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宮大工と歩く千年の古寺: ここだけは見ておきたい古建築の美と技 単行本 – 2002/12/1
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104396611730
- ISBN-13978-4396611736
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商品の説明
出版社からのコメント
1章 法隆寺を歩く
2章 華麗なる「平安時代」を歩く
3章 技術の粋、多宝塔を歩く
4章 湖東三山と山寺を歩く
5章 のびやかな「中世」瀬戸内を歩く
以上のように、テーマ別の5章構成となっています。
1章では、法隆寺を中心に、唐招提寺や室生寺など、「木造建築のふるさと」である、奈良時代の古建築を歩きます。
2章では、「極楽浄土」を体現した平安時代のお寺である、平等院や浄瑠璃寺を歩きます。
3章では、宮大工にとってもっとも建てるのが難しい多宝塔を、滋賀の石山寺、三井寺や、和歌山の高野山・金剛峯寺などに訪ね歩きます。
4章では、滋賀県の湖東三山「西明寺、金剛輪寺、百済寺」を中心に歩き、「山寺」ならではの魅力に迫ります。
5章では、著者の松浦さんが愛して止まない、尾道の浄土寺などを中心に歩き、鎌倉・室町時代に瀬戸内一帯に広まった「中世建築」の技術の高さ、美しさを解説していきます。
どこから読んでいただいてもいい構成になっていますし、一般の読者向けに書かれた入門書にもなっていますので、この本を読めば、古建築を造った古の宮大工の工夫、知恵というものがわかると思います。
著者の松浦昭次さんは、文化財専門の修理大工として50年以上、北は福島から南は宮崎まで、歴史上の重要文化財建造物の保存修理に携わった人です。平成十一年には、「技術者の人間国宝(選定保存技術保持者)」に認定され、「文化財専門の最後の宮大工」と言われる人です。
この機会に、宮大工さんと一緒に、新たな古寺巡りの旅を体験してみてください。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 251ページ
- ISBN-10 : 4396611730
- ISBN-13 : 978-4396611736
- Amazon 売れ筋ランキング: - 763,898位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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少し詳しくなると、「歴史」や「仏像」についての知識は色々なところから得ることができます。
それに対して、「建築」について本当にとっつき安い入門書にはなかなか出会えません。
寺社建築についての入門書は、建築士の教科書のような本格的なものか、逆にあまりにも簡単なものか、どちらかになってしまいます。
本書は、実際の宮大工の立場から、名建築の名建築たる所以を、ポイントを絞って伝えてくれます。
紹介されたコースに沿って、実際のお寺を巡ってみたくなる本です。
私も京都、奈良を歩くのが好きだが、また一つ、この町を歩く楽しみを与えてくれ、いにしえへのロマンに思いを馳せない訳にはいかなくなる。思わず古寺巡りをしたくなる一冊である。
職人としてのミクロの目と、自分自身が歴史に関わっているだけある「引いて見る感覚」のバランスがいい。
300年前の職人の迷いが読み取れる仕事・300年後の職人に今日の自分の判断を採点される仕事…というのは、ちょっと気長で面白い。