非常に評価が分かれる本だと思う
結論としては原因は子供の無気力さや社会性の発達の遅れにあるとしている
背景としては幼児教育で疲弊して無気力になっている、ということ
そして子供同士で遊ぶ時間や暇な時間が消滅していること
母親の過度な干渉や濃密すぎるスキンシップなども
尼損の書評にもあるとおり、現在進行形で子育てをしている親には読むのはつらいのではないか
わかりやすく言えば母親の暴走をとがめている形態になっているからだ
あと父親の役割も明確には示していないので余計母親には負担になるだろう
どうせガキに何仕込んだって特殊な才能ある子は伸びるだろうけど
そうじゃないのは親の生き様が反映されるだけなんだからな
自分の人生振り返ってみりゃ無駄だって分かるだろうに
そういう意味では趣味をのばすために親子で汗を流すのが重要かと
電車が好きだったから駅名から幼稚園の内におおかた漢字が読めるようになっていたけど
ひらがな書くのを習得するのにはえらく苦労した覚えがある
別段、教育されたわけでも調教されたわけでもない
一瞬だけ親がそういう教材を持ってきたけど無意味さを悟ってやめたけどな
そんで受験のための塾に通い出して受験勉強しだしたのは小4からだったからな
関西では関関同立が小学校から大学まで一貫という体制を進めているが
当人の人生がどれほど豊かになるかは考え物である
6歳のガキを見ても大方その将来を見込むのは不可能であろう
なのに入試や面接で判別するのだからカオスなことになる
実は京王夜討ち車など金か紹介人の家柄とかで決まってしまうのであるが
なのに平民は家族で面接官に気に入られるためと信じ込んで
学校も面接官も書いていない筋書きを妄想してそれを演じる
よって立つところがない、ということの悲しさなんだろうか
まあ理解のある人間に囲まれて育ったということの幸せさをかみしめる日々である
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なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか (祥伝社黄金文庫 ふ 9-1) 文庫 – 2008/7/24
藤原 智美
(著)
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「幼児の異変」は静かに、しかし確実に進行している――
腕を描き忘れる。
四角い川を描く。
三角形が描けない。
「ひとつ、ふたつ」「それ、これ」が理解できない。
目をつぶれない。
そして、言葉が出ずにすぐに「きれる」…。
この子たちの危機は社会の、人間そのものの危機である。
『暴走老人!』の芥川賞作家が戦慄した、
幼児たちの実像
この新しい現実が意味するものは何か?
【「文庫への前書き」より】
幼児画はその子の成長度合いや、心象風景を雄弁に語るといわれている。足がない絵、首から上だけの自画像、丸い水たまりのような川。
いったい子供たちに何が起こっているのか? この子たちが成長し大人になったとき、社会はどんな風になっているのか? 私は不安を覚え調べ始めた。そしてできあがったのがこの本だった。
この本をもっとも好意的に読んでくれたのは、じつは普通の母親たちだった。現代のような加熱した早期教育に奔走する必要はない。育児はなるべく肩の力を抜いて、できる範囲で我が子と接する。それが一番だという当たり前の理屈に納得してくれたからだと思う。
腕を描き忘れる。
四角い川を描く。
三角形が描けない。
「ひとつ、ふたつ」「それ、これ」が理解できない。
目をつぶれない。
そして、言葉が出ずにすぐに「きれる」…。
この子たちの危機は社会の、人間そのものの危機である。
『暴走老人!』の芥川賞作家が戦慄した、
幼児たちの実像
この新しい現実が意味するものは何か?
