1972年初出の京都謎解き本の、14年を隔てた文庫オチ。
平安時代4、源平(平家物語)4、室町時代3、戦国時代1、江戸時代1、幕末3、明治時代2……とやや偏り気味な全18編のトピックからなる「京都の謎」の考証ですが、「歴史の真実」といった大げさなものではなくて、些細な疑問を足がかりにした京都史跡めぐりのガイドブックといった内容であります。
それほど目新しいという話題はなかった一方、一番驚いたのは初出の当時は叡山電鉄がまだ存在していなくて、京福電鉄の叡山線だったこと! 本の中では鞍馬山や大原のあたりは京福電鉄が走っています。あ、もちろん、京都市営地下鉄も存在してないです。
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京都の謎: 日本史の旅 (ノン・ポシェット な 1-1) 文庫 – 1986/2/1
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日1986/2/1
- ISBN-104396310064
- ISBN-13978-4396310066
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (1986/2/1)
- 発売日 : 1986/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 253ページ
- ISBN-10 : 4396310064
- ISBN-13 : 978-4396310066
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,491,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月16日に日本でレビュー済み
平安時代の本を読み耽っている中、手に取った本です。
日本史の旅というサブタイトルがあり、京都の史跡巡りのための歴史的ガイドブックのようです。
本書は、603年に秦河勝が広隆寺を建立したのに始まり、1890年の琵琶湖疏水完成まで、京都の史跡にまつわる18の疑問を解説しています。
250ページに18の題材ですので深入りはしていませんが、十分楽しめる内容です。
5時間程度で読めますので、京都の歴史に興味のある方は、読んで損はないと思います。
日本史の旅というサブタイトルがあり、京都の史跡巡りのための歴史的ガイドブックのようです。
本書は、603年に秦河勝が広隆寺を建立したのに始まり、1890年の琵琶湖疏水完成まで、京都の史跡にまつわる18の疑問を解説しています。
250ページに18の題材ですので深入りはしていませんが、十分楽しめる内容です。
5時間程度で読めますので、京都の歴史に興味のある方は、読んで損はないと思います。
2017年11月18日に日本でレビュー済み
この作家先生はどうも京都で嫌な事があったやうだ。所々に散りばめた、京都人を卑下する語呂は
大いに気分を害した。
大いに気分を害した。
2007年4月20日に日本でレビュー済み
京都に生まれ育ち、幾度も訪れた場所も見慣れているだけだった。なぜ?と問われて答えられない。この本で、ほう!そんな背景があったのかと、(20年前に手にしていたらと思いつつ)その由緒来歴に思いを馳せた。東寺、三十三間堂、北野天満宮、大文字、大徳寺などについて、平易な語り口の謎解きスタイルから、気楽な気持ちでかつ手軽に歴史の舞台裏を垣間見られる。京都観光の前に読むと一味濃い旅を味わえるだろう。歴史の語りものだけに色あせてはいない。