池上氏は、この様に「誰の責任なのか?」を特定していないため、責任の所在も反省の有無も曖昧なまま「戦後」を生きてきた、現状の日本を象徴しているとしています。
また、本書で扱われるのは、第一次世界大戦から第二次世界大戦、そしてその後に起きた「冷戦」での代理戦争、そして冷戦終結後に起きた数々のテロの背景であり、こうした戦争・紛争が何故起きて、各国がどの様に関わってきたかを紐解いています。
特に興味深いのは、日本では「戦後」に起きたとされる数々の戦争・紛争の中でも、アフリカや東欧、インドシナ半島で起きた、東西冷戦の歪みから生じた戦争・紛争です。こうした戦争・紛争は第二次世界大戦で勝利した「連合国」によって引き起こされたもので、各国が自身の利害のみを考えた起きた戦争は、民族浄化や虐殺などの夥しい恨み、そして経済格差なんどの問題を生み出し、新しい戦争につながっていきます。余り日本が関わらない地域でも、こうした戦争のタネが発生しているのです。
【感想】
「戦争が戦争を生む。」こうした戦争の流れは、ソ連によるアフガニスタン侵攻で、アメリカがアフガニスタンを援護したところ、後のテロ組織の地盤が出来上がり、湾岸戦争でサウジアラビアの米軍駐留に反対するオサマ・ビン・ラディンが国外追放になった結果、アフガニスタンに渡り、「9.11」を起こし、アメリカのアフガニスタン侵攻、タリバンの崩壊、そして現在のISに繋がると言った点に象徴されると思います。
私達は、歴史から何を学ぶのか本当の意味で問い直されているのだと真摯に感じます。