待望の密命最新刊。上覧試合まで残り僅か…
回国修行を終えた清之助は、鹿島の米津道場へ赴き、自らを見つめ直す。そして惣三郎と神保桂次郎はなんと尾張柳生の地、名古屋を訪れる。
疑いの目を向ける宗春らに、惣三郎が発した恐るべき言葉とは…!
剣という道を究めるという答えを、親と子の生き方を通して問いかける、久々に鳥肌が立った展開!惣三郎の妄執が行き着く先の答えは…そして清之助が目指す先にあるものは…
次巻が待ち切れない!
一服の清涼剤ではないが、みわと祝言を挙げた昇平の二人三脚の活躍も、今後注目したい。
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仇敵― 密命・決戦前夜〈巻之二十三〉 (祥伝社文庫 さ 6-48) 文庫 – 2010/6/11
佐伯 泰英
(著)
〜一路、江戸へ/剣術大試合を目前に、金杉父子が選ぶ岐路と最後の試練とは!〜
享保十一年初秋、江戸の金杉家では父不在のまま、長女みわとめ組の纏持ち昇平の祝言の日を迎えていた。同じ頃、嫡男清之助は長きにわたる回国修行を終え、鹿島の米津寛兵衛の墓前にあった。そして惣三郎と神保桂次郎は、あろうことか積年の仇敵である尾張の柳生新陰流道場に! 因縁渦巻くこの地に踏み入った真意とは!? 上覧剣術大試合は目前、急展開の二十三弾。
享保十一年初秋、江戸の金杉家では父不在のまま、長女みわとめ組の纏持ち昇平の祝言の日を迎えていた。同じ頃、嫡男清之助は長きにわたる回国修行を終え、鹿島の米津寛兵衛の墓前にあった。そして惣三郎と神保桂次郎は、あろうことか積年の仇敵である尾張の柳生新陰流道場に! 因縁渦巻くこの地に踏み入った真意とは!? 上覧剣術大試合は目前、急展開の二十三弾。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2010/6/11
- ISBN-104396335865
- ISBN-13978-4396335861
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商品の説明
著者について
一九四二年、北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を次々と発表する。九九年、初の時代小説『密命 見参!寒月霞斬り』(祥伝社文庫)を発表、迫力ある剣戟シーンと人情味あふれる庶民を描き、一躍ベストセラー作家に。本書は、上覧剣術大試合を前に、金杉一家それぞれの決意と去就を描くシリーズ第二十三弾。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2010/6/11)
- 発売日 : 2010/6/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4396335865
- ISBN-13 : 978-4396335861
- Amazon 売れ筋ランキング: - 269,471位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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佐伯泰英(さえき・やすひで)
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。
闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの小説・ノンフィクション作品を手がける。99年、初の時代小説『密命―見参! 寒月霞斬り』を発表、迫力ある剣戟シーンと人情味あふれる庶民を描き、時代小説の旗手として高い評価を得る。以降、数々の人気シリーズを抱えるベストセラー作家に。
主な著書に、「密命」「居眠り磐音 江戸双紙」「吉原裏同心」「鎌倉河岸捕物帖」「古着屋総兵衛影始末」「酔いどれ小籐次留書」「交代寄合伊那衆異聞」シリーズなど多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月16日に日本でレビュー済み
読むのが重くなってきている。ドラゴンボールの悟空は最初身近な存在であったが、最後には怪物化してしまったように、密命のドラゴンボール化が気になる。そろそろ結末をつける時期に来たようにも思われる。惣三郎の行動も剣術家の性と言えばそれまでだが、剣術大試合で清之助を倒さなくとも、親子で剣を交えるほうが潔くて面白いであろう。剣の道は命を奪うことにあるのではなく、命を生かすことにあるということからすると、この密命ではあまりに多くの血が流されている。話の展開もくどくなっており、密命のテーマからもずれてきており、テンポも悪い。同時並行的に幾つかの話が展開するので、読んでしまうのだが、剣術大試合を目標にしていない清之助のほうは父を相手にしていないようだ。大試合を最後に家族との日常に戻った惣三郎は老いを迎え、清之助は葉月を伴って新たな旅に出るといった股旅もの的ラストを期待する。しかし、佐伯泰英の剣術シーンは相変わらず読ませる。
仇敵― 密命・決戦前夜〈巻之二十三〉 (祥伝社文庫)