【「文庫への前書き」より】
幼児画はその子の成長度合いや、心象風景を雄弁に語るといわれている。足がない絵、首から上だけの自画像、丸い水たまりのような川。
いったい子供たちに何が起こっているのか? この子たちが成長し大人になったとき、社会はどんな風になっているのか? 私は不安を覚え調べ始めた。そしてできあがったのがこの本だった。
この本をもっとも好意的に読んでくれたのは、じつは普通の母親たちだった。現代のような加熱した早期教育に奔走する必要はない。育児はなるべく肩の力を抜いて、できる範囲で我が子と接する。それが一番だという当たり前の理屈に納得してくれたからだと思う。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2008/7/24
- ISBN-104396314604
- ISBN-13978-4396314606
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商品の説明
著者について
藤原智美――1955年、福岡県生まれ。90年、『王を撃て』で小説家デビュー。92年、『運転士』で第107回芥川賞を受賞。主な小説に『モナの瞳』『私を忘れないで』など。一方、97年に家族と住まいの関係を独自の視点から取材した『「家をつくる」ということ』を上梓、話題を集める。その後も『ぼくが眠って考えたこと』『暴走老人!』などを執筆し、家族・子育て・教育といった分野を核にノンフィクション作家としても活躍している。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2008/7/24)
- 発売日 : 2008/7/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 232ページ
- ISBN-10 : 4396314604
- ISBN-13 : 978-4396314606
- Amazon 売れ筋ランキング: - 737,347位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 394位祥伝社黄金文庫
- - 2,340位幼児教育一般関連書籍
- - 17,934位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで、答えの導き出せる本ではない。ひとつひとつの問題に対し、安易に著者が結論を書くことをしていない。
だからこそ、一度、この本を子どもと同じ保育園に通う親たちにも読んでもらったら、形だけでない本音の語り合いができるかもしれない、と思った。
著者がそういった部類の専門家でないからだと思うが、だからこそ、本当にまっさらな視点でさまざまな取材を行い、現在良しとされている育児にも先入観なく疑問を持ち、それが大変新鮮で、ある意味大きな衝撃を受けた。何度も読み返そうと思う。我が子は、大丈夫だろうか。
だからこそ、一度、この本を子どもと同じ保育園に通う親たちにも読んでもらったら、形だけでない本音の語り合いができるかもしれない、と思った。
著者がそういった部類の専門家でないからだと思うが、だからこそ、本当にまっさらな視点でさまざまな取材を行い、現在良しとされている育児にも先入観なく疑問を持ち、それが大変新鮮で、ある意味大きな衝撃を受けた。何度も読み返そうと思う。我が子は、大丈夫だろうか。
2013年6月3日に日本でレビュー済み
子供の絵が壊れている、それは何故かという題材はとても面白いです。
しかし、ノンフィクションとしてはお粗末です。
その子達の生育歴、その後、発達障害の有無などをもっと掘り下げて調べたり、
実際に現代の子供のことをよく知っている小児発達の専門家に意見を仰ぐと言ったことはなされていません。
自身だけでなく、他人のボディーイメージに腕が欠落している子供を調査して
感覚統合やグッドイナフ人物画知能検査からの
アプローチがあっても良かったのではと思います。
この絵を書いた子供達の中には、
描画時点では未診断ながら、
将来LDやADHDの診断がつく子がいる可能性もあるわけです。
本書はすべての子供が定型発達だとした前提で書かれているようです。
著者と編集者で他書籍から引用、推測で今の育児の批判をしているに過ぎません。
本書で現代の育児に対して問題提起をしたとしても、
昔の様な放任主義な育児は、現代では放置児や虐待として問題視されることもあります。
早期教育を批判したり、テレビを批判したりしていますが
最初の相談者、正司晶子氏自体幼児教室主宰者であり、早期教育を行っているわけで
著者の批判の整合性が欠けています。
また、正司晶子氏は気がかりな子供として挙げている子供達は
圧迫育児や群れ遊びがないから、できないのではなく、
算数の学習障害や聴覚情報処理に問題がある可能性もあります。
幼児教室主宰者でありながら、無知であるのは驚きました。
ネット上で見つけた
現代幼児人物描画発達と気になる子の描画
グッドイナフ人物画検査を用いた検討
という論文では
現代の幼児の描画発達に遅れがみられるが、生育歴、発達検査の結果等
詳細に見て行く必要があるのではと締めくくられています。
私は多くの発達の専門家に会いましたが、
現場で働く多くの発達の専門家は子供の困り感や理解しようとし
問題行動も、その子なりの理由があると原因を探っている暖かい人が多かったです。
なぜ、その子が腕のない絵を書いたか、は
発達のことに無知な人間が安直に現代育児批判したいがために、出してきていい軽い題材ではないと思います。
しかし、ノンフィクションとしてはお粗末です。
その子達の生育歴、その後、発達障害の有無などをもっと掘り下げて調べたり、
