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陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル 813) 新書 – 2006/5/1
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- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104396208138
- ISBN-13978-4396208134
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 273ページ
- ISBN-10 : 4396208138
- ISBN-13 : 978-4396208134
- Amazon 売れ筋ランキング: - 747,776位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1971(昭和46)年千葉県生れ。
1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。
2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
地球は回るの続編を1日で読んじゃいました。
何か映画のようなスリリングで爽快な展開がたまらなく楽しいです。
ページ数が少なく読みやすいのも後押ししてると思います。
今作はもあの4人が織りなすドタバタ!?コメディと見事な伏線回収があります。
今作でギャングシリーズにどハマリしてしまいました。
・・・
相変わらず、面白い!
もうこういう作品には説明は不要。絶妙で洒脱な会話とユニークなキャラが縦横無尽に動き回る。
・・・
人間嘘発見器の成瀬、大言壮語の演説家の響野、掏摸の天才久遠、体内時計をもつ雪子。4人の「ギャング」
今度は成瀬(市役所の公務員)の部下の大久保の彼女が焦点に。
彼女の父親はやり手のドラッグストアチェーンのワンマン社長。彼女と結婚するにはどうするべきかと思案して成瀬に相談していた矢先に彼女が誘拐された。じつはその誘拐犯(彼女の父親に薬屋を潰された)もへっぽこ誘拐犯で誘拐された彼女も彼らに同情する始末。
そして成瀬率いる4人組がこの誘拐事件に介入する。つまり今回は強盗というより誘拐。
・・・
「巨人の肩の上に乗った小人は、巨人より遠くが見える」という文言(P.25)。これは読書猿氏の作品「独学大全」に書いてあったのを思い出しました。前人の積み上げを吸収し更に先に行こう、みたいな勉強法の話でした。もちろん、ここではそんな高尚な話ではないですが笑
あと、雪子が派遣で働く会社の女性隣の同僚に、パソコンのロックを開けた途端「あ、課長が読んでましたよ」と離席させるというテク。これは昨今ソーシャルエンジニアリングと呼ばれる情報搾取の方法の一つ。名前は異なれど人を騙す方法は昔からあるのだなあと。
・・・
ということで伊坂氏の初期作品「陽気なギャングが地球を回す」の続編。
映画化もされたんですよね。本だけでも十分面白いけど映画も見てみたいですねえ。
4人個別の物語の伏線もしっかり回収してあり、さすが伊坂作品だと思います。
前作よりもお人好し度が増したかな?と感じました。
とても楽しく、一気に読み進めました。
減らず口たたいてちっとも懲りない響野(きょうの)と、妻の祥子(しょうこ)さんとの次のやり取りなんか、可笑しくてくすりとしちゃったな。
《その時、ちょうど隣にいた、響野の妻、祥子が目を丸くして、「よくそんなことが言えるよねえ」としみじみと言ったのが、成瀬には痛快だった。「あなたが、失敗を活(い)かしたところを見たことがないんだけど。むしろ、さらなる大きな失敗をしでかすくらいなのに」
「木は森に隠せ、って言うだろ。失敗は大失敗に隠すんだ」響野は怯(ひる)まない。》
祥伝社ノン・ノベル p.155
本書の「あとがき」で著者の伊坂幸太郎さんが、《この銀行強盗たちは四人でわいわいがやがやと喋りながら、騒動に巻き込まれていくのが本領の気がしますし、(後略)》p.272
と語っていますが、成瀬、響野、雪子、久遠(くおん)の四人は、チームを組んでことに当たると、俄然生き生きとして輝きを放つように見えますね。四が八にも十二にもなる、素晴らしいチームや思います。
シリーズ第3作『陽気なギャングは三つ数えろ』読むのが楽しみです。
登場人物はどれも魅力的で、その人物の欠点さえも魅力に感じます。
展開としても読者を置いて行くことなく、読んでいて楽しいです。
読んだ終わった瞬間、この人たちをもっと見守っていたいという気持ちになり、少し寂しくなることでしょう。
前作の強盗メインのストリートとは打って変わって
陽気なギャングたちの日常に焦点をあてた1冊。
前作も迫力があって面白かったけど、
今回のストリートの方が少しのスリルは残しつつも
基本のほほんとしていてこっちの方が気に入っている。
とは言っても非現実的な話ばかりだけども。
本編もおもしろかったけども、ボーナストラックも
個人的に大好きな部分。
このまま続編読みきるしかない
前作「陽気なギャングが地球を回す」でもそうでしたが、伊坂幸太郎の遊び心が満載という感じで、特に「恐怖新聞」のくだりは大笑いしてしまいました。
子供の頃、あまりの恐ろしさに一人でトイレに行けなくなった思い出のある、つのだじろうの傑作恐怖漫画「恐怖新聞」が読みたくなりました。未読の方はぜひどうぞ。
また、サブキャラの田中について、成瀬と響野がやりとりする場面で
「いつも田中の情報や道具に頼っていると、またか、と思われるかもしれない」(成瀬)
「誰に思われるんだ!」(響野)
「田中がいればなんでもできるんじゃないか、と見透かされるかもしれない」(成瀬)
「だから、誰にだ!」(響野)
と、読者を意識したメタフィクション風になる場面など、完全に伊坂幸太郎、楽しんでると思います。
すぐに相棒の名前を言ってしまう誘拐犯など、サブキャラも光っており、シリーズ第二作の楽しました。