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名木田 恵子
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小説キャンディ･キャンディ FINALSTORY （上） 単行本 – 2010/11/1

4.1 5つ星のうち4.1 45個の評価
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原作者・名木田恵子（水木杏子）が大人のために書き下ろした 真実の『キャンディ・キャンディ』愛の物語 ーーーキャンディ、きみはきっと笑顔でいるよね。 夢の中でアンソニーはいつも生きていて、わたしはほっとする。 …なのに、私の目は濡れている。 これは夢だと心のどこかが醒めている。
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  1. 本の長さ
    349ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    祥伝社
  4. 発売日
    2010/11/1
  5. ISBN-10
    4396460309
  6. ISBN-13
    978-4396460303
  7. すべての詳細を表示
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2010/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 349ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396460309
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396460303
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 45個の評価

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名木田 恵子

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上位レビュー、対象国： 日本

Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 大好き
2020年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャンディ好きにはたまらない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
こりす
5つ星のうち5.0 上下巻とも全て読む価値ありと思います。
2017年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先日初めて漫画→FINAL STORYと一気に読んだ新しい読者です。
上巻は漫画の途中までのあらすじですが、細かいエピソードが異なります。また、元小説や漫画よりも表現が豊かで丁寧で、同じエピソードでも印象がかなり変わります。名木田先生が今伝えたい物語世界はここにあると思いますので、私は上下巻とも全て読む価値ありと思います。
漫画は相当難しい状況のようですが…、こちらも単独で読んでも本当に素敵な内容です。長年のファン、新しい世代の読者、よりたくさんの方に読んで欲しいですし、キャンディキャンディのこの物語世界が、忘れ去られずに生き続けていって欲しいと思っていますが、絶版で中古も非常に高価ですので、復刊ドットコムに一票投じてきました(願いを込めて漫画の方にも…)。まだまだ先は長そうですが…。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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 レポート
Kindleのお客様
5つ星のうち4.0 懐かしい作品
2024年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしく読んでる。
役に立った
 レポート
湊
5つ星のうち5.0 内容的にはよかった
2016年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このfinalstoryにて、彼女が会いたくても会えなかった人と
一緒にいるんだね。
それだけで満足です。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
琥珀
5つ星のうち1.0 小説としては駄作…
2013年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャンディキャンディは私の中で
人を愛すること、生きると言うことを教えて
くれたある種のバイブルです。
コミックも大人になっても何度も
読み返す程大好きです。

しかしながら、こちらの作品は小説と銘打って
出されていますが、文章が脚本的。
人物描写も薄く、コミックを読まれていることを
前提としなければ、人物を自分の中で描く事が
出来ません。
あくまでコミックを楽しんでからのお話と
言った気がします。

キャンディキャンディと言う作品に
多大なる愛と情熱、そして想像力が
それなりに逞しい方はこの作品を
愛せるかもしれませんね。

私は逆にキャンディキャンディが
大好きなだけに、何だか残念な作品に思えました…
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
あや
5つ星のうち5.0 おもしろかった！
2013年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャンディキャンディ世代ではないですが、物置小屋からキャンディキャンディの9巻のコミックがでてきてストーリーがきになったため購入。コミックを読んだときがないため小説として楽しめました！
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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ひまわり
5つ星のうち3.0 続編ではありません。
2012年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、続きという認識を捨てて読み始めると読後のストレスが少なくなるでしょう。大人になったキャンディが今までを振り返り、今の生活も垣間見られるようになっています。

マンガ/アニメでは、丘の上の王子様に始まり丘の上の王子様に終わる内容で、当時の子供の読者たちはキャンディの最終的なお相手はアルバートさんだったのか！と衝撃を受けて終わります。そのままキャンディがアルバートさんと結ばれ心穏やかに暮らしているなら、このFINALSTORYを書き下ろす必要はなかったと推察できます。名木田さんが今わざわざペンを取ったのは、ペンを取らずにはいられなかった理由がある訳です。それは作家たちのストーリーの構築をも超えて、登場人物が自らの人格を持ちイキイキと自分の足で歩きだしたからに他なりません。それほど、あの登場人物たちは、30年の時を経ても今だにひとりひとりが魅力的に輝いています。

ここからネタバレあり。

キャンディのお相手は作中では明らかにされていません。しかし、名木田さんは、ハッキリとその人物を思い描いています。『あのひと』についての記述はとても少ないのですが、少ないからこそその一言一言を入念に選んで丁寧に描いています。それらはストーリーや登場人物の性格を理解している読者ならすぐにピンとくるほど明瞭に表現されているのです。そして、『あのひと』につながるキーワードもあちらこちらに散りばめてあります。ストーリー背景や性格熟知ではあいまいになるおそれがあるので、キーワードできちんと繋がるように配慮してくれています。そのキーワードとは、エイボン川、代々つたわる象嵌細工の宝石箱、『あのひと』と暮らす家の書斎にあるシェークスピア全集、ラッパ水仙などです。

今エイボン川のほとりでキャンディは『あのひと』と暮らしていいます。エイボン川とは、シェークスピア誕生の地、ストラトフォード・アポン・エイボンを流れているエイボン川だと推察できます。ストラトフォード・アポン・エイボンには、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーが実在します。また『代々』とう表現は、別のエピソードでハッキリ名前を出している時にその人物を表す箇所にちゃんと使われています。またラッパ水仙は学園時代の二人のエピソードとしてちゃんと登場しています。愛を育んだ場所で咲いていた二人にとって象徴的な花が、現在の家にも美しく咲いているのです。ここまでハッキリと『あのひと』を明確に表現しています。

ただ、別の人物であって欲しいと願うファンの気持ちに配慮して、あえて名前を出すのを控えています。別の人物であってほしいと願う読者が別の人物だと思い描きながら読む自由を作者は残してくれています。

作中の人物の気持ち、訴えに作者が心を動かされるほどの魅力を持ったキャンディキャンディの登場人物たち。彼らの強い意志や希望がこのFINALSTORYを名木田さんに書かせたのだと私は思わずにはいられません。欲を言えば、

『曲がり角を曲がったところには何が待っているかはわからない。（作中より抜粋）』

と、あの（漫画の）エンディングで読者も登場人物も想像していた未来が覆され、『あのひと』と結ばれるまでの『長い物語』を読んでみたかったという本音もあります。しかし、それを明確にしないことで、キャンディの今の心ときめかす人物との愛の物語が生きてくるのだと思わずにいられません。
137人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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パトリシア
5つ星のうち5.0 名木田先生に感謝！
2010年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは、あれだけの事件を乗り越えて、原作者である名木田先生がこの作品に再び向き合われたことに敬意を表します。
後書きにも書かれているとおり、ご自身の作品のリライトですから、続編という位置づけではありませんので、"その後"にのみ期待されてということであれば、物足りなく感じてしまうでしょう。
しかしながら、３０代になったキャンディが"あの頃"を振り返るという設定ですので、わずかながらキャンディの近況も描かれています。
それは私が望んでいたものであり、曖昧とも言えるくくりは幸せな創造をかきたてる満足行くものでした。
名木田先生のキャラクターや物語に対する愛情あふれる文章に酔いながら、漫画に没頭していた"あの頃"に時間を戻してくれる素晴らしい作品だと思います。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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