実際に現代の子供のことをよく知っている小児発達の専門家に意見を仰ぐと言ったことはなされていません。
自身だけでなく、他人のボディーイメージに腕が欠落している子供を調査して
感覚統合やグッドイナフ人物画知能検査からの
アプローチがあっても良かったのではと思います。
この絵を書いた子供達の中には、
描画時点では未診断ながら、
将来LDやADHDの診断がつく子がいる可能性もあるわけです。
本書はすべての子供が定型発達だとした前提で書かれているようです。
著者と編集者で他書籍から引用、推測で今の育児の批判をしているに過ぎません。
本書で現代の育児に対して問題提起をしたとしても、
昔の様な放任主義な育児は、現代では放置児や虐待として問題視されることもあります。
早期教育を批判したり、テレビを批判したりしていますが
最初の相談者、正司晶子氏自体幼児教室主宰者であり、早期教育を行っているわけで
著者の批判の整合性が欠けています。
また、正司晶子氏は気がかりな子供として挙げている子供達は
圧迫育児や群れ遊びがないから、できないのではなく、
算数の学習障害や聴覚情報処理に問題がある可能性もあります。
幼児教室主宰者でありながら、無知であるのは驚きました。
ネット上で見つけた
現代幼児人物描画発達と気になる子の描画
グッドイナフ人物画検査を用いた検討
という論文では
現代の幼児の描画発達に遅れがみられるが、生育歴、発達検査の結果等
詳細に見て行く必要があるのではと締めくくられています。
私は多くの発達の専門家に会いましたが、
現場で働く多くの発達の専門家は子供の困り感や理解しようとし
問題行動も、その子なりの理由があると原因を探っている暖かい人が多かったです。
なぜ、その子が腕のない絵を書いたか、は
発達のことに無知な人間が安直に現代育児批判したいがために、出してきていい軽い題材ではないと思います。
2008年8月5日に日本でレビュー済み
子供が成長し次の世界を作ることを考えたら 子供の異常事態をもっとかんがえなくちゃいけない。
考える材料をくれる本。
考える材料をくれる本。
2008年9月27日に日本でレビュー済み
「子供の仕事は遊び」
古くから言われていることに、
結局のところは、
落ち着いてしまう。
それでも、
詰め込むだけ知識を詰め込まれている、
子供たちの悲鳴は伝わってきた。
子供を楽しませることができない親は、
たぶん、楽しく生きていないんだろう。
古くから言われていることに、
結局のところは、
落ち着いてしまう。
それでも、
詰め込むだけ知識を詰め込まれている、
子供たちの悲鳴は伝わってきた。
子供を楽しませることができない親は、
たぶん、楽しく生きていないんだろう。
2008年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を書くきっかけを紹介した序章を除き
基本的に、筆者「ぼく」と編集者「S氏」の会話により
調べた内容(インタビューや文献)を紹介してゆき、
そこから「こうではないか」という筆者の考えが
語られてゆく…そんな構成になっています。
多少、結論に対する裏付けが甘い気がしますが
本文中のS氏のセリフ(1章)に
「専門家としてではなく作家としてできませんか。
人を書くという作家の原点で追いかけてみましょう。」
とあるので、その通りに専門書としてではなく
物語として読むのが正しいのかもしれません。
実際に子育てに向かい合う身としては思い当たる点もあり、
話し合いをする契機とするにはいい本ではと思いました。
基本的に、筆者「ぼく」と編集者「S氏」の会話により
調べた内容(インタビューや文献)を紹介してゆき、
そこから「こうではないか」という筆者の考えが
語られてゆく…そんな構成になっています。
多少、結論に対する裏付けが甘い気がしますが
本文中のS氏のセリフ(1章)に
「専門家としてではなく作家としてできませんか。
人を書くという作家の原点で追いかけてみましょう。」
とあるので、その通りに専門書としてではなく
物語として読むのが正しいのかもしれません。
実際に子育てに向かい合う身としては思い当たる点もあり、
話し合いをする契機とするにはいい本ではと思いました。
2005年6月4日に日本でレビュー済み
赤ちゃん雑誌や子育て体験記を読んだり、「親業講座」というのも受講しました。子どもとの接しかた、話しかたや技法などを学んで、それなりに子育てに自信がもてたと思いましたが、こうしなくちゃとか、ああしなくちゃとか頭でっかちになっちゃって。親の役目に疲れぎみのとき、この本に出会い、読み終えたときは肩のチカラが抜けてほんとにラクになった!子どもと一緒に親の私も成長してけばいいんだ。そう思えたんです。最初はちょっと怖い気がしましたが、ネガティブな問題もきちんと見せてくれて、子育てにとって本当に大切なことを自分で考え見つけられた気がします。(育児論として新しいとか古いとか、粗雑な論理とか。そんな批判はなんのため? この本は子どものことを真剣に考えている愛ある1冊です。)
2007年7月21日に日本でレビュー済み
本のタイトルに引かれて購入しました。
子供のこと、教育のこと、世の中の変化に興味を持っている人であれば買って損はないです。
この本は、この忙しい世の中で置き去りにされそうな些細な信号を形となって伝えてくれる良い本です。
気づけば、何度も読み返していました。
また、とてもわかりやすく、読みやすい点も好感が持てました。
お勧めです。
子供のこと、教育のこと、世の中の変化に興味を持っている人であれば買って損はないです。
この本は、この忙しい世の中で置き去りにされそうな些細な信号を形となって伝えてくれる良い本です。
気づけば、何度も読み返していました。
また、とてもわかりやすく、読みやすい点も好感が持てました。
お勧めです。