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醍醐寺の謎: 秀吉最後の花宴に隠された歴史の真実 京都の旅 (祥伝社黄金文庫 く 3-3) 文庫 – 2003/2/1

3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2003/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 316ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396313195
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396313197
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

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楠戸 義昭
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、醍醐の花見の奥に潜む真相を
「醍醐花見短籍」を読み解くことで明らかにし、
醍醐寺でなければならなかった理由も明かすとのことでしたが、
その理由は極めて簡単なものでした。
2015年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京都に観光に行っても、ましてや住んでいても、意外と訪れることの少ないのがここ醍醐寺。この夏に醍醐寺に訪れる機会があり、売店のお母さんに「醍醐の紅葉狩りもステキだよ〜」と言われたので、今年の秋は醍醐寺に行こうと決めている。

その前に、もっと醍醐寺の事を知っておきたくで調べた結果見つけたのがこの一冊。ここには豊臣秀吉の終末から徳川家康の江戸初期にかけての天下分け目の人間模様が秘められている。

秀吉が現在の価値で数十億円もの巨額を投じて行ったとされる醍醐寺のお花見は有名だが、一緒に下見に訪れた家康は招かれてはいないようだ。残されている「醍醐花見短籍」や「醍醐の花見の絵」から出席者を見ると、どうやら秀吉が女たちを招いた現代のいわばホームパーティのようだ。ただし、正室おねと、側室淀殿との間の壮絶なプライドの戦いはここでも繰り広げられている。ところが、これを仲裁したのが前田家のお松。家康が招かれていないのに前田利家とお松は招待されていたことからも、秀吉との信頼関係の深さが改めて伺える。

秀吉の死を追うように利家も命を全うするが、大阪城を含めて全ての痕跡を家康に消されてしまった豊臣家に対し前田家は江戸時代も加賀百万石として存続したのは、お松の人柄と手腕なんだろう。

「醍醐味」のある盛大なお花見を開いた秀吉は、秋に醍醐の紅葉狩りをするつもりだったようだが、無念にも実現することはできなかった。この本を読んで、秀吉の代わりに醍醐の紅葉狩りに行きたくなった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月9日に日本でレビュー済み
毎年春には醍醐寺の枝垂桜をめでることを恒例行事にしている。

醍醐寺の由来は聖宝という賢者が10世紀に山でであった横尾明神という神様が湧き出る水を味わい、「醍醐味なるかな」といったことに由来しているそうだ。醍醐とは今で言うチーズのようなものと理解している。

この本はしかし、その後醍醐寺を引き継いだ義演と、醍醐の桜を愛し、一大イベントの花見を企画した秀吉のを軸とし、それにかかわった女たちの話に焦点がおかれている。

醍醐寺の霊宝館にある醍醐の花見の絵を見ると、秀吉が正室おねと、側室淀殿、そして多数の侍女をまわりに従えてこの世の春を謳歌している様子が伺えるが、この本を読むと、それがいかにすさまじかったのかがわかる。現在の価値にして数十億のお金がかけられたらしいので、映画大奥を越えた豪華絢爛さがあったのだろう。

そして、天下は秀吉から徳川へ移り、醍醐の花見に参加した女たちの運命はみな、簡単なものではなかった。

秀吉が花見の後にやりたかった醍醐の紅葉狩り。その無念さがひしひしとつたわってくる読後感である。このように女に焦点をあてた時代絵巻を描いた本は数少ないと思う。良い意味でいうとトピックが豊富、しかし話題がいろいろ飛んでしまうところが読みずらい面もあるが、春を彩る桜を通じて違う時代がつながる不思議な感覚を味わえる本である。

今の大阪城って家康が建てたって知ってました?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月29日に日本でレビュー済み
秀吉の醍醐寺の花見。それにより醍醐寺は再生する。が、参加した女たちの運命は。
歴史をうまく切り取っている秀